こんにちは!
2014年8月から起業して法人になった、ノマド的節約術の松本です。
法人になると、法人用のクレジットカードが必要になりますよね。
個人用のクレジットカードとは種類も違うので、個人用のクレジットカードに詳しくても、なかなか知識が活かしづらいところ。
法人カードを探していると、個人用のカードとしても有名な三井住友のカードが見つかると思います。
法人用カードだと「三井住友ビジネスカード」という名前ですね。
気になるのは、三井住友ビジネスカードを使うのは法人にとってお得なのかどうか。
このページでは、節約に詳しいノマド的節約術が三井住友ビジネスカードをどう使えばお得になるのかを紹介していきますね。
三井住友ビジネスカードの種類について
ひとくちに三井住友ビジネスカードといっても、いくつかのカードがあります。
ゴールドカードやプラチナカードのランクなどもありますよね。ひとまず一覧にしてみました。
- 一般カード
- ゴールドカード
- プラチナカード
このページでは、それぞれのカードの共通部分をメインに紹介していきますね。
三井住友ビジネスカードの年会費
法人カードといえど、年会費がどれぐらいになるんかは気になるところですよね。
年会費が安ければ、その分だけ余計な経費を使わずに済むので節約になります。
それぞれのカードごとに、年会費を一覧にしてみました。さらに気になる追加カードも一覧にしています。
カード名称 | 年会費 | 追加カード年会費 |
---|---|---|
一般カード | 1,375円 | 440円 |
ゴールドカード | 11,000円 | 2,200円 |
プラチナカード | 55,000円 | 5,500円 |
普通の三井住友カードと同じ年会費となっています。
追加カードに関しては、20人までとなっていますが、一律での年会費です。
プラチナカードの追加カードが1枚5,000円はかなりお得感ありますね・・・!
クレジットカード利用が多く、従業員も多い企業であれば、プラチナカードを持つのがよさそうです。
ETCカードの年会費は年1回使えば無料に!
年会費でいうと、ETCカードを付帯したときの年会費がどれぐらいになるのかも気になりますよね。
三井住友ビジネスカードのETCカード年会費は、基本550円となっています。
でも、初年度年会費無料ですし、2年目以降も前年度に1回以上ETC利用があれば、ETCカードの年会費が無料になりますよ。
仕事で車を使っているのであれば、ETCカードの年会費はほぼ無料にできると思って大丈夫です。
経費の管理はVpassを使えばできる
法人カードを使うのは、会社の経費をいつでも見える状態にするためでもありますよね。
経費を確認するためには、Vpassとう会員専用のサービスにログインすればいつでも見ることができますよ。
なるべく経費の支払いにクレジットカードを使うようにして、税理士さんなどと連携をとるようにすれば、確定申告の手間が省けますよ。
ポイント還元率
法人カードは、個人用のクレジットカードとは違って、使う金額も多くなるものです。
となると、ポイント還元率も気になりますよね。
カードを使えば使うほどポイントが貯まるので、ポイントが貯まりやすいカードに越したことはありません。
三井住友ビジネスカードを使うと、Vポイントポイントという名前のポイントが貯まります。
税込1,000円ごとに1ポイント貯まりますよ。
1ポイントの価値は、ポイントの使い道によって変わるのですが、だいたいは5円ぐらいです。
ということは、ポイント還元率に直すと0.5%ですね。
個人用の三井住友カードとポイント還元率は変わりません。
特別貯まりやすいカードというわけではないのがちょっぴり残念なところ。
プラチナカードだと、6ヶ月で50万円以上使うとVJAギフトカードがもらえる
ポイントだけに目を向けると、そこまでお得感がないかもしれませんが、プラチナカードの場合はまた話が変わってきます。
プラチナカード限定のサービスがあり、6ヶ月間で50万円以上使うと、カード支払額の0.5%相当額のVJAギフトカードがもらえますよ。
仮に、6ヶ月で60万円使ったら、3,000円分のVJAギフトカードがもらえる計算ですね。
このサービスは年に2回あり、1回あたり2,000円以上最高30,000円までのVJAギフトカードがもらえます。
個人用の三井住友プラチナカードでも同じサービスがありますが、法人だとよりお得感があるのではないでしょうか。
ポイント交換は、他の共通ポイントや商品券がおすすめ
少し話が逸れましたが、貯めたVポイントポイントは、どんなものに交換できるのかが次は気になるところですよね。
おすすめのポイント交換先は、その他の共通ポイントやVJAギフトカードです。
主なポイント交換先は以下の通りですよ。
ポイント名 | 交換レート |
---|---|
dポイント | 200P=1,000円分 |
Pontaポイント | 200P=1,000円分 |
ビックカメラ | 200P=1,000円分 |
ヨドバシカメラ | 200P=1,000円分 |
楽天ポイント | 200P=1,000円分 |
PiTaPaショップdeポイント | 200P=1,000円分 |
Vポイント | 200P=900円分 |
楽天Edy | 200P=600円分 |
WAONポイント | 200P=600円分 |
Pontaポイント | 200P=900円分 |
Gポイント | 200P=990円分 |
Suicaポイント | 200P=600円分 |
nanacoポイント | 200P=600円分 |
ANAマイル | 100P=300マイル |
クリスフライヤーマイル | 100P=300マイル |
ミッレミリアマイル | 200P=600マイル |
海外旅行傷害保険は一般カードが利用付帯・ゴールドカード以上は自動付帯
海外出張が多い場合は、三井住友ビジネスカードの保険機能がどうなっているのかもチェックしておきたいところ。
三井住友カードの場合は、利用付帯になっていて、カードを使わなければ保険が適用されません。
それに対して、ゴールドカード以上の場合はカードを持っているだけで保険が適用される自動付帯になっているので、安心感が違います。
海外に行く機会が多いのであれば、三井住友ビジネスカードのゴールドカード以上を選ぶようにしましょう。
当然、プラチナカードが一番保険も充実していますよ。
項目 | 一般カード | ゴールドカード | プラチナカード |
---|---|---|---|
付帯 | 利用付帯 | 自動付帯 | 自動付帯 |
傷害治療費用 | 50万円 | 300万円 | 500万円 |
疾病治療費用 | 50万円 | 300万円 | 500万円 |
携行品損害 | 15万円 | 50万円 | 100万円 |
参考:自動付帯・利用付帯の違いについて
参考:海外旅行傷害保険を実際に使ったときの話
ゴールドカード以上は空港ラウンジが使える
旅行に関連した話で、空港をよく利用するなら、ラウンジを使いますよね。
ゴールドカード以上を持っていれば、国内の空港ラウンジは航空券とクレジットカードを提示すれば無料で入れるようになりますよ。
空港ラウンジ、それほどすごいものではないですが、入れる選択肢があるだけでもすごく助かっています。
個人的にも、国内線を使うときはよく空港ラウンジを使っていますよ。
プラチナカードはプライオリティパスがもらえる
また、プラチナカードになれば、世界中の空港ラウンジが使えるプライオリティパスがもらえます。
プライオリティパスは、年間3〜4万円するぐらいのものなので、これがあるだけでかなり年会費のもとがとれますね。
プライオリティパスがあれば、海外の空港ラウンジが無料で使えるようになり、海外出張するならぜひ活用したいところ。
日本の空港ラウンジよりも設備が充実しているので、海外に行くなら積極的に使うのがおすすめです。
参考:プライオリティパスの使い方とラウンジ利用レポートはこちら
セキュリティ面での安心感も大きい
クレジットカードを使うときの不安な要素で、紛失してしまったときだったり、不正利用ではないでしょうか。
三井住友ビジネスカードは、他のクレジットカード以上にセキュリティ面でのこだわりを持っており、安心感につながりますね。
私は2002年からクレジットカードを使っていて、過去に一度も不正利用されたことはありませんが、どうしても不安な場合には三井住友ブランドを活用しましょう。
要点のまとめ
ここまで三井住友ビジネスカードについて説明してきましたが、改めて要点をまとめておきますね。
- VISAとMasterCardから選べる
- 追加カードは20枚まで。プラチナが最も割安感あり
- ポイント還元率は0.5%
- ゴールドカード以上は海外旅行傷害保険が自動付帯
- セキュリティ面での安心感
三井住友カードだと少しインパクトが弱くなってしまうのですが、プラチナカードになると、かなりお得感が出てきます。
VJAギフトカードがもらえるのもあるし、プライオリティパスが使えるメリットもありますよね。
法人カードは、個人カードよりも使う金額も大きくなるでしょうし、なるべくサービスが充実しているカードを選ぶのがおすすめです。
個人的にはプラチナカードがイチオシ。