普段の生活のなかで便利に使えるLINE。
LINEサービスの中には、キャッシュレス決済として使えるLINE Payがあります。
LINE Payだけでも便利なのに、今度はLINE Payと連携したVisaブランドのクレジットカード「Visa LINE Payカード」が登場しました。
以前はポイント還元率が3%や2%の時代もあり、人気がありました。
現在はポイント還元率1%ですが、それでもお得な使い方があるのかどうかが気になると思いますので、このページで解説していきますね。
メリットやデメリット、他のクレジットカードとの比較なども紹介します。
Visa LINE Payカードの要点まとめ
Visa LINE Payカードは、LINE Pay株式会社が発行するクレジットカードのことです。
既にあるプリペイドカードのVisa LINE Payプリペイドカードとはまた別のものになりますよ。
そんなVisa LINE Payカードの特徴をまずは以下でまとめてみました。(2022年7月時点)
- 年会費無料
- ポイント還元率は1%
- LINEポイントが貯まる
- LINE Payアカウント紐づけでチャージ不要でコード払いが使える
- Visaのタッチ決済機能(VISA payWave)が使える
これらの特徴について、このあとで1つ1つ詳しく紹介していきますね。
また、動画でも使い方を紹介しています!(昔に撮影したので、現在は内容古い可能性あります)
ポイント還元率は1%になりました
Visa LINE Payカードの一番のメリットだった、ポイント還元率の高さは今はありません。
登場したときは、ポイント還元率3%という高さで業界を震撼させていましたが、1年ごとに1%ずつ下がり、今は1%に落ち着きました。
100円使うごとに1円分のLINEポイントが貯まります。
ポイント還元率が下がったとはいえ、まだ1%あるのであれば許容範囲ではないでしょうか。
私も3%のときにVisa LINE Payカードを使い始めましたが、徐々に使う頻度は減ったもののまだ財布の中にあってスタメンのクレジットカードになっています。
国内でも海外でもVisaブランドのお店であればどこでも使えます
Visa LINE Payカードは、Visa加盟店であればどこでも使えます。
日本国内だけしか使えないように思うかもしれませんが、海外でもVisaが使えるお店はたくさんありますので、海外旅行や出張のときにも活躍しますよ。
海外でVisaカードを使って買い物すると、海外決済手数料が1.6%ほどかかりますので注意が必要です。
LINE Payアカウントとの連携でチャージ不要でLINE Payが使える
Visa LINE Payカードならではのメリットはまだあります。
LINE PayのアカウントとVisa LINE Payカードを紐づけることで、LINE PayにチャージしていなかったとしてもLINE Payでの支払いができますよ。
LINE Pay加盟店でLINE Pay支払いするときに残高が足りなかった…という悩みからも、Visa LINE Payカードがあることで解消されます。
この場合のポイント還元率は0.5%になってしまうため、LINE Payとクレジットカード払いの両方に対応しているお店なら、クレジットカード払いにするほうがお得です!
Visa LINE Payカードを使って現金化に使う方法も
私が今でもVisa LINE Payカードを使う理由は、LINE証券があるから。
Visa LINE Payカードを使うとLINEポイントが貯まりますが、そのLINEポイントはLINE証券に入金できます。
入金したお金をLINE Payや現金に出金すると現金化できますよ!
ただし、LINE証券から現金に出金するときは220円かかるデメリットはあります。
LINE証券は1株からコツコツと株を買えるため、貯めたLINEポイントをすべて株を買うのに使っていけば、毎年もらえる配当金と合わせると、トータルの還元率をじわじわと上げられますよ。
▼Visa LINE Payカードを使って貯めたLINEポイントだけで株を買い続けた結果がこちらです。
ポイントで投資して、資産を少しでも増やしていこうと思うのであれば、Visa LINE Payカードは今でもおすすめです。
株を買わなくても、ポイントを現金にするために使うのも1つです。これだけのために使うなら、LINE証券で取引する必要はありません。
もう1度流れをまとめておきますね。
↓
LINEポイントが貯まる
↓
LINE証券に入金する
↓
LINE Payまたは現金に出金する
Visaのタッチ決済機能(VISA payWave)の搭載でさらに便利
Visa LINE Payカードには、Visaのタッチ決済(旧:VISA payWave)もついています。
何がいいかというと、クレジットカードをカードリーダーにかざすだけで支払いが簡単にできること!
交通系ICカードのSuicaやICOCA、電子マネーのWAONや楽天Edyのように、カードをタッチして使えるんですよ。
また、個人のお店で最新のSquareを導入しているところでもVisaのタッチ決済が使えますよ。
ここ数年はVisaのタッチ決済に対応している端末が増えているので、使えるお店が明らかに増えました。実際に使ってみると便利さを実感できます。
▼日本でVisaのタッチ決済が使える主なお店は以下のとおり。
この中だとイオングループで使えるのが大きな魅力です。
以前は対応していませんでしたが、海外からのお客さんに対するニーズを満たすために対応したのだと思われます。
日本だとすべてのお店でVisaのタッチ決済に対応しているわけではないですが、海外に行くとほとんどのお店で使えますよ。
▼以下のように、Wi-Fiが横向いたようなマークがあればVisaのタッチ決済が使えます。
Apple PayでiDも使えるようになる
あと、個人的にVisa LINE Payカードが便利だと思っているのは、Apple Payに登録しておくと、電子マネーのiDで支払いができることです。
カード払いよりもiD払いを使うことが多かったです。
タッチするだけで支払いが終わるので、カード払いするよりもスピーディーなんですよね。
時短になりつつ、ついでにLINEポイントもしっかり貯まるので個人的には重宝しています。
Visa LINE Payカードの年会費について
使い方次第では、還元率をとても高くできるVisa LINE Payカード。
年会費がいくらになるか気になるところだと思います。
以前は条件付きで無料だったところ、今は永年無料になっています。
仮にVisa LINE Payカードを作ったあと、一度も使わなかったとしても費用は発生しません。
Visa LINE Payカードを使うときの注意点
Visa LINE Payカードはメリットの大きいクレジットカードですが、使うときにはいくつか注意しておいたほうがいいことがあります。
最も重要なのが、LINEアカウントでLINE PayとVisa LINE Payカードを連携しておくことです。
これをしておかないと、Visa LINE Payカードを使っても還元されることがないため、ただの後払いカードとしてしか使えなくなってしまいます。
忘れないようにしてくださいね。
また、LINEの友だちへの送金に利用することもできません。
他のクレジットカードと比べてお得なのか
Visa LINE Payカードと他のクレジットカードと比べると、お得なのかどうか気になるのではないでしょうか。
ポイント還元率が1%以上のクレジットカードと比較してみましょう!
カード名 | 還元率 | 年会費 | ポイント |
---|---|---|---|
LINE PayのVisaクレジットカード | 1.0% | 無料 | LINEポイント |
楽天カード | 1.0% | 無料 | 楽天ポイント |
PayPayカード | 1.0% | 無料 | PayPayポイント |
dカード | 1.0% | 無料 | dポイント |
リクルートカード | 1.2% | 無料 | Pontaポイント |
Orico Card THE POINT | 1.0% | 無料 | オリコポイント |
JCB CARD W | 1.0% | 無料 | Oki Dokiポイント |
ライフカード | 0.5%〜1.5% | 無料 | ライフサンクスポイント |
ビックカメラSuicaカード | 0.5%〜1.5% | 無料 2年目以降は前年利用がないと524円 | JRE POINT ビックポイント |
ポイント還元率が1%に下がったことで、他のクレジットカードとの差がなくなりました。
あとは、どのポイントをよく使うか・貯めているかによってベストなカードが変わってきます。
▼なお、各クレジットカードの詳しい内容については、以下のページを参考にしてみてくださいね。
さいごに
Visa LINE Payカード、ポイント還元率が1%に下がってしまったものの、使い方によってはまだお得といえます。
LINE証券との併用が個人的におすすめなので、もし資産運用に興味あるなら併用にチャレンジしてみてほしいです。
最後にあらためて要点をまとめておきますね。
- 年会費無料
- ポイント還元率は1%
- LINEポイントが貯まる
- LINE Payアカウント紐づけでチャージ不要でコード払いが使える
- Visaのタッチ決済機能(VISA payWave)が使える
もし新しく作る場合は、ハピタスやモッピーなどのポイントサイトを経由して作るのがお得です。
おまけ:他の視点でクレジットカードを比較してみたい方へ
クレジットカードってとにかく多いし、どれがいいのか迷いますよね。
長く使うものになるので、できる限りいいカードを選びたいものです。
以下のページでは、収入ゼロから生き延びた節約家の視点でおすすめしているクレジットカードを紹介しています。