こんにちは!
楽天証券の口座を使っている、ノマド的節約術の松本です。
2018年からつみたてNISA(積立NISA)が始まりましたね。
(つみたてNISAと積立NISAは同じです)
証券会社で有名な楽天証券でも積立NISAに対応しています。
もし、楽天証券で積立NISAを使うことになる場合、どの投資信託がおすすめなのかや、そもそもの積立設定方法・買い方などがわからないのではないでしょうか。
このページでは、楽天証券で積立NISAを始めることにする場合にどのような手続きでやればいいのかを詳しく紹介していきますね。
楽天証券で積立NISAする4つのメリット
まず知っておきたいのが楽天証券で積立NISAするとどんなメリットがあるのかですよね。
数多くの証券会社や銀行が積立NISAに対応している中、楽天証券ならではもメリットは以下の通りです。
- 毎日積立ができる
- 楽天ポイントが使える
- 楽天ポイントが貯まる
- まとめて積立ができる
楽天証券で積立NISAを使う最大のメリットは、積立代金に楽天ポイントが使えることです。
貯まっている楽天ポイントが使えることでムダがなくなりますよね。
ポイント消化に困っているのであれば、なおさら便利だと思います。
また、SBI証券と同様に毎日積立ができるのも分散できるという意味でおすすめです。
毎月よりも毎日積立できたほうが、相場が下がったときにもしっかりと買えますからね。
積立するときに楽天ポイントが使える
楽天証券では、積立NISAで積立設定するときに、楽天ポイントを使うようにも設定できますよ。
貯まっているポイントを積立で使うようにすれば、有効期限切れになってしまって損するといったことを防げます。
「楽天はあまり使わないから、ポイントの使い道に困っていた!」という場合も積立NISAがあることでポイント消化できますよ!
毎日積立と自動入出金(スイープ)を使って楽天ポイントを錬金術的に獲得する方法
楽天証券のつみたてNISAでは、毎日積立ができます。
その仕組みをうまく利用すれば、少しではありますが楽天ポイントを錬金術的に増やせますよ。
自動入出金(スイープ)という仕組みがあり、これは楽天証券に入金されていない場合に楽天銀行の残高を楽天証券に入金できます。
ちなみに楽天銀行では、ハッピープログラムという条件を満たすことで楽天ポイントが1〜3ポイントもらえるサービスがあり、これを併用してポイントがもらえますよ。
楽天証券の残高がない状態でつみたてNISAを使って毎日積立しようとすると、そのたびに楽天銀行から楽天証券へ入金することになるため、1回あたり1〜3ポイントもらえます。
1日100円から投資信託を積立できるため、ちょうど100円にしておけば、最小限の投資金額で1〜3ポイントが確実に手に入りますよ。
月に3回までしか使えないですが、それでも本来の目的であるつみたてNISAをやりつつ、楽天ポイントもついでにもらえるのはお得ですね!年間にすると、36〜108ポイントがもらえます。
もし、ポイントを使って買うのであれば、1日あたり最大99ポイント使うようにしておくと、ポイントを使いつつもポイントを獲得できるサイクルが作れますよ。
楽天カードで投資信託を積立できる
さらに楽天証券の積立NISAでは、クレジットカードの楽天カードで積立ができます。
楽天カードで投資信託を買うときに50,000円以内なら、カード利用分に対して1%ポイント付与されるため、めちゃくちゃお得です!
楽天証券で積立NISAするなら必ず楽天カードで積み立てしましょう。
そうすれば、1%分のポイントが貯まって、さらにそのポイントを積立NISAでの投資に使えますよ。
お得でしかない仕組みのため、楽天証券を使うなら楽天カードは必須です!
楽天証券つみたてNISAの始め方・流れ
楽天証券で積立NISAするメリットがわかったら、楽天証券で積立NISAを始めるにはどうすればいいのかが気になるかと思います。
ここからは、楽天証券で積立NISAするときにどんな手順を経てスタートすればいいのかを紹介しますね。
ざっくりとした流れは以下の通りになります。
- 楽天証券で取り扱っている投資信託を確認
- 楽天証券に口座開設する
- つみたてNISAの口座開設も合わせてしておく
- 楽天証券に入金
- 投資信託の購入・積立設定をしておく
- あとは年に1度見直す
必ずやらないといけないのは、楽天証券の口座開設と積立NISAが使えるようにしておくことです。
積立は他の金融機関と併用できないため、もし利用する場合は比較してから決めたほうが納得感があると思いますよ。
ここからは、それぞれの項目ごとにより詳しく見ていきますね。
積立NISAに対応しているおすすめの投資信託
楽天証券で積立NISAをするにしても、どの投資信託を選ぶのかが迷いどころではないでしょうか。
経験がない場合はどこを選んだらいいのかがわからないと思います。
そこで、2011年から投資信託をコツコツ積立し続けている私が楽天証券の中からおすすめを選んでみました。
- ひふみプラス
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
- eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
SBI証券の積立NISAとおすすめできる投資信託はほぼ同じです。
あとは「たわらノーロード」シリーズの投資信託があるため、そちらもおすすめではありますが、上で紹介している「eMAXIS Slim」シリーズのほうが信託報酬が低いですよ。
個人的にはひふみプラスをベースにしつつ、他のインデックスファンドをいくつか加える感じがいいと思います。
余計なことを考えたくないのであれば「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」が無難ですね。
楽天証券の口座開設を済ませよう
どの投資信託で積立NISAをするのかを決めたら、楽天証券の口座開設をしておきましょう。
先におすすめの投資信託を紹介しましたが、口座開設までに多少時間はかかるため、先に口座開設の手続きをしておいてもいいぐらいです。
積立NISA目的で楽天証券に口座開設するにしても、ネット銀行の楽天銀行も合わせて口座開設しておくのがおすすめです。
楽天証券と楽天銀行をマネーブリッジという仕組みで紐付けができて、それによって楽天銀行の普通預金金利が0.10%になります。
また、楽天証券に入金するときの手続きも簡略化できるため、その点でもおすすめ。
つみたてNISAの口座開設もしておきましょう
▼まだ楽天証券の口座を持ってなくて、これから口座開設する場合は、口座開設の申込画面で「つみたてNISAを申し込む」にチェックを入れるだけで大丈夫ですよ。
余計な手続きは必要なく、あっという間に手続きできちゃいます。
楽天証券の口座を既に持っているけど、まだ積立NISAの口座開設はしていないという場合でも大丈夫です。
楽天証券で積立NISAの口座開設手続きをすれば始められますよ。
楽天証券の口座に入金する
楽天証券への口座開設ができたら、次は積立NISAで投資信託が購入できるように、口座にお金を入れないといけません。
証券口座への入金方法は、初めてだとイメージしにくいかもしれませんので、以下のページで詳しいやり方を紹介していますよ。
ネット銀行などの銀行口座を持っていると、リアルタイムで入金できるのがおすすめです。
楽天証券への入金をスムーズにするのであれば、楽天銀行の口座を持って、マネーブリッジという仕組みで連携しておけば、入金手続きが1分以内で終わります。
マネーブリッジを使えば、楽天銀行の普通預金金利も0.10%にできるため、そちらのメリットも大きいですよ!
つみたてNISAで投資信託を積立設定する方法
ここまでやれば、楽天証券の積立NISAでいつでも買い付けできる状態ですね。
積立NISAという言葉を聞くとややこしく思うかもしれませんが、普通に投資信託を買うのと同じ流れで積立設定するだけで大丈夫です。
楽天証券にログインしたあとは「投信」→「積立注文」→「つみたてNISAから探す」でページ移動すると積立NISAの対象になっている投資信託の一覧が表示されます。
▼ここから買いたい投資信託で積立NISA購入しましょう。
▼投資信託の詳細を開くと、そこでも積立NISAへの注文ボタンがありますよ。
▼今回は「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を買う手順で試してみますね。
「積立注文」のボタンを押しましょう。
▼注文画面に移動すると、まずは引落方法を選びます。
今回は、毎日100円積立してポイントを貯める方法を実践したいので、「証券口座」を選びました。
▼「金額・分配金コースの設定」で金額を入力します。
ここで100円を入力しておきました。
分配金コースは「再投資型」を選んでおけばいいですよ。
▼ポイント利用設定状況のところで、楽天ポイントを使うかどうかを選べます。
手続きするのであれば「設定する」ボタンを押します。
▼ポイント利用設定画面で「利用する」を選べば、ポイント利用方法を下で選びましょう。
毎日の上限ポイントも設定できますよ。
100円積立しますが、最低でも1円は現金で買うようにして、楽天銀行から引き落としになるようにしたかったので、1日最大99ポイントにしておきました。
▼ポイント設定が終わり、前の画面に戻ったら「目論見書の確認へ」ボタンを押すと、以下のような画面になります。
未閲覧の場合は「目論見書等を閲覧する」ボタンを押しましょう。
▼目論見書が表示されるので、ひと通り目を通して下にある「閉じる」ボタンを押します。
▼また前の画面に戻ると、目論見書が閲覧済みになっています。
次に進むには「注文内容確認へ」を押しましょう。
▼これまでの入力内容が表示されますので、間違いがないかチェックしてくださいね。
▼ひと通り目を通したら、最後に取引暗証番号を入力して、下にある「注文する」ボタンを押しましょう。
▼これで楽天証券でつみたてNISAを使った積立設定が完了しました!
▼積立設定の履歴を見ると、ちゃんと反映されていますね。
▼楽天証券に残高がないこともあわせて確認しておきました。
これで、自動入出金(スイープ)のサービスを使って毎日楽天銀行から引き落としされるようになっています。
年に1回は運用結果をチェックしてみよう
ここまで終わればあとはほったらかしでも大丈夫です。
でも、楽天証券で積立を続けた結果、上がってるのか下がってるのかは年に1回ぐらいチェックしておいたほうが、現状把握するという意味でもいいと思います。
私は毎年大晦日に投資信託の運用結果を確認する習慣があって、今どうなっているかを見るようにしていますよ。
確認したついでに、次の年は違う投資信託に積立してみようといったことも考えることができます。
さいごに
もし楽天証券で積立NISAを始めるのであれば、ここまでの流れの通りに進めたら始められますよ。
楽天証券のいいところは、楽天ポイントで投資信託が買えること。
貯まっているけど使いどころに困っていたポイントを積立NISAにまわせたらお得ですよね。
あとは毎日積立ができる証券会社でもあるため、積立NISAをするのにかなりおすすめの証券会社です。
貯金をもっと増やしたい、老後資金が欲しい、いった思いがあるのなら楽天証券で積立NISAを始めてみるのはいかがでしょうか。