こんにちは!
住信SBIネット銀行を10年以上利用している、ノマド的節約術の松本です。
昔は住信SBIネット銀行はデビットカードがありませんでしたが、今はVISAとMastercardのデビットカード(ミライノデビット)がありますよ。
住信SBIネット銀行の口座は便利でよく使っていますが、せっかくデビットカードが出てきたのであれば、デビットカードを少しでもお得に使えたらと思うのではないでしょうか。
このページでは、住信SBIネット銀行のVISAデビットカードを使うときに知っておくと役立つことをまとめました。
そもそも「デビットカードって何?」という疑問があるなら、以下のページがおすすめです。
住信SBIネット銀行のデビットカード一覧とスペック比較
住信SBIネット銀行のデビットカードは、1種類だけでなく複数あります。
もし、デビットカードを使う場合は、自分の好きなカードを選びましょう。
ということで、住信SBIネット銀行のデビットカードを一覧にしてみました。
カード名 | ミライノデビット(Mastercard) | ミライノデビットPLATINUM | ミライノデビット(Visa) |
---|---|---|---|
ブランド | Mastercard | Mastercard | VISA |
年会費 | 無料 | 11,000円 | 無料 |
有効期限 | 7年 | 7年 | 5年 |
ポイント還元率 | 0.8% | 1.0% | 0.6% |
非接触決済 | Mastercardコンタクトレス | Mastercardコンタクトレス | VISAのタッチ決済 (VISA payWave) |
特典 | – | スマートプログラムのランクが2つアップ 「ダイニング by 招待日和」が使える 手荷物無料宅配サービスが使える | – |
デザイン | 1種類 | 1種類 | 3種類 |
3種類のデビットカードがありますね。
私はミライノデビットPLATINUMを使っていますよ。
個人的には、どちらかのMastercardを選ぶのがおすすめです。
年会費を許容できるかどうかで、どちらにするかが変わってきますね。
当然ながら、プラチナカードにあたるミライノデビットPLATINUMが一番特典は充実しています!
ミライノデビット(Visa)の年会費は無料

住信SBIネット銀行でミライノデビット(Visa)を作る場合は、条件なしで年会費無料です。
普通のキャッシュカードに加えて、VISAデビットカードの機能が加わることもあり、お金がかかってしまいそうなイメージがありますが、心配する必要はないですよ。
ずっと持ち続けていてもお金がかかることはありません。
ミライノデビット(Mastercard)の年会費も無料
ミライノデビット(Mastercard)も、年会費無料で持てるデビットカードですよ。
あとで詳しく紹介しますが、ミライノデビット(Mastercard)のほうがミライノデビット(Visa)よりもポイント還元率が高いので、こちらを作るほうが個人的にはおすすめです。
デザインもかっこいいので、持っていて恥ずかしくないデビットカードとなっています。
ミライノデビットPLATINUMは年会費かかるけど特典がすごい
もう1枚の住信SBIネット銀行のデビットカード「ミライノデビットPLATINUM」は、年会費が税込で11,000円もかかります。
高すぎると思いませんでしたか?
実際、高いなとは思うんですが、特典の内容を知れば知るほど安いんじゃないか…と思ってきますよ。
ざっくりと主な特典を一覧にしてみますね。
- ポイント還元率1%
- 住信SBIネット銀行のランクが2つアップ
- 「ダイニング by 招待日和」が使える
- LoungeKey対応ラウンジが年間3回使える
- Boingo Wi-Fiが無料で使える
- 手荷物宅配サービスが2個まで使える
一番のメリットは、住信SBIネット銀行のスマートプログラムランクが2つも上がること。
少なくともランク3になるので、ATM手数料と他行宛振込手数料が月7回は無料にできます!
常にATM手数料や振込手数料を払っていたのであれば、ミライノデビットPLATINUMにすることで払わずに済みます。
デビットカードのポイント還元率は0.6〜1.0%
住信SBIネット銀行のデビットカードは、種類によってポイント還元率が異なります。
先ほどの比較表でも紹介した通り、0.6〜1.0%のポイント還元率ですよ。
ミライノデビット(Visa)が0.6%で、ミライノデビット(Mastercard)が0.8%、ミライノデビットPLATINUMが1.0%ですね。
ポイント還元率だけ見たらミライノデビットPLATINUMが一番いいですが、年会費が必要になるので、ポイントを貯めることだけを考えるのならミライノデビット(Mastercard)が無難な選択ですよ。
クレジットカードよりは低いポイント還元率ですが、デビットカードにしては還元率が高いほうなので、クレジットカードの代わりにメインカードにするのもアリです。
ミライノデビット(Mastercard)で月に10万円使った場合は、800ポイントが付与されますよ。
スマプロポイントが貯まり、500ポイントから100ポイント単位で現金交換できるのが大きな魅力です。
レートはもちろん1ポイント1円ですよ。
日本円と米ドルで決済できる
住信SBIネット銀行には、外貨預金の機能があり、いくつかの外貨にして普通預金を持っておくことができます。
投資の意味合いで外貨預金するのはおすすめしないのですが、特にアメリカに行って米ドルを使う場合はデビットカードが便利になりますよ。
住信SBIネット銀行の外貨普通預金に米ドルを預けていれば、米ドルでショッピングしたときに米ドルから引き落とされます。
手数料は2.50%必要になるデメリットも。
今はこの手数料が年間30回までポイントバックになる「Visaデビット海外事務手数料優遇プログラム」があるため、そこまで米ドル決済しないのであれば、実質的に無料で使えますよ。
2.50%のポイントは、住信SBIネット銀行のスマプロポイントとして還元されます。
スマプロポイントは現金に交換できるため、時間差にはなりますが、交換さえできたら無料になりますね。
1年間のカウントは4月1日〜翌年3月31日になります。
米ドル以外の外貨決済の事務手数料は2.50%
米ドル以外を使う場合も、海外事務手数料が2.50%かかります。
通貨が異なるので、手数料がかかるのはしかたないところですね。
逆に米ドルでの買い物を日本円で支払おうとすると、同様に2.50%の手数料がかかります。
日本円と米ドルでの買い物の場合は、その国の通貨に合わせておくことが、ムダな手数料を払わないためのコツです。
海外ATMで現地通貨の引き出しに使える
住信SBIネット銀行のデビットカードを持っていれば、海外旅行や海外出張したときに現地のATMで現地通貨を引き出せます。
ミライノデビット(Visa)の場合、VISAマークやPlusマークがついた海外ATMだと、住信SBIネット銀行の残高から現地通貨を下ろせますよ。
ミライノデビット(Mastercard)なら、「Mastercard」、「Maestro」、「Cirrus」のマークが対象です。
ただし、こちらも海外事務手数料2.50%がかかります。
10,000円分おろせば、手数料が250円ですね。
デビットカードならではの限度額の高さが魅力
デビットカードはあまりポイントが貯まらないのですが、預けている金額だけ使えることもあり、一般的なクレジットカードよりも限度額が高くなっています。
初期設定では、1回50万円が限度額になっていますが、最大で1回200万円に変更できますよ。
1ヶ月単位にすれば、限度額を1,000万円にできます。
クレジットカードにはできない使い方ができるのはデビットカードならではです。
Visa payWaveに対応している
Visa payWave(ビザペイウェーブ)って聞き慣れないですよね。
Visa payWaveは非接触IC型の決済方法で、住信SBIネット銀行のミライノデビット(Visa)を近づけてかざすだけで決済ができます。
クレジットカード・デビットカードの支払いだと、暗証番号の入力やサインを書く時間が気になりますよね。
Visa payWaveだとそれがなくなって、かざすだけで支払い完了できるので大幅に時間短縮できます。
ただ、Visa payWaveに対応しているところはまだ少ないでしょうね。
Visa payWaveに関しては、日本よりも海外のほうが使いやすいと思いますよ。
Mastercardコンタクトレスに対応
Mastercardのミライノデビットの大きなメリットの1つが、Mastercardコンタクトレスに対応していることです。
Mastercardコンタクトレスって聞き慣れないと思いますが、カードを読み取り部にタッチするだけで支払いが完了できます!
日本ではローソンやマクドナルドぐらいでしか使えないんですが、海外だとMastercardコンタクトレスが使えるお店が多く、あまりの支払いの簡単さに感動しますよ。
私も海外旅行のときは、ほとんどMastercardコンタクトレスで支払っていました。
▼Mastercardコンタクトレスで支払う様子の動画はこちら。
Apple Payとしては使えない
ただ、ミライノデビット(Mastercard)はApple Payとしては使えないのが少し残念なところです。
Apple Payとして使えたらめちゃくちゃ便利になるんですけどね…。
いずれ対応してくれることを願いましょう!
キャッシュカードのみからデビットカードの切り替えもできる
既に住信SBIネット銀行の口座を持っているなら、キャッシュカードがありますよね。
これをデビットカードに切り替えできないかが気になるところだと思います。
もちろん、キャッシュカードからデビットカード兼キャッシュカードへの切り替えができますよ。
切替手数料は無料のため、既に住信SBIネット銀行のキャッシュカードがあってもいつでも自由に切り替えできます。
カードのデザインも変わりますので、前のデザインがあまり気に入らなかった場合はチャンスです。
法人口座にも対応している
住信SBIネット銀行は、法人口座も作れますが、個人口座と同じようにデビットカードを作ることもできますよ。
私も住信SBIネット銀行の法人口座を持っているので、こちらも切り替え対応しなくちゃ・・・。
さいごに
今後、住信SBIネット銀行の口座を作るなら、デビットカードと合わせて使えるようにしておくと便利です。
デビットカードを使う・使わないどちらにしてもキャッシュカードの機能はありますので、その点は安心してくださいね。
私が持っているキャッシュカード、ぼろぼろになっているので、この機会にミライノデビットPLATINUMに変更しました!
もし、住信SBIネット銀行の口座開設をするのであれば、証券会社のSBI証券と同時に口座開設するのがおすすめです。
その理由はノマド的節約術限定の、SBI証券口座開設キャンペーンを行っているから。
条件を満たすと、現金2,000円プレゼントされますよ。
また、住信SBIネット銀行とSBI証券は同時に口座開設できますので、手間が省けるのも大きな魅力です!
▼SBI証券と住信SBIネット銀行の同時口座開設はこちらから▼
あらためて、ミライノデビットについて詳しくチェックするなら、以下のページもどうぞ。
おまけ:他のデビットカードと比較する
住信SBIネット銀行以外にもデビットカードはいくつかあります。
他の銀行口座・デビットカードと比較しようと思っているのであれば、以下のページもおすすめですよ。