何かの用事で銀行へ出かけ、銀行内へ入ったとたん混雑している状況を見た場合、『あぁ…、いやだな』と思いますよね。
それはもしかして、五十日(ごとおび)だったのかもしれませんよ。
一般的に五十日には会社の給料日が集中するため、混雑しやすいものです。
このページでは五十日とは何なのか、そして銀行が混雑した場合の回避策としてネット銀行の良さを紹介しています。
五十日とは
『五十日』は「ごじゅうにち」と読むのではなく、『ごとおび』と読みます。
発音的には『ごとうび』って聞こえますね。
以下の日付をさしますよ。
- 5日
- 10日
- 15日
- 20日
- 25日
- 30日(もしくは月末)
五十日の『五』は数字の『5』で、五十日の『十(とお)』は数字の『10』のことです。
上記の日付を見ると、『5』と『10』が組み合わさった日付になっていますよね。
五十日にはなぜ銀行が混雑するのか
さきほど紹介した日付をみると、あることに気づきます。
それは会社の給料日です。
多くの会社の場合、5日だとか20日に給料日がありますよね。
給料日がくると銀行へ行ってお金をおろす人が増えます。
そのため、混むんですよね。
5日や20日の給料日が土日祝日になった場合は、前後にずれたりするのでやはり混雑します。
その他、会社間の取引(支払日)の日付に五十日が設定されていることも多いという理由もありますよ。
日本人は切りのいい日が好きなんですね。
五十日の混雑を避けるのは
給料が振り込まれた場合、すぐにでも生活資金である現金をおろして手元に置きたいものですよね。
また、各銀行を渡り歩き『A銀行からB銀行にお金を移し替える』などの作業で、振込手数料を節約している場合もあります。
五十日の影響で混雑している銀行へ行くのも疲れますよね。
混雑を避けるためには、五十日でないときに銀行へ行くと比較的空いています。
また、手数料のことを気にしているのであれば、ネット銀行をおすすめしますよ。
引き出し手数料が無料もしくは安いので、混雑している銀行へ行くのではなく、コンビニで現金をおろすことができます。
ネット銀行の手数料が安い
ATM手数料のことを考えると、普通の銀行(都市銀行や地方銀行)よりネット銀行に分があります。
たとえばメガバンクを使う場合は、平日の8時45分から18時までぐらいしか手数料無料でお金を下ろせません。
平日のこの時間は仕事してて、お金を下ろしにいくのも難しいと思います。
また昼休みなどに行けたとしても、五十日の影響で混雑していたら時間がもったいないですよね。
そして、必然的に休日や夜にお金を下ろすことになって、手数料をどんどん取られてしまいます。こう考えると、メガバンクの手数料は不親切です。
その点、ネット銀行の場合は条件付きではありますが、手数料無料でお金を下ろせます。曜日や時間帯を気にすることなく下ろせるのも素晴らしいですね。
条件は、月に3〜5回まで無料というのが多いので、よほど頻繁にお金を下ろさない限りはATM手数料を一切払わず済ませれます。仮に手数料がかかってしまっても、メガバンクより手数料が安いネット銀行が多いです。
ATM手数料とお金の引き出しやすさを考えると、以下の3つのネット銀行が個人的にはおすすめです。
住信SBIネット銀行は、SBI証券と同時に口座開設して、条件を満たすことで現金2,000円がプレゼントになります。
参考:SBI証券(+住信SBIネット銀行)の口座開設はこちら
メガバンクならゆうちょ銀行
ネット銀行をどうしても使いたくないこともあるでしょう。
その場合は、ゆうちょ銀行がいいと思います。
ゆうちょ銀行ATMならば時間・曜日に関係なく手数料無料で下ろせるのは助かりますよ。
ゆうちょ銀行ATMの数はとても多いので、コンビニを探すぐらいなら、ゆうちょ銀行ATMを使った方がいいです。
コストのかからない銀行を選ぼう
ATM手数料は安ければ安いほどいいですよね。安いほど、自分の預けているお金が目減りすることがなくなります。
これから銀行を選ぶ時は、ATM手数料も含めて、余計なお金を払うことにならないよう、なるべく手数料無料になるところを選びましょう。
ノマド的節約術では、ATM手数料の比較以外にも銀行の金利や手数料の比較をしています。合わせて口座開設の参考にしていただければと思います。
さいごに
五十日で混雑している銀行へ直接行くよりも、手数料が安くもしくは手数料が無料になるネットバンクを使うことが、時間的にも金銭的にも節約になることがわかりました。
自分の生活にあったスタイルを取り入れて、お金も銀行も上手に使っていきたいものですね。