マネックス証券は、ネット証券の中でも老舗の部類に入り、多くの方に使われている証券口座です。頻繁に使ってる訳ではないですが、私も口座開設しています。
マネックス証券に口座開設して、利用することでどんなメリットがあるのか、使う際に理解しておいた方がいいデメリットについてもまとめてみました。
マネックス証券が取り扱っている商品
マネックス証券が取り扱っている商品は以下の通りです。
他の証券会社では取り扱っていない「金(ゴールド)」があるのが大きな特徴です。金融商品全般を取り扱っており、マネックス証券に口座開設すれば、一通りの取引ができるようになります。
2014年から始まったNISAにも対応しています。
株の売買手数料について
マネックス証券で株の売買をする時の手数料は、2つのコースがあり、自分で選べるようになっています。「取引毎手数料コース」と「一日定額手数料コース」の2つです。
ちなみに、手数料は現物取引と信用取引で共通になっています。一日定額手数料コースの場合は、両方の合算した取引額で計算します。
取引毎手数料コース
取引毎手数料コースを選んだ場合の10万円以下の取引は手数料100円と、比較的安い手数料になっています。
これ、一見安く見えますが、残念ながら最安ではありません。10万円以下の場合、松井証券だと無料なんですよね。10万円〜50万円の取引だと、他のネット証券と同じぐらいの水準で安いです。
一日定額手数料コース
もう1つの一日定額手数料コースは、1日何回取引しても2,500円(税抜)です。
300万円ごとに2,500円増えるようになっているので、1日あたり、300万円ギリギリぐらいの取引額だと、一日定額手数料コースを選んだ方が手数料の節約になります。
一株だけの売買手数料は最安
マネックス証券のおすすめできる点は、一株だけ買う場合(ワン株という)の手数料がどの証券会社よりも安い点です。最低50円で済みますよ。
SBI証券は52円かかるので、同じ事をしても2円の差が出てきます。
徹底的に手数料を安くしたいのであれば、マネックス証券のワン株は使えますよ。
1株で手に入る株主優待を買う時はマネックス証券が最もお得です!
株主優待の取得にも使える
マネックス証券は取引ごとの手数料がそんなに高くはないので、株主優待目当てで株を買う時にも使えますよ。
マネックス証券の手数料だけで株主優待を手に入れることもできますので、家に優待がいっぱい届く経験をしてみたい方はぜひ活用してみてください。
株主優待を手数料だけで取得する時の流れと注意点はこちらで。
マネックス証券で株を買って、信用売り、現渡する流れは以下のページを合わせてチェックしてみてくださいね。
信用取引をするためには、信用取引口座が必要ですので、あらかじめ作っておきましょう!
投資信託は1,000円から積立ができる
マネックス証券では、投資信託の積み立てができます。手数料無料(ノーロード)のインデックスファンドもいくつかあり、低コストでの積み立てができるようになっています。
- SMTインデックスシリーズ
- eMAXIS(イーマクシス)シリーズ
- 野村インデックスファンドシリーズ
以上の3種類のインデックスファンドがありますので、自分が積み立てたいと思うファンドを選びましょう。
微妙に投資対象が異なりますので、信託報酬や信託財産留保額などの投資信託を持っているとかかる手数料と照らし合わせながら、どれがいいのか考えてみるのがおすすめ。
インデックスファンドに積み立てる場合、積立期間が長くなればなるほど、有利に働きやすくなるので、若いうちから積み立てておくのがいいですよ。
1,000円から積み立てできるお手軽さはメリットです。月1,000円でも1年(12ヶ月)積み立てると12,000円になります。10年だと12万円なので、無視できない金額になります。
投資信託に積み立てていくのであれば、買い付け時に手数料が掛からないものを選びましょう。ノーロードという言葉は手数料無料と同じ意味なので、調べる時はノーロードで探すと見つかります。
また、毎月分配型で毎月少しずつ分配金がもらえるというタイプの投資信託もありますが、これは選ばないようにしましょう。ファンドの価値が下がるだけで、自分の資産が増えている訳ではありません。
積立のやり方は、以下のページで詳しく説明しています。
毎日積み立てができる
インデックスファンドへの積み立てだけならば、SBI証券や楽天証券・auカブコム証券でもできます。
マネックス証券で積み立てるとするならば知っておきたいのが、最大で毎日積み立て設定できることです。
SBI証券や楽天証券の場合は、毎日積み立てることはできません。マネックス証券であれば、月に31,000円積み立てれる余裕があるならば、1日1,000円ずつ積み立てることもできます。
1ヶ月に1度31,000円積み立てるよりも、1日1,000円ずつ積み立てていく方が平均購入単価を下げれる可能性があります。1ヶ月に1度の積み立てだと、買付日がたまたま相場が上がってるということもあり得ます。
その点、毎日買付していけば、上がった日も下がった日も同じ額だけ買い付けていけます。下がっている時の方が多く買えるので、毎日買付しているとチャンスのタイミングを逃すことがなくなります。
毎日投資信託を積み立てていこうと思っている方は、以下のページで補足説明しています。
投資信託キャンペーンでポイントや現金をもらおう
積立以上に魅力的なのが、年に数回ある投資信託積立キャンペーンです。
キャンペーン期間内に積立設定して買付すると金額に応じて現金がもらえるというものです。ほぼノーリスクで1,000円分のポイントや現金がもらえるので、めちゃくちゃお得です。
マネックス証券の場合は、マネックス証券で使えるポイント(1P=5円相当)か現金がもらえるパターンです。
マネックスポイントの場合は、VポイントやANAマイルに交換できます。
過去に投資信託積み立てキャンペーンに参加して、3,000円もいただけたことがありました。こんなに得しちゃっていいのかな?と思ってしまいますけど、せっかく使えるのだから、使い倒して少しでも資産を増やしましょう。
マネックスポイントとは?
マネックス証券は、株取引や投資信託の買付・保有でマネックス証券独自のポイント「マネックスポイント」が貯まっていきます。
特に、メインで使っていくのであれば、もらえるポイントは無視できなくなってきます。マネックス証券は投資信託の保有でもポイントが貯まります。
投資信託の保有の場合、月の平均残高の0.08%に1/12をマネックスポイントに換算します。1ポイント5円相当なので、計算した数値に対して5で割れば、付与されるポイントが決まります。
マネックス証券公式サイトにもポイント計算の具体例が載ってましたので、それを見るのが一番分かりやすいです。
株式投資信託の月中平均保有残高2,000,000円の場合
2,000,000円×0.08%÷12=133.33円 1ポイント5円相当の計算のため133.33円÷5円=26.6ポイント
四捨五入で27ポイント獲得
貯めたポイントの交換先
マネックス証券で貯めたポイントは、あらゆるポイントに交換したり、株式手数料に充当することもできます。
ポイント交換先の一覧は以下の通り。
よく使うであろうポイントへの交換ができるのがありがたいですね。Suica、Vポイントなんかは汎用性があって、もらえると嬉しいです。
時々出てくるマネックス債が利率高くてオイシイ
これから資産運用で少しでもお金を殖やしていきたい人が、マネックス証券を絶対に口座開設すべき理由はここからです。
マネックス債という自社で発行している高金利の債券があります。
マネックス債は、不定期に発行してて、先着順か抽選などでしか買えないのですが、それを差し引いても金利がいいですよ。
過去は、年利1.30〜1.70%のマネックス債がありました。
100万円買うと、税引前で年に13,000〜17,000円が増える計算です。
1日35〜46円ほど増えていく計算ですね。
日本格付研究所の格付けでは、BBBでした。
100%安全な投資先はないので、自己判断で申し込むようにしましょう。
私ならリスクを承知の上で申し込むと思います。
いつも販売する情報をチェックすること自体を忘れちゃうんだよなぁ〜。
iDeCoも対応しています
マネックス証券は、iDeCoの口座を作ることもできます。
信託報酬が低い投資信託が多く、長期的に積み立てていくときにおすすめできる商品が揃っていますよ。
口座開設はネットから。キャンペーン多し
マネックス証券の口座開設・維持にかかる手数料はゼロです。一切費用はかかりません。
口座開設だけして放置してたとしてもお金を取られることはありませんので、安心してください。
マネックス証券の口座開設は、常に何らかのキャンペーンがあってお得になりますよ!
例えば、口座開設後の株取引や投資信託の買付で現金がもらえたりというものです。
キャンペーンにもいろいろあって、全部の条件を満たすのは難しいこともありますが、できそうで、マイナスになる確率が低いのであれば、積極的にキャンペーンでのプレゼントを狙うといいですよ。
1円でも資産を増やしていきたいなら、口座開設によるキャンペーンでの収入も大きなものです。
その収入を投資信託の積み立てにまわしたり、株の買付にまわしたりすることで、再投資することもできます。
私は今のところ、マネックス証券のあらゆるキャンペーンを利用して、少しずつマネックス証券に預けているお金を増やしています。
これも口座がないとできないことなので、まずは口座開設からしてみましょう!
ハピタスやモッピーなどのポイントサイトを経由して口座開設すると、多くのポイントがもらえてお得です。
口座開設手順は以下のページが詳しいですよ!
口座開設が終わって、書類が届いたあとの手続きのやり方は、以下のページで。
おまけ:他の証券会社と比較する
他の証券会社のことも知りたい方へ。比較できるようにそれぞれの証券会社について詳しく説明しています。