私は生まれてからほとんど神戸にしか住んでいません。
2011年に会社を辞めた状態なのに注文住宅を建てようとしていた頃に、稼ぎのあてがなかったので、一時期は大阪にある妻の実家に住んでいた時期がありました。
それ以外はずっと神戸に住んでいます。
ずっと住み続けている神戸ですが、他のところに旅行に行く機会が増えれば増えるほど、神戸の良さを改めて感じることも多いです。
そんな神戸に観光で来られた方がより楽しめるように、神戸に住み続けている私がおすすめする神戸の観光地をまとめて紹介していきますね。
ここで紹介しているのは、私が行ったことのある場所だけです!
ノマド的節約術は、節約やお得な情報を紹介しているサイトなので、それぞれの場所ごとに安くできる方法も紹介します。
動物などのいきものとふれあいたい場合
神戸には動物園や水族館など、動物とのふれあいを楽しめる場所がいくつかあります。
非日常な感覚を味わうことができ、ほっこりした気持ちで帰れますよ。
王子動物園
神戸の動物園といえば、王子(おうじ)動物園です。
ゾウやパンダなど、人気の動物をはじめとして、いろいろな動物がいますよ。
中には遊園地もあり、じっくり見て回ると、それだけで1日楽しめるぐらいです!
個人的にはカピバラや、間近で見れるライオンやトラの印象が残っています。
最寄り駅は、阪急の王子公園駅です。
三宮から阪急で2駅で5分もかからず行けますよ。
王子動物園の料金を割引する方法もいろいろと充実しています。
神戸どうぶつ王国
王子動物園と合わせて1日動物とふれあいたいと思うのなら、神戸どうぶつ王国も新たな名所の1つです。
もともとは「花鳥園」という名前だったこともあり、鳥が多いですよ。
園内を歩いていると、普通に鳥が真横を飛んで行ったり、その辺でカピバラがダラダラしていて、癒されること間違いなしです。
王子動物園も動物との距離が近いですが、神戸どうぶつ王国はそれ以上の近さがあります。
鳥が肩に乗ってきたりしますからね。
須磨海浜水族園
神戸にある水族館といえば、スマスイの愛称で親しまれている須磨海浜水族園ですね!
名物のイルカショーは、何回見ても楽しいし、イルカの賢さに感心するものです。
園内にはレストランやカフェもあり、朝から1日楽しむことができますよ。
行ってみると、小さな子供を連れた家族連れがとても多い場所です。
私が行った時も、いつも子供を連れて行ってますね〜。
最寄り駅は、JRだと須磨海浜公園駅・山陽電鉄だと月見山駅です。
三宮からだと、電車で15〜20分ほどかかるので、少し離れていますね。
須磨海浜水族園の料金はちょっぴり高めなので、割引できる方法を活用して、お得に楽しみましょう!
自然や景色を楽しみたい場合
神戸は洗練された都会のイメージがあると思いますが、少し街から離れると、自然が多いところでもあります。
海と山が近いこともあり、いろいろなところからいい景色を見ることができますよ。
神戸市立森林植物園
神戸市北区にあり、ちょっと都心から離れたところにあるのが森林植物園です。
都会から離れているということもあり、あまり混雑することもないので、ゆったりと自然を楽しむことができますよ。
4月には桜がきれいだし、ゴールデンウィークぐらいになれば、ツツジやシャクナゲがとてもきれいです。
6月にはあじさいもあるし、年中いろいろな植物鑑賞を楽しむことができますよ。
子供連れでのお出かけにもおすすめで、アスレチックや野球場よりも広いと思う広場があって、自由に遊べます。
三宮から市バスが出ている時期もありますが、電車で行くなら神戸電鉄の北鈴蘭台駅から送迎バスに乗って行きましょう。
他の観光地と合わせて行くにはちょっと難しいかな・・・。
関西に住んでいる方が日帰りで行くのにおすすめです。
須磨離宮公園
須磨離宮公園は子供連れで行くのがおすすめです。
森林植物園と同じぐらいの広さがあるように感じる場所でしたよ。
名前の通り、公園のようになっています。
植物鑑賞だけでなく、子供が思い切り楽しめるアスレチックがいい感じです。
息子と一緒にアスレチックに行きましたが、長いすべり台に夢中になっていました。
先ほど紹介した須磨水族園ともそれほど離れていないので、両方とも行けば自然・海が1日で楽しめますよ。
最寄り駅は山陽電鉄の月見山駅です。
須磨浦山上遊園
須磨浦山上遊園は、昔ながらの遊園地があるところです。
設備はそれほど多くないですが、ここにしかないカーレーターや景色がすごくいいリフトなど、楽しめるところはたくさんありますよ。
子供と楽しむのもいいですが、カップルで行って、神戸の景色を見たり、明石海峡大橋を見たりするのがいいところです。
最寄り駅は、山陽電鉄の須磨浦公園駅です。
須磨離宮公園や須磨水族園とあわせて1日で両方楽しむのもいいですよ。
ただ、入園料が少し高いので、割引できる方法を使うのがおすすめ。
ポートタワー
神戸は海の近さも大きな魅力の1つです。
海のすぐ近くに100m以上の赤いタワー「ポートタワー」があり、そこからの眺めがまたいいですよ。
特に夜に行けば、神戸の夜景を堪能できるはず。
ポートタワー内のカフェは、床がまわるようになっているので、座っているだけで神戸の景色を360度一望できます。
ポートタワーのすぐとなりには神戸海洋博物館(カワサキワールド)もあるので、お昼に行くならあわせて行くと、チケット代が安くなりますよ。
布引ハーブ園
布引ハーブ園は、新神戸駅すぐ近くにあるロープウェイを使ってのぼったところにあります。
キレイに整ったハーブを中心とした植物や花の景色を楽しめますよ。
ハーブの名前が入っていることもあり、ところどころにおいをかいでみるのが楽しいです。
以前はなかったのですが、足湯もできていました。
かなり急な坂道を歩くことになるので、意外と足が疲れます。足湯があるのはちょうどいいですよ。
布引ハーブ園からの景色はかなりよくて、神戸の街並みを一望できます。
季節によっては夜までロープウェイが動いているので、泊まりで神戸観光に行くならその日の最後にハーブ園に行くのがおすすめです。
温泉でゆっくりしたい場合
神戸には、全国的にも有名な温泉地の有馬温泉があります。
日帰りでも十分に温泉を楽しめますので、日頃の疲れをとりたいなら、足を運んでみましょう。
有馬温泉の場合は、古い街並みも歩いてて楽しいですよ。
有馬温泉 金の湯
有馬温泉にあるお風呂で、誰でも気軽に入れるところの1つが金の湯です。
茶色く濁ったお湯で、鉄のにおいがするのが特徴ですね。
実際に入ってみると、かなり高温ですので、熱いお湯が苦手な方にはちょっとキツいかも・・・。
有馬温泉らしさをお手頃な値段で感じることのできる貴重な場所です。
有馬温泉 銀の湯
金の湯があれば、銀の湯もあります。
銀の湯は、無色透明のお風呂で、一般的によくある感覚のお風呂ですよ。
金の湯よりはお湯の温度が低いとは思いますが、それでも熱めのお湯でした。
大浴場とサウナだけというシンプルなところですが、有馬温泉の街並みを散策したあとにお湯に浸かると疲れがとれそうです。
万葉倶楽部(万葉の湯)
有馬温泉まで行くのはちょっと遠い・・・。
そんな場合は、神戸駅からすぐ近くにある万葉倶楽部に行ってみましょう。
温泉だけ入るにはちょっと高いところですが、1日ダラダラと過ごそうと思うなら、かなり楽しめる場所ですよ。
割引方法がいろいろとあるので、少しでもお得に入るようにしましょう。
美術館・博物館で芸術を楽しみたい場合
神戸には、美術館や博物館が数多くあります。
芸術の秋など、じっくりといろいろな作品を鑑賞したい時には美術館や博物館に行ってみましょう。
兵庫県立美術館
兵庫県立美術館は、神戸市内にある大きな美術館です。
時期によっては、企画展が行われているので、時期をずらして行けば、年中楽しめる場所でもあります。
中にはカフェやレストランもあり、長時間の鑑賞で疲れた時もゆっくり休むことができますよ。
私が行った時もついついカフェを使ってしまいました。
最寄り駅は、阪神電鉄の岩屋駅です。
三宮駅から2駅で5分もかからず行けますよ。
神戸市立博物館
三宮駅から南のほうに行くと、旧居留地エリアがあります。
旧居留地エリアの一角に神戸市立博物館がありますよ。建物自体に重厚感があります。
美術館と同様、定期的に企画展が開催されているので、時期をずらして行くと、いろいろ楽しめますよ。
こちらも館内にレストランがあり、ひと休みできます。
神戸海洋博物館(カワサキワールド)
神戸海洋博物館は、カワサキワールドとも呼ばれる場所です。
川崎重工業の展示があり、バイクや車の部品、新幹線を見ることができます。
男の子の子供がいるところは、家族連れで遊びに行くと楽しめる場所ですよ。
すぐ近くにはポートタワーもあるので、両方合わせて行って楽しみましょう!
北野異人館エリア
神戸で一番有名な観光地なのが、北野異人館エリアだと思います。
もともとはこのエリアに外国人が住んでいたこともあり、異国情緒を感じる雰囲気になってますよ。
異人館はいくつもあるのですが、全館共通で入れるチケットはありません。
いくつかのグループごとに共通券がある仕組みになっています。
これは私も行ってみて初めて知りました。
1日で全部まわるのは大変ですので、行きたいところが入ってる共通券を買うのがいいと思います。
もちろん、1つ1つ個別にチケットを買うこともできますが、少し割高になってしまいます・・・。
うろこの家グループの共通券で入れるところは以下の通り。
- うろこの家
- うろこ美術館
- 山手八番館
- 北野外国人倶楽部
- 坂の上の異人館
- 英国館
- 洋館長屋(仏蘭西館)
- ベンの家
3館共通券(黄色いパスポート)で入れるのは以下の通り。
- 旧ヴォルヒン邸 香りの家オランダ館
- 旧ヨハン・フラウベルト邸跡 デンマーク館
- 旧W.クンツェ邸跡 オーストリアの家
風見鶏の館、萌黄の館、イタリア館は個別にチケットを買って入ります。
個人的には、イタリア館の家庭的な雰囲気が気に入りましたよ。
丁寧に案内してくださって、とても親切にしてくださるのがよかったです。
北野異人館エリアには、他とは違う雰囲気のスターバックスもあります。
選外だけど、行ったことのある場所
おすすめの中では紹介しなかったですが、他にもいろいろな場所に行ってきました。
私の感覚では強くおすすめというわけではないですが、人によっては面白いと感じるかもしれません。
おすすめのモデルコースを考えてみました
いろいろな場所を紹介してきましたが、すべての場所を1日でまわるのは不可能です。
でも、近い場所同士で移動すれば、1日でいろいろな場所を楽しめますよ。
神戸の地理を知っているからこそ提案できる、おすすめのモデルコースを考えてみました。
北野異人館・布引ハーブ園を巡るコース
神戸の有名観光地である北野異人館エリアと布引ハーブ園は、すぐ近くにあり、歩いて移動できるぐらいの距離です。
北野異人館で、神戸の異国情緒を感じていただいたあと、布引ハーブ園に行って、自然を楽しんだり、神戸の景色・夜景を楽しんだりすると、1日過ぎると思います。
宿泊する場合は、新神戸や三宮駅周辺にホテルなどを予約しておけば、移動する手間もだいぶ省けますよ。
子供連れで須磨を堪能するコース
子供と一緒で、子供も含めた家族全員が楽しもうと思うなら、須磨に行くのはどうでしょうか。
水族館・遊園地・公園の3ヶ所があるので、いろいろな楽しみ方ができますよ。
まずは須磨水族園に行って、そのあと須磨離宮公園か須磨浦山上遊園に行くコース。
もしくはその逆でもいいと思います。
1日で3ヶ所行くと慌ただしい感じですが、まわれなくもないぐらいの距離感ですので、1日思い切り楽しむならいろいろまわってみましょう。
神戸までの交通費を安くするには?
神戸観光しようと思ったら、まずは神戸に行く必要がありますよね。
神戸に行くにも交通費がかかるものです。
関西からだとJRの昼得きっぷや私鉄回数券がおすすめ
大阪や京都などから日帰りで神戸に遊びに行くなら、電車移動が便利ですよ。
特にJR線なら、乗り換えなしで神戸まで行けますからね。
JRだと、昼得きっぷを使えば、普通に切符を買うよりも30〜40%ぐらい安くなり、使わないと損なぐらいです。
私鉄を使う場合でも、土日祝日の回数券だと20%以上も交通費を安くできます。
新幹線で来る場合は株主優待を使おう
遠くから新幹線を使って行く場合は、JR西日本やJR東海の株主優待を使うと新幹線の運賃を節約できますよ。
例えば、東京から神戸に行こうと思ってJR東海の株主優待を使うなら、新大阪までしか使えないことに気をつけてくださいね。
新大阪から在来線に乗り換えて、新快速で三ノ宮・神戸まで行くと交通費を安くできます。
株主優待を使うのが面倒なら、金券ショップで回数券を買ったり、エクスプレス予約を使って安くしましょう。
私はビューカードの特約である「ビュー・エクスプレス特約」を使って新幹線の運賃を節約してます。
関東エリアに住んでいる方であれば、ビュー・スイカやルミネカードを使っていることもあると思うので、特約をつけるのがおすすめです。
飛行機で来る場合も株主優待が安くなる
飛行機を使って神戸に行くなら、神戸空港があります。
他には伊丹空港や関西国際空港もありますよね。
神戸空港だと、ANAの便が多いので、ANA株主優待を使えば国内線半額で移動できますよ。
伊丹空港・関西国際空港ならJALも飛んでますよ。
JALも株主優待で国内線半額にできますよね。
大阪の観光も兼ねるなら、伊丹空港や関西国際空港を使って神戸にも遊びに行く流れがいいと思います。
伊丹空港・関西国際空港から三宮方面のバスが出てますし、移動はしやすいです。
外国人ゲストに神戸のおすすめ場所を案内できなかったのが悔しかった
私が神戸の観光スポットをあちこちまわるようになったのには理由があります。
2012〜2013年頃に、定期的にカウチサーフィンをしていたので、外国人が泊まりに来てたんですよね。
会話の中でほとんど必ず話題になるのが、「明日どこに行こう?」「おすすめの観光地はどこ?」という話題です。
私は神戸に住み続けているのにも関わらず、ほとんど答えることができませんでした。
神戸に住んでいるのに、神戸の有名観光地すら知らなかったんですよね。
その頃、息子が1〜2歳の頃でした。
その後、年齢を重ねていくにつれ、普通におでかけができるようになってきました。
子供連れで楽しめる場所は息子を連れていき、自分自身も楽しめるかどうかを一般的な観光客の目線で見ていました。
行く場所が増えてきましたので、今回ようやく神戸観光のプランを考えることができるようになりました。
自分なりに神戸を楽しんでいただけるように考えてみましたので、このページで紹介した場所を楽しんでいただければ、神戸市民の私としてもうれしいです。
さいごに
神戸にずっと住み続けていますが、この記事を書くことで自分は改めて神戸が好きなんだな〜と思いました。
観光地として有名な場所でもあるので、一度行ってみて神戸の雰囲気を感じていただけるとうれしいです。
神戸の観光地まとめ
これまで紹介してきた神戸の観光地を一覧にしましたので、それぞれの場所の詳細を知りたい方は開いてみてくださいね。