こんにちは!
ネット銀行の口座は片っぱしから持っている、ノマド的節約術の松本です。
コンビニで有名なローソンが、今度は銀行のサービスを始めることになり「ローソン銀行」が出てきましたね。
この機会にローソン銀行を使ってみようと思ったら、お得になるように使いたいと思います。手数料などで損したくはないですもんね。
そこでこのページでは、ローソン銀行を使うときに気をつけておきたいところをメリット・デメリットまじえながら詳しく紹介していきます。
ローソン銀行のATM手数料を安くする方法
ローソン銀行の口座を作ったら、お金を下ろすときにATMを使うことになります。
そのときに気になるのがATM手数料ではないでしょうか。
ローソン銀行のATM手数料は、完全に無料で使えるのかと思っていましたが、そんなことはなくて、7:00〜19:00だけが無料でした。
一般的な銀行よりも、手数料無料で使える時間の幅が広いのがいいですね。
わざわざ大きな銀行のATMに並ばなくても、ローソンATMを使使えばいいので比較的利用しやすいと思います。
ローソンのATMを使ったときに人が並んでいるところをほとんど見たことがありませんし。
ちなみに、手数料無料以外の時間帯でローソンATMを利用すると、税込110円の手数料が必要になります。
ATM手数料にお金を払うことほどもったいないことはないので、必ず手数料無料の時間帯で利用しましょう。
ATMクーポンがお得!
ローソン銀行のATMで入出金すると、ATMクーポンを発行することもできます。
おそらく時期によってクーポン内容は異なると思いますが、ローソン銀行が開業したときは、からあげクン110円引きのクーポンが発行されていましたよ。
ローソン銀行の振込手数料を安くする方法
ローソン銀行を持ったときに、ATMの次に使うことになると思うのが、銀行への振込ではないでしょうか。
ローソン銀行からの振込はネットバンキングのローソン銀行ダイレクト・ローソン銀行ATMからの2通りの方法がありますよ。
振込になると、どうしても手数料が必要になってしまいます。
ローソン銀行を使うときに振込手数料を無料にすることはできません。
ローソン銀行から振込するときの手数料は以下の通り。
- ローソン銀行あて:55円
- 他の金融機関あて:220円
無料ではありませんが、一般的な銀行と比べると安いほうだとは思います。
もしどうしても振込手数料を無料にしたいのであれば、ローソン銀行を使うのではなく他の銀行を使うようにしましょう。
住信SBIネット銀行やソニー銀行・GMOあおぞらネット銀行などで他行宛振込手数料も含めて無料にできますよ。
振込したときにいつ相手に支払いできる?
振込するときにもう1つ気になるのが、振込してからどれぐらいのスピードで相手に振り込まれるかではないでしょうか。
相手に安心してもらうという点からも、早いほうがいいですよね。
これはローソン銀行あてか他行あてかで変わってきます。
ローソン銀行同士での振込の場合は、24時間365日システムメンテナンスではない限り、当日すぐに振込完了しますよ。
気になるのは、他行あてへの振込のときです。
ローソン銀行から他行あてに振り込むときは、平日の0〜15時までなら当日中に振込完了できますが、それ以外の時間帯や曜日のときは翌営業日になります。
例えば、金曜日の17時に振込手続きをしたら翌月曜日に振り込まれますよ。
月曜日が祝日などで営業日ではない場合、火曜日になるイメージです。
1日あたりの振込限度額は最大200万円まで
ローソン銀行を使ったときの1日あたりの振込限度額は、最大で200万円までとなっています。
口座開設を申し込んだときの初期設定では50万円になっていますが、0〜200万円まで自由に設定変更できますよ。
手続きのやり方は、ローソン銀行ダイレクトにログインしたあとの各種お手続きメニューにある「ATM取引限度額」からできます。
ATMと書いてあるのでちょっと紛らわしいですが、ここから手続きしましょう。
未使用口座管理手数料に注意!
ローソン銀行を作ったはいいけど、まったく使わなくなると「未使用口座管理手数料」とよばれる手数料が発生する可能性があります。
最後の入出金から2年以上何もない場合は未使用口座扱いになってしまいますので注意してくださいね。
未使用口座管理手数料の対象になる条件は、残高が1万円未満の普通預金口座になるため、それ以上の残高があるなら問題ありません。
また、定期預金残高が1円でもあったり、ローソン銀行ダイレクトに2年以内にログインしている場合も未使用口座にはならないです。
普通預金金利は一般的な銀行と同じ
ローソン銀行にお金を預けていると、普通預金になりその金額に対して利息が発生します。
長く使っていくのであれば、いくら金利が低くなったからといえ意識しておきたいところです。
ただ、ローソン銀行の普通預金金利は一般的な銀行と同じ0.001%しかありません。(2018年10月時点)
普通預金の金利でお金を増やしていくのは不可能といっていいぐらいなので、もし普通預金を重視するなら、他の銀行を使いましょう。
- 楽天銀行のマネーブリッジ(0.10%・口座残高300万円まで)
- イオン銀行のシルバーステージ(0.10%)
- GMOあおぞらネット銀行で証券コネクト口座を利用(0.11%)
定期預金金利も高くはない
普通預金にそこまで期待できないなら定期預金金利はどうだろうかと思うのではないでしょうか。
ローソン銀行の定期預金は「スーパー定期」と「期日指定定期預金」の2種類があります。
ただこちらもそこまで金利が高いとはいえず、どちらも0.03%ですね。(2018年10月時点)
預けている金額によって変わることも特にありませんので、未使用口座の対象外にする目的以外で定期預金を使う理由は特にないと思います。
Pontaポイントが貯まる
ローソン銀行ならではのサービスの1つが、ローソン銀行の取引によってPontaポイントが貯まることです。
銀行取引によってポイントが貯まるのはうれしいですよね。
そんなに大きなポイントにはなりませんが、銀行はずっと使うものになるため、積み重なると大きなポイントになります。
そのポイントで買い物などすると節約になるため、決して無視できるものではありません。
ちなみに、Pontaポイントとキャッシュカードが一体型になっているわけではありませんので、ローソン銀行とPontaポイントの紐付け手続きは自分で行う必要があります。
さいごに
ローソン銀行はコンビニ系の銀行ということで、どうなのだろうかと思っていましたが、手数料無料で使うのがちょっと難しいので、そこまでおすすめとはいえません。
Pontaポイントが貯まるのはうれしいですけどね。
もしローソン銀行を使う場合は、ATM手数料が無料になる時間だけ利用しましょう。
おまけ:他の銀行と比較する
他の銀行でもっといいのはないのかな?
ノマド的節約術では、比較できるようにそれぞれの銀行について詳しく説明しています。
あと、もろもろの手数料や金利で比較されたい場合は、以下のページを読むと銀行ごとの手数料がよく分かりますよ。
余計なことにお金を使いたくないなら、ぜひチェックしておきましょう。