クレジットカードでの支払いというと、読み取り機でカードを読み取ってもらっての支払いになるイメージがあると思います。
でも、今はカード読み取りだけでなく、タッチするだけで支払いする方法もありますよ。
VISAのタッチ決済サービスのことを「VISA payWave」といい、カードリーダーにかざすだけで支払いが簡単にできるのが便利です。
海外ではメジャーな決済方法のひとつなので、2020年の東京オリンピックに向けて、日本でも対応したお店がどんどん増えてきています!
そんなVISA payWaveですが、どんなお店で使えるのか気になりませんか?
また、VISA payWaveを使ってどんな風に決済するのかも気になるところ。
事前に使い方を知っておくと、今後VISA payWave加盟店が増えてきたときに支払いの選択肢が増えますよね!
このページでは、VISA payWaveが使えるお店や、おすすめの使い方について詳しく説明していきますね。
VISA payWaveとは?
VISA payWave(ビザペイウェーブ)は、VISAが提供する決済方法のこと。
iDやQUICPayのような感覚で使うことができる、後払い式の決済方法です。
当月1日~末日までの利用分が、翌日27日にクレジットカードの利用分と一緒に引き落とされる形になりますよ。
事前にチャージしておく必要がないので、残高の心配をすることなく使えます。
また、VISA payWaveを使って買い物をしても、クレジットカード払いのようにポイントが貯まるのが魅力的!
日本だけでなく、海外のVISA payWave加盟店でも使えるので、海外へ行く機会があるのなら持っておくと便利ですね。
VISA payWaveが使えるお店の一覧。コンビニはローソンだけ
VISA payWaveを使ってみようかなと思ったとき、どんなお店で使えるのかが気になるところ。
ここからは、VISA payWaveが使えるお店について説明していきますね。
主に、VISA payWaveが使えるお店は以下の通り。
この中だとイオングループで使えるのが大きな魅力です。
以前は対応していませんでしたが、海外からのお客さんに対するニーズを満たすために対応したのだと思われます。
また、りそな銀行の支店にある一部の自動販売機でも使えますよ。
コンビニだとローソンが対応しています。
まだローソンだけですが、今後も使えるお店はどんどん増えていくのではないかと思いますよ。
海外では使えるお店が多い
海外では、日本のようにVISA payWaveがほとんど使えないというわけではありません。
海外だと、街中のあらゆるお店でVISA payWaveが使えますよ。
タッチ決済に対応しているマークをどこでも見かけますので、積極的に使うと会計の時間を短縮できます。
海外に行ったとき、VISA payWaveを使っている人も見かけました。
▼VISA payWaveに対応している端末の横にタッチするところがあるタイプが多いです。
VISA payWaveの使い方
VISA payWaveを使うためには、いくつか方法があります。
主に、VISA payWaveを使う方法は以下の通り。
ここからは、それぞれの方法について説明していきますね。
VISA payWaveに対応しているクレジットカードの一覧
VISA payWaveを使ってみようと思ったときに、一番簡単な方法はVISA payWaveが搭載したクレジットカードを使うこと。
レジでクレジットカードをかざすだけで会計ができるので、便利ですよ。
主に、VISA payWaveが使えるクレジットカードは以下の通り。
以前よりVISA payWave対応しているクレジットカードが増えてきていますね。
オリコカードの場合はオリコポイント、ジャックスカードVISA payWaveの場合はラブリィポイントが貯まります。
どちらも初年度は年会費無料で使えますが、次年度以降は1,250円がかかってきますよ。
ただ、海外旅行障害保険が自動付帯になっているので、それを考えるとお得ですね。
VISA payWaveに対応しているデビットカードの一覧
VISA payWaveは、デビットカードにも搭載されていますよ。
主に、VISA payWaveが使えるデビットカードは以下の通り。
- 楽天銀行デビットカード
- 楽天銀行ゴールドデビットカード
- JNB Visaデビット
- 住信SBIネット銀行Visaデビットカード
- GMOあおぞらネット銀行 Visaデビットカード
- SMBCデビットカード
- 近畿大阪りそなデビットカード
- 埼玉りそなデビットカード
- りそなデビットカード
- 北國銀行Visaデビットカード
クレジットカードよりも対応しているカードが多いので、目的に合わせて選びやすいですね。
中でも、年会費無料で使える住信SBIネット銀行Visaデビットカードはおすすめですよ。
VISA payWaveの利用分も合わせて月間の利用金額に対し、1,000円ごとに6ポイントが貯まります。
つまり、ポイント還元率は0.6%という計算になりますね。
なるべく年会費がかからなくて、還元率が高いデビットカードを選ぶと良いですよ。
デビットカードの場合も、レジで専用のリーダーにかざすだけで支払いができます。
VISA payWaveの支払い分も使ったその場で口座から引き落とされるので、お金の管理がしやすいですね。
もしこれから作るのであれば、SBI証券と住信SBIネット銀行を一緒に作るのがおすすめです。
VISA payWaveが搭載しているプリペイドカードについて
プリペイドカードの中にも、VISA payWaveを搭載しているものがあります。
それが、海外プリペイドカードGAICA。
海外プリペイドカードGAICAは、クレジットカードのようにVisa加盟店で使えるカードです。
日本だけでなく海外でも使える上、海外で現地通貨を引き出すこともできる便利なカードですよ。
VISA payWaveを使うときも、レジで「VISA payWaveで」と伝えてGAICAをリーダーにかざすだけでOK。
年会費無料で使えるほか、SBI新生銀行の新生総合口座パワーフレックスを持っていると手数料などが無料になります。
また、SBI新生銀行からGAICAに毎月10,000円チャージすると、ATM手数料を無料にできますよ。
チャージしたGAICAでの支払いにVISA payWaveが使えると会計の手間が省けて便利ですね。
VISA payWaveで決済する流れ
VISA payWaveを使ってみようと思ったとき、どうやって決済すればいいのかが気になりますよね。
事前に決済の流れがわかっていると、いざ使いたいときにスムーズに支払えますよ。
VISA payWaveを使った決済の流れをおおまかに説明すると、以下の通り。
- VISA payWaveマークのあるお店に行く
- 支払い時にレジでVISA payWaveをかざす
- 支払い完了
日本国内では、基本的にサインレス・キャッシュレスで支払えるので簡単ですよ!
一定額(原則10,000円)を超える支払いは、カードを挿入して暗証番号を入力またはサインする必要があります。
また、米国の一部ではかざして支払えない場合もあるので気をつけましょう。
かざして支払えないときは、通常のICチップや磁気ストライプを使って支払う形になりますよ。
VISAのタッチ決済の支払い方法は、まだ浸透しておらず、店員さんもわからないことが多いです。
支払うときは「カードで」と伝えますが、リーダーにかざそうとすると、差込口を案内されます。
でも、対応しているお店だとタッチ決済で完了しますよ!
Apple PayでVISA payWaveは使える?
クレジットカードやデビットカードなど、カードを持ち歩かずにVISA payWaveが使えたら便利ですよね。
そこで気になるのが、iPhoneのApple PayでVISA payWaveは使えるのか?という部分。
結論からいうと、Apple PayでVISA payWaveは使えません。
VISAカードをApple Payに登録すると、それぞれのカードに対応しているiDもしくはQUICPay決済として扱われてしまます。
また、Androidでは以前、三井住友カードやJACCSカードを使ってVISA payWaveによるモバイル決済ができましたが、現在は使えなくなりました。
さいごに
VISA payWaveについて、簡単にまとめてみました。
- VISA payWaveマークがある加盟店で使える
- ポストペイ(後払い)式の決済方法なので残高を気にしなくていい
- VISA payWave搭載のクレジットカード・デビットカード・プリペイドカードが必要
- スマートフォンでは使えない
- 旅行や出張などで海外に行く機会が多い人におすすめ
日本ではまだまだ加盟店は少ないですが、今後VISA payWaveに対応したお店も増えてくるのではないかと思います。
国内では使えるお店が少なくても、海外ではメジャーな決済方法のひとつ。
VISA payWaveを使えば、言葉が通じなくても、お金の計算をしなくても、スマートに支払いができます。
海外に旅行や出張に行く機会があるのであれば、VISA payWave搭載のカードを持っておくと便利ですよ。
VISA以外のブランドでも、VISA payWaveと同じような使い方ができる方法がありますので、そちらも知っておくと便利です。