郵便局や銀行は、平日には開いていますよね。
逆に「平日しか開いていない」というイメージがあるかと思います。
もし、土曜日や日曜日など週末の連休に開いていると、便利ですよね。
平日はどうしても、仕事や学校などの用事があり、窓口へ行くのにも難しいこともあります。
でも本当に、開いているところなんてあるのでしょうか。
そこでこのページでは、土曜日や日曜日など週末に開いている郵便局や銀行があるのかや、使える時間帯、土日祝日にお得な利用法について紹介していきますね。
郵便局は土曜日や日曜日の週末に開いている?
郵便局や銀行が、土曜日や日曜日の週末に開いていると便利ですよね。
まずは郵便局から見てみましょう。
▼郵便局の営業時間は、以下のとおりです。
土曜日 | 日曜日・休日 | |
---|---|---|
郵便窓口 | 9:00~17:00 | 9:00~12:30 |
ゆうゆう窓口 | 0:00~9:00 17:00~24:00 | 0:00~9:00 12:30~24:00 |
貯金窓口 | 取扱なし | 取扱なし |
ATM | 9:00~21:00 | 9:00~19:00 |
保険窓口 | 取扱なし | 取扱なし |
大きな店舗だと、郵便窓口に限って開いていますね!
残念ながら貯金窓口は開いていません。
その代わり、ATMが使えるので便利です。
しかも、ゆうちょ銀行のキャッシュカードや通帳で、ゆうちょATMを利用する場合は、曜日・時間帯にかかわらず利用手数料はかかりません。
▼ゆうちょATMで両替、小銭貯金を土日祝日にするといいですよ。
小さな郵便局は土曜日・日曜日はATMだけ使える
さきほどは、街の中にある大きな郵便局の例でした。
では、小さな郵便局の場合ってどうなんでしょうか。
気になりますよね。
▼岡山駅前郵便局を例に見てみましょう。
土曜日 | 日曜日・休日 | |
---|---|---|
郵便窓口 | 取扱なし | 取扱なし |
貯金窓口 | 取扱なし | 取扱なし |
ATM | 9:00~21:00 | 9:00~19:00 |
保険窓口 | 取扱なし | 取扱なし |
ゆうゆう窓口はなく、ATMしか動いていません。
そのためATMは店舗内ではなく、外に面した場所に設置されていることが多いですよね。
▼最寄りの郵便局へ行く用事がある場合、営業時間をぜひ調べてから出かけてみましょう。
参考:郵便局・ATMをさがす
銀行は土曜日や日曜日の週末に開いている?
今度は銀行です。
▼メガバンクの1つである、みずほ銀行を例に営業時間を見てみましょう。
土曜日 | 日曜日・休日 | |
---|---|---|
窓口 | 取扱なし | 取扱なし |
ATM | 8:00~21:00 | 8:00~21:00 |
わかってはいましたが、やっぱり土曜日や日曜日の週末には、窓口は開いていません。
窓口は平日の9:00~15:00までの開店です。
なおATMは郵便局とは違い、土曜日や日曜日に利用するとATM手数料がかかってしまいます。
自分のお金を引き出すだけなのに、手数料が取られるなんてもったいないですよね。
ただし、通帳記入や残高照会については無料です。
銀行の窓口は、なぜ平日15時までで閉店してしまうの?
少しに気になったことがあります。
銀行の窓口って、なぜか平日の15時で閉まってしまいますよね。
僕は子供のころ、「きっと、午後3時のおやつを食べているに違いない」などと思っていました…。
実は、おやつを食べているわけではなく、銀行が15時に閉まるのは「銀行法施行規則 第十六条」で以下のように定められているためなんです!
第十六条 銀行の営業時間は、午前九時から午後三時までとする。
引用元:銀行法施行規則
法律で決められていたんですね。
ちなみに閉店時間の変更もできるので、りそな銀行やSBI新生銀行では平日17時まで営業している店舗もあります。
基本的に銀行・郵便局や行政サービスの営業日はカレンダー通り
大型連休があるゴールデンウィークやお盆、年末年始の時期は、世の中全体がお休みモードになるため、銀行や郵便局に行こうと思っている場合は、「開いているのだろうか?それとも閉まっている?」と考えてしまいますよね。
でも、基本的に銀行や行政サービスの営業日に関してはカレンダー通りに動いているため、連休中や連休前の平日を利用して用事を済ませましょう。
平日のほうが、ATM手数料がかかりません!
もし、銀行を使うのであれば、特にATMは混雑が予想されるため、コンビニATMが気軽に使えるようにネット銀行の口座を作っておくのがおすすめです。
しかもネット銀行のほうが手数料無料にできてお得ですからね。
住信SBIネット銀行や楽天銀行・ソニー銀行がおすすめですよ。
キャッシュレス決済を利用すると楽!
「土曜日・日曜日や祝日の期間中は、なにかと現金を用意しておかなくちゃ!」と思いがちですが、今や決済は現金だけではありませんよね。
クレジットカード払いは、キャッシュレス決済です。
ひとつひとつの決済の額は小さくても、カード払いした分だけクレジットカードのポイントが貯まっていきます。
もし決済にカードが使えるのなら、還元率の高いクレジットカードを使ってポイントを貯めましょう!
参考:(年会費有料あり)ポイント還元率が高いクレカまとめ
参考:(年会費無料のみ)ポイント還元率が高いクレカまとめ
また、スマホ決済もキャッシュレスで支払いができます。
PayPayや楽天ペイ、LINE Payなどたくさんの種類がありますよね。
お店などで対応しているスマホ決済を見つけた場合は、使ってみるのもひとつの手です。
土曜日や日曜日の振込はいつ入金される?
もしかすると、土曜日や日曜日にATMから振込をするかもしれませんよね。
口座へいつ入金されるのか気になるところ。
土日祝日をはさむと、口座へ入金されるのは銀行の翌営業日です。
相手から自分の口座に振込をしてもらったときも同じですよ。
もし気になる場合は、銀行などに確認しましょう!
土曜日や日曜日に給料日がある場合ってどうなるの?
銀行口座への振込といえば、金額の多い給料が気になりますよね。
土曜日や日曜日に給料日があった場合、どうなるんでしょうか。
給料日は会社によってさまざまですが、考えられる一般的な給料日は「五十日(ごとおび)」に設定されています。
▼2019年8月の例で見てみましょう。
- 8月10日(土)
- 8月25日(日)
この2日が、五十日になっていますね。
会社の給与規定などで、土日祝日に給料日がある場合、振込日が前倒しになるか後回しになるかで、実際の振込日が違いますよ。
実際の振込日がどうなるのか、2019年のカレンダーで見てみましょう!
給与規定 | 8月10日の場合 | 8月25日の場合 |
---|---|---|
前倒し | 8月9日(金) | 8月23日(金) |
後回し | 8月13日(火) | 8月26日(月) |
どうしても「うちの会社は、どうなのかわからない!」と思えば、会社の担当者さんに聞いてみましょう。
土曜日や日曜日の引落はいつになる?
口座への振込が気になりましたが、口座からの引落についても気にならないでしょうか。
携帯電話料金だったりカード会社の、いつもの引落日が土曜日や日曜日にあるかもしれません。
この場合、口座引落が前倒しになるのか後回しになるのかが気になるところ。
たとえばクレジットカードの場合は、後回しになることが多いですよ。
▼楽天カードは、以下のような説明が載っています。
引落日については、各機関からお知らせが必ず届くので、見逃さないようにしましょう。
さいごに
土曜日や日曜日に、郵便局や銀行の窓口が開いていると便利ですよね。
でも、現実的には銀行に関しては開いていません。
どうしても窓口でやらなければならない用事は、なんとか平日に済ませましょう。
振込の場合は、土曜日でも日曜日でも手数料のかからないネットバンクを利用するのが、一番いいですね。