あおぞら銀行って知ってますか?
いくつかネット銀行がある中でも、マイナーな部類に入ると思います。
ですが、特徴を知っておくと今後の資産運用や手数料節約に使えるところも多いですよ。
このページでは、あおぞら銀行の特徴や、手数料をかけない使い方・利息を多くもらう方法について説明していきますね。
このページでは、あおぞら銀行について説明していきますが、他の銀行とも比較したいなら、以下のページもおすすめです!
振込手数料は他行宛が有料になる
あおぞら銀行からお金を振り込む時に、いくら手数料がかかるのかって気になるところですよね。
あおぞら銀行同士であれば手数料無料で、他行宛に振り込む場合は、154円の手数料がかかります。
他行宛振込手数料が無料の銀行もありますので、この点はそんなに優れているわけではありませんね。
住信SBIネット銀行・SBI新生銀行・ソニー銀行であれば、他行宛振込手数料が無料にできますよ。
ATM手数料はゆうちょ銀行なら無料!
あおぞら銀行にお金を預けていても、お金を下ろして使わないと意味がないですよね。
数はそれほど多くないですが、あおぞら銀行のATMであれば平日9:00〜17:00が手数料無料で使えますよ。
以下の場所に限り、土日もATM手数料無料にできます。
- 札幌
- 新宿
- 池袋
- 千葉
- 名古屋
ゆうちょ銀行ATMなら、いつでもATM手数料無料でお金を引き出せるので、余計な手数料をかけることなくあおぞら銀行を使えますよ。
あおぞら銀行のATMを探すのは面倒すぎるので、基本的にゆうちょ銀行のATMで出し入れすればいい、と覚えておきましょう!
他には、ファミリーマートなどにあるイーネットATMでお金をおろせますが、こちらは手数料がかかりますので、よほどの場合を除いて使わない方がいいですよ。
ゆうちょ銀行ATMの方が数が多くて便利なので、極力ゆうちょ銀行を使いましょう!
定期預金の金利は比較的高め
あおぞら銀行インターネット支店は、ネット銀行ということもあって、メガバンクなどと比較した場合、定期預金金利が高めになっています。
定期預金の金利は、サラリーマンにとってのボーナス時期によって変わったりするものなので、いいタイミングで預けるように狙ってみましょう。
普通預金の金利が全銀行中で一番の0.15%にできる
あおぞら銀行インターネット支店では、最終残高判定日の普通預金残高が100万円以上になっていれば、税引前0.15%の金利にできます。(2016/2/14まで・現在は終了)
これは、どの銀行よりも金利が高いですよ!
最終残高判定日に100万円あれば0.15%にはなりますが、それまでにもお金を預けておかないと大して利息がつかないので、ずっと100万円以上預けてないと恩恵はそれほど大きくありません。
利息って、日割りで付きますからね。
利息の計算は「定期預金の比較」ページからもできますよ。
税引前は0.15%ですが、税引後は0.12%弱になるので、その点ご注意ください。
あと、イオン銀行だと、イオンカードセレクトを持っているだけで普通預金の金利が0.15%なので、余計な条件が気になるのであれば、イオン銀行の方がいいですよ。
イオンカードには他にもお得な使い方がたくさんありますよ。
「あおぞらキャッシュカード・プラス」で、VISAデビットカードとキャッシュカードが一体型に
あおぞら銀行を利用する時のキャッシュカード「あおぞらキャッシュカード・プラス」は、VISAブランドのデビットカードと一体型にすることもできます。
デビットカードは、クレジットカードと同じような感覚で使えるけど、即時で銀行から引き落とされるので、クレジットカードのような怖さはありません。
デビットカードの年会費は無料
あおぞら銀行のVISAデビットカードは、年会費無料で持てます。
銀行口座と合わせて、ずっと無料で使えるのがいいですね。
よくある初年度無料ではなく、毎年無料でデビットカードを持てます。
また、カード申込時に審査がないのも特徴で、クレジットカードが作れない方にとっての選択肢にもなりますよ。
利用額の0.25%がキャッシュバック
デビットカードがあることで、お金を使う時の支払いがスムーズになります。
それだけでも十分すぎるほど便利なんですが、さらに利用額の0.25%がキャッシュバックされるサービスがあるんですよね。
キャッシュバックは年に2回、2月と8月に自動的に行われます。
クレジットカードのポイント交換のように、面倒な手続きを行う必要がないのがいいですよね。
また、クレジットカードみたいに、ポイントの端数がもったいなく感じることもありません。
0.25%の還元率はクレジットカードと比べると低いですけど、交換の手間なく0.25%キャッシュバックがあると、通帳を見るのが楽しみになりそうです。
還元率の高さも求めつつ、面倒な手続きもしたくないのであれば、クレジットカードのP-one Wizを使いましょう。
ATMに行く手間が省ける
デビットカードを使うことによる大きなメリットが、ATMに行く手間が省けること。
意外と見落としがちなんですが、デビットカードがあることで現金を使う機会が減りますよね。
現金を使う機会が減れば、わざわざATMに行く必要もなくなって、時間もお金も節約できますよ!
あおぞら銀行のVISAデビットカードに限らずですが、ATM手数料が高いとなげくなら、デビットカードを使うのはかなりおすすめです。
普段の支払いはデビットカードで、現金が必要な時はゆうちょ銀行ATMを使えばバッチリですよ!
海外ATMから現地通貨を引き出せる
あおぞら銀行のVISAデビットカードは、海外のATMでも使えます。
海外旅行や海外出張などで出掛ける機会があるなら使うこともあるかもしれませんね。
わざわざ空港や銀行で両替の手続きをしなくて良くなる分だけ時間を短縮できますよ。
使えるATMは、VISAマーク・PLUSマークがついているものだけとなっているので、その点だけ注意してくださいね。
あと、海外ATMを使った時に気になる手数料は以下の通りです。
- 海外ATM手数料:220円
- 換算レート:2.57%
仮に、30,000円を下ろした時の手数料は以下の計算式になります。
30,000 × 2.57% + 216円 = 987円
この場合、手数料は3.29%でしたね。
ATM手数料が固定で掛かるのがちょっとネックですね・・・。
あおぞらキャッシュカード・プラスは、個人事業主(フリーランス)にもおすすめ
個人事業主(フリーランス)の方は、クレジットカードが作りにくいですよね。
また、作れたとしても限度額が小さくて、クレジットカードを使いづらかったりします。
あおぞらキャッシュカード・プラスだと、1日の限度額が最高で200万円にもなりますよ。
どうしても、大きな金額を使わないといけない時には、限度額が大きいことがありがたいです。
ただ、デビットカードの特性上、銀行口座からすぐにお金がなくなってしまうので、キャッシュフローは常に意識しておきましょう。
これは絶対に仕入れたいけど、クレジットカードを手元に持っていなかった、そんな場合はデビットカードを使って仕入れるといいと思います。
物販をされている方で、大口で仕入れる時には、デビットカードを使うという選択肢もありますよ。
こういう時はクレジットカードよりもデビットカードが便利だったりします。
私は過去に物販を仕事にしていたことがありました。
要点のまとめ
あおぞら銀行、いいところもそうでないところもいろいろおとありますが、いいところだけを活用すれば、かなりお得に使える印象がありますよ!
さいごに、改めて特徴をまとめてみました。
- ゆうちょ銀行ATMなら手数料無料で使える
- 他行宛振込手数料は有料
- 普通預金の残高が100万以上だと金利が0.15%に
- VISAデビットカードが便利(年会費無料・0.25%キャッシュバック)
あおぞら銀行の口座開設は、インターネットからも手続きできますよ。
わざわざ銀行まで行って時間をかけるよりかは短縮できますし、自分の好きなタイミングで手続きできるのがいいですね。
特に、VISAデビットカードは便利に感じますので、銀行口座とうまく併用すれば、かなり便利に使えますよ。
もちろん、VISAデビットカードは使わず、銀行口座だけ使うのでも問題ありません!
おまけ:他の銀行と比較したい方へ
あおぞら銀行以外の銀行でもっといいのはないのかな?
そう思われた方に向けて、比較できるようにそれぞれの銀行について詳しく説明しています。
あと、もろもろの手数料や金利で比較されたい方は、以下のページを読むと銀行ごとの手数料がよく分かります。
余計なことにお金を使いたくないなら、ぜひチェックしておきましょう。