こんにちは!
節税への興味関心も高い、ノマド的節約術の松本です。
2017年から個人型確定拠出年金(iDeCo・イデコ)の対象が広がったということもあって、気になっているのではないでしょうか。
ネット証券会社で有名な楽天証券でも、イデコの利用ができます。
他の証券会社と比較して楽天証券がどうなのかって気になるところだと思います。
このページでは、楽天証券でイデコを使うときに知っておきたいことなどをまとめて紹介しますね。
説明よりも前に確かめたい場合は楽天証券のイデコのページから資料請求してみましょう!
資料を取り寄せたらいろいろとわかりますので、口座を作るかどうかの判断がしやすくなりますよ。
楽天証券のiDeCo手数料について
イデコを使うときに気にしておきたいのが、手数料のこと。
ちなみに、楽天証券のイデコを使うときにかかる手数料は以下の通りです。
- 国民年金基金連合会(税込):2,829円(初回のみ)
- 国民年金基金連合会手数料(税込):月105円×12か月 年1,260円
- 事務委託先金融機関手数料(税込):月66円×12か月 年792円
- 運営管理機関手数料(税込):無料
年間2,052円のコスト(最初の1年は4,881円)で済みますね。
楽天証券側でかかっている手数料は0円で、他はイデコを始めるためには絶対に必要なコストになります。
国民年金基金連合会側が手数料を下げてくれない限りは、毎年これだけの手数料が必要です。
もし、楽天証券から他の金融機関に移管するときは4,400円の手数料がかかるため、運用する証券会社や銀行を選ぶ際には慎重になるほうがいいかと思いますよ。
イデコは資産運用になるので、運用コストの低さは意識しておくのが大切ですよ!
手数料は0円に近いほどおすすめです。
掛金が全額所得控除になって節税になる
イデコの最大のメリットは節税になることですよね。
毎月の掛け金の全額が所得控除にできます。
毎月の最大掛金は、職業によって変わりますので、なんとなくでも知っておき、自分の生活範囲で大丈夫な金額を掛けましょう。
- 第1号被保険者(自営業者):最大68,000円/月
- 第2号被保険者(会社員・公務員):最大12,000〜23,000円/月
- 第3号被保険者(専業主婦・主夫):最大23,000円/月
私が加入したときは自営業者でしたので、第1号被保険者でした。
その後、会社を立ち上げたので今は第2号被保険者になっていて、毎月23,000円を掛けています。
公務員であれば毎月12,000円が限度になりますね。
フリーランスであれば、最大で年間816,000円も掛けることができます。
仮に所得税率が30%だとすると、244,800円も節税できたことなりますよ!
これだけ節税できるのが確定拠出年金の大きなメリットですね。
節税するためには、ちゃんと確定申告のときに掛け金を控除するように設定しておきましょう。
「企業型年金・個人型年金加入者掛金」の欄があるので、そこに年間の掛け金を入力すればOKです。
10月頃になると、国民年金基金連合会から親展のハガキが届きます。
これが確定申告のときに必要になるため、なくさずにしっかりと保存しておいてくださいね。
▼ハガキの中には、1年間の掛け金の金額が書かれていますね。 この金額を確定申告するときに書く流れになります。
【デメリット】60歳まで引き出せない
楽天証券の確定拠出年金に限らず、どこで確定拠出年金をしたとしても共通になるのですが、拠出した掛金は基本的に60歳まで引き出せません。
解約することはできますが、その場合は二度と確定拠出年金を使えなくなってしまうので、申し込むときは慎重になる必要があります。
個人事業主のときにあらゆる節税方法を試しましたが、確定拠出年金だけは気軽にできず、最後の最後まで悩みました。
今、手元になくてもまったく問題ないお金を運用にまわすぐらいで考えておくのがおすすめです!
もしくは、どうしても将来が心配で安心するためにも掛けておきたいという方にも向いていますよ。
楽天証券のiDeCoを使うときにおすすめしたい投資信託
ここまでの話を踏まえて、もし楽天証券のイデコに興味を持ってはじめようと思った場合、どの投資信託で運用していくのがいいのかが気になると思います。
ここからは、個人的におすすめだと思う投資信託を紹介していきますね。
ちなみに、楽天証券のイデコに資料請求したら、ドレカラ・イマカラという資料でそれぞれの投資信託に関する情報が書かれています。
私の説明よりも詳しいと思いますので、気になるなら資料請求してみましょう。
資料請求するだけなら口座開設にはならないので安心してください。
ということで、個人的におすすめの投資信託を紹介しますね。
ファンド名 | 分類・地域 | 信託報酬 |
---|---|---|
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド | バランス型 | 0.7100% |
セゾン資産形成の達人ファンド | 国内外株式 | 1.5500% |
たわらノーロード 先進国株式 | 海外株式 | 0.2430% |
三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド | 国内株式 | 0.1728% |
たわらノーロード国内債券 | 国内債券 | 0.1620% |
たわらノーロード先進国債券 | 海外債券 | 0.2160% |
三井住友・DC外国リートインデックスファンド | 海外REIT | 0.3024% |
選んだ基準は基本的に信託報酬と呼ばれる手数料が安いものにしています。
手数料が安いことで知られている「たわらノーロード」シリーズがやはりおすすめですね。
もし、投資信託がどうしてもいやなのであれば、定期預金や生命保険を運用することもできます。
その代わりにリターンもほとんど見込めませんが・・・。
セゾン投信系に期待
「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」と「セゾン資産形成の達人ファンド」は、直販型の投資信託で知られているセゾン投信の商品になります。
私は、楽天証券のイデコを通してではなく、セゾン投信に口座開設して運用していますよ。
2017年11月時点では、いい感じにプラスになっているので、満足しています。
もし、楽天証券のイデコを使わない場合でも、セゾン投信は別に口座を作ることもできますので、そちらで試してみるのも一つの方法です。
楽天証券のiDeCoは楽天ポイントが貯まるキャンペーンがある
楽天証券のイデコは、楽天ポイントが貯まるキャンペーンが開催されているのも見逃せないところです。
イデコ口座を申し込むことで、楽天ポイントが200ポイントもらえるキャンペーンをよく見かけます。
今後どうなるかわかりませんが、もしかしたらこれ限りではない可能性もあるため、もし、楽天証券のイデコの商品に投資してみようと思ったのであれば、このキャンペーンも活かしましょう。
楽天証券のiDeCoに申し込む流れ(資料請求のやり方)
ここからは、楽天証券のイデコに申し込む手順を紹介していきますね。
まずは、楽天証券のiDeCoのページを開いてください。
以下のような画面が出てきますよ。
▼楽天証券のイデコについていろいろと表示されるので、確認して申し込もうと思った場合は下にあるオレンジ色のボタンを押しましょう。
▼申込の種類を聞かれますので、該当するものを選びましょう。
これから初めてイデコに申し込もうと思っているのであれば「初めて確定拠出年金を始める方へ」を押しましょう。
▼イデコは職業によって毎月の掛金額が変わって来るため、職業の選択欄があります。
該当する職業を選びましょう。
▼既に楽天証券の口座を持っている方は、ログインすることで登録情報を読み込んで、入力の手間が省けますよ。
イデコ以外でも楽天証券はおすすめできる口座のため、作っておくのがおすすめです。
▼私は楽天証券の口座を既に持っているため、ここでログインすることにしました。
▼ログインして申込画面に戻ってくると、名前や住所の情報がちゃんと入っていましたね。
これで入力の手間がかなり省けます!
▼基礎年金番号がもしすぐに分かるのなら、その場で入力しちゃいましょう。
わからない場合は、あとで申込書が届いたときに記入することもできますよ。
▼続いて、楽天証券のイデコを使うことになったときの掛金の支払い方法などを設定します。
▼今すぐ決めなくてもあとで申込書が届いたときに記入するのでも大丈夫ですよ。
ネットに慣れていない場合はそのほうがラクかもしれません。
▼ここまで入力できると、最終の確認画面になります。
▼入力内容を確認して問題なければ、楽天証券のイデコ申込を完了させましょう。
▼これで楽天証券でイデコの資料請求申込ができましたね。
資料が届くのをまずは待ちましょう〜!
楽天証券iDeCoの資料の中身
数日後、楽天証券から大きな封筒に入ったイデコの書類が届きました。
▼そのままにしててもしかたないので、早速開封しましょう!
いくつか書類が入っていますが、1つ1つ紹介しますね。
▼まずは、申込に必要な個人型年金の加入申出書。
申込した時点で入力してた内容が印字されて送られてきますので、そのまま楽天証券のイデコに申し込む場合は、空欄のところを自分で記入しましょう。
▼もう1つ、事業所登録申請書も入っていましたので、そちらには毎月の掛金の金額などを記入します。
これらの書類はの書き方は、別に案内の紙が入っているため、わかりにくい場合はそちらを見ながらだと迷わずに済むかと思いますよ。
▼楽天証券のイデコに申し込むことにする場合は、先ほど紹介した書類に記入したら同封されていた返信用封筒に入れて送り返しましょう。
料金後納郵便なので、切手を貼る必要はありません。
このような流れで手続きすると、楽天証券でイデコの口座開設ができますよ。
申込をしなければ単純に資料請求だけとなります。
「ドレカラ」や「イマカラ」といった冊子が参考になるため、こちらを読むために資料請求するのもアリだと思いますよ。
さいごに
楽天証券のイデコは、セゾン投信やたわらノーロードシリーズなど、おすすめできる投資信託が揃っているため、今後の資産形成を考える上でもおすすめできますよ。
もし、貯金がある程度あって、さらに今後の資産運用を考えているのであれば、楽天証券のイデコも候補に入れてみてはいかがでしょうか。
まずは気軽に資料請求できますので、気になるなら取り寄せてみてじっくり検討しましょう。
楽天証券の口座開設をしておくと、楽天証券のイデコを申し込むときの入力の手間が省けるのでおすすめです。