コストコの法人会員(ビジネスメンバー)のメリット・デメリットは?年会費・登録方法まとめ

こんにちは!
コストコ法人会員の小林敏得です。

コストコの会員カードが2種類あることをご存知ですか?

最も一般的なのが、白いカードの「個人会員(ゴールドスターメンバー)」。
そしてもう1つが、赤いカードの「法人会員(ビジネスメンバー)」です。

自営業の方、あるいは非営利団体や会社を経営しているのであれば、法人会員になったほうがお得ですよ。

このページでは、コストコの法人会員(ビジネスメンバー)のメリットやデメリット、カードの作り方について紹介していきますね。

コストコの法人会員になる方法と年会費・メリット

コストコの法人会員(ビジネスメンバー)とは?

コストコの法人会員カードと個人会員カード
引用:コストコ

コストコの法人会員(ビジネスメンバー)は、自営業者・事業主向けの会員システムです。

ビジネスメンバーの対象者は、以下の通り。

  • すべての事業所
  • 自営業
  • 非営利団体
  • 官公庁等の事業主
  • 事業主に相当する人

いろいろと書いてますが、自営業者(個人事業主、フリーランスなど)や会社経営者は該当すると思って大丈夫ですよ。

個人会員(ゴールドスターメンバー)とはサービス内容が異なる

コストコの法人会員と個人会員(ゴールドスターメンバー)は、どう違うのでしょうか?

以下に法人会員の特徴をまとめてみました。

  • 利益を出せるようにアドバイスしてくれる専門担当がいる(参考)
  • ビジネス配送サービスを利用できる(参考)
  • 1回3万円以上の場合に限り、FAX・メールでの購入も可能

法人会員になると、お買い物をアテンドする専門担当がついてくれたり、ビジネス配送サービスを利用できたりします。

また、1回3万円以上の場合に限り、FAX・メールでの購入も可能。
近くに店舗がない場合、この仕組みはありがたいです。

会員カードに屋号が入る

コストコの法人会員と個人会員とでは、カードも異なります。

▼個人会員カードは白色ですが、法人会員カードは半分赤色。
「BUSINESS MEMBER」の文字が入っています。

コストコの法人会員(ビジネスメンバー)のカード(表面)

▼裏面には屋号も入ります。

コストコの法人会員(ビジネスメンバー)のカード(裏面)

法人会員カードのほうが、ちょっとだけ目立つ感じですね。

コストコ法人会員のメリット・デメリットまとめ

まず、コストコ法人会員のメリット・デメリットを一覧にしてみました。

メリット
デメリット
  • 年会費が個人会員と同じ
  • 家族カードが1枚無料で発行できる
  • 小口購入が可能
  • 商品に不備があると全額返金してもらえる
  • 退会・解約時に年会費が全額返金になる
  • 入会に条件がある
  • 追加カードは有料になる

コストコ法人会員と個人会員の一番の違いは、入会に条件がある・追加カードが有料になるという点ですね。

コストコを仕事で使いたいなら法人会員、生活用品を買う目的で使いたいなら個人会員がおすすめです。

コストコ法人会員のメリット・特徴について

ここからは、コストコの法人会員(ビジネスメンバー)になるメリットについて紹介しますね。

年会費が個人会員と同じ

ビジネスメンバーの年会費は、個人会員と同じ5,280円(税込)です。

個人会員よりも年会費が高いイメージですが、同額で法人会員になれるので損した気持ちにはなりません。

家族カードが1枚無料で発行できる

ビジネスメンバーになると、家族カードが1枚無料で発行できます。

本会員と同一住所の家族に限り、家族カードに申し込めますよ。

無料で発行できるので、家族もお得感がありますね。

ビジネスメンバーになると本会員1人+非会員2人の最大3人までコストコに入れるので、家族カードを使えば最大6人まで入店できます。(18歳未満の非会員は何人でもOK)

小口購入が可能なので、在庫を抱えずに済む

コストコなら小口購入が可能であることも、ビジネスメンバーになるメリットです。

卸売業者から購入すると、「発注は○ケース(○kg)〜」という規定がありますよね。

その点コストコなら、必要なものを必要なだけ買えるので、在庫を抱える心配がありません。

商品に不備があった場合は、全額返金してもらえる

これは個人会員も同じですが、コストコで購入した商品に不備があった場合は、全額返金してもらえます。

商品とレシートを店舗まで持っていけば、返金できますよ。
もちろん交換することも可能なので、たとえば食品が傷んでいたような場合でも安心です。

退会・解約した場合は、年会費を全額返金してもらえる

これも個人会員と共通するメリットですが、退会した場合は年会費を全額返金してもらえます。

つまり、5,280円(税込)が払い戻されるということですね。

たとえば会員になってみたけれど、思ったほどコストメリットがなかった。
あるいは来店頻度が低かったという場合でも、年会費がムダになりませんよ。

有効期限内であれば、途中解約しても年会費が全額返金されるのでありがたいです。

ただし、退会・解約できるのは会員本人のみ
本人以外が退会や解約手続きすることはできません。

コストコ解約の仕方や返金方法については、以下のページで詳しく紹介していますよ。

コストコ法人会員のデメリット・注意点について

次に、コストコ法人会員(ビジネスメンバー)のデメリット・注意点について見てみましょう。

入会に条件がある

ビジネスメンバーになるためには、自営業者や会社経営者である必要があります。

そもそも入会条件を満たしていないと、ビジネスメンバーにはなれません。

ただ、個人事業主やフリーランスなども条件に当てはまるので、事業用にコストコを使いたいという場合におすすめですよ。

社長以外でも適用されるので対象範囲は広めですね。

ちなみに、個人会員(ゴールドスターメンバー)は18歳以上であれば誰でも会員になれます。

追加カードは有料になる

ビジネスメンバーになると、会社・団体の従業員を6名まで追加会員にすることができます。

ただし、追加会員は1名につき年会費5,280円(税込)がかかりますよ。

追加カードは無料ではないので注意しましょう。

コストコ法人会員カードの作り方・登録に必要なもの

コストコ法人会員のメリット等がわかったところで、次は登録方法について見ていきましょう。

ビジネスメンバーになるには、以下が必要です。

  • 代表者本人(原則)
  • 年会費(税込5,280円)
  • 本人確認書類(運転免許証、保険証、パスポートなど)
  • 屋号・代表者名・会社所在地が記載されている証明書(名刺、公共料金の請求書など)

必ず事業所の代表者本人が来店すること。
あとは年会費、本人確認書類、事業所を証明できる証明書が必要です。

年会費の支払い現金かクレジットカードで

年会費の支払い方法は、以下の通りです。

コストコで使えるクレジットカードは、マスターブランドのみ。
VISAやJCB等は使えません。

コストコを頻繁に利用するつもりなら、マスターブランドのクレジットカードを持っていたほうがいいですよ。

ぼくは1回で10,000円〜20,000円くらい購入するので、コストコグローバルカードを使用してポイントを貯めています。

マスターブランドのクレジットカードにして自動引き落とし設定すると、年会費も自動更新できるので払い忘れを防げますよ。

ビジネスメンバーはどこで登録できる?

最後に、法人会員の登録方法を紹介しますね。

登録方法は以下の2種類です。

  • 店頭
  • ネット(カードの受け取りは店頭のみ)

いずれにしても店頭まで行くことになります。
最も楽なのは、ネットで登録を済ませ、店頭でカードを受け取る方法です。

店頭で登録する場合は、入会申込書を記入しておくと楽

店頭で登録する場合は、あらかじめ入会申込書を作成しておき、それを持参したほうがいいですよ。

店頭にも用紙はありますが、記入するのに時間がかかりますし、受付が混雑している可能性もありますからね。

できることは早めにやっておきましょう!

さいごに

自営業、あるいは非営利団体や会社を経営していてかつコストコを使うのであれば、法人会員になったほうがお得ですよ。

年会費は個人会員と同じなのに、いろんなサービスが利用できますからね。

退会&返金も可能なので、まずはお試しで登録してみるのもアリだと思います。