切手の種類がどれくらいあるか、知っていますか?
すぐに答えるのは難しいですよね。
切手は「普通切手」と「特殊切手」にわかれ、そこからさらに細分化されていますよ。
この機会に、よく使いそうな切手だけでも覚えておきましょう!
切手は「普通切手」と「特殊切手」に分かれる
切手の種類は、大きく「普通切手」と「特殊切手」に分かれます。
普通切手とは、郵便物に使う一般的な切手のこと。
特殊切手とは、郵便局で5枚〜10枚綴で販売されている、特別なデザインの切手です。
細かい点は異なるものの、郵便物に使用できるところはどちらも同じですよ。
「普通切手」と「特殊切手」もいくつかの種類に分かれる
切手の種類は大きく2つですが、そこからさらに細分化されています。
これから一つずつ解説しますが、全部覚えるのは大変なので、よく使うものだけでも覚えてくださいね。
さて、それではまず普通切手の種類から見ていきましょう。
普通切手の種類
普通切手は、最も使用頻度の高い切手です。
いつも何気なく使っているのは、おそらく普通切手ですよ。
郵便局やコンビニでバラ売りされているので、必要な分だけ購入することができます。
普通切手の種類は、以下のとおりです。
- 1円(前島密)
- 2円(エゾユキウサギ)
- 3円(シマリス)
- 5円(ニホンザル)
- 10円(トキ)
- 20円(ニホンジカ)
- 30円(キタキツネ)
- 50円(ニホンカモシカ)
- 62円(ソメイヨシノ)
- 63円(ソメイヨシノ)
- 82円(ウメ)
- 84円(ウメ)
- 92円(スミレ)
- 94円(スミレ)
- 100円(サクラソウ)
- 120円(フジ)
- 140円(ヤマブキ)
- 205円(屋久島国立公園(縄文杉))
- 210円(西表石垣国立公園の海中のサンゴ)
- 280円(吉野熊野国立公園(那智の滝))
- 290円(日光国立公園の中禅寺湖と男体山)
- 310円(利尻礼文サロベツ国立公園(利尻島))
- 320円(瀬戸内海国立公園の瀬戸内の島々)
- 500円(十和田八幡平国立公園(奥入瀬渓流))
- 1,000円(富士図)
なんと、これだけあります。
せっかくなので全種類を写真で紹介しますね。
1円切手
▼1円切手はこんな感じです。
目にする機会はなかなかありませんよね。
2円切手
▼2円切手はこんな感じ。
うさぎのデザインがかわいいですね。
3円切手
▼3円切手はこんな感じ。
シマリスのデザインです。
3円切手は、2015年9月30日(水)をもって販売を終了しています。
5円切手
▼5円切手はこんな感じ。
ニホンザルのデザインですね。
10円切手
▼意外と使い道の多い10円切手はこんな感じ。
トキがデザインされていますね。
20円切手
▼20円切手はこんな感じ。
ニホンジカがデザインされていますよ。
30円切手
▼30円切手はこんな感じ。
キタキツネがデザインされています。
30円切手は、2019年9月30日(月)をもって販売を終了しています。
50円切手
▼50円切手はこんな感じ。
ニホンカモシカがデザインされていますね。
62円切手
▼62円切手はこんな感じです。
ウメのデザインですね。
62円切手は、2019年9月30日(月)をもって販売を終了しています。
63円切手
▼2019年の増税ならびに郵便料金改定後に誕生した63円切手はこちらです。
63円切手は、2024年9月30日(月)をもって販売を終了しています。
82円切手
▼82円切手はこんな感じのデザインですよ。
82円切手は、2019年9月30日(月)をもって販売を終了しています。
84円切手
▼こちらの84円切手も、2019年の増税後に誕生しました。
84円切手は、2024年9月30日(月)をもって販売を終了しています。
92円切手
▼92円切手はこんな感じです。
スミレがデザインされていますね。
92円切手は、2019年9月30日(月)をもって販売を終了しています。
94円切手
▼こちらの94円切手も、2019年に誕生した新しい切手です。
94円切手は、2024年9月30日(月)をもって販売を終了しています。
100円切手
▼100円切手はこんな感じです。
120円切手
▼120円切手はこんな感じです。
フジがデザインされていますね。
120円切手は、2024年9月30日(月)をもって販売を終了しています。
140円切手
▼140円切手はこんな感じです。
定形外郵便を送るときに便利ですよ。
205円切手
▼205円切手はこんな感じです。
ここまで来ると見慣れないですよね。
205円切手は、2019年9月30日(月)をもって販売を終了しています。
210円切手
▼こちらの210円切手も、2019年に誕生した新しい切手です。
210円切手は、2024年9月30日(月)をもって販売を終了しています。
280円切手
▼280円切手はこんな感じのデザインです。
ゆうメールや定形外郵便、速達郵便などで使いやすいです。
280円切手は、2019年9月30日(月)をもって販売を終了しています。
290円切手
▼こちらの290円切手も、2019年の増税後に誕生しました。
290円切手は、2021年9月30日(木)をもって販売を終了しています。
310円切手
▼310円切手はこんな感じ。
利尻礼文サロベツ国立公園のデザインが特徴的です。
320円切手
▼こちらの320円切手も、2019年の増税後に誕生しました。
320円切手は、2023年9月30日(土)をもって販売を終了しています。
500円切手
▼500円切手はこんな感じ。
ゆうパックを送るときに便利ですよ。
1000円切手
▼最後の1000円切手はこんな感じ。
他の切手よりサイズが大きいのが特徴です。
1,000円切手は、2019年9月30日(月)をもって販売を終了しています。
なんとなくイメージはつかめましたか?
初めて見るものも多かったのではないでしょうか。
慶弔用の切手もある
普通切手には、「慶弔用」という種類もあります。
つまり冠婚葬祭に関連した郵便物に使う切手ですね。
その種類は以下のとおりです。
- 弔事用62円(花文様)
- 弔事用63円(花文様)
- 慶事用62円(扇面に梅文様)
- 弔事用63円(扇面に梅文様と鶴)
- 慶事用82円(扇面に竹文様)
- 慶事用84円(扇面に竹文様と鶴)
- 慶事用92円(扇面に松文様)
- 慶事用84円(扇面に松文様と鶴)
ちょっと渋いというか、落ち着いたデザインなのが特徴です。
▼ちなみに62円の慶事用切手はこんな感じです。
▼62円の弔事用切手はこちらになります。
結婚式やお葬式に関連した郵便物を送る場合は、この慶弔用切手を購入してください。
*普通切手を使っても問題ありませんよ。
それでは次に、特殊切手の種類を見ていきましょう。
特殊切手の種類
特殊切手とは、特別なデザインを施した切手のこと。
具体的には「記念切手」「グリーティング切手」「ふるさと切手」よ呼ばれるものですね。
たとえば各都道府県の観光名所や、流行りのキャラクターがデザインされています。
その種類は以下のとおりです。
- 62円
- 63円
- 82円
- 64円
普通切手との違いは、セット売りであること。
基本的には5枚〜10枚綴で販売されているので、1枚だけほしい場合には不向きです。
でも、デザインが多種多様なので、選ぶのが楽しいですよ。
記念切手
特殊切手には、「記念切手」という種類があります。
デザインの参考例は以下のとおりです。
- アニメ
- 名所・旧跡
- ワールド
- 花・果物
- 国内の世界遺産
- 地方自治シリーズ
- 仏像・古美術
- イベント
いろんなテーマがあるんですね。
▼たとえば、平成29年7月21日の「ふみの日」をデザインした切手はこんな感じです。
普通切手よりもデザインが可愛いですね。
▼郵便局に行くと、このような感じで特殊切手が展示されていますよ。
いろんなデザインを選べるのが特殊切手の醍醐味です。
グリーティング切手
グリーティング切手は、形状の変わった切手のことです。
▼平成29年のサマーデザインは、こんな感じでちょっと斜めのデザインに。
人とは違う切手を使いたい場合におすすめです。
ふるさと切手
ふるさと切手とは、各都道府県を象徴する場所をデザインした切手のこと。
▼たとえば長野県のお猿の温泉をデザインした切手はこんな感じです。
出身地に愛着のある方は、ふるさと切手を購入すると良いでしょう。
さて、最後に古い切手に関して補足しますね。
旧デザイン・旧価格の普通切手も使えます
古い切手が手元にあると、「この切手は使えるのだろうか…」と思いませんか?
つまりすでに販売終了している切手は、使用期限が過ぎていたりして、もう使えないのではないかと。
気になって郵便局で聞いてみましたが、切手はいつのもので使えるそうです。
▼実家に古〜いデザインの切手が残っていました。
▼今ではめったに見られない旧価格の切手も。
▼なんと昭和50年の切手も残っていました。
これもちゃんと使えるんだ!
もし古い切手を保管しているなら、うまく組み合わせて使ってくださいね。
コンビニでも切手は買える
切手はコンビニでも購入できますよ。
注意点があるとすれば、全種類の在庫があるとは限らないこと。
「使用頻度が高い=よく売れる切手」は在庫ありの可能性が高いですが、他はお店によります。
確実に手に入れたいなら郵便局がおすすめですが、手軽に買いたい場合はコンビニへどうぞ!
さいごに
切手がこれだけあると知ってびっくりしませんでしたか?
切手の種類は覚えておいて損はないですよ。
この記事を書かせていただいたおかげで、ぼくも勉強になりました!