Amazonをよく利用するのであれば、Amazonカードを持っておくと便利です。
なかなか貯まりにくいAmazonポイントの還元率を高めることができるのでお得ですよ。
Amazonカードには2種類ありますが、年会費などの心配をせずに使いたいのであればAmazon Mastercardクラシックがおすすめです。
このページでは、Amazon Mastercardクラシックの特徴やメリット・デメリットについて詳しく紹介していきますね。
Amazon Mastercardクラシックとは?
Amazon Mastercardクラシックは、三井住友カードとAmazon.co.jpが提携して発行しているカードのこと。
無料の即時審査サービスがあるので、申し込んですぐにAmazon.co.jpの買い物に使うことができます。
通常のポイント還元率は1%ですが、Amazonで買い物をするとAmazonポイントが最大2.0%還元されますよ。
Amazonポイントを効率よく貯めたいのであれば、Amazonカードの存在は欠かせません。
Amazon Mastercardクラシックは、満18歳以上であれば誰でも申し込むことができます。
ただし、高校生は除きます。
未成年の場合は親権者の同意が必要になりますが、18歳から持てるカードというのは魅力的ですね。
Amazon Mastercardクラシックの年会費について
これからAmazon Mastercardクラシックを使ってみようと思ったときに、一番気になるのが年会費についてではないでしょうか。
どれぐらい年会費がかかるのか、事前に知っておくと計画も立てやすいですよね。
Amazon Mastercardクラシックは、初年度は無料で使えます。
翌年度以降は1,375円(税込)かかりますが、前年度1回でもカードを利用すれば無料になりますよ。
つまり、Amazon Mastercardクラシックを使い続ける限りは、年会費はかからないと思ってもらって大丈夫です。
Amazon Mastercardクラシックを保有・使うことのメリット
Amazon Mastercardクラシックについてわかったところで、ここからはカードの特徴やメリットについて紹介していきますね。
主に、Amazon Mastercardクラシックには以下のようなメリットがあります。
- Amazonポイントの還元率が高くなる
- 即時審査サービスがある
- Apple Payにも対応している
- ETCカードも追加できる
ここからは、それぞれのポイントについて詳しく説明していきますね。
Amazonポイントの還元率が高くなる
Amazon Mastercardクラシックを使う最大のメリットは、なんといってもAmazonポイントの還元率が高くなること。
AmazonでAmazon Mastercardクラシックを使った場合、還元率は以下のようになります。
会員の種類 | ポイント還元率 |
---|---|
Amazonプライム会員 | 2.0% |
Amazonプライム会員以外 | 1.5% |
Amazonプライム会員なら、2.0%という高い還元率になりますよ。
たとえば、Amazonで10,000円買い物をした場合、200ポイントもらえる計算になりますね。
通常会員でも1.5%ポイント還元されるのでお得です。
ちなみに、Amazon以外で使った場合も1%という還元率なので、普段使いもしやすいカードです。
普段からよくAmazonを利用していて、Amazonポイントを貯めているのであれば持っていて損はありません。
即時審査サービスがある
Amazonカードには、即時審査サービスというものがあります。
カード申し込みの際、必要事項を入力して3分ほどでAmazonテンポラリーカードという仮カードが発行されますよ。
▼Amazonカードの申し込みページで、「即時審査サービスで今すぐ申し込む」を押しましょう。
Amazonテンポラリーカードの利用可能枠は30,000円ですが、発行してすぐに使うことができます。
Amazon Mastercardクラシックが届くまでの仮カードとしては十分ですね。
ちなみに、即時審査サービスの利用条件は以下の通り。
- 申込者が20歳以上
- 支払い口座をインターネットで手続きできる
また、受付時間は以下のようになっています。
Amazonテンポラリーカードの有効期限は、カード発効日の翌々月末日まで。
支払い回数は1回のみとなっています。
Amazon Mastercardクラシックが届く前に、仮カードが使えるなんてうれしいですよね。
Apple Payにも対応している(iDで使える)
Amazon Mastercardクラシックは、Apple Payにも対応していますよ。
Apple Payに設定しておけば、iDマークのあるお店でiPhoneやApple Watchを使って支払いができます。
カードを持ち歩かなくても、支払いに使えるのがうれしいですね。
Apple Payに登録しておくと会計がスマートにできるのでおすすめです。
少しでも支払いの時間を短くしたい場合は、Amazon MastercardクラシックをApple Payに登録しておきましょう。
ETCカードも追加できる
Amazon Mastercardクラシックは、ETCカードを追加で申し込むこともできます。
高速道路を利用することがあるなら、ETCカードを持っておくと便利ですね。
Amazon Mastercardクラシックを申し込むとき、ETCカードも一緒に申し込めますよ。
ETCカードは初年度無料ですが、2年目以降は500円(税抜)がかかります。
ただ、前年度に1回以上ETC利用分の請求があれば無料になります。
年に1回でもETCを利用すれば、年会費は無料と思ってもらっていいですね。
ETCカード単体では持てないので注意しましょう。
Amazon Mastercardクラシックのデメリットについて
メリットも多いAmazon Mastercardクラシックですが、人によってはデメリットに感じる部分もあります。
主に、デメリットになりそうなところをまとめてみました。
- 家族カードはない
- 旅行傷害保険は付帯していない
- 分割払い・リボ払いはおすすめできない
ここからは、それぞれデメリットになりそうな部分について詳しく説明していきますね。
家族カードはありません
クレジットカードというと家族カードが作れるイメージがありますが、Amazon Mastercardクラシックは家族カードが作れません。
どうしてもという場合は、家族1人1人がそれぞれカードを作る形になりますね。
ただ、家族カードそのものを持つメリットがあまりないので、別に作れなくてもそこまでデメリットには感じないと思いますよ。
旅行傷害保険は対応していない
Amazon Mastercardクラシックは、旅行傷害保険は付帯していません。
海外旅行だけでなく、国内旅行も対象外になるので注意してくださいね。
とはいえ、旅行傷害保険を目的にAmazon Mastercardクラシックを持つこともあまりないと思います。
Amazon Mastercardクラシックは1枚作っておいて、旅行傷害保険が自動付帯になっているクレジットカードと使い分けるのもひとつの手ですね。
分割払い・リボ払いはおすすめできない
Amazon Mastercardクラシックは、以下の支払い方法に対応しています。
- 1回払い
- 2回払い
- ボーナス一括払い
- リボ払い
- 分割払い
ただ、分割払いやリボ払いになると手数料が発生します。
それぞれの手数料は以下の通り。
支払い方法 | 手数料(実質年率) |
---|---|
分割払い | 12.0%~15.0% |
リボ払い | 15.0% |
1回の支払い金額が少なく見えても、長い目で見たときに損をしてしまうので分割払いやリボ払いは避けたほうがいいですね。
どうしても1回で払いきれない場合は、2回払いだと手数料もかからないのでおすすめです。
Amazon Mastercardクラシックの締め日・引き落とし日はいつ?
Amazon Mastercardクラシックを使ってみようと思ったとき、いつカードの引き落としがあるのか気になりますよね。
また、いつからいつまでの利用分が支払い対象になるのかも気になるところ。
Amazon Mastercardクラシックの締め日と引き落とし日は、以下のようになっています。
締め日 | 引き落とし日 |
---|---|
当月末日 | 翌月26日 |
つまり、11月1日~11月30日の利用分が12月26日に引き落としになるイメージですね。
支払い日は翌月26日と決まっていますが、金融機関が休みの場合は翌営業日に引き落とされます。
ただし、締め日は変更されません。
支払い日当日に引き落とされなかった!ということがないように、事前に口座の残高を確認しておくと安心ですね。
Amazon Mastercardクラシックの限度額は?
クレジットカードには、限度額というものがあります。
もちろん、Amazon Mastercardクラシックも限度額が決まっていますよ。
それぞれの限度額は以下の通り。
利用枠 | 限度額 |
---|---|
カードショッピング利用枠 | 10万円~80万円 |
リボ払い・分割払い利用枠 | 0円~80万円 |
キャッシング利用枠 | 0円~50万円 |
総利用枠はすべてあわせて80万円までとなっています。
つまり、たとえばリボ払いで80万円使った場合は、キャッシングやカードショッピングで使える額は0円です。
限度額を超えての利用はできないので注意してくださいね。
Amazonカードの入会キャンペーンについて
Amazonカードでは、お得な入会キャンペーンも随時行われています。
たとえば、今は以下のようなキャンペーンがありますよ。
入会後2ヶ月末までに買い物で30,000円以上Amazonカードを使うと、2,000円分のAmazonポイントがもらえます。
ただ、マイ・ペイすリボに登録してしまうと、自動的に毎月の支払いがリボ払いになってしまうのであまりおすすめできません。
入会キャンペーンを使いたい場合は、キャンペーン内容をよく確認してから申し込みましょう。
マイ・ペイすリボを使う場合は、毎月の支払額をカードの限度額と同じにしてくださいね。
Amazon Mastercardクラシックの審査から到着までの流れ
Amazon Mastercardクラシックに申し込んでみようと思ったとき、審査からカードが到着するまでどれぐらいかかるのかも気になりますよね。
▼大体、流れとしては以下のような感じになります。
- Amazon Mastercardクラシックに申し込む
- 審査結果がメールで届く
- Amazonテンポラリーカードが発行される
- 簡易書留でAmazon Mastercardクラシックが届く
Amazonカードはなんといっても、即時審査サービスがあるのが魅力的!
Amazon Mastercardクラシックは、インターネット申し込みから最短3営業日で発行されます。
約1週間で手元に届く感じですね。
引き落とし口座の設定もインターネットで完結できるため、申し込み自体は簡単です。
Amazon Mastercardクラシックからゴールドに変更したいとき
Amazon Mastercardクラシックを使っていて、Amazon Mastercardゴールドに変更したくなることもありますよね。
どうやってゴールドカードに切り替えするのかも気になる部分です。
Amazon Mastercardゴールドに切り替える手順は、以下の通り。
- 三井住友カード会社へ電話する
- カード切り替えの書類を郵送してもらう
- 必要事項を記入して提出
インターネット上では、カード切り替えの手続きはできません。
大体、2~3週間ほどでAmazon Mastercardゴールドが手元に届きます。
ただ、カードを切り替えてしまうとカード番号が変わってしまうので、Amazon Mastercardクラシックで公共料金の支払いなどをしている場合は気をつけてくださいね。
さいごに
Amazon Mastercardクラシックについてまとめてみました。
- 年1回でもカードを使えば翌年度の年会費は無料
- Amazonで使うとポイント還元率が最大2.0%
- Amazon以外でも通常還元率が1.0%
- Apple Payにも対応している
Amazon Mastercardクラシックを持っているのといないのでは、ポイントの貯まり方が全く違います。
Amazonポイントを貯めたいのであれば、1枚持っておきたいカードですね!
おまけ:クレジットカード選びに迷っている場合
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