財布の中身は、その人の性格やお金への価値観が反映されます。
他の人の財布の中身がどうなってるかって、気になりますよね。
そこで今回は、経営者・会社員・無職の3名に財布の中身を見せていただきつつ、座談会をしてきました。
キャッシュレスアプリを駆使して現金は持たなかったり、1回に使う現金を制限したり、と各自の節約術も発見できましたよ。
座談会の参加者は会社員・経営者・無職の3名
内田さん(会社員/写真左)
都内のIT企業・株式会社GIGに勤務し、Workship MAGAZINEというWebメディアの編集長をしている。
個人でもCRAZY STUDYというWebメディアを運営しており、根っからのメディア大好きマン。
松本さん(経営者/写真中)
ノマド的節約術の運営者。神戸に住みながら、仕事で全国を転々とするノマドワーカー。
お金や節約の達人で、クレジットカードを30枚以上持っている。
森さん(無職/写真右)
現在は飲食店の日雇いアルバイトをしながら、毎月必要なお金を稼いでいる。
以前はバンドマンで、現在でも当時のギター用のローンを返済している。
財布の中身を見せてください
ー早速ですが、財布の中身を見せてください!
内田さん
はい、ボクの財布の中身はこんな感じです。
ーかなりシンプルな内容ですね。
内田さん
そうですね。
楽天Edyで支払いをすることが多いので、現金はそこまで持ち歩いてません。
免許書・保険書・ジムのカード・クレジットカードが2枚、あとはクオカードも常に入ってます。
ークオカードは珍しいですね。どうして持ち歩いているんですか?
内田さん
クオカードは、友人とかにちょっとしたお礼を渡すとき用に持ち歩いてます。
現金でお礼を渡すよりは生々しくないかなと。
ーなるほど!クオカードは受け取る側も重たく感じないですよね。
森さんの財布の中身はどんな感じですか?
森さん
はい、私はこんな感じです。
デビットカード ・キャッシュカード・ソフマップのポイントカード・Vポイントカード・免許書・診察書です。
ークレジットカードは使ってないんですか?
森さん
クレジットカードは作れないんですよね。笑
昔ギターを買うために組んだローンを完済してないので、クレジットの審査が通りません。
比較的だれでも通ると聞いた楽天カードの審査も落ちました。
森さん
現金は上限を5,000円までと決めています。
手元に現金があると使ってしまうので、お金を使わないように1回5,000円しか口座から下しません。
ー自分の性格を理解して、上限を作ってしまうのは、すごい節約方法ですね。
松本さんはどんな感じですか?
松本さん
はい、私はクレジットカードがたくさんありますよ。笑
30枚以上のクレジットカードを持ってますが、よく使うものだけ厳選しています。
今財布に入れているのは、この5枚のカードですね。
- ANAダイナースプレミアムカード
- JAL・JCBプラチナカード
- ビックカメラSuicaカード
- 楽天ゴールドカード
- ミライノデビット(PLATINUM)
ーすごい使ってますね。オススメのカードとかありますか?
松本さん
よく飛行機を利用することもあって、ANAマイル・JALマイルが貯まりやすいカードを2枚入れて使っています。
ビックカメラSuicaカードは、エクスプレス予約できっぷを発券しないといけない場合のために入れてますね。
楽天ゴールドカードは、たまに大丸に行くことがあり、楽天ポイントを取り逃がさないために入れてます。
誰でもおすすめのカードってそんなになくて、その人の生活スタイルによっておすすめのクレジットカードが変わります。
ーそうなんですね。現金はどれぐらい持ち歩いてますか?
今は14,000円ですね。なるべく現金は使わないようにしているので、そこまでの額は持ち歩いてません。
ー社長といっても何十万円も持ち歩いているわけではないんですね。
クリップも財布に入れてるんですか?
松本さん
はい、これはSIMカード用のピンです。
海外に行ったときにスマートフォンのSIMを入れ替えるのですが、そのときに使うピンとしてクリップを入れています。
意外とSIM用のピンってなくて困ることがあるため、常に入れてますよ。笑
キャッシュレスをどれぐらい活用してますか?
ーみなさん現金をあまり持ち歩かないとのことですが、キャッシュレス決済は利用しますか?
内田さん
結構使いますね。
先ほども言いましたが、楽天Edyをメインにしていて、なるべく楽天ポイントが貯まるように決済しています。
楽天カードで楽天Edyにオートチャージする設定なので、チャージでも、Edyでの支払いでもポイントが貯まるんですよ!
ー楽天Edyは対応している店も多いですよね。他のキャッシュレス決済も使っていますか?
内田さん
楽天Edy以外のキャッシュレス決済も使っていますよ。
スマホアプリ系だと、PayPay、Suicaアプリ、LINE Payを使います。
Suicaアプリは電車に乗るときだけで、LINE Payは友人への送金用ですね。
Suicaアプリはチャージにちょっと時間がかかるので、楽天Edyの方が使いやすいと思っています。
ーいろんなキャッシュレス決済を使ってるんですね。Suicaのチャージに時間がかかるストレス分かります。笑
現金はあまり使いませんか?
内田さん
そうですね、現金はキャッシュレス決済ができないときに使うぐらいです。
でも個人経営系の飲食店ではまだまだ現金のみのお店が多いので、月に30,000円ぐらいは現金を使ってるかもしれません。
ー森さんはどうですか?
森さん
私は送金用にLINE Payを使っているだけです。
以前シェアハウスにやっていた友人が、家賃の集金をLINE Payでやっていて、周りの人は結構LINE Pay使ってますね。
送金やチャージの手数料がかからないので、お金の節約にも繋がります。
ーLINE Payは便利ですよね。森さんはキャッシュレスアプリを使ってますか?
森さん
キャッシュアプリも使ってみたいのですが、基本的にはクレジットカードがないと作れないので、キャッシュレスアプリは使えません。
1回5,000円の現金のみで常に戦ってますよ。
松本さん
私はほぼ全部のキャッシュレスアプリを使ってます。
ー全部ってすごいですね。その中でもよく使っているアプリはありますか?
松本さん
一番多く使っているのはPayPayですかね。
その他にも楽天Pay・d払い・LINE Pay・メルペイもよく使っています。
キャンペーンを利用してポイントをゲットするとお得なので、キャンペーンをざっくり把握して。それに乗っかる形でいろんなアプリを駆使しています。
メルペイで貯まったポイントをモバイルSuicaにチャージして使ったりします。
オススメのキャッシュレス決済はPayPay・Suica
内田さん
気になったんですけど、どのキャッシュレス決済が一番オススメですか?
松本さん
Suicaです。
タッチするだけで支払いができるので、一番決済が楽だと思っています。
内田さん
確かにSuicaはタッチするだけなので、簡単ですよね。
松本さん
タッチ決済といえばSuicaや電子マネーのイメージがありますが、実はクレジットカードもタッチ決済ができます。
内田さん
ボクも楽天カードをApple Payに登録して、QUICPayの電子マネーとして使ってます。
松本さん
クレジットカードをApple Payに登録して、電子マネーとして決済する方法もありますが、クレジットカードをそのままタッチ決済することもできます。
たとえばマスターカードブランドのクレジットカードなら、Apple Payに登録して、タッチ決済でクレジットカードの支払いが可能です。
日本ではクレジットカードのタッチ決済にあまり対応してないんですが、海外だとかなり対応しているので、便利ですね。
先ほど財布にあった「ミライノデビットPLATINUM」はタッチ決済に対応しています。
ー日本でも使えるお店はあるんですね。全然知りませんでした。
松本さん
日本だとローソンやマクドナルド、Squareリーダーに対応している個人店はマスターカードのタッチ決済に対応しています。
ただお店の方も分かってない場合があるので、チェーン店での決済のときには「NFC」で伝えるといいですね。
ーえ?NFCってなんですか?
松本さん
NFCは決済端末の名前で、支払いの方法を伝えるよりも「NFCで」といえば、お店の方もすぐ分かります。
ーお店側の知識もあるんですね。すご過ぎます。笑
さいごに
今回は経営者・会社員・無職の3名に、財布の中身を見せてもらいました。
クオカードが入っていたり、SIMカードを入れ替える用のクリップを常備していたりと、それぞれの個性が出ていました。
現在はアプリ・電子マネー・クレジットカードといったキャッシュレスでの支払いが増えており、今回ご出演いただいた3名もキャッシュレスの支払いを普段から使っているようです。
キャッシュレス支払いは、ポイント還元があったり、現金を持ち歩く必要がなくなったりと、メリットも豊富です。
これからのキャッシュレス普及に合わせて、キャッシュレス支払いを中心に財布の中身を変えてみるのも、おもしろそうですね。