ネットや携帯が当たり前になったことで、毎月の通信費が高くなっているのではないでしょうか?
とくに何も考えていないと、どんどん高くなってしまうのが通信費です。
NTTドコモの携帯を使っている方であれば、NTTグループカードもしくはNTTグループカードゴールドを使うことで、毎月の負担を減らすことができますよ。
このページでは、NTTグループカードとNTTグループカードゴールドの特徴やそれぞれのカードの違い、メリット・デメリットについて紹介していきますね。
NTTグループカードの年会費について
NTTグループカードは、いろいろなサービスが充実しているのにも関わらず、年会費無料で持てます。
ただし、利用明細をWebで確認できるWeb明細にしておく必要がありますので、ご注意ください。
郵送で利用明細書を送ってもらうようにすると、年会費が1,320円かかります。
このページを見ているということは、少なからずインターネットを使っているということなので、Web明細にするのも大丈夫ですよね。
おまとめキャッシュバックコースで最大60%戻ってくる
NTTグループカードを使うことで一番お得になるのは、固定電話やドコモの携帯・プロバイダを使っている方です。
それぞれの毎月の利用料金に対してキャッシュバックがあります。
対象サービスは以下の通り。
- NTT東日本(電話・フレッツ)
- NTT西日本(電話・フレッツ)
- NTTドコモ(Xi・FOMA・パケット定額)
- OCN(プロバイダ料金)
- WAKWAK(プロバイダ料金)
- ぷらら(プロバイダ料金)
- ひかりTV
- @nifty(プロバイダ料金)
- BIGLOBE(プロバイダ料金)
カードの月間利用額に応じてキャッシュバック率が決まり、上記の支払い料金に対してキャッシュバックがありますよ。
キャッシュバック率は以下の通り。
月間カード利用金額 | キャッシュバック率 |
---|---|
0〜2万円未満 | 0% |
2〜4万円未満 | 1.5% |
4〜6万円未満 | 3.0% |
6〜8万円未満 | 4.5% |
8〜10万円未満 | 6.0% |
10〜20万円未満 | 8.0% |
20〜30万円未満 | 18.0% |
30〜40万円未満 | 28.0% |
40〜50万円未満 | 38.0% |
50〜60万円未満 | 50.0% |
60万円以上 | 60.0% |
例えば、全体のカード利用額が10万円だとして、NTTドコモの利用額が1万円だったとしましょう。
この場合は、キャッシュバック率が8%になりますよね。
キャッシュバック金額は、以下の計算式の通りです。
10,000円 × 8.0% = 800円
なんと、800円もキャッシュバックされるんですよね。
毎月1万円の携帯代を払うこと自体、ちょっと現実的ではない感じですが、NTTグループカードをメインで使うことによって、携帯代やプロバイダ代の負担が軽くなりますよ。
キャッシュバック対象の通信費の最大は15,000円で、60%のキャッシュバック率になった場合は月9,000円が最高ですね。
それ以上のキャッシュバックはありませんのでご注意ください。
キャッシュバックしようと思うのであれば、NTTグループカードをメインに使わないといけませんので、ちょっと悩ましいところではあります。
そもそもの毎月の利用代金を安くする方が節約にはつながりますからね。
携帯電話は、今なら格安SIMを使う方が安くできます。
格安SIMの料金もキャッシュバック対象になる
OCN、ぷらら、nifty、BIGLOBEがキャッシュバック対象になるということで、それぞれ格安SIMのサービスがあるので、これがキャッシュバック対象になるのかどうかが気になりました。
よく分からないので、カスタマーセンターに問い合わせてみましたよ。
こんにちは!
おまとめキャッシュバックコースでOCN、ぷらら、nifty、BIGLOBEが対象になっていますが、これらの格安SIMはキャッシュバック対象でしょうか?
それぞれの名前での請求であれば、キャッシュバック対象となります。
例えば、ぷららモバイルLTEの請求であれば、それも対象でしょうか?
「ぷらら」の名前が入っているので、対象になりますね。
そうなんですね!ご回答ありがとうございました!
という感じで、問い合わせたところ、格安SIMの請求もキャッシュバック対象となるみたいです。
もともと安い格安SIMの料金ですが、NTTグループカードを使うことで、より毎月の料金を節約できますね!
出光のガゾリン代を1Lあたり2〜40円m安くできる
車を持っている方であれば、ガゾリンスタンドを利用しますよね。
出光を使っているのであれば、NTTグループカードを使うことでガゾリン代を安くすることができます。
最低でも1Lあたり2円安くできて、最高だと40円も安くできますよ。
ガゾリン代の割引額の計算は、毎月16日〜翌月15日の出光サービスステーションでの利用額に応じて決まります。
出光サービスステーションでNTTグループカードを使うと、ガゾリン代割引用の独自ポイントが貯まる仕組みです。
ちょっとややこしいですが、NTTグループカードを使うことで貯まるポイントとはまた違ってきます。
そのポイントによって、翌月のガゾリン代割引額が決まりますが、ポイントのことはあまり気にしなくてもいいと思いますよ。
- 1,000〜10,000円未満:1L2円割引
- 20,000円:1L4円割引
- 50,000円:1L10円割引
- 100,000円:1L20円割引
- 200,000円:1L40円割引
この割引は、あとでクレジットカードの利用代金を請求される時にガソリン代から引かれます。
単純に出光でのガソリン代を安くしたいなら、出光カードを使うのもいいですよ。
ポイント還元率はそれほど高くない
NTTグループカードを使って支払いをすると、ポイントが貯まります。
普通のショッピングの場合は、1,000円ごとに10ポイント貯まる仕組みです。
NTT東日本・NTT西日本・NTTドコモなどNTTに関する支払いの場合は、200円ごとに2ポイント貯まりますよ。
また、2月から翌年1月の1年間で5,000ポイント貯めるごとに、500ポイントがもらえます。
1ポイントの価値はほぼ0.5円で、還元率にすると約0.5%ですね。
交換する商品によってポイント還元率が異なるので、はっきりとしたポイント還元率を言うことができません。
ポイント交換については、このあとで説明していきますね。
電子マネー(楽天Edy・モバイルSuica・SMART ICOCA)へのチャージはポイント付与対象に
NTTグループカードを使って、電子マネーにチャージした時にポイントが貯まるのかどうかが気になるところだと思います。
全部の電子マネーが対象ではありませんが、以下の電子マネーであれば、NTTグループカードからのチャージで、クレジットカードのポイントが貯まりますよ。
残念ながら、nanacoには対応していません。
楽天Edyであれば、チャージした時にもポイントが貯まるし、楽天Edyを使った時には、楽天ポイントが貯めるので、ポイント二重取りにできますね!
貯めたポイントの交換先について
NTTグループカードを使って貯めたポイントは、交換しなければ意味がありませんよね。
ポイントはいろいろな商品に交換できますが、おすすめなのは他のポイントに交換したり、ギフトカード系に交換することです。
節約家の私がおすすめする交換先は以下の通り。
Amazonギフト券かキャッシュバックがおすすめですね。
Amazonで買い物するなら、現金と同じようなものになります。
NTTグループカードゴールドはよりサービスが充実する
NTTグループカードには、上位カードとなるゴールドカードがあります。
名前は、シンプルに「NTTグループカードゴールド」です。
これまで説明してきたNTTグループカードの機能を兼ね備えているのはもちろんですが、ゴールドカードならではの特典やサービスもありますので、ここからはゴールドカードの特徴を説明していきますね。
年間100万円以上使えばゴールドカードの年会費が無料に!
NTTグループカードゴールドは、ゴールドカードだけあって、年会費がかかるクレジットカードです。
通常は、5,500円の年会費がかかります。
でも、NTTグループカードゴールドで年間100万円以上支払えば、翌年の年会費は無料にできますよ!
ゴールドカードなのに年会費無料にできるのはほとんどないので、メインで使えばずっとゴールドカードを無料で持つことも不可能ではありません。
また、年間150万円以上使えば、家族カードも1枚年会費無料にできます。
ETCカードの年会費が無料になる
NTTグループカードでは、ETCカードを付帯することができます。
ゴールドカードではない通常のNTTグループカードの場合は、年会費550円掛かってしまいますが、NTTグループカードだとETCカードの年会費も無料になりますよ。
車を使うのなら、ETCは必要になりますので、なるべく無料で使いたいものです。
国内の空港ラウンジが無料で使える
ゴールドカードならではのサービスは、空港ラウンジが無料で使えること!
ゴールドカードと航空券を提示すれば、国内主要空港のラウンジと海外の一部の空港ラウンジが無料にできますよ。
出発前後の空いた時間に便利ですので、出張ついでに使ってみるのがおすすめです。
空港ラウンジの情報は、別に運営している「空港ラウンジ.com」が詳しいですよ。
海外旅行傷害保険が自動付帯になる
NTTグループカードゴールドになると、海外旅行傷害保険が自動付帯になります。
一番気になる疾病治療・傷害治療が最高200万円です。
これだけと心もとないと思いますので、年会費無料で海外旅行傷害保険が自動付帯になっているカードを合わせて持っておくといいですよ。
エポスカードなら、海外旅行傷害保険が自動付帯ですし、両方とも年会費無料で持てます。
さいごに
NTTグループカードはなんといっても、電話代やプロバイダ料金のキャッシュバックが大きな魅力です。
ポイント還元率は高くないですが、キャッシュバックが自分にとって合うのであれば、節約効果はかなり高くなりますよ。
ただ、メインカードとして使うぐらいの勢いでないと、キャッシュバックを受けることができませんのでその点はご注意ください。
ガソリン代も含めて、自分に生活にとって割引が多くなりそうであれば、選ぶ価値のあるカードといえます。
おまけ:決めきれず、カード探しをしている方へ
クレジットカードってとにかく多いし、どれがいいのか迷いますよね。
長く使うものになるので、できる限りいいカードを選びたいものです。
以下のページでは、収入ゼロから生き延びた節約家の視点でおすすめしているクレジットカードを紹介しています。