郵便の送料を安くしたいときは、ミニレター(郵便書簡)がおすすめです。
ミニレターだと85円で送れるので、郵便を安く送りたいときにぴったりですよ。
そんなミニレターですが、どこで買えるのかや使い方が気になるのではないでしょうか。
このページでは、ミニレターの買い方や送り方について紹介しています。

ミニレター(郵便書簡)とは?
ミニレターは、別名で郵便書簡というサービスです。
封筒と便箋がセットになっていて、封筒を別に用意しなくても送れるのがポイントですよ。
定形外郵便やゆうメールだと必要になる封筒を買わなくていいので、その分だけ安くできますね。
▼実際に郵便局で購入したミニレターです。

ミニレターって、折りたたんだり、切り取ったりして使うもので、ちょっと原始的な感じになっているのが特徴的です。
その分、もしかしたら送料が安くなっているのかもしれませんね。
長さは以下の通り。
家にあるものさしで測ってみました。
- 縦:16.5cm
- 横:9.2〜9.3cm
それほど長いものではないので、大きなものは入れることができません。
ミニレターには、小さな写真やミニレターに書き切れない場合に紙を同梱したりする用途で使います。
チケットやクオカード・図書カードなどの金券を入れることも可能ではありますが、あとで紹介する定形外郵便で送ったり、より万全を期すために簡易書留にするのがおすすめです。
現金を入れるのはダメなので、絶対に入れないようにしてください。

ミニレターの料金は85円!
ミニレターを使おうと思ったときに、何円で買えるのか値段が気になると思います。
ミニレターの料金はなんと85円という安さですよ。
定型郵便物は110円なので、ミニレターのほうが25円分お得ですね。
ミニレターはどこで買える?
ミニレターは郵便局の窓口で買えます。
コンビニや書店など、郵便局以外の場所では買えないので気をつけましょう。
まとめ買いしたいときは、郵便局のネットショップでも購入できます。
ミニレターの使い方・送り方について
ここからは、ミニレターの使い方や使うときの注意点について紹介しますね。
まず、ミニレターの使い方・送り方は以下の通り。
- ミニレターを買う
- 宛名を書く
- 手紙や荷物などを封入する
- ミニレターを折りたたんで封筒にする
- 郵便ポストや郵便窓口から送る
ミニレターは切手不要で送れますよ。
書き方としては切手のある面に宛名、その右隣に自分の名前や住所を書きます。
送るときは郵便ポストや郵便窓口でミニレターを出しましょう。
ポストで送る場合、左右どっちに入れるのか迷うかもしれませんが左側に投函すればOKです。
ミニレターは別途封筒を用意しなくていいし、直接記入できる
ミニレターの良さは、他の発送方法と違って、封筒を用意しなくていいこと。
これだけでもまた発送コストが下がりますよね。
ミニレターの中は、下の写真のように折りたたみ式になっているので、直接記入できます。
自分の思いを自分の字で伝えることができる、なんだか温かみのある感じですよね。

過去にミニレターで郵便を受け取って、そこにメッセージが手書きで書かれていたことがありましたが、やはり心が動かされました。
ヤフオクやメルカリなどで出品されている方は、ミニレターを使って、手書きのメッセージを送ることで、相手の印象がぐっと良くなると思いますよ。
ミニレターで送れるもの・入れてもいいもの
ミニレターで送れるものは、厚さ1cmおよび重量25gを超えないものに限ります。
範囲内であれば、メモや写真なども同封できますよ。
ただし、重さが25g以内であっても紙片状のもの以外は送れません。
鍵・ペン・化粧品などは送れないので注意しましょう。
送れるものの解釈が郵便局によって異なる可能性も
郵便局の公式ページによると、ミニレターは紙片状のしか送れないと書いています。
ただ、郵便局によって解釈が違うのか、送れたり送れなかったりするという声もいただきました。
返送になってしまうのが面倒だと思うので、重さの基準は満たしているけど、「これ大丈夫かな?」と思うものはミニレター以外で送るほうが無難です。
厚さ1cm・25gを超えると定形外郵便物の料金になるので注意!
ミニレターは、25gまでの郵便を送るためのサービスです。
厚さ1cm・25gを超えると定形外郵便物の料金になるので注意しましょう。
もし、厚さ1cm・25g以上のものを送ろうと思っている場合は、定形郵便・定形外郵便を使ってくださいね。
定形郵便は110円、定形外郵便は140円から使えます。
別料金を払えば特定記録や速達にも対応している
ミニレターを使う時は、オプションを付けれなさそうなイメージがあると思います。
ですが、特定記録(+210円)や速達(+300円)であれば対応していますよ!
ミニレター自体は85円ですが、特定記録や速達にする場合だと、それぞれの料金が別途かかってきますので、その点はご注意ください。
特定記録や速達を使った場合のミニレターの料金は以下の通りです。
- 特定記録:85 + 210 = 295円
- 速達:85 + 300 = 385円
- 特定記録&速達:85 + 210 + 300 = 595円
63円のミニレターは使える?
ミニレターは85円に値上げしましたが、未使用であれば63円のミニレターを送ることもできます。
ただし、63円のミニレターを使う場合は新料金との差額分の郵便切手を貼る必要がありますよ。
現在のミニレターは85円なので、差額22円分の郵便切手を貼りましょう。
ミニレターを安く買う方法
金券ショップで購入する
ミニレターは基本的に郵便局で買うものですが、他にも買い方はあります。
そのうちの1つが金券ショップで買うやり方です。
過去、ほとんど見かけたことがないのですが、2010年頃に大阪駅の第1〜4ビルの地下にある金券ショップエリアの1つで見かけた記憶があります。
まとめ買いすると格安になるパターンが多いので、ミニレターをたくさん買いたいときはチェックしてみましょう。
ヤフオクで安く買う
ミニレターはYahoo!オークションでも販売しています。
見つけるのは難しいですが、まとめ買いできるのが特徴ですね。
ヤフオクで買う場合は、相手の送料を負担しないといけないので、それも含めてお得になるかどうかを計算して買うようにしましょう。
ヤフオクを利用するなら、銀行の振込手数料を無料にするのは必須です!
フリマアプリで買う
メルカリに代表されるフリマアプリでも、出品者がミニレターを出していれば買うことができます。
金額設定は出品者次第なところがあるので、安くなっている可能性も十分ありますよね。
逆に、使わないミニレターを持っていれば、出品するのもいいと思います。
欲しい人はいっぱいいるでしょうね。
ミニレターは補償がありません
ミニレターは、安く送ることができますが、万一届かなかった時の補償はありません。
また、追跡サービスも行っていないので気をつけましょう。
めったにないとは思いますが、届かない可能性がゼロではないのを知っておくのは大切ですよ。
さいごに
ミニレターはあまり知られていない配送方法ですが、送料は最も安くなります。
ちょっとしたメモや写真も同封できるので、少しでも安く送りたいときはぜひチェックしてみてくださいね!
おまけ:他に送料を安くする方法
ミニレターはちょっと特殊な配送方法ですよね。
正直、使えるシーンってそんなに多くありません。
ミニレターが使えない場合で送料を安くしたいときは、以下の方法もチェックしてみましょう。