こんにちは!
「4人家族のお金が貯まる暮らし方。」を運営している小松ゆみです。
わが家は、夫婦と小学生1人、幼稚園児1人の4人家族です。
現在は共働きですが、2015年まで専業主婦をしていました。
もちろん、その間の収入は夫の給料のみです。
手取りは23万円~25万円くらい。
貯金は毎年150万円くらいできています。
サラリーマンであれば入ってくるお金は決まっていますが、その中からできるだけ貯金もして、ゆとりのある暮らしを送りたいですよね。
この記事では、わが家の生活費の内訳の紹介と、生活コストを低く抑えるために実際にやってきたことをまとめました。
人数別の生活費や節約方法についても書いていますよ。
生活費の内訳
早速、わが家の生活費を紹介しますね!
この金額は、2015年5月~2016年5月までの1年間の平均値です。
個人差の大きい医療費、教育費や習い事費用など、日々の生活と直接関わらないものは除外しています。
生活費の内訳はこのようになっています。
住居費と食費が同じ数字なのが気になりますよね・・・。
まずは、わが家がどういう節約方法を取り入れているのか、おおまかな内容をまとめてみます。
わが家の節約の基本方針は2つのルールのみ!
わたしの節約の基本は、2つあります。
- 固定費を下げる
- 1つの店舗を使い倒す
固定費は住居費やスマートフォン、インターネット回線などです。
1度下げてしまえば同じ状態を維持できるので、家計を見直すときは、先に固定費から削減するようにしています。
次の、1つの店舗を使い倒す方法は、普段の買い物に取り入れていますよ。
いつも行くスーパーをとことん知っておけば、安売りのお知らせも手に入れやすいですし、何曜日の何時から安いのか、タイミングもわかってきます。
ただ、それだけではなくて、普通に買い物をしていても自動的に少しお得になる方法も取り入れていますよ。
1. 生活費を下げるには、真っ先に固定費を削減しよう!
固定費はできるだけ下げていきたいですよね。
ここからは、わたしが取り入れた削減方法を紹介します。
住居費は手取りの25%程度が理想的
住宅は生活に欠かせないものなので、わたしは生活費に位置付けています。
わが家はマンションなので、住居費60,000円のなかには、管理・修繕積立金・駐車場代も含まれています。
ここで取り入れている工夫は、住宅費を手取りの25%程度に抑えたことです。
25%という数字が正しい割合なのではなく、生活費にいくら残せるのか、ということを強く意識しました。
手取り23万円なら、25%は約58,000円です。
残るお金は172,000円なので、そのなかで暮らすことを考えたら、それ以上の住居費は厳しいなぁ、と感じました。
住居費は、生活に必要な固定費ですよね。
わたしも含め、ほとんどの家庭で、いちばん大きな支出になっているのではないでしょうか。
住居費含め、固定費は毎月確実にお金が出ていくものなので、少なく抑えておくと家計のやりくりはラクになりますよ!
わたしの家は住宅ローンを支払っているので、毎月の支払額を抑えることを意識しています。
電力会社を乗り換えて電気代を節約しました
水道光熱費は変動費になりますが、電気代だけ固定費のように削減できたので、その方法を紹介します。
待機電力のカット、風呂水を洗濯物に使う、追い炊きしなくて済むようにお風呂の入り方に工夫する・・・
わが家もあらゆる節約を試みてきました。
ですが、ガスと水道はもとが安いからなのか、節約の効果がほとんどありませんでした。
また、節約する方法も限られていますよね。
ですが、電気代だけは電力会社を乗り換えることで、電気代を安くすることができます。
2016年4月から電力自由化が始まって、自由に選べるようになりました。
わが家が選んだのは、HTBエナジー(E Change HIS)です。
1年間継続して利用する必要がありますが、もともと継続して使ってみないと結果はわからないので、特にデメリットではありません。
他社とも比較したのですが、電気以外のサービスとのセット販売プランや、多く使うほど安くなる料金プランは、家計全体でお得になるのかよくわかりませんでした。
なので、いまの電気料金よりも5%オフを保証するという、料金体系がシンプルなHTBエナジーを選びました。
先日、初めて電気代の請求がきましたが、久し振りの3,000円台でびっくりしました。
東京電力の従量電灯Bで30Aの基本料金は、842円40銭です。
HTBエナジーは、800円28銭と5%オフになっていますよね。
段階料金にも5%オフが適用されており、乗り換え効果がしっかりと出ていました。
確実に5%下げられるので、HTBエナジーに乗り換えてよかったと思います。
家電の買い換え時には、省エネ性もしっかりチェックしよう
電気代は使っている家電に大きく影響するんだなぁ、と感じたことがあります。
2005年に買った2003年製の冷蔵庫の調子が悪くなったので、2014年頃買い換えたんです。
たったそれだけで前年同月比10%以上も電気代が安くなりました。
壊れていないのに買い換える必要はないですが、省エネ性能が高いものを選ぶと電気代を下げることができますよ。
また、テレビやデスクトップパソコンもかなり電気を使っています。
最近、パソコンが壊れてしまったので、ノートパソコンに買い換えて、テレビを見ない生活をしているのですが、それだけで電気代が安くなりました。
だらだらついているだけのテレビやパソコンは、必要なとき以外電源を落としてしまいましょう!
スマートフォンは格安SIMとでんわアプリで節約
わが家は格安SIMを使って節約しているのですが、格安SIMはよくわからなくて難しく感じる部分もありますよね・・・。
ですが、実際にやってみたら、思っていた以上に簡単でした。
わが家はスマホで、1ヶ月の利用料は5,000円程度。
内訳は以下になります。
IIJmio(BIC SIM):約1,700円
音声通話機能付きSIM(1ヶ月3GBコース)
Y!mobileのSIMロックフリースマホをMNPで乗り換え夫
OCNモバイルONE:約1,200円
データ専用SIM(1日110MBコース)
通話はおもにLINEと050Plus
Docomoの中古端末をゲオで購入
家族共用(子どもが外出時に持つ)
TSUTAYAのスマホTONE:1,840円
端末を24,000円で一括購入
わたしが使っているIIJmioは、ビックカメラのBIC SIMカウンターで手続きをすることができます。
すでにSIMロックフリーのスマホを持っていたので、カウンターに直接行って手続きをしてもらうことに。
店員さんが全てやってくれますし、これまで使っていた番号が変わることなく即日開通できたので、とても助かりましたよ!
通常、大手キャリアのスマホを3台もっていると、それだけで1ヶ月24,000円くらいになりますよね。
毎月20,000円近く節約できれば、年間で24万円にもなります。
これが5年分になると120万円と、決してあなどれない数字ですよね。
わたしも格安SIMを理解するのに苦労しましたが、思い切って乗り換えてよかったです。
いまはスマホ代に悩むこともなくなりました。
これはわたしたち家族の例でしたが、格安SIMは他にもLINEモバイルなどがおすすめです。
余計なオプションや使っていないサービスは解約する
現在、自宅のインターネット回線はJ:COMを利用しています。
毎月9,500円は少し高いと感じますよね。
これは、回線速度がいちばん早いプランになっているのと、有料テレビプランが含まれているからです。
わたしは自宅で仕事をしているので、ネット回線の速度は重視しています。
ただ、もうテレビをほとんどみていません。
テレビプランだけ解約すると、月々3,500円ほど削減できます。
年間42,000円になるので、これは大きいですよね。
インターネットやスマートフォンは、プランを見直すだけでも節約できることもあります。
じぶんが加入しているプランに余計なオプションはついていないか、すでに使っていないサービスはないかを調べてみるといいですよ!
ネットをあまり使っていないならポケットWi-Fiもおすすめ
私は仕事でネットを使うので速度の早いJ:COMを利用していますが、「ネットをあんまり使ってないから出費が気になっている…』という場合もありますよね。
そんなときは、家の回線ではなくポケットWi-Fiを使うのもおすすめです。
縛りなしWiFiだと、初期費用・契約事務手数料・違約金・端末代金が無料なのにも関わらず、月額3,300円で使えますよ!
2. 好きなサービス、近所のスーパーを徹底攻略してみよう
ここからは、1つの店舗を徹底攻略する方法をまとめています。
近くのスーパーやショッピングモールを徹底的に攻略することで、無理なくお得に買い物ができる方法があるかもしれません。
たとえば、スーパーが発行しているクレジットカードを使うとどんな特典があるのか、何曜日にどんなものが安く売られているのか、それを少し知っておくだけでもお得な買い物の仕方ができると思いますよ!
食費は節約よりも、食材を捨てないことを重視しました
理想の食費の割合は、一般的に収入の15%だと言われています。
わが家は、外食費を含めて60,000円ほどかかっています。
外食費を含めているのは、ほとんど外食をしないため。
しかし、割合から考えると、とんでもない数字ですよね・・・
わたしは献立を考えるのが苦手なんです。
以前、献立を決めてまとめ買いをしていたのですが、結局使い切れず、野菜をとんでもなくムダにしてしまったこともありました。
本当にもったいない・・・
これは、お金を捨てているようなものですよね。
結局、食費の節約は結果が出せなかったのでやめてしまいました。
そこで、Kit Oisix(キットオイシックス)という、1食分の食材が届くおいしっくすの食材宅配を利用し始めます。
1食分で届くので、食材もムダにならないし、献立も決まっているので、精神的にもラクになりました。
おいしっくすでは、1ヶ月あたり35,000円分くらい購入しています。
1食分の値段があらかじめわかっているので、結果的に食費の見通しも立てやすくなりました。
また、おいしっくすは、100円につき1ポイントが貯まるようになっています。
継続して利用していれば、いずれVIP会員になれますよ。
VIP会員になると、ポイントが1.5倍貯まります。
貯まったポイントは、注文時の値引きで使用することができますよ!
日用品費・被服費は、イオンの割引サービスを利用する
わが家の日用品は幅が広く、靴下や下着、子どもたちの運動靴などは、消耗品として日用品費に含めています。
また、被服費は、毎年10〜15万円前後の予算を組んでいますよ。
日用品費と被服費を少しでも安く抑えるために、イオンを最大限活用しています。
わが家は、イオンの住宅ローンを利用しているので、セレクトクラブに加入しています。
セレクトクラブは、クレジットカード(イオンゴールドカード)で支払うことで、いつも5%オフになるんです!
しかし、セレクトクラブに加入しなくても、イオンカードを使っていれば、サンキューパスポートという優待ハガキが毎月届きますよ。
ちなみに、イオンカードを持つならイオンカードセレクトがおすすめです。
ハガキを持参して対象店舗で買い物をすると、衣料品・暮らしの品が、持参した日に限り5〜10%オフで買い物ができるんです。
また、ときどきですが、期間限定の優待セールのハガキも届きます。
対象外の商品もありますが、買いたいものをピックアップしておいて、優待ハガキを使ってまとめて買うと節約になりますよ。
子育て家庭の味方!すくすくクラブカード
子育て中に心強いのが、すくすくクラブカードです。
※すくすくクラブは2018年2月より『キッズリパブリック』に変わりました。
毎月第2・第4土曜日のすくすくデーに、育児用品や子ども服が、カードの提示で5%オフになります。
イオンカードを持つほどでもない場合は、すくすくクラブカードを作っておきましょう!
妊娠中のプレママ、12歳(小学校卒業)までの子どもがいる方、お孫さんがいる方が作れるカードです。
また、モバイル会員向けに特別価格での販売や、メルマガでセールの情報も入ってきます。
おむつやミルク、ベビー用シャンプーや爪切り、妊婦服や育児グッズにも5%オフが適用されるので、セレクトクラブ加入前は、よく利用していました。
カード作成に費用はかかりませんし、年会費なども不要です。
作っておいて損はないですよ!
クレジットカードを徹底的に活用する
わが家では、家計管理をシンプルにするために、イオンでの買い物はもちろん、おいしっくすや光熱費の支払い、生命保険の年払い費用など、あらゆる支出をイオンカード1枚にまとめています。
ガソリン代もイオンショッピングセンター内にある、ペトラスというガソリンスタンドで給油して、イオンカードで支払っています。
ペトラスは現金かイオンカードでしか支払いができませんが、メルマガ会員になっているのでいつでも1リットル2円引きで給油しています。
ただ、イオンカードの場合、イオンでの買い物以外はポイント還元率が0.5%と低いです。
イオンで買い物をしない場合はポイントがなかなか貯まらないので、ほかの還元率が高いクレジットカードを徹底的に活用しましょう。
支払いを1枚のカードにまとめることで、支出の管理がシンプルでわかりやすくなり、さらにポイントもしっかりと貯めることができますよ!
さいごに:無理のない節約方法は長く続けて結果を出そう
わたしはもともとお金を使うことが大好きです。
買い物も好きです。
だけど、細かいことを考えるのは苦手なんですよね。
あれこれとお得な情報を集めるのも得意ではありません。
そういうじぶんの性格もあって、細かいことを考えずにお金を思い切り使っても、自動的にお得になる方法を探してきました。
じぶんに合った節約方法が見つかれば、節約自体がとっても楽しくなってきます。
無理な節約よりも、じぶんが楽しい!無理がない!という節約を取り入れてきたので、結果として長く続けることができました。
限られた収入の中から貯金をし、ゆとりある暮らしを送るためには、生活にかかっているコストに意識を向けて、できる限り削減していくことが大切です。
生活コストが低ければ、収入が増えたときにさらにゆとりある暮らしを送ることができますよ。
そして、お金に対する不安も減らせます。
いろんなことに挑戦しながら、じぶんに合った方法で、お得にローコスト生活ができる方法を探してみてくださいね!
もっと節約したい、貯金や収入も増やしたいという方は、あとで以下のページもどうぞ。
おまけ;資産運用や投資を始めたい方へ
このページを参考にして、生活費を落とすことができて余裕が出てきたら、資産運用や投資のことを考えてみるのもいいと思います。
以下でおすすめの記事を紹介しているので、合わせて参考にしてみてくださいね!