公共料金をコンビニ払いにしていると、つい忘れてしまったり、支払いに行く手間もかかったりで大変ですよね。
支払いにかかる時間を節約しながらポイントも貯められるので、公共料金はクレジットカード払いが便利です。
年会費が無料でポイントも貯まりやすい楽天カードでも、公共料金の支払いができます。
ただし、2021年6月からルールが変更され、一部の公共料金支払いはポイント還元率が大幅にダウンしてしまいました。
このページでは、楽天カードで公共料金を支払う際のポイント還元率に加えて、還元率を下げない方法について詳しく説明していきますね。

楽天カードでの公共料金支払いは還元率0.2%のケースがある
楽天カードのポイント還元率は、基本的に1%です。
100円の利用につき、1ポイント貯まります。
以前はすべての公共料金支払いで1%還元だったものの、2021年6月から一部が例外となりました。
例外となった公共料金は以下のとおり。
- 電気料金
- ガス料金
- 水道料金
上記の公共料金は、500円につき1ポイントにルールが変更されました。
還元率が1%から0.2%にダウンしたのは残念ですね…。
ただし、携帯電話料金・NHK受信料は還元率が1%のまま。
そのため、携帯電話料金とNHK受信料については、楽天カードで支払い続けても損にはなりません。
また、電気・ガス・水道料金に関しても還元率が1%になる場合がありますので、ここから詳しく解説していきますね。
還元率が下がる電力会社
まず、楽天カードのポイント還元率が0.2%になる電力会社は以下のとおりです。
- 北海道電力
- 東北電力
- 東京電力エナジーパートナー
- 中部電力
- 北陸電力
- 関西電力
- 中国電力
- 四国電力
- 九州電力
- 沖縄電力
主要な電力会社は、すべて還元率ダウンの対象ですね。
ENEOSでんきやHISでんきなどの新電力であれば、ポイント還元率は1%になります。
楽天でんきもポイント還元率が1%なので、利用を検討してみるのもいいでしょう。
楽天でんきなら利用料金200円につき1ポイントの楽天ポイントも貯まりますよ。
還元率が下がるガス会社
次に、楽天カードのポイント還元率が0.2%になるガス会社は以下のとおり。
- 北海道ガス
- 仙台市ガス局
- 東部ガス
- 東彩ガス
- 武州ガス
- 東京ガス
- ニチガス
- 京葉ガス
- 静岡ガス
- 東邦ガス
- 北陸ガス
- 大阪ガス
- 岡山ガス
- 広島ガス
- 四国ガス
- 西部ガス
- 日本ガス
都市ガスと契約しているのであれば、還元率ダウンの対象になります。
上記に含まれないプロパンガスや新ガスとの契約であれば、還元率は1%になりますよ。
楽天ガスも、楽天カードで支払う場合の還元率は1%。
楽天ガスと楽天でんきをセットで契約すると、利用料金100円につき1ポイントの楽天ポイントが付与されるのでさらにお得です。
還元率が下がる水道事業者
水道料金において、楽天カードのポイント還元率が0.2%になる事業者は以下のとおりです。
- 札幌市水道局
- 仙台市水道局
- さいたま市水道局
- 東京都水道局
- 神奈川県営水道
- 川崎市上下水道局
- 横浜市水道局
- 浜松市上下水道
- 名古屋市上下水道局
- 京都市上下水道局
- 大阪市水道局
- 神戸市水道局
- 福岡市水道局
- 千葉県営水道
住んでいる地域が上記に含まれない事業者の管轄なら、還元率は1%になります。
電気・ガスに比べて、還元率が1%のままで支払える場合も多いですね。
自宅の水道料金はどの水道局から請求されているのか、改めてチェックしてみましょう。
電気・ガス・水道料金の支払いで還元率1%にするには?
ここまで、楽天カードで公共料金を支払う際に還元率がダウンする基準を解説しました。
できれば電気・ガスの契約会社は変えずに、より多くのポイントをもらいたいですよね。
還元率1%を維持しながら電気・ガス・水道料金を支払うには、2つの方法があります。
- 楽天銀行デビットカードを使う
- 楽天カード以外の高還元率クレジットカードを使う
楽天銀行デビットカードは、名前のとおり楽天銀行が発行しています。
100円の利用につき、楽天ポイントが1ポイント貯まるのが特徴です。
さらに電気・ガス・水道料金の支払いでも、ポイント還元率は変わりません!
ただし、事業者によってはデビットカードでの引き落としができない可能性があるので、事前に確認しましょう。
楽天銀行は楽天カードと併用するメリットも多いため、口座を開設しておくのがおすすめですよ。
もし楽天ポイント以外のポイントも貯めているなら、他の高還元率カードでの引き落としに切り替えるのも一つの手ですね。
ポイントの還元率が高いクレジットカードについては、以下の記事にまとめています。
楽天カードで携帯電話料金・NHK受信料を支払う方法
携帯電話やNHKの料金を支払う際の還元率は変わらないため、楽天カードでの引き落としを続けても問題ありません。
「これから楽天カードで携帯電話料金・NHK受信料の支払いをしたい」という方もいるかと思いますので、手続きの方法を解説しますね。
携帯電話料金
携帯電話料金を楽天カードで支払いたい場合は、各社サイトから申し込む必要があります。
楽天e-NAVIでは、以下の携帯会社の申し込み手順が紹介されていますよ。
- 楽天モバイル
- docomo
- au
- SoftBank
- Y!mobile
上記以外の格安SIMに関しても、各社サイトから手続きをすれば楽天カードでの引き落としが可能です。
楽天カードで携帯電話料金を支払う設定にすると、翌月または翌々月に請求される料金から適用になります。
ちなみに、楽天モバイルなら利用料金の支払いや端末購入時の費用にも楽天ポイントが使えますよ。
通常ポイントだけでなく、期間限定ポイントも利用できるのが魅力ですね。
月々の携帯料金をお得にしつつ、ポイントも貯められるので一石二鳥です!
NHK受信料
楽天カードでNHK受信料を支払うための手続き方法は、以下の2種類があります。
- 郵送
- インターネット
インターネットで申し込む場合は、NHK受信料の窓口から手続きをしましょう。
支払いコースは「2か月払」の他に、「6か月前払」や「12か月前払」も用意されています。
「6か月前払」または「12か月前払」を選ぶと、割引が適用されてお得になりますよ。
さいごに
楽天カードでの公共料金支払いに対して、ポイント還元率が下がってしまったのは残念です…。
ただし、詳しく調べてみると、ポイント還元率が1%のまま支払えるケースもあることがわかりました。
これから楽天カードを使ってみようか考えているなら、以下から楽天カードの公式サイトが見れますよ。
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生活している以上、公共料金は必ず支払うもの。
お得に済むなら、それに越したことはありませんよね。
ここで紹介した会社で公共料金を支払っているなら、別のカードに切り替えるほうがポイントのもらい損ねを防げますよ。