こんにちは!
月に1回以上は出張や打ち合わせで新幹線を利用する、ノマド的節約術の松本です。
新幹線って信じられないほど早く移動できるので、便利ですよね!
でも、唯一の欠点は料金が高いこと。
新幹線の料金って高くないですか?
便利なので使いますが、どうせなら運賃を少しでも安くしたいと思いませんか?
私はとことんまで新幹線を安く利用したいと思っているので、いろいろと安くできる方法を調べて実践しています。
新幹線を利用する機会も増えて、いろいろわかってきたので、この機会に新幹線で安くする方法を全部まとめておきますね。
【知っておきたい基本】新幹線の料金の仕組み
新幹線の料金は、いつ乗っても全く同じというわけではありません。
時期だったり、乗る新幹線の種類、座席によって料金が変わってくるんですよね。
完璧に覚える必要はまったくないですけど、なんとなくでも知っておくと、料金体系について疑問に思うことも減るのではないでしょうか。
閑散期・通常期・繁忙期で料金が変わる
新幹線の運賃は、季節や曜日などで微妙に異なります。
閑散期・通常期・繁忙期の仕組みがあり、今がどんな状態にあるのかによって、特急料金が変わってくるんですよね。
- 閑散期:200円引き
- 通常期:そのまま
- 繁忙期:200円アップ
お盆や正月などは繁忙期にあたり、料金が高くなります。
JRさん、うまいこと商売してますね〜。
自由席は指定席よりも安い
新幹線の座席の種類には、指定席と自由席がありますよね。
それぞれ名前の通りで、席が指定されているか自由に座れるかの違いがあります。
自由席は料金が安いですが、誰でも座れるので、混雑しやすいです。車両の数も少ないですね。
反面、指定席であれば予約さえ取れたら確実に座れる安心感がありますよ。その分だけ少し料金は高くなります。
グリーン車・グランクラスも指定席ですが、またランクが1つ・2つ上の座席です。
それぞれ座り比べてみると、ランクが分かれることで客層も異なりますし、座り心地も明らかに違いますよ。
新幹線の種類によって料金が異なる
いろいろな場所で新幹線が走っていますが、新幹線の種類によって料金が異なることもあります。
はやぶさ、こまち、のぞみ、みずほの指定席に乗る場合は、他よりも特急料金が少し高くなります。
ここまでは、基本的な考え方になりますが、ここから紹介するノウハウは、新幹線の窓口ではなかなか教えてくれないノウハウを取り上げたいと思います!
1. エクスプレス予約を利用する
新幹線の料金を最も安くできる方法は、エクスプレス予約です。
エクスプレス予約で新幹線を予約することで、普通に切符を買うよりも確実に節約できます。
具体的にどれぐらい安くなるのか、以下の表で見てみましょう。東海道新幹線の区間で見てみますね。
区間 | 通常料金 | エクスプレス |
---|---|---|
新大阪 – 名古屋 | 6,680 | 5,680 |
新大阪 – 新横浜 | 14,390 | 13,290 |
新大阪 – 品川・東京 | 14,720 | 13,620 |
名古屋 – 品川・東京 | 11,300 | 10,310 |
これを見ると、明らかにお得なのがわかりますよね。
エクスプレス予約自体は年会費のかかるサービスですが、年に何度も乗るのなら確実に元が取れて、それ以上の恩恵を受けますので、使わない手はありません!
このあとでも紹介しますが、私はビューカードの特約サービスを使ってエクスプレス予約を利用しています。
2. モバイルSuicaで買う方法とモバイルSuica年会費を無料にする方法
上で紹介したエクスプレス予約の拡張版になりますが、モバイルSuicaを使って新幹線の切符を買うこともできます。
でも、モバイルSuica自体が年会費のかかるサービスなんですよね・・・。
とはいえ、やり方次第では年会費を無料にできます。
私は、ビューカードの1つである「ビックカメラSuicaカード」を使って、モバイルSuicaの年会費を無料にしていますよ。
ビューカードを通して使えば、モバイルSuicaの年会費無料にできるメリットがあります。
また、ビューカードには「ビュー・エクスプレス特約」という隠れたサービスがあり、これを使うことでエクスプレス予約ができるようになります。
ビュー・エクスプレス特約は年会費1,100円かかるサービスですが、新幹線を年に1回以上使うのならすぐに元が取れるのでおすすめ。
私自身もビュー・エクスプレス特約をフル活用していますよ。
東海道新幹線・山陽新幹線は、モバイルSuicaを使って、エクスプレス予約の手続きができます。
モバイルSuicaだと、切符を発券する必要もなく、携帯電話やスマートフォンをタッチするだけで新幹線に乗れるのが大きなメリットです。
わざわざ切符を買う時間も合わせて短縮できますので、お金と時間の両方を節約できますよ!
これが一番おすすめの新幹線を安くする方法で裏ワザだと思います。
ビックカメラSuicaカードは、年に1回でも使えば年会費無料ですし、新幹線を安くするために持つのもアリなぐらい。
私自身、現在はSuicaと新幹線の割引カードとして使っているぐらいですから。
3. グリーンプログラムのポイントを交換してグリーン車に無料で乗る
エクスプレス予約を使っていると、グリーンプログラムというポイントが貯まっていきます。
ある程度ポイントが貯まると、普通車指定席の料金でグリーン車に乗れるんですよ。
私もこれを一度使って、新神戸から東京まで、普通車指定席の料金でグリーン車に乗りました。
おかげで5,000円前後は節約できましたよ!
地道な積み重ねですが、ポイントを使って節約できるとなんだか優越感に浸れますよね。
新神戸駅から東京駅まで普通にグリーン車に乗った場合は、通常20,250円もかかります。
エクスプレス予約でグリーン車にした場合の料金は19,030円です。
グリーンプログラムを使うことで、それぞれどれぐらい安くなるのかが気になり、一覧にしてみました。
- 普通に購入:5,970円
- エクスプレス予約:4,770円
*2019年10月現在、値上げの影響で値段が変わっています。
この場合、1ポイント4.77円の価値になりましたね・・・。地味に効果が大きい!
4. 【JR東日本区間】モバイルSuica特急券で新幹線を予約する
おサイフケータイを持っていれば、モバイルSuicaを積極的に活用しましょう。
モバイルSuicaでも新幹線の予約ができます。
JR東日本区間だと、モバイルSuica特急券で新幹線を予約でき、普通に切符を買うよりも安くなりますよ。
越後湯沢ー東京で普通車指定席で予約した場合、6,790円が6,080円になりました。これだけで710円も節約できてますよね。
わざわざみどりの窓口などに並んで切符を買う手間もなく、スマホ操作だけで切符が買えちゃいます。
モバイルSuicaなので、改札機にスマホをタッチするだけで乗れるという便利さ。
ただ、グリーン車の場合は割引率がとても低いので、普通車指定席を使う場合におすすめですよ。
5. 【東海道新幹線のみ】JR東海の株主優待券を使って最大20%引きに
新大阪から東京の区間は、東海道新幹線になります。
この区間はJR東海(東海旅客鉄道)の株主優待を使えば、運賃を割引できます。
最大2枚まで使えて、1枚なら10%割引・2枚なら20%割引という感じです。
株主優待券は、グリーン車に乗るときにも使えますので、どうせ使うならグリーン車がおすすめですよ。
株主優待券を使う流れはざっくりいうとこんな感じ。
- 株主優待券を手に入れる
- カウンターがある切符売場に行く
- 株主優待券を提示して利用したい区間を伝える
- 切符を購入する
- 新幹線に乗る
一度利用したことがありますが、新幹線の料金を割引できるのはやっぱりうれしいものですね!
詳しい買い方・使い方は、以下のページが詳しいですよ。
6. 【山陽新幹線・北陸新幹線の一部区間のみ】JR西日本の株主優待券を使って半額に
新大阪から博多までの区間は山陽新幹線になります。
この区間は、JR西日本(西日本旅客鉄道)の株主優待を使えば、料金を安くできますよ。
こちらは、JR東海よりも太っ腹で、1枚使うだけでなんと半額(50%OFF)にできます!
JR西日本の株主優待券も一度使ったことがありますが、グリーン車にしてもかなり安くできました。
半額になるのは思った以上に効果が大きいです。
金券ショップやヤフオクなどでも見かけますので、長距離移動の場合はこちらで買って利用するだけでも、4,000円ぐらいは節約できちゃいます。
また、北陸新幹線の金沢から上越妙高まではJR西日本の管轄になりますので、この区間もJR西日本の株主優待券があれば運賃を半額にできますよ。
例えば、新神戸から上越妙高まで行く場合は、すべてJR西日本管轄の路線に乗れば、半額で移動できます。
この場合の乗り換えルートは以下の通り。
- 新神戸ー新大阪 → 山陽新幹線
- 新大阪ー金沢 → サンダーバード
- 金沢ー上越妙高 → 北陸新幹線
7. 【東北・上越・北陸の一部区間】JR東日本の株主優待券を使って最大40%割引に
秋田・山形を含む東北新幹線、上越新幹線、北陸新幹線の一部区間(東京から上越妙高まで)だと、JR東日本(東日本旅客鉄道)の株主優待券を使って割引できます。
1枚あたり20%割引で、最大2枚まで使えますよ。
2枚使うと40%も割引できますすね。
こちらも、東京から仙台への移動時に使いましたが、運賃がかなり安くなりました。
知っているかどうかだけで大きな差が出ますので、これらの区間を利用する場合は株主優待券を使うのがおすすめです。
8. えきねっとトクだ値で予約すると10〜35%割引に
JR東日本のサービスである「えきねっとトクだ値」を使うと、東北新幹線・北海道新幹線・上越新幹線・北陸新幹線の料金を10〜35%安くすることができます。
知っているかどうかだけでこんなに割引になるってかなりお得ですよね。
ただ、いつでも予約できるわけではありませんので、あらかじめ新幹線に乗る日が決まっているのなら先に予約しておくのがおすすめです。
ノマド的節約術では、トクだ値を使った予約から切符受け取りまでの手順も説明していますので、使うなら合わせてチェックしてくださいね。
9. えきねっと学割で20%割引になる
えきねっとは学割もあって、これを使うことで20%も運賃が割引になります。
特急券は割引にならず、乗車券だけが20%引きです。この辺がちょっと惜しいところ。
学生のうちはあまりお金がないと思いますので、えきねっとのような学割があるサービスを積極的に使って、ムダ使いにならないようにしましょう。
10. 【50代以上】大人の休日倶楽部ミドルカードで5%割引に
男性は50〜64歳、女性は50〜59歳までが申込できるクレジットカードの「大人の休日倶楽部ミドルカード」を使えば、JR東日本・JR北海道の切符が何回でも5%割引になるサービスがあります。
ただし、片道・往復・連続で201km以上の利用が条件です。
それ以外に難しいことはなく、クレジットカードを持っているだけで安くなるのは正直うらやましいですね・・・。
ただし、4月27日~5月6日、8月11日~8月20日、12月28日~1月6日は対象外です。
11. 【60代以上】大人の休日倶楽部ジパングカードは20〜30%割引に
大人の休日倶楽部ミドルカードよりもランクが上のカード、大人の休日倶楽部ジパングカードはもっとすごいです。
JR東日本・JR北海道の切符が何回でも30%割引に!
それだけでなく、他のJR線も1〜3回目までは20%割引で、4〜20回目までは30%割引になるとんでもないサービスがあるんです。
ただしこちらも、片道・往復・連続で201km以上の利用が条件となります。
男性65歳以上、女性60歳以上からしか持てないカードなのが惜しい・・・。
こちらも、4月27日~5月6日、8月11日~8月20日、12月28日~1月6日は対象外です。
12. 日本旅行のセットプランを使うと激安に
新幹線の切符を直接買う方法ではないのですが、日本旅行のセットプランを利用する方法があります。
往復の新幹線の切符とホテル宿泊がセットになっているのにも関わらず、なぜか往復の新幹線の料金よりも安いという・・・。
謎すぎるんですが、1泊2日で新幹線を使って出張・旅行する場合は最安の方法になります。
過去に利用したときは、新大阪ー東京の往復切符とホテル宿泊を込みで25,700円でした。
全部別に買ったら、普通に30,000〜40,000円ぐらいの値段になるので、いかにお得かがわかりますよね!
13. 【東海道新幹線】ぷらっとこだまを使う
新大阪から東京までの区間で多少時間がかかってもいいから安く移動したい場合は、「ぷらっとこだま」がかなり安くなります。
名前の通り「こだま」にしか乗れないのですが、グリーン車にしてもそれほど高くならないので、たまっている仕事を片付けながら移動するという使い方もできますよ。
新大阪ー東京の区間だと、ぷらっとこだまなら10,300円で利用できます。ちなみに通常料金は14,140円で、3,840円の節約になります。
ただし、繁忙期とそれ以外の時期では料金が異なり、繁忙期だと同じ区間が11,800円と少し高くなってしまうんですよね・・・。
それでも普通に乗るよりは明らかに安いです!
14. 在来線の市内区間も利用して交通費を節約
新幹線の切符を買うと、切符に「市内」とか「都内」とか書かれています。
これのおかげで、市内や都内の在来線に乗り換えたときも同じ切符で利用できますよ。
例えば、東京にある渋谷に行く用事があるのなら、都内の切符であれば、品川駅で降りたあとも同じ切符を使え、渋谷駅で降りたときに切符を使い終える感じになります。
ちょっとしたことではありますが、知っておくと得した気分になりますよ。
主要駅であれば、改札自体が自然とそんな流れになっているので、迷うことはそんなにないと思います。
もしわからない場合は駅員さんに聞いてみましょう。
15. クレジットカードで購入する
新幹線の切符はクレジットカードで購入できます。
現金で買うこともできますが、クレジットカードの一括払いにしてポイントを貯めるようにしたほうが確実にお得ですよね。
新幹線の切符って、かなり高いので、クレジットカードで貯まるポイントが無視できないぐらいになってきます。
還元率1%のクレジットカードで、運賃が10,000円だったとしたら、100円分がポイントで戻ってくることになりますね。
これだけで飲み物1つ買えるぐらいにはなりますし、この積み重ねがいかに大切なのかイメージできるのではないでしょうか。
ちなみに、これまで紹介してきた方法のほとんどでクレジットカードが使えますので、安くできたあとに、さらにクレジットカード払いにしてくださいね。
参考:(年会費有料あり)ポイント還元率が高いクレカまとめ
参考:(年会費無料のみ)ポイント還元率が高いクレカまとめ
16. 回数券を買う
短い期間で何度も同じ区間を利用するのなら、回数券を買うのも1つの手です。
回数券であれば、普通に切符を買うよりも1回あたりの運賃が安くなりますからね。
回数券を買う場合もクレジットカードを使えば、その分だけ節約につながります。
ただし、回数券も4月27日~5月6日、8月11日~8月20日、12月28日~1月6日は対象外です。
17. 金券ショップで回数券のバラ売りを買う
回数券を買うのはさすがにハードルが高かったかもしれませんね・・・。
でも、回数券自体を使う機会は思ったよりもあるかと思います。
金券ショップ、ヤフオクなどでは回数券のバラ売りが販売されていて、普通に買うよりも安くなっていますよ。
劇的な節約というわけにはいきませんが、近くに金券ショップがあって使えるのであれば、確実な節約方法の1つです。
主要な区間であれば、ヤフオクでも見つかるかもしれません。
時期によっては販売されていない可能性もありますので、利用するときは注意してくださいね。
18. タッチでGo! 新幹線を使う(JR東日本の一部のエリアのみ)
JR東日本エリアの東北新幹線・上越新幹線・北陸新幹線の一部区間のみが対象になりますが、「タッチでGo! 新幹線」というサービスを使えば、手持ちの交通系ICカードで新幹線の自由席に乗れます。
切符を買う手間も省けるし、料金も少し安くなるため、一石二鳥ですね。
東京駅から大宮駅の区間で調べてみましたが、通常は1,660円するところタッチでGo! 新幹線だと1,570円で済みます。
19. スマートEXを使う(東海道新幹線・山陽新幹線のみ)
最初にエクスプレス予約を紹介しましたが、エクスプレス予約だと年会費が必要になってしまいますよね。
無料で使えたらうれしいと思うのではないでしょうか。
そんなときの選択肢にしたいのが、スマートEXという方法です。
スマートEXだと、指定席やグリーン席が200円引きで予約できますよ。
しかも年会費が無料なのがうれしいですね。
予約のやり方はエクスプレス予約とほとんど同じです。
20. エクスプレス予約・スマートEXの早特商品を使う
エクスプレス予約やスマートEXを使っているのであれば、いくつかある早特のサービスを使って、東海道新幹線や山陽新幹線の運賃を割引できます。
以下のような早特商品がありますよ。
いずれも事前に予約しないと使えないサービスですが、どれもかなり安くなる方法のため、旅行や出張のときは積極的に使うようにするのがおすすめです!
おまけ1:万一、新幹線が2時間以上遅れた場合は払い戻しができる
新幹線は基本的に時間通りに動いていますが、天候が悪かったり、何かあったりした場合は遅れることもありますよね。
もし、2時間以上遅れてしまった場合は、特急料金を払い戻してもらえる仕組みがあります。
全額が払い戻されるわけではなく、あくまで特急料金だけになりますが、予定到着時刻より2時間以上遅れてしまった場合は、払い戻してもらうようにしましょう。
知っているかどうかだけで損得が変わってくるので、こちらもやっておくに越したことはありません。
おまけ2:新幹線の切符を紛失した場合の対応方法
新幹線の切符をあらかじめ準備していたけど、いざというときに紛失してしまった場合、どうすればいいのか焦りますよね・・・。
1枚分余計に買ってしまって、お金を損した・・・となってしまいそうですが、手数料を少し払えば、払い戻しもできますよ。
実際に紛失してしまったときにどんな対処をしたのかを別記事にまとめていますので、合わせて参考にしてくださいね。
さいごに
新幹線の料金は高いです。
でも、高いからこそ、いろいろとできることもたくさんあります。
これだけいろいろな方法で割引できるって知ってました?
多少時間がかかったりすることもありますが、今すぐ使える方法もあったと思います。
どうしても高くなりがちな新幹線の料金を少しでも安くして、他のところにお金を使えるようにしていきましょう!
早く移動するメリットはしっかりと受けつつも、安く使えたら一石二鳥ですよね。
私自身は、ビックカメラSuicaカードを使って、エクスプレス予約とモバイルSuicaを併用しています。
このおかげで、新幹線の運賃も安くなったし、切符を買うために並ぶことすらなくなりました!
エクスプレス予約・モバイルSuicaがあれば、普通に電車に乗るかのような感覚で新幹線に乗れるようになりますよ。
ぜひ、「安く・早く」新幹線に乗れるようにしてみてください!