将来のお金の不安や悩みを解決する12の方法と考え方まとめ

松本 博樹の画像

先日、以下の記事を読みました。

参考:パフォーマーにブロガーのスポンサーがついた!発信し続ければすごい化学変化が起こる! – とっしゃんのおもロジカル

その後、ふと思ってこんなツイートをしたんですね。

外に意識を向けることができるようにするには、まず自分や家族がお金に困らない状況を作っておくことが最優先です。ぼくはそれを2014年の時点で盤石にしたので、人のためにお金を使うことができるんです。

— Hiroki Matsumoto (@peter0906)
2016年10月11日

お金よりももっと大切なのは、人からの信用です。最悪お金がなくなっても、助けを求めることができる人がいれば心配ごとはほとんどなくなります。そういった信頼関係でいれる人を1人1人と向き合って増やしていくことができれば〜と思ってるのがここ数年の話。

— Hiroki Matsumoto (@peter0906)

2016年10月11日

2016年9月に縄跳びパフォーマーの粕尾さんの年間スポンサーになりました

普通、なかなかできないことだと思うんですが、これができるようになったのも、パッと行動できるための準備ができていたからなんです。

スポンサーになるって、完全に人のためにお金を使っているのですが、それができるようにするためには、まず自分や家族のお金への不安を消しておかなければなりません。

ということで、どうやってお金の不安を消してきたのかについて具体的にいろいろ説明できればと思います。

ノマド的節約術 お金の不安を解決した方法

手軽にできる収入術を身につけておく

私自身、ノマド的節約術(このサイト)を始めたタイミングでは仕事がなく、収入がゼロという状況でした。

そんな状況であっても、今はいろいろな方法で手軽に収入を得ることができますよね。

これを知ってるかどうかだけで精神的なプレッシャーが大きく変わってきます。

ヤフオク・メルカリ・ラクマで不用品を販売する

一番手っ取り早く収入を得る方法は、ヤフオク・メルカリ・ラクマなどを使って自分にとっての不用品を販売すること。

自分は要らないものでも、誰かにとっては必要なものだったりします。

私自身も、収入がゼロだった時代は真っ先にヤフオクでの出品に取り掛かっていました。

私が会社を辞めた2011年当時はヤフオクしかなかったんですが、今はメルカリに代表されるようなフリマアプリがたくさんあるので、選択肢も多いし、利用者も増えているので昔よりも売れやすいはず。

これを知っているかどうかだけでも稼ぎ方は会社勤めだけではないと理解できますよ。

やり方が身につけば「せどり」でも使える

これらのツールを使いこなすことができれば、安く仕入れてそれ以上の値段で売る、いわゆる「せどり」もできるようになります。

イメージはあまりよくないかもしれませんが、本来は価値のあるものを安く手に入れて、相場の値段で売るだけです。

一時期、これだけで生活していたこともあり、最高で月に100万円以上売り上げたこともありました。利益は20〜30万円程度で手間がかかるので、やめちゃいましたが。

モノを売るやり方を知っていると、それだけで考え方と行動の幅が広がるので、精神的な負担は軽くなりますよ。私が実際そうでしたから。

株主優待クロスのワザを知っていれば、お小遣いを増やせる

100万円以上の貯金があるのなら、知っておくとかなりの確率で得できるのが、株主優待クロスのテクニックです。

詳しくはあとで紹介する記事を見ていただきたいのですが、現物買いと信用売りを組み合わせて取引することで、株主優待だけをGETすることができちゃいます。

わずか数百円の手数料で2,000〜3,000円ほどの株主優待が手に入るので、どう考えてもお得ですよね。

上で紹介した物品販売とは違って、マイナスになる可能性もありますので、行動する際は少し慎重になるといいかもしれませんね。

この方法、かなりお得なんですが、一気に収入を増やすことはできません。マメな方でないとできないでしょうね〜。

ちなみに、証券会社の口座は無料で作れるので、片っ端から作っておくのがおすすめ。まずはSBI証券の口座がいいかな。

Airbnbを使ってホストになる

ちゃんと法律をクリアすることが前提になりますが、自宅の空いているスペースをAirbnbで貸し出して泊まってもらうことでも収入源になりますよね。

これをやるメリットは、お金を得ることだけでなく、英語力もトータル面で身につくこと。

会う前のメッセージでライティング・リーディング、もちろん会話もしていましたので、TOEIC200点台の私でも、なんとなく英語がわかるようになりました。

お金が発生しないサービスの「カウチサーフィン」で30回以上外国人を受け入れしていましたので、それで勉強になったことは数知れず。

他にもたくさん収入源はあります

ちょっと考えただけでもこれだけ収入源が出てきますので、できそうと思ったら軽く始めてみるのがいいと思います。

できない・続かないと思ったらやめればいいだけですからね。

選択肢が多いのは、それだけでかなり安心感があります。

ローコスト生活ができる考え方にしておく

まず最初に、誰もが知りたいであろう収入アップのテクニックを紹介しましたが、それ以上に大切なのは、毎月の生活費を安くできるようにしておくことです。

毎月出ていくお金が少なければ少ないほど、稼がないといけない金額も下がりますので、そのことによる安心感はとても大きいです。

生活費を下げるためにできることは、ノマド的節約術の記事で数多く紹介していますが、代表的なところでいうと、以下のような費用があります。

  • 住居費
  • 携帯代
  • なんとなく払っている固定費
  • (加入しているなら)保険料

真っ先に手を付けられるのが、携帯代と惰性で払い続けてしまっている毎月の固定費です。

これを節約するだけでも、毎月1万円以上は違ってきますよ。

月に1万円稼ぐのってかなり難しいのですが、1万円節約するのは自分が行動さえすればすぐにできることです。

毎月、積み立てしておく

収支のバランスが整ってきて、毎月確実にプラスにできる状況になってきたのであれば、次のステップへ進みましょう。

要は、将来への備えをしていきます。

私は単純な貯金ではなく、投資しながら貯金にもなるように積み立てをしていますよ。

インデックス投信

専門用語で申し訳ないんですが、インデックス投信と呼ばれるものに毎月数万円積み立てしています。

TOPIXであったり、日経平均株価だったりと連動する投資信託を毎月買っている感じです。

こういうイメージの投資信託、日本だけでなく、世界全体の株式に連動するものを買っています。

インデックス投信も、ネットの証券会社から購入できますし、積み立ての設定もできるので、1回やっておけば、あとはほったらかしで大丈夫なんですよ。

私も、普段の生活で投資信託のことを考えることはほぼありません。でも、勝手に将来への備えや安心にもつながっているので、ありがたいですよね。

ひふみ投信・セゾン投信

インデックス投信とは少し違って、直接投資信託を販売しているひふみ投信やセゾン投信にも毎月積み立てしています。

こちらは、投資の意味だけでなく、応援の意味も込めて続けていますね。

特にひふみ投信は、考え方にとても共感できるので、家族4人の口座を作って全員で毎月積み立てています。

参考:ひふみ投信について書いた記事はこちら
参考:セゾン投信について書いた記事はこちら

小規模企業共済

個人事業主向けですが、節税対策と退職・廃業に備えた積み立てができる仕組みがあります。その1つが小規模企業共済ですね。

これも知っているかどうか、やっているかどうかだけの差で大きく変わりますので、掛け金を出せる状況ならやっておくのがおすすめです。

倒産防止共済(経営セーフティ共済)

個人事業主であれば、小規模企業共済以上におすすめなのが、経営セーフティ共済です。

掛け金を経費にできるし、1年以上掛け続けるといつでも全額引き出しができるので、流動性を考えたときのもかなりおすすめ。

経営状況がいいときに多くのお金を掛けておき、赤字になる年には、経営セーフティ共済で掛けたお金で補填するという使い方ができるので、安心感が違います。

iDeCo

小規模企業共済も経営セーフティ共済もやったけど、それでもまだ資金に余裕がある場合は、iDeCoを始めてみましょう。

60歳までは引き出せないデメリットがあるので、特に年齢が若い場合は慎重になる必要があります。

私も、iDeCoがお得なのは知っていましたけど、加入するのに最も慎重になりました。

30歳の年に申し込んだんですけど、正直、60歳でお金が多くもらえるよりも、今その時点でお金があるほうがいいですからね。

なくなってもまったく問題ないお金がない限りは、あまりおすすめできません。

ふるさと納税も限界までやっておき、食費を節約する

あとは、それなりの所得があれば誰でもできる「ふるさと納税」もおすすめですよ!

自己負担2,000円で、あらゆる地域の特典がもらえるのがいいですよね。

食材を申し込めば、その分だけ食材を買う手間とお金が節約できるので、節約につながります。

ローコスト生活につながってくる話で、これも知っているかどうかだけが重要になるところです。

これだけやっていればお金の不安はほぼなくなる

自分や家族のために、これだけのことをやっておけば、お金に対する不安はほとんどなくなるはず。

これらは、私が実践しているもしくは、してきたことばかりです。

この結果、お金に対しての不安がほとんどなくなり、お金の使い方にも幅が出てきました。

お金の使い方を考えるのも大切なのですが、その土台をまず作っておくのはもっと大切です。

まずは、できることを1つずつやっていきましょう!

おまけ【フリーランス・経営者向け】ここまでできると人に仕事がお願いできる

ここから先はおまけになります。

自分ひとりで仕事をしていると、売上の上限はありません。
ある程度事業が軌道に乗ったら、自分や家族の生活を盤石にすることができますよね。

それでもまだ使えるお金があり、しかも使わなければ税金で持っていかれる状態なのであれば、自分の事業を伸ばすために仕事をお願いするのがいいと思います。

私の考え方は以下のツイートの通り。

税金で持っていかれるぐらいなら、信頼できる好きな人たちに仕事をまわしたいって思いますね〜。これをすると、自分の気持ちが満たされる。

— Hiroki Matsumoto (@peter0906) 2017年3月10日

信頼できてかつ自分が好きだと思える人に対して仕事をお願いできれば、普通に税金を払うよりも気持ちよくお金を使えますよね。

応援にもなるし、自分自身への投資にもなるし、どうなっても後悔しない使い方になります。

仮に投資としては失敗だったとしても、自分が信頼している人のためにお金を使えているという事実だけで満足できるんですよね。

こういう考え方になるためには、まずは最低限自分と家族の生活が安定していることが大切です。

その心の余裕がないと私も人のためにお金を使うことはできません。
仮に人のためにお金を使っていたとしても、どこかで余裕がなくなるタイミングがすぐに出てきそうな気がします。

自分や家族など、身内のことを考えられない状態で、外に向いていってしまうのはよくないと思っています。

まずは、自分や家族のためにしっかり動くことが大切ではないでしょうか。

応援したい人がたくさんいるから、仕事お願いしたり、いざというときにちゅうちょすることなくお金を出せるようにしておきたい。そのためにも売上伸ばさないと。

— Hiroki Matsumoto (@peter0906) 2017年3月13日