ネットで買い物をしたときに、代引き(代金引換)という支払い方法がありますよね。
なんとなくは知っているけど、代引きの詳しい仕組みや手数料についてはわからないという場合もあると思います。
また、代引きで荷物を頼んだときに、おつりや領収書は出るのかも気になるところ。
このページでは、代引きの手数料や支払い方法、おつりや領収書が出せるのかどうかについて詳しく説明していきますね。
代引きとは?
代引き(代金引換)は、支払い方法のひとつ。
商品が手元に届いたときに料金を支払うことをいいます。
代引きにすると、商品料金のほかに代引き手数料もかかってきますよ。
ちゃんと商品が手元にある状態でお金を払えるので安心は安心ですが、その分どうしても余計にお金がかかってしまいます。
私も昔はよく代引きで頼んでいましたが、手数料がもったいないと感じるようになったので、今はほとんどクレジットカード払いにしていますよ。
クレジットカードで支払うとポイントも貯まるのでお得です。
代引き手数料について
代引きで荷物を頼むと、商品料金のほかに代引き手数料がかかります。
手数料は、配達方法や商品を頼むお店によっても違ってきますよ。
具体例としてお店ごとの代引き手数料をあげてみると、以下の通り。
日本郵便は、全国一律265円かかります。
ゆうパックの場合も、代引き手数料は同じです。
代引きで荷物を頼むときは、商品料金+送料+代引き手数料の合計額を支払います。
代引きでおつりは出るのか
代引きで支払うとき、おつりは出るのかも気になるところですよね。
結論からいうと、代引きでもおつりは出ます。
ただ、500円支払うところで10,000円出した場合、おつりが出るまで時間がかかってしまいますよね。
差額が大きすぎると、その分おつりの受け渡しで時間をとられてしまいます。
できるだけ代引き料金ぴったりにお金を用意しておくか、端数だけでもそろえて渡すようにしましょう。
荷物を届けてもらうときに、いちいち小銭を用意するのが面倒という場合は、代引きではなくクレジットカード払いや銀行振込にしたほうが時間の節約にもなりますよ。
代引きでも領収書は出せる?
代引きの場合、領収書が出るかどうかも気になる部分だと思います。
基本的には、領収書は伝票と一緒になっていることがほとんど。
荷物の伝票についているので、この領収書を大切に保管しておきましょう。
ちゃんと正式な領収書として使えるので、税務署などに提出する場合や、確定申告で必要になる場合も提出できますよ。
代引きと後払い・着払いの違い
代引きのほかに、後払いや着払いといった支払い方法が選べる場合もありますよね。
後払いや着払いと、代引きは何が違うのか気になるところだと思います。
それぞれの違いについてまとめてみました。
支払い方法 | 支払うタイミング |
---|---|
代引き | 商品が手元に届いたとき |
後払い | 商品が届いたあと、払込票が送られてくるので大体2週間以内に支払う |
着払い | 商品が手元に届いたとき、送料を支払う |
代引きと着払いは少し似ていますが、支払う料金の内容が違ってきます。
それぞれの料金内訳は、以下のようになりますよ。
- 代引き…商品料金+代引き手数料+送料を支払う
- 着払い…送料のみ支払う
つまり、着払いは送料、代引きは商品料金を含む料金を支払うと覚えておけばOKです。
着払いについては、こちらで詳しく説明していますよ。
代引きの預かり期間について
たまたま不在にしていて、代引きの荷物を受け取れない場合もありますよね。
受け取れなかった場合は、不在票が郵便受けに入れられるので再配達をお願いしましょう。
ちなみに、代引き荷物の預かり期間は到着日から7日間となっています。
この期間中に受け取れない場合、荷物は返品されてしまうので気をつけましょう。
代引きは分割払いやボーナス払いできる?
代引きは基本的に現金で支払う形となりますが、場合によってはクレジットカード払いできることもあります。
たとえば、ヤマト運輸で代引き料金をクレジットカード払いする流れは、以下の通り。
- 通販サイトの支払いで「お届け時クレジットカード払い(宅急便コレクト)」を選ぶ
- 配達員から商品金額の確認の連絡がくる
- 商品受け取り時にクレジットカードで支払う
ただの代金引換を選んでも、クレジットカードでは支払えないので注意してくださいね。
クレジットカード払いできるのは、お届け時クレジットカード払い(宅急便コレクト)を選んだときのみです。
佐川急便やヤマト運輸では、分割払いにも対応していますよ。
ちなみに、ボーナス払いできるのは佐川急便のみとなっています。
ただ、配達側がクレジットカード払いに対応していても、お店側で対応していない場合もあります。
代引き料金をクレジットカード払いできるかどうかについては、注文するお店に問い合わせたほうが安心ですよ。
代引きは電子マネーでも支払える?
代引き料金を電子マネーで支払いたい場合もありますよね。
ヤマト運輸では、電子マネー決済にも対応していますよ。
事前に「お届け時電子マネー払い」を選択しておけば、代引き料金を電子マネーで支払うことができます。
ちなみに、ヤマト運輸で使える主な電子マネーは以下の通り。
nanacoやWAONなどでも支払えるのはうれしいですね!
ネット上でクレジットカード情報を入力したくない、代引き料金を計算して現金を用意するのが面倒、という場合におすすめです。
ちなみに、佐川急便ではQUICPay決済のみ対応しています。
Amazonで代引きできないときの対処法
Amazonで買い物をしたとき、なぜか代引きが選べないことがあります。
代引きができないときの主な理由として考えられるのは、以下の通り。
- マーケットプレイスの商品を買おうとしている
- 代引き支払いに対応していない地域に住んでいる
- 予約商品を買おうとしている(一部商品は代引きできない)
マーケットプレイスの商品は、Amazonではなく一般の出品者から発送されます。
そのため、出品者が代引きできないように設定している場合、代引きで支払うことはできません。
また、一部の予約商品やKindle本などダウンロードするものも代引きにできませんよ。
北海道・沖縄・離島など、地域によっては代引き支払いに対応していないこともあります。
代引きできないときは、クレジットカード払いやコンビニ払い、Amazonギフト券などで支払うようにしましょう。
さいごに:代引きよりもクレジットカードや銀行振込がおすすめ
代引きについて説明してきましたが、どうしても手数料がかかってしまうので、送料も高くなってしまいますね。
受け取り時の手間などを考えると、クレジットカード払いや銀行振込にしたほうがずっとお得です。
特に、クレジットカード払いなら手数料もかかることはありません。
むしろ、クレジットカードのポイントが貯まるので一石二鳥になるぐらい。
料金を安くスマートに支払いつつ、時間も節約したいのであれば、クレジットカード払いや銀行振込がおすすめですよ。
おまけ:クレジットカードを探している場合
このページでは代引きについて詳しく説明してきました。
お金や時間を節約してもっとお得に荷物を受け取りたい場合は、クレジットカード払いがおすすめです。
使いたい目的にあわせて普段使いしやすいカードを1枚持っておくと便利ですよ。