楽天カードは、リボ払い(リボルビング払い)にも対応しています。
しかし、リボ払いで買い物を続けていると、手数料が加算されていくのでどんどん返済額が増えていく…なんてことに。
私自身はリボ払いを使っていませんが、リボ払いを続けると何が良くないのかをしっかり理解しておくことが節約にもつながると思います。
今回は、楽天カードのリボ払いの種類と手数料・自動リボ払いの解除方法について詳しく説明していきますね。
楽天カードで使えるリボ払いの種類は?
リボ払いといっても、いくつか種類があります。
楽天カードで使えるリボ払いの種類は、以下の通り。
- 買い物時にリボ払い
- 後リボ(ショッピング1回払い)
- 後リボ(ボーナス1回払い)
- 自動リボ払い
どうしてもお金が足りないとき、請求金額が高くて支払いが難しいときのためにリボ払いがあります。
リボ払いすると毎月の支払い額が一定になる、というのが一見メリットに思えますよね。
しかし、支払額以上の残債があると利息が発生するということを忘れてはいけません。
支払利息の利率は10%を上回るという高さなので、貯金を増やしたい場合は、リボ払いを利用するのはおすすめできませんね。
むしろ損をしてしまいます。
リボ払いの支払い方法は?
楽天カードでは、毎月一定のリボお支払いコース金額に手数料を加えて支払う形となります。
利用残高によって、コース金額は変わってきますよ。
利用残高 | リボお支払いコース金額 |
---|---|
20万円以内 | 5,000円 |
20万円超 | 10,000円 |
リボ手数料は前月末時点の利用残高に対して、実質年率15.00%を加えます。
利用した金額によって異なってくるので、毎月の手数料を計算するのが少々難しいですよね。
リボ払いの返済額がよくわからない場合は、ショッピングリボ払い返済シミュレーションを活用しましょう。
▼利用予定金額を入力するだけで、月々の支払い金額がわかります。
リボ払いの金額は変更できる?
楽天カードのリボ払いの月々の金額は決まっていますが、変更することもできます。
月々の支払い金額を変更したい場合は、楽天e-NAVIの「リボお支払いコースの変更」から申し込みましょう。
▼ショッピングの場合
- 5,000円以上、1,000円単位から999,000円まで指定
カードの限度額が999,000円以下であれば、カードの限度額とリボお支払いコースの金額を合わせておくと、リボ払いの手数料がかからなくなります。
▼キャッシングの場合
- 平成19年12月18日以前に契約している場合は5,000円から1,000円単位で指定
- 平成19年12月19日以降に契約・キャッシング利用可能枠が50万円以下の場合は8,000円から1,000円単位で指定
- 平成19年12月19日以降に契約・キャッシング利用可能枠が50万円超場合は10,000円から1,000円単位で指定
請求日の10日(22:00)までに変更すると、当月分より変更後の支払い金額が適応されますよ。
カードの種類によっては、指定範囲が異なるので注意しましょう。
自動リボ払いを解除する方法と手順
楽天カードの申し込み時に、自動リボ払いにチェックを入れて登録してしまうケースもあります。
知らない内に自動リボ払いになってる!という時は、申し込み時にうっかり押してしまったのかもしれませんね。
そのまま知らずに使っていると、買い物するたびにリボ残高が増えてしまうので、不要であれば解除しておきましょう。
自動リボの登録状況を知りたい場合は、楽天e-NAVIから確認できます。
▼「支払額の調整」から、「自動リボの登録・解除」を選びます。
▼自動リボを利用していない場合は、「現在、自動リボサービスにご登録いただいておりません。」と表示されますよ。
もし、自動リボに登録されていた場合も、楽天e-NAVIから解除できます。
▼「支払額の調整」の「自動リボの登録・解除」を選択。
「解除」を押して完了。楽天e-NAVIトップページに戻り、登録されていないかを確認しましょう。
リボ払いを一括返済する場合
もしリボ払いを一括返済したい場合は、「リボ残高のおまとめ払い」を利用しましょう。
全額分支払うこともできますが、ショッピングリボ払いまたはキャッシングリボ払いの利用残高の一部をまとめて支払うこともできます。
▼楽天e-NAVIにログインし、「お支払い方法」の「リボ残高のおまとめ払い」を選びます。
▼ショッピングまたはキャッシングの加算希望額入力にて、「全額支払い」か「金額指定」で希望額を入力。
大丈夫であれば「確認画面へ」を押し、手続きを完了させましょう。
ただ、リボ払い分を一括返済した場合も、リボ払いの手数料と利率は加算されるので注意してくださいね。
また、楽天カードに問い合わせの電話をすることでも、一括返済することができます。
オペレーターさんが丁寧に対応してくれるので、わからないことがあれば問い合わせてみましょう。
一括で支払うと支払額が大きくなってしまうように感じますが、長い目で見たとき、トータルの支払額は節約することができます。
リボ払いを続けていても利息と手数料がかさんでいく一方なので、払えるのであれば一括で返済してしまいましょう。
本来払う必要のないお金を支払わずに済みますよ!
楽天カード登録時に自動リボ登録すると最大2,000ポイント
楽天カードに申し込むタイミングで自動リボに登録すると2,000円分の楽天ポイントが最大2,000ポイントもらえると書かれているため、ついつい申し込んでしまうかもしれませんね。
最大2,000ポイントとなっていますが、その内訳は以下のようになっています。
- 2,000ポイントの当選割合:5%
- 500ポイントの当選割合:45%
- 100ポイントの当選割合:50%
カード申し込みからポイント付与月の1日までに「自動でリボ払い」を一度も解除せず継続することがポイント獲得の条件になるため、もしどうしても自動リボのキャンペーンを適用させたい場合は、月5,000円以内の利用に抑えるのがおすすめです。
そうしないと、せっかく2,000ポイントもらっても、あとで利息を払ってしまうとすぐに2,000円以上飛んでいってしまうから。
余計な手続きがややこしく感じるのであれば、楽天カード申込時に自動リボに登録しないのがおすすめです。
自動リボに登録しなくても、入会キャンペーンが充実していて、常に最大5,000ポイント以上のキャンペーンがありますよね。
時期によっては7,000ポイントや8,000ポイントにもなっています。
また、楽天Edyを付帯させると、楽天Edyには500円チャージされた状態で楽天カードが届きますよ。
分割払いについて
リボ払いと合わせてよく名前を聞く「分割払い」。
楽天カードの分割払いについては以下のページで詳しく紹介していますよ。
さいごに
リボ払いにあまり良いイメージがないのは、利息や手数料といった、本来支払わなくて済むお金がかかってしまうから。
また、使っているうちに金銭感覚が麻痺して、必要以上に買い物をしてしまうせいではないでしょうか。
毎月一定の支払い額で済むと思えば良さそうに感じますが、長い目で見ると節約とは程遠くなってしまいます。
ちゃんと支払いができるのであれば、リボ払いを使わずに一括払いにしておきましょう。
使う必要のないお金を支払うよりも、可能な範囲で計画的にお金を使っていくことが、節約につながりますよ。
もしこれから楽天カードを作ろうと思っていた場合は、リボ払いを使わないようにして、お得なキャンペーンだけを使うようにしていきましょう!