世間的にも有名なMUFGグループのネット証券で「auカブコム証券」があります。
聞いたことはありますか?
これから株の取引を始めようと思っている方や、株主優待を取得したいな〜と思っているのであれば、auカブコム証券は必須の証券口座といえるぐらいおすすめですよ!
私自身もauカブコム証券の口座を持って、定期的に活用しています。
このページでは、auカブコム証券の特徴や、使ってみて分かったお得な活用方法を紹介していきますね。
auカブコム証券とは?
auカブコム証券は三菱UFJグループ(MUFG)の証券会社です。
ネット証券の中でも有名な部類に入ると思います。
auカブコム証券は幅広い金融商品を取り扱っていて、株・FX・投資信託・CFDなどがありますよ。
一般的なイメージの「投資」をしようと思うのであれば、ひと通りの取引ができるのがauカブコム証券です。
株の売買手数料について
株を売買する時の手数料、これは安いとは言えません。
ネット証券の中では高い部類に入ります。
最近は、他の証券会社と同じ水準まで安くなりましたが、以前はべらぼうに高かったですからね・・・。
手数料だけで比較するなら、他のネット証券会社の方が安いです。
現物取引の手数料
auカブコム証券で現物取引する時の手数料は、大幅に下がって、最安水準になりました。
今までは高かったんですけど、かなり使いやすくなった印象ですね。
おまけ情報ですが、auカブコム証券の株主優待を持っていることで、現物取引の手数料を割引することができますよ。
信用取引の手数料
信用取引の場合は手数料が無料です。
ただし、品受(買建)・品渡(売建)による決済の場合は別途、品受・品渡に関する手数料が発生します。
株主優待をローリスクで取得する方法で信用取引は欠かせないので、重要なポイントです。
一般信用取引ができるので、株主優待をローリスクで取れる
auカブコム証券では一般信用での信用取引ができる銘柄が多く、株主優待を取るためには欠かせない証券会社です。
一般信用は逆日歩(ぎゃくひぶ)という、思わぬ高額になってしまう利息のようなものがありません。
株式手数料と僅かな利息だけでカラ売りができます。
これを利用して株主優待を額面よりローコスト・ローリスクで取得できるので、これのために口座開設するだけでも価値がありますよ!
「一般信用」って何?と思った方は以下のページで説明しています。
株主優待を手数料だけで取得する時の流れと注意点はこちらで。
株主優待を取得するための細かな手順を以下のページにまとめました!
上から順番に読むと、手数料だけで株主優待を取得できますよ。
株主優待って、どんなのがあるのだろう・・・?
と思った方は、以下のページから株主優待を探せますよ。
参考:ゆうはい
プチ株で単元未満の株を買えるし、積み立てもできる
auカブコム証券ならではの特徴に、単元未満の株を買うことができることがあります。
その仕組みのことをauカブコム証券では「プチ株」と呼んでいますよ。
これだけなら、どこの証券会社でもある特徴なのですが、auカブコム証券は、プチ株を積み立てすることができるんですよね。
一気に100株・1000株を買うのはハードルが高い、という場合にコツコツと積み立てながら株を買う、という使い方もできますよ。
投資信託は月500円から積立ができる
auカブコム証券では投資信託の買付もできます。
投資信託(インデックスファンド)は積立で効果が出るものです。
その積立をわずか月500円から始めることができます。
積立は始める時期が早ければ早いほど得になります。
投資信託を買付する場合は手数料がゼロのノーロードのものを選ぶようにしましょう。
手数料がかかるものはその分だけマイナスの状態でスタートすることになりますので、選ばないでくださいね。
投資信託の積立方法は以下のページで説明しています。
投資信託キャンペーンで現金をもらおう
積立以上に魅力的なのが、年に数回ある投資信託積立キャンペーンです。
キャンペーン期間内に積立設定して買付すると金額に応じて現金がもらえるというものです。ほぼノーリスクで1000円分もらえるので、めちゃくちゃお得です。
SBI証券や楽天証券と違い、現金でもらえるのがうれしいところ。
やっぱりポイントより現金ですよね!
手数料無料のフリーETFで積み立てするのもアリ
もう一つ見逃せないauカブコム証券の魅力に手数料無料でETFが変える「フリーETF」があります。
ETFは市場の指数に連動した金融商品のことで、ニュースでちらっと出てくる日経平均株価やTOPIXなどに連動した様々な商品があります。
ETFは普通に株を買う感覚で取引できます。
私もTOPIXに連動したETFを株価が暴落している時にちょこちょこ買っています。
フリーETFについての詳細は、以下のページで。
IPOにも対応している
新規公開株を手に入れたい時に使うIPO。
auカブコム証券では、IPOも使えますので、大きな利益を狙ってみようと思っている方はぜひ使ってみてください。
時々、話題のIPOが出てきたりしますので、そのタイミングでも、口座を持っていればすぐに動くことができますよ。
デメリット:出金に手数料がかかる銀行がほとんど
カブドットコム最大の欠点は、証券口座に入れていたお金を出金する時に手数料がかかる銀行が多いことです。
手数料無料で出金できる銀行がかなり少なく、数えれるほどしかありません。
以下の5つの銀行だけです。
この中なら、ネットバンキングができる三菱UFJ銀行もしくはauじぶん銀行やイオン銀行がおすすめです。
デメリット:入金手数料が無料の銀行は3つしかない
もう1つの大きな欠点に、リアルタイム入金する時に手数料が無料になる銀行が3つしかないことです。
- 三菱UFJ銀行
- auじぶん銀行
- ゆうちょ銀行
出金手数料のことも考えると、auじぶん銀行に口座を作っておき、auカブコム証券のための資金を預けておくのがいいと思います。
余計な手数料を使いたくないなら、じぶん銀行は必須です!
au携帯を使っている方であれば、auじぶん銀行はかなりお得に使えるし、au WALLETとの連携もおすすめですよ。
未成年でも口座開設できる
投資信託やフリーETFなどで積み立てていこうと思っているのであれば、年齢が若いうちから始めるのが最もおすすめです。
できることなら未成年のうちから積み立てたいものですよね。
auカブコム証券であれば、未成年であっても口座開設ができますので、小さい頃からコツコツ積み立てができますよ!
まずは、親(親権者)が口座を持っておく必要がありますので、自分が口座開設したあとに、別途、子供のために口座開設してみましょう。
NISA口座にも対応している。プチ株積み立てにおすすめ
auカブコム証券は、もちろんNISA口座にも対応しています。
まだNISAの口座を作っていない方であれば、申込ができますよ。
auカブコム証券のNISA口座を作る最大のメリットは、国内株式買付手数料が無料になること。
上で紹介したプチ株もNISAに対応しているので、コツコツと積み立てることができますよね。
非課税枠は120万円しかないのですが、プチ株でコツコツ積み立てていくような使い方であれば、十分すぎるぐらいです。
大きな取引はしないけど、株取引してみたい方に、auカブコム証券のNISAはちょうどいい感じですね。
他のauカブコム証券のNISAの特徴は以下の通り。
- 500円プレゼント(住民票取得代行サービスを使わない場合)
- NISA割で現物株式手数料が1〜5%割引に
さいごに:口座開設はネットからできます
auカブコム証券の口座開設・維持にかかる手数料は0円です。
一切費用はかかりません。
極端なことをいうと、口座開設した後にほったらかしてても無料で口座を持ち続けることができますよ。
auカブコム証券、昔は手数料が高すぎて使いづらいイメージしかありませんでした。
でも、今は手数料も改善され、投資信託の積立キャンペーンでは現金がもらえるし、フリーETFもあるし、なかなかいいんじゃない?という印象です。
株主優待を一般信用取引できる銘柄が最も多いのがauカブコム証券の口座を持つべき最大の理由です。
今までは悪いイメージだったのが、右肩上がりに良くなってきている感じです。
利用者のための証券会社であって欲しいと願うばかりですね。
私が2011年に口座開設して、使い始めてからは改悪した記憶はないので、今後も期待できそうです。
おまけ:他の証券会社と比較する
他の証券会社のことも知りたい方へ。比較できるようにそれぞれの証券会社について詳しく説明しています。