グランクラス新幹線の料金を安くする方法・サービスや食事内容・乗ってみた感想のまとめ

こんにちは!
月に3〜4回ぐらいは新幹線に乗っている、ノマド的節約術の松本です。

新幹線の座席には、いろいろな種類がありますよね。
自由席・指定席・グリーン席なら聞いたことがあるのではないでしょうか。

新幹線によってはもう1つ、グランクラスというグリーン席よりもランクが高い座席があります。

乗ろうとしていた新幹線の座席がたまたまグランクラスしか空いてなくて、偶然乗る機会がありますので、この機会にグランクラスの特徴や実際に乗ってみた感想をまとめておきますね。

グランクラスの料金・サービス・食事内容・乗ってみた感想のまとめ

グランクラスとは?

では、グランクラスって一体なんだろうというのが気になるところですよね。

グランクラスは飛行機のファーストクラスをイメージして作られた車両で、グリーン車よりもランクが高い座席になります。

グランクラスのことを知ると、グリーン車と比較してどうなのかが気になるのではないでしょうか。

グリーン車もゆったりとできて、指定席や自由席と比べるとかなり快適なんですが、グランクラスの場合はさらに快適に過ごせる感じがしましたよ。

あとで詳しく紹介しますが、食事や飲みものまで出てくるのはグリーン車ではないサービスです。

グランクラスの料金はどれぐらいかかる?

グランクラスに乗る切符

次に気になるのは、グランクラスの料金だと思います。

上の写真のように、大宮から長野までのグランクラスを利用したときはグランクラス料金だけで7,200円もかかりました。

なかなか高いですよね。

*2019年10月現在、値上がりをしたので、グランクラスは9,980円かかります。

グランクラスは乗車料金・特急料金とは別にグランクラス料金がかかります。
それがあるから普通に乗るよりも高くなるんですよね。

グランクラス料金は乗車区間の距離数や管轄(かんかつ)によって変わります。

100km以内の場合が一番安くて、距離が長くなればなるほど高くなる仕組みですね。

詳細な料金については公式サイトが詳しく掲載されていますよ。

グランクラスの特急券は株主優待の割引対象外

グランクラスを利用するときも少しでも安くなればと思いますよね。

新幹線を安く利用する方法でおすすめなのが株主優待を使った方法です。

ただ、グランクラスの場合は乗車券しか株主優待での割引が適用されず、グランクラス料金は割引対象外になります。

グランクラスの特急券が高くなるところですので、割引対象外なのは残念ですね。

ちなみに、グランクラスを使うときに使える株主優待は以下の通りです。

  • JR東日本:(北陸新幹線)上越妙高〜東京・(東北新幹線)新青森〜東京
  • JR西日本:金沢〜上越妙高

これらの区間の乗車券を割引できると覚えておきましょう。

株主優待での割引額を大きくしたいのであれば、グランクラスではなくグリーン車を使うのがおすすめです。

グリーン車の場合はグリーン車料金もしっかり割引になりますからね。

グランクラスに対応している新幹線の種類

グランクラスは、どの新幹線でも対応しているわけではなく、一部の新幹線でしか車両が設定されていません。

グランクラスがある新幹線は以下の通り。

  • 北陸新幹線
  • 東北・北海道新幹線

また、2018年度からは東京から新潟の上越新幹線の区間でもグランクラスが導入される予定です。

東京駅発のグランクラスに乗車すると、ビューゴールドラウンジが使える

ビューゴールドラウンジの様子

東京駅発でグランクラスを使うときに限りますが、その場合は東京駅にあるビューゴールドラウンジが使えますよ。

ビューゴールドラウンジは、限られた条件を満たしていないと使えない特別なラウンジです。

実際にビューゴールドラウンジを利用してみましたが、普通の空港ラウンジと比較するとかなり快適で設備などもキレイでしたよ。

グランクラスの車内について

ということで、ここからは実際にグランクラスに乗ってみた感想を紹介しますね。

一番気になるのがここだと思います!
写真付きで乗ってみた感想をレポートしますね。

▼グランクラスがあるのは、先頭か最後尾で、私が利用した北陸新幹線の場合は12号車でした。

ということで早速乗り込むことに。

グランクラスの車両

▼グランクラスの号車には広々としたトイレと洗面台があり、その奥に入り口がありますよ。

グランクラスの車両への扉

▼中に入ってみると、広々とした座席がこのようにいくつかあります。
2列シートと1列シートがありますね。

グランクラスの車内

▼席に座ると、ボタンでシートを動かせるようになっていました。

グランクラスのシート

▼座席には読書灯までついています。
トンネルが多い区間で活躍しそう。

グランクラスのシート 読書灯

▼もちろん、フットレストもついていますよ。

グランクラスのシート フットレスト

▼座ってしばらくすると、グランクラスのスタッフさんからおしぼりを渡してもらいました。

東海道新幹線のグリーン車に乗ったときよりもさらに豪華な印象です。

グランクラス おしぼり

グランクラスでは軽食が出ます

あと、驚いたのがグランクラスでは、軽食が出ます!
和軽食もしくは洋軽食のどちらにするか聞かれますので、欲しいものを選びましょう。

▼私は洋軽食を選びました。
ドリンクもセットで出してくれます。

グランクラス お弁当

▼洋軽食の包装をとって開封すると、お品書が見つかりました。

グランクラス お弁当

▼中身がこちら。
サンドイッチと魚・フルーツが入っていました。

グランクラス お弁当

気になる味のほうですが、普通に美味しかったですよ。
ただ、この食事のためだけにグランクラスに乗るほどではないと思います。

次回またグランクラスを利用することがあれば、和軽食も注文してみようと思いました。

グランクラスの切符の買い方

グランクラスの切符を買う場合は、駅の券売機やみどりの窓口から購入できます。

普通に指定席などの切符を買うのと同じ感覚で買えますよ。

えきねっとでも予約できます

また、先に予約しておきたい場合は、えきねっとからグランクラスを予約しておくのがいいと思います。

えきねっとでの予約手順は以下のページが詳しいですよ。

さいごに

グランクラスは新幹線の中で一番ランクが高いということもあり、今までの新幹線のイメージがくつがえるほど、至れり尽くせりのサービスだったと思います。

いい経験になりました。

ただ、仕事に集中したい私のようなタイプは、食事や飲みものが出たりするため、どうしてもさえぎられてしまいます。

グランクラスを利用するときはそのことも意識した上で利用するようにしましょう。

また、グランクラスはこれだけのサービスがあるため、できることなら長い区間で利用するほうが満足度が高くなると思いますよ。

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この記事を書いた人

このサイト「ノマド的節約術」の運営者。節約アドバイザー・クレジットカードアドバイザー。会社を辞めて子どもが産まれるタイミングで家を買いました。収入ゼロから始まった節約生活の日々で身に付けたお金の知識を紹介しています。そもそも論から考えるミニマリスト的な節約術、クレジットカード、ポイントやマイル、株主優待、投資信託、移動を安くする方法に詳しいです。

松本 博樹のプロフィール