イオンカードKitacaのチャージでポイントを貯める使い方・メリット・デメリットを解説

駅の改札だけでなく、電子マネーとしても使えるKitaca(キタカ)って便利ですよね。
そんなKitacaですが、実はクレジットカード一体型のものもあります。

イオンカードKitacaもキタカが一体になっているカード。

駅の改札を通ったり、電子マネーやクレジットカードとして支払いに使ったり、これ1枚で3役こなしてくれますよ。

Kitacaとして使いつつ、クレジットカードとしても使いたいときにぴったりのカードですね。

そんなイオンカードKitacaですが、実際に持つことでどんなメリットがあるのか気になるところ。

このページでは、イオンカードKitacaのメリットやデメリットについて詳しく紹介していきますね。

【イオンカードKitaca】ポイントを貯める使い方・メリット・デメリット

イオンカードKitacaを保有する14のメリット

イオンカードKitacaについてわかったところで、実際にカードを持つとどんなメリットがあるのか気になりますよね。

まずは、カードを保有するメリットをまとめてみました。

  • 年会費・入会費が無料なので使いやすい
  • Kitacaのデポジット(預け金)が無料で使える
  • Kitacaチャージでもポイントが貯まる
  • 毎月20日・30日「お客さま感謝デー」は支払いが5%オフになる
  • イオンシネマの映画料金が300円引きになる
  • イオンカードの優待割引が使える
  • Apple Payに登録してスマホ決済ができる
  • ETCカードも作れる
  • イオンiDに申し込める
  • WAONカードプラスに申し込める
  • カード盗難保障が無料でついている
  • ショッピングセーフティ保険が無料付帯になっている

太字になっているところは、イオンカードKitacaならではの特典や特徴です。
ほかのイオンカードと比較するときの参考にしてみてください。

ここからは、それぞれのメリットについて詳しく紹介していきますね。

年会費・入会費が無料なので使いやすい

イオンカードKitacaは、年会費・入会費が無料のカードです。
もちろん、初年度以降も無料で使えます。

しかも、Web申込可能で書類の郵送やお届け印なども不要ですよ。

クレジットカードを初めて作るときでも、気軽に申し込めるので便利ですね。

Kitacaのデポジット(預け金)が無料で使える

通常、Kitacaを新規発行するときは、デポジットとして500円がかかります。
ただ、イオンカードKitacaの場合はデポジットが不要です!

年会費も無料なので、Kitacaを使うときに余計なお金の心配をせずにすみますよ。
初期費用をかけずに、Kitacaを使いたいときにぴったりですね。

ほかにもKitaca一体型カードはありますが、デポジットや年会費がずっと無料というのはイオンカードKitacaならではの特徴です。

年会費無料でKitacaが使える・Kitacaの初期費用がタダという2点は、イオンカードKitacaを使う最大のメリットともいえますね。

Kitacaチャージでもポイントが貯まる

イオンカードKitacaを使ってKitacaにチャージすると、WAON POINTが貯まります。

ポイント還元率は0.5%ですが、チャージするたびポイントが貯まるのでお得ですよね。

ちなみに、イオンカードKitacaはモバイルSuicaSMART ICOCAへのチャージにも使えますよ。

ただ、ポイント付与の対象になっていますが、還元率が低いのでおすすめはできません。

Kitacaは現金チャージだとポイントが貯まらないので、クレジットカードでチャージしてポイントを貯めていくのがおすすめです。

イオングループ対象店舗ならWAON POINTが2倍貯まる

イオンカードKitacaをイオングループ対象店舗で使うと、WAON POINTが2倍貯まります。

このあたりはほかのイオンカードと同じですね。

対象店舗の一例は、以下の通り。

WAON POINTを貯めたい場合は、イオングループのお店でカード払いするように意識してみましょう。

毎月20日・30日「お客さま感謝デー」は支払いが5%オフになる

イオンカードKitacaを使ってイオングループで買い物をすると、毎月20日・30日「お客さま感謝デー」は支払いが5%オフになります。

カード払いするだけで、5%割引になるのでお得ですね。

ただし、イオンネットスーパーでの利用は対象外です。
カード払いするときは、お店で使いましょう。

毎月10日「AEONCARD Wポイントデー」はWAON POINTが2倍もらえる

イオングループでイオンカードを使って買い物をすると、毎月10日「AEONCARD Wポイントデー」でポイントが2倍もらえます。

もちろん、イオンカードKitacaもポイント2倍の対象になっていますよ。
カードで支払うだけで、通常よりもポイントが多くもらえるのでお得ですね。

イオンシネマの映画料金が300円引きになる

イオンシネマ

イオンシネマでは、イオンマークのカードを提示すると映画の一般料金が300円引きになります。

もちろん、イオンカードKitacaも割引対象になっていますよ。

イオンカードKitacaを持っていると、通常1,800円の映画料金が1,500円になります。

しかも、毎月20日・30日は映画料金が1,100円になりますよ。
通常料金より、700円もお得になる計算です。

ただカードを持っているだけで、節約しながら映画が楽しめますね。

よく映画館に行く場合は、常に1,000円で映画が観れるイオンカードセレクトミニオンズイオンカード(ミニオンズ)もチェックしてみてくださいね。

イオンカードの優待割引が使える

イオンカードの特典である特別優待も使えます。
対象の施設・お店・サービスを特別価格や割引価格で利用できる特典になっていますよ。

たとえば、以下のようなところで特別優待が使えます。

Kitacaとして使えるだけでなく、イオンカードとしての特典も生かせるのがうれしいですね。

Apple Payに登録してスマホ決済ができる

イオンカードKitacaは、ほかのイオンカードと同じようにApple Payに登録できます。

Apple Payに登録しておけば、iDが使えるので簡単にスマホ決済できますよ。

ただ、Apple PayにKitacaを登録することはできません。

ETCカードも作れる

イオンETCカード

イオンカードKitacaは、ETCカードにも申し込めます。

年会費無料で使えるETCカードなので、1枚持っておくと使い勝手がいいですよ。

しかも、ETCカードにはETCゲート車両損傷お見舞金制度がついています。
もしETCゲートで車両を損傷してしまった場合、年に1回、一律5万円分のお見舞金がもらえますよ。

ついでにETCカードを作ろうか悩んでいる場合は、以下も参考にしてみてくださいね。

WAONカードプラスに申し込める

イオンカードKitacaには、WAON機能がついていません。

ただ、WAONカードプラスに申し込むことで、電子マネーWAONが使えるようになります。
発行手数料は税込300円かかりますよ。

しかし、イオンカードKitacaを使ってWAONにチャージしてもポイントはつきません。

せっかくならWAONチャージとWAON払いでポイントを二重取りできる、イオンカードセレクトがおすすめです。

カード盗難保障が無料でついている

ほかのイオンカードと同じく、イオンカードKitacaにはカード盗難保障が無料でついています。

紛失・盗難などによってカードが不正利用された場合、損害額が保障されるサービスです。

保障される期間は以下の通り。

カード紛失の届出を受理した日を含めて61日前まで

発生した損害額は全額保障されるので、安心して使えますね。

ショッピングセーフティ保険が無料付帯になっている

イオンカードKitacaには、ショッピングセーフティ保険も無料でついています。

カードで購入した商品が事故や過失で壊れてしまっても、税込5,000円以上の商品であれば補償してくれるというサービスです。

補償期間は以下の通り。

購入日から180日間

購入日から180日間も補償があるのは、ありがたいですね!

ただし、クレジットカード払い以外での支払い分は対象外です。

イオンカードKitacaのデメリットについて

イオンカードKitacaのメリットについて紹介してきましたが、場合によってはデメリットに感じることもあるかもしれませんね。

デメリットになりそうな部分は以下の通り。

  • Kitaca定期券としては使えない
  • 家族カードはない
  • 国内旅行傷害保険・海外旅行傷害保険はついていない

イオンカードKitacaには、定期券機能がついていません。
通勤や通学で定期券として使いたい場合は、少し不便に感じるかもしれませんね。

また、家族カードも作れません。

家族カードを作りたい・WAON機能があるカードを使いたい場合は、イオンカードイオンカードセレクトあたりがおすすめです。

国内旅行傷害保険や海外旅行傷害保険もついていませんが、旅行用に別のカードを用意しておけば、そのあたりをカバーできます。

海外で使うのであれば、エポスカードを検討してみてくださいね。

カードを切り替えたい場合は? ゴールドカードはありません

すでにほかのイオンカードを持っていて、イオンカードKitacaに切り替えたいと思うこともあるかもしれませんね。

イオンカードKitacaへの切り替えができるカードは以下の通り。

  • イオンカード
  • サティ・ビブレカード
  • サティカード

切り替えは同一ブランド間のみ可能です。
つまり、VISAブランドのカードだけ切り替えができますよ。

ただ、このほかのイオンカードからイオンカードKitacaに切り替えることはできません。

一旦持っているイオンカードを解約してから、新しくイオンカードKitacaを申し込む流れになりますよ。

ちなみに、イオンカードKitacaにゴールドカードはありません。

カードの解約や切り替えについては、以下を参考にしてみてくださいね。

イオンカードKitacaの締め日と引き落とし日

これからイオンカードKitacaを使おうかなと思っている場合、カードの締め日や引き落とし日も気になりますよね。

いつからいつまでの利用分が何日に引き落とされるのか知っておくと、より計画的にカードを使いやすくなります。

締め日と引き落とし日は以下の通り。

  • 締め日:毎月10日
  • 引き落とし日:翌月2日

支払日が土・日・祝日にあたる場合は、翌営業日の引き落としになります。

締め日や引き落とし日は、ほかのイオンカードと同じなので覚えやすいですね。

イオンカードKitacaとイオンカードセレクトの違いについて

結局、イオンカードKitacaと通常のイオンカードセレクトにはどんな違いがあるのかわかりづらい部分もあると思います。

そこで、2つのカードの違いをまとめてみました。

特徴イオンKitacaカードイオンカード
年会費無料無料
国際ブランドVISAVISA・JCB・MasterCard
ETCカード
家族カード×
電子マネーWAON×
キャッシュカード機能××
Apple Pay
ゴールドカード×

大きな違いは、WAON機能・家族カード・ゴールドカードがあるかどうかという点ですね。

普段からよくKitacaを使うのであれば、通常のイオンカードセレクトよりもイオンカードKitacaを持ったほうがお得に使えます。

名前通り、Kitacaをよく使う・イオングループにもよく行く人が得するカードという印象です。

なんといっても、Kitacaを無料で作れるというのはイオンカードKitacaならではのメリット。
Kitacaをタダで作りたいときは、イオンカードKitacaも検討してみてくださいね。

さいごに

イオンカードKitacaについてまとめてみました。

  • 年会費・発行費無料で使える
  • 選べるブランドはVISAのみ
  • Kitacaが無料で作れる
  • Kitacaチャージでポイントが貯まる

定期券としては使えませんが、Kitacaとして駅改札や買い物でも使えるので便利ですよね。
イオンカードの特典も生かしつつ、Kitacaとしても活用できるので使いやすいですよ。

なんといっても、無料でKitacaを持てるメリットがあります。

おまけ:イオンカードについて詳しく知りたい場合

ノマド的節約術の裏話

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この記事を書いた人

長野県在住のフリーライター。昔は貯金ができないタイプでしたが、子どもが生まれてからは時間の使い方・お金の考え方を改めるようになりました。時間の錬金術師になって、心にゆとりのある生活をするのが目標。クレジットカード・スマホ決済・メディア代節約についての発信が多めです。

柚木ゆうらのプロフィール