一般書留に比べて、安い料金で使える簡易書留。
安く出せるのはうれしいのですが、補償や安全面はどうなんだろう?と悩むところです。
簡易書留で郵便を出したとき、相手に届くまで追跡できたら便利ですよね。
また、簡易書留を出してからどれぐらいの日数で届くかも気になるところ。
このページでは、簡易書留の追跡方法や到着までにかかる日数、簡易書留が宛先不明で返ってきてしまったときの対処法について詳しく説明していきますね。
簡易書留を追跡する方法
荷物を送ると、お問い合わせ番号で今どこにあるのか追跡できるサービスがありますよね。
このサービスですが、実は簡易書留のときも使うことができます!
簡易書留だけでなく、ほかの書留で郵便を出すときにも追跡サービスが使えますよ。
簡易書留を出してから追跡するまでの流れは、以下の通り。
- 封筒を用意する
- 「簡易書留でお願いします」といって郵便局に出す
- 受領証をもらう
- 受領証に書かれている引受番号(お問い合わせ番号)を入力して郵便追跡システムから追跡
書留の場合は、受領証に書かれている引受番号がお問い合わせ番号になります。
名前がちがうので「追跡番号はどれだろう?」と思うかもしれませんが、追跡サービスに必要な番号として覚えておきましょう。
追跡するために番号を控えておくと安心ですよ。
簡易書留の引受から配達までにかかる日数や時間
ここからは、実際に簡易書留を出してみて、相手に届くまでどれぐらいの日数がかかったのか説明していきますね。
簡易書留を送る場所によって届くまでの日数はちがいますが、近ければ近いほど早く届きます。
▼まずは、最寄りの郵便局に行きましょう。
▼用意した封筒を窓口で「簡易書留でお願いします」と出します。送料+簡易書留料金を支払うと、受領証がもらえますよ。
▼郵便局の公式サイトから「追跡サービス」を選びます。
▼受領証に書かれているお問い合わせ番号を入力して、追跡しましょう。
今回、簡易書留を送った日時と送り先は、以下の通り。
送り元住所:長野県長野市
宛先住所:兵庫県神戸市
その後、簡易書留が無事に届きました。
到着した日時は、以下の通りです。
所要日数:4日
今回は、簡易書留を送ってから4日ほどで相手に届きましたよ。
ただ、一旦不在で持ち帰られているため、本当は3日で届いていました。
▼どこまで追跡できるのかですが、届け先の県名と取扱局までが表示されますよ。
送る距離が近ければ近いほど、早く届きます。
沖縄や北海道、離島に出す場合はどうしても日数がかかってしまうので余裕を持って送るのがおすすめですよ。
ちなみに、簡易書留は郵便局の窓口からしか出せません。
コンビニや道にあるポストに出しても、簡易書留にはならないので注意してくださいね。
また、郵便局ならではのメリットとして、簡易書留の送料は切手で支払うこともできます。
切手で支払えば、送料の節約にもつながりますね。
簡易書留が追跡できない場合の対処法
追跡サービスで簡易書留を追跡しようと思ったら、「お問い合わせ番号が見つかりません」というメッセージが出てくることがあります。
正しい番号を入れても追跡できなかった場合、焦ってしまいますよね。
追跡できない理由として考えられるのは、以下の通り。
- 追跡サービスに最新情報が反映されていない
- お問い合わせ番号(引受番号)が間違っている
番号が間違っていないのに追跡できない場合、追跡サービスに情報がまだ反映されていない可能性が大きいです。
▼私も郵便局に出してすぐ追跡しようとしたところ、「お問い合わせ番号が見つかりません」と出てしまいましたよ。
なんでだろう?と思っていましたが、まだ郵便物の情報が反映されていないだけでした。
時間をおいて追跡してみたところ、ちゃんと追跡サービスが使えましたよ。
もし、正しい番号を入れても追跡できなかった場合は、少し時間をおいてからもう一度試してみてくださいね。
簡易書留では速達サービスもつけられます
簡易書留をなるべく早く届けたい場合は、別料金で速達にすることもできます。
ただ、簡易書留は日曜日や祝日も配達してもらえるので、相手のところに早く届きやすいもの。
翌日~翌々日には届くことがほとんどなので、わざわざ速達にしなくても大丈夫です。
速達にするだけで+260円がかかってしまいますよ。
それぞれの値段を比べてみると、以下の通りになります。
- 定形郵便で簡易書留だけ出した場合:84円+320円 = 404円
- 定型郵便で簡易書留に速達をつけた場合:84円+320円+260円 = 664円
届くまでのスピードが特に遅いわけではないので、わざわざ速達料金を払ってまでつける必要はないかなという印象ですね。
簡易書留は配達時間も指定できます
現金書留と同じく、簡易書留も配達時間が指定できますよ。
平日の昼間は仕事で受け取れない場合や、土日しか受け取れない場合など、送る相手の都合に合わせて配達時間が選べます。
ちなみに、指定できる配達時間帯は以下の通り。
- 8時~12時
- 12時~17時
- 17時~21時
ただ、配達時間帯指定郵便になるので、別途340円がかかります。(250gまでの場合)
もし受け取れなかった場合でも、再配達はしてくれるので安心ですよ。
簡易書留が返ってきたときの対処法
出したはずの簡易書留が返ってきてしまったとき、どうすればいいのか困ってしまいますよね。
万が一、送った簡易書留が返ってきてしまった場合、以下のような原因が考えられます。
- 宛先が間違っているので配達できなかった
- 宛先の住所に受取人が住んでいない
- 保管期間を過ぎてしまったので返ってきた
配達したときに受取人が不在だった場合、簡易書留は郵便局預かりになります。
この保管期間内に受け取りにこないと、差出人のところへ返されてしまいますよ。
郵便局で保管してもらえる期間は7日間なので、期間内に受け取ってもらうようにしましょう。
ちなみに、返送される場合も郵便物は簡易書留扱いとなります。
返送された簡易書留を再度送りたい場合は、以下の流れになりますよ。
- 新しい封筒に正しい宛先・住所・氏名を書く
- 再度、郵便局で簡易書留として出す
もしも郵便局の過失によって返ってきた場合は、無料で配達してもらえます。
原因が思い当たらないときは、簡易書留を出した郵便局に問い合わせてみましょう。
さいごに
簡易書留は一般書留よりも安い分、安全面が少し不安でしたが、追跡サービスも使えるので便利ですね。
しかも、50,000円までなら実損額を賠償してくれますよ。
万が一のことがあっても、補償がついているのなら安心して使えます。
日曜日や祝日も配達してくれるので、相手に届くのが早いのもうれしいところ。
今回、長野から兵庫までという距離を簡易書留で出しましたが、思ったよりも早く届きました。
送る相手や目的に合わせて、配達方法を選んでみてくださいね。
おまけ:他の配送方法について
ノマド的節約術では、他にも数多くある配送方法の使い方や料金について詳しく紹介していますよ。
気になる場合はチェックしてみましょう。