心機一転、これからお金を貯めていきたいと思ったときに、今度こそは挫折せずにちゃんとお金を貯めたいと思うのではないでしょうか。
そう思ったときに知りたいのが「お金の貯め方」だと思います。
もちろん私自身も、お金の貯め方はいつだって気になりますし、自分なりにできることをやっているつもりです。
そうやって自分なりにお金の貯め方を意識して実践してきたら、ちゃんと貯まるようになってきました。
もともとは会社員でしたが、その後辞めて収入が不安定な個人事業主(フリーランス)に。
それでも、ちゃんとお金が貯まってきていますよ。
▼1,000万円以上貯金もできました!
このページでは、これから実践できるお金の貯め方をいろいろと紹介していきますね。
ここで紹介するお金の貯め方は、どんな立場の人でも割と使える方法だと思っています!
給料があることを例にしていますが、主婦のパートや高校生や大学生のアルバイトに置き換えてもわかるように意識しました。
お金を貯める順番を一覧にしてみました
お金の貯め方には順番があります。
どの順番でもできなくもないですけど、以下の順番のとおりにやったほうがお金は貯まりやすいですよ!
- 毎月の収入を把握する
- 毎月の支出を把握する
- プラスかマイナスかを把握する
- 毎月出ていく固定費を減らす
- 給料の一部を強制的に貯金に回す
- ボーナスは全額貯金する
- 1円単位の細かなお得情報を逃さない
- 預けている銀行の金利にこだわる
- 投資信託の積立でお金を増やす
毎月の収入を把握しましょう
おそらく把握していると思うのですが、一応念のために…!
毎月入ってくる収入の金額を把握していますか?
入ってくるお金がわかっていないと、お金を貯める以前の話になります。
給料が銀行口座に振り込まれるなどしていると思いますので、しっかりお金を貯めたいと思うのであれば、1円単位で収入を把握しておくほうが気持ちの面で違ってきますよ。
毎月の支出を把握しましょう
毎月の収入を把握するのと同時にやっておきたいのが、毎月の支出がどれぐらいあるのかです!
毎月の支出額は、自分が1ヶ月に稼がないといけない金額でもあります。
1ヶ月、いや1週間でも構わないので、1つ1つの支出を現金・クレジットカード・電子マネー問わず細かく記録しておきましょう。
一定期間のデータができれば、ある程度の平均値がわかります。
マネーフォワードやZaimなどの家計簿アプリを使うなどして、項目別に支出を記録しておくと、あとあとお金を貯めやすくなりますよ!
また、ノマド的節約術では無料の家計簿テンプレートも配布していますので、これから支出を記録するならチェックしてみましょう。
支出だけでなく、収入も記録できますよ。
毎月プラスですか? マイナスですか?
収入と支出がわかれば、あとは単純に「収入 – 支出」をしてください。
1ヶ月の合計金額で「収入 – 支出」を計算したときにプラスになっているか、マイナスになっているかをまずは知っておきましょう!
無事プラスになっているのであれば、それを続けていくだけでお金が貯まりますよ。
収入が20万円で支出が15万円なら、5万円のプラス。
収入が20万円で支出が25万円なら、5万円のマイナス。
単純な話ですよね。
ここまで自分で把握できていれば、お金を貯めるのはカンタンになります!
今マイナスであっても、プラスにしやすくなりますよ。
毎月支払っている固定費を減らす
次にやりたいのは、毎月定額で支払っている固定費を洗い出すことです。
固定費を洗い出せたら、そもそも必要のない契約がないかを確認してください。
まったく使っていないのに支払いだけ続けてしまっていることはないですか?
もしそういう支払いがあるのなら、すぐに解約するなどしましょう!
単純に毎月出ていくお金が減れば、お金が貯まっていきますよね。
仮に固定費が10万円かかっていたのが、7万円に減ったとすると、3万円も節約できました。
この3万円は実質的に収入が増えたのと同じですよね。
月に3万円収入を増やすのは難しいですが、固定費を減らして3万円支出を減らすのはそこまで難しいことではないと思います。
給料の一部を強制的に貯金して確実に増やす
支出を減らすことができれば、金銭的に余裕が出てくると思います。
より貯金できる仕組みを強固にしていくのであれば、強制的に貯金を増やせる仕組みを作るのが一番です。
例えば、毎月の給料の5万円分は入ってきた瞬間に別の口座に移すなどして、なかったものにします。
残ったお金だけで生活費をやりくりするようにすれば、全部使いきったとしても、しっかり月に5万円は貯金できてますよね。これで年間60万円は確実に貯まります。
こういう生活を実現するためにも、普段の支出からムダを減らしておくのが大切です。
ボーナスは全額貯金するぐらいの勢いで
勤めている会社次第にはなりますが、ボーナスが出る場合もありますよね。
もし、ボーナスが出たら全額貯金に回すぐらいにできるようになれば、お金は一気に貯まりますよ!
私も会社員時代はボーナスをいただいていたので、それを全額貯金に回していました。
CDやライブぐらいにしかお金を使っていなかったので、ボーナスに手を付けなくても生活が回っていたんですよね。
ボーナスがなくても生活できるように組み立てておくのが大切です。
仮にボーナスが1回あたり30万円出たとして、年に2回あれば60万円になりますよね。
先ほどの例で月に5万円貯金できていたとしたら、これで年間120万円は貯金できます。
1円単位の細かなお得情報を逃さない
世の中には、地味すぎる方法ではありますが、錬金術のような感じでお金やポイントなどを増やすこともできます。
これらの方法を使いこなすことがお金を貯めることにつながりますよ。
私も知っている方法はよく使っていました。
自分と家族の生活が困らないようにするために一生懸命になっていましたからね。
ネット銀行の仕組みを活かたり、証券会社のサービスを工夫してポイントなどを貯めたりする方法があります。
また、株主優待をわずかな手数料だけで取得するクロス取引もよく使っていましたね。
預けている銀行の金利にこだわる
お金の貯め方にこだわるのであれば、普段預けている銀行の金利にも目を向けておくことが大切です。
銀行の普通預金金利が高ければ高いほど、その分だけもらえる利息が多くなりますからね。
一般的な銀行の普通預金金利は0.001%と全然高くないんですが、銀行によっては0.18%にまで上げることもできます。
- イオン銀行:最大0.15%
- GMOあおぞらネット銀行:0.11%
- 楽天銀行:0.18%
イオン銀行は、条件を満たす必要がありますけど、誰でもやろうと思えば達成できるので、イオングループのお店を使うことが多いなら一番いいですよ。
楽天銀行は、証券会社の楽天証券の口座と一緒に作って、マネーブリッジという仕組みで連携するだけで普通預金金利が0.18%になります。(口座残高300万円まで)
個人的には昔からの名残で楽天銀行を使っていて、毎回利息を数千円もらえていますよ!
参考:イオン銀行の口座を作るにはこちらから
参考:楽天銀行と楽天証券の口座を作るにはこちらから
【お金の増やし方】投資信託の積立でお金を増やす
ここまでやっていくことで、それなりにお金が貯まってくると思います。
その先は「お金の貯め方」から「お金の増やし方」も意識するといいですよ。
具体的に言うと、「投資を始めてみましょう!」ってことですね。
まずは少ない金額から投資信託の積立を始めるのが一番手っ取り早いです。
月に100円から積立できるので、誰でも始められますよ!
私自身は、会社を辞めてお金がなかった2011年からずっと投資信託の積立を続けています。
そのおかげで、積立してきた金額よりも増えていて、結果的にお金が貯まっていますね。
投資信託の積立をするメリットは、投資だけでなく、強制的に貯金できることもありますよ。
さいごに:地道なことも続ければ効果が出ます
私はこのような流れで、生活が苦しい時代をなんとか生き延びることができました。
当時は既に自営業になっていたので、給料の一部を強制的に貯金することはできませんでしたが、会社員時代は自然にやっていました。
即効性のあることではないですが、地道で少しずつ効果が出てくるので、長く続けているとその効果をより実感できますよ。
大きな結果を出したいなら、地道なことをただひたすらに続けることが大切なことに、自分自身の体験で気付くことができました。