東京などの首都圏で、電車に乗る時はほとんどの方がICカードを使って改札を通っていますよね。
関西に住む私にとっては衝撃的な光景でした。
首都圏だと、ほとんどがSuicaやPASMOを使って改札を通っていると思います。
Suicaだと、ただ単に改札を通るだけではなくて、定期券としても使えるのが便利ですよね。
Suicaで定期券を利用する時に便利になってくるのがビューカード スタンダードです。
年会費は必ず年会費が発生する
いきなり欠点を伝えるのが申し訳ないのですが、ビューカード スタンダードは、必ず年会費が発生します。
といっても、524円なので、めちゃくちゃ高いわけではありません。
この年会費は、家族カードを作った場合でも同じように発生してきます。
年会費はどうしても掛かってしまうのですが、それを払ってでもビューカード スタンダードを使ったほうが便利になる理由があるからこそ、多く使われているんですよね。
その理由をこれから説明していきますね。
家族カードは最大9枚まで作れる
ビューカード スタンダードは、家族カードが作れる数少ないビューカードの1つです。
家族カードは最大9枚まで作れますよ。
そんなに作るほど家族がいないとは思いますが・・・。
家族カードを使った分のビューサンクスポイントは、本人会員に合算されます。
定期券と一体型にできるのが便利
ビューカード スタンダードは、首都圏の電車を使うのに特化したカードです。
その中で一番便利なのが、定期券の機能があること。
クレジットカードとJRの定期券が一体になっています。
Suicaの機能もありますので、1枚で3役の機能があると捉えることもできますね。
ビューカード スタンダードで定期券を使った場合、裏面に定期券が書き込まれるようになります。
今まで使っていた定期券のような表記がビューカード スタンダードの裏面に書かれると思ってください。
これのおかげで定期券とクレジットカードを別々にする必要がなくなって、財布の中がすっきりしますよね。
管理の手間が省けるので、ちょっとしたストレスから解放されるのがビューカード スタンダードのいいところです。
もう1つうれしいのが、定期券を買った場合、ポイントが3倍になって還元率1.5%でポイントが貯まります。
定期券って高いので、あっという間にポイント交換できますよ〜!
Suicaのカードとしても使える
定期券の区間以外で利用する時が逆に不便になりそうなイメージがあるかもしれませんね。
でも、その心配は無用です!
ビューカード スタンダードはSuicaとしての機能も兼ね備えているため、定期券の区間以外を使った時はSuicaとしての利用になります。
何も気にすることなく改札にタッチするだけで使えますので、安心してくださいね。
Suicaの残高が少なくなってきたら、オートチャージする機能もありますので、残高不足になることは長い区間を使わない限りはそうそうありません。
Suicaで電車利用すると、切符よりも運賃が安くなる
Suicaを使って電車に乗ると、切符を買う手間が省けるだけのイメージがあるかもしれません。
Suicaの場合、時間の短縮だけでなく、お金の節約にもなるんですよ!
Suicaで乗車した場合は、1円単位で運賃が決められるので、切符を買うよりも運賃が安くなることが多いです。
オートチャージで改札に引っかからない
ビューカード スタンダードは、Suicaの残高が1,000円以下になっている時に改札を通ると、オートチャージで自動的に3,000円が加算されます。
初期設定ではこの金額になっていますが、自分で金額を変更することもできますよ。
例えば、Suicaの残高が2,000円以下になったら5,000円チャージするという設定もできます。
オートチャージの設定を変更する時は、ビューアルッテのATMから手続きしてください。
また、オートチャージを使うと、ビューカード スタンダードのポイントである「ビューサンクスポイント」が3倍貯まります。
還元率にすると1.5%となるので、Suicaでの割引と合わせてお得ですよ。
ビューカード スタンダード限定!年間利用額に応じてボーナスポイントが貯まる
ビューカード スタンダードならではのサービスに、年間利用額に応じてボーナスポイントが貯まる仕組みがあります。
年間30万円以上使えば、ボーナスポイントの対象になりますよ。
年間利用額 | ボーナスポイント |
---|---|
30万円 | 100ポイント |
70万円 | 400ポイント |
100万円 | 600ポイント |
150万円 | 1,000ポイント |
1ポイント2.5円で計算すると、それなりにお得なのがわかりますよね。
ポイント交換はビューアルッテATMで
ビューカード スタンダードを使っていると、ビューサンクスポイントがどんどん貯まっていきます。
特に定期券を使うようにすると、金額が大きくなる分、あっという間にポイントが貯まりますよね。
ビューカード スタンダードで貯めたポイントをどうしよう・・・と思うかもしれませんが、このポイントも、Suicaの残高にチャージできます。
ポイントがムダにならず、再利用できるのがいいですよね。
ポイント交換の手続きは、ビューアルッテATMから行います。
実際にポイント交換したことがありますので、やり方は以下のページで。
モバイルSuicaを当面無料で使える
ビューカード スタンダードを使うと、おサイフケータイで使えるモバイルSuicaの年会費が当面無料で使えます。
モバイルSuicaにすると、Suica利用の時にビューカード スタンダードを手元に持つ必要すらなくなるので、さらに管理の手間が省けますよ。
もし、手持ちの携帯電話やスマートフォンがおサイフケータイに対応してるのであれば、使ってみましょう。
ビュー・エクスプレス特約で東海道新幹線・山陽新幹線の運賃を安くできる
モバイルSuicaのあまり知られていない機能の1つに、ビュー・エクスプレス特約があります。
これを使うと、年会費1,100円はかかりますが、東海道新幹線・山陽新幹線の運賃を安くできますので、新幹線に乗るのであれば、1回でも乗れば年会費の元がとれますよ。
海外旅行傷害保険が自動付帯だけど他にも用意しよう
ビューカード スタンダードは、海外旅行傷害保険が自動付帯でついてきます。
傷害治療費用・疾病治療費用が50万円までありますよ。
ただ、金額的に心もとないですので、エポスカードなどの保険が充実しているカードを持っておくのがおすすめです。
さいごに
ビューカード スタンダードは、年会費が掛かってしまうカードでありますが、年会費の元はすぐとれると思えるほど、生活のいろいろな負担が軽くできます。
JRの定期券として使えたり、Suicaとして使えるのは本当に便利なので、東京やその周辺に住んでいるのであれば、ぜひ使いたいカードです。
同じように定期券の機能を持たせれるルミネカードもありますが、ビューカード スタンダードはルミネカードよりも年会費が安くなりますよ!
Suicaではなく、PASMOを使おうと思っている方は、以下のページも合わせてどうぞ。
おまけ:他のビューカードも便利
ビューカード スタンダードは、ビューカード系列のカードの1つです。
ビューカード スタンダード以外にも似た特徴を持ったカードがありますので、人によっては他のカードの方が自分に合う可能性もありますよ。
比較検討する際に読んでみるといいかもしれませんね。
おまけ:決めきれず、カード探しをしている方へ
クレジットカードってとにかく多いし、どれがいいのか迷いますよね。
長く使うものになるので、できる限りいいカードを選びたいものです。
以下のページでは、収入ゼロから生き延びた節約家の視点でおすすめしているクレジットカードを紹介しています。