Vポイントおすすめの使い方や交換方法・貯め方のまとめ

三井住友カードを使うと、Vポイントが貯まります。

ただ、貯めたVポイントの交換方法がよくわからないことはないでしょうか。

確かに、クレジットカードを使えばポイントが貯まってお得だという話は世間ではよく聞きますが、実際にそのポイントを使用するときにどうすればいいのかは、詳しく説明してもらえる機会がないものです。

このページでは、せっかく貯めたVポイントの使い方やお得な使い道を紹介していきます。

Vポイントおすすめの使い方や交換方法・貯め方のまとめ

Vポイントとは?

「Vポイント」とは、三井住友カードが発行するクレジットカードの利用金額に応じて貯まるポイントの名称で、貯まったポイントを景品やマイレージ、他社のポイントプログラムへの移行などに交換できるサービスのことです。

以前は「ワールドプレゼント」という名前でしたが、今はVポイントになっています。

また、2024年春頃からは、Tポイントとも統合して新しいVポイントにもなりました。

以前のTポイントと同じような感覚で使えます。

ちなみに、独自のポイント制度を実施している提携カードや一部の法人カード等は「Vポイント」の対象とはなっていません。

Vポイントが貯まるカード

では具体的にどのクレジットカードだとVポイントのポイントが貯まるのかも気になるところだと思います。

ざっくりとではありますが、Vポイントが貯まるカードで代表的なところを一覧にしてみました。

  • 三井住友カード
  • 三井住友カード ゴールド
  • 三井住友カード プラチナ
  • 三井住友カード(NL)
  • 三井住友カード ゴールド(NL)
  • 三井住友カード プラチナプリファード
  • Oliveフレキシブルペイ
  • Oliveフレキシブルペイ ゴールド
  • Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファード
  • ANAカード(一般カード)
  • ANAカード(ワイドカード)
  • ANAカード(ワイドゴールドカード)
  • ANAカード(学生カード)
  • ANA VISA Suicaカード
  • ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
  • ANA VISA nimocaカード
  • ANA VISAプラチナ プレミアムカード

人気のナンバーレスカードやオリーブのカードでもVポイントが貯まります。

Vポイントを貯める方法

三井住友カード プラチナプリファード

Vポイントが貯めるには、Vポイントに対応しているクレジットカードを使うのが基本になります。

ポイントを貯める時は、一回払い、二回払い、分割払い、リボ払い、ボーナス一括払い・・・どの支払い方法であってもポイントが付与されますよ。

基本的には手数料がかからない一括払いが基本になるため、他の支払い方法はあまり気にしなくて大丈夫です。

ただし、キャッシング機能に関しては、利用してもポイントは付与されません。

ほとんどの三井住友カードでは、税込200円ごとに1円分のVポイントが貯まります。プラチナプリファードだけ税込100円ごとに1ポイントです。

基本的なVポイントの還元率は0.5%で、よくても1%なので高くありません。むしろ低いほうです。

貯め方を工夫して還元率を高めていくクレジットカードになります。

対象店舗でタッチ決済すると最大7%還元

一部の店舗でのみ、三井住友カードについているタッチ決済で支払うとポイント還元率が最大で7%になります。

通常だと税込200円で1ポイントですが、対象店舗でタッチ決済すると、+6.5%分が加算されるので、税込200円ごとに13ポイント加算され、合計で14ポイントも貯まりますよ。

タッチ決済は、端末にカードをかざすだけで支払いが終わるやり方で、普通にカード払いするよりも簡単ですし時間も短くて済むのでいいことしかありません。

主な対象店舗は以下の通りです。

  • セブンイレブン
  • ローソン
  • セイコーマート
  • マクドナルド
  • サイゼリヤ
  • ガスト
  • バーミヤン
  • すき家
  • はま寿司
  • ココス
  • ドトール
  • エクセルシオールカフェ
  • かっぱ寿司

これらのチェーン店を使う機会があるなら、三井住友カードのタッチ決済で支払ってVポイントを多く貯めましょう。

参考:対象店舗の一覧とカードまとめ

ポイントアップモールで還元率が高くなる

三井住友カードでVポイントを貯めるときに還元率を高くしたいのであれば、ポイントアップモールと呼ばれるサービスを利用しましょう。

そこから例えば他のネットショップへ移動して、三井住友カードで買い物した場合、普通にカード利用した分とは別にポイントアップモールからVポイントがもらえますよ。

そのため、ポイント二重取りみたいな感じになってより多くのポイントが貯まります。

Vポイントの使い方・お得な使い道

貯めたVポイントは、使わなければ意味がありません。

主に以下の使い方ができますよ。

  • アプリにチャージ
  • プリペイドカードにチャージ
  • 支払金額にキャッシュバック(充当)する
  • 三井住友銀行の振込手数料に利用
  • SBI証券の投資信託買付に利用
  • SBI証券の株式購入に利用
  • 他社ポイントやマイルに移行
  • 景品に交換
  • VJAギフトカードに交換

太字にしたのはおすすめのVポイントの使い道です。

支払金額にVポイント利用でキャッシュバックする

Vポイントの使い道が見つからない場合は、三井住友カードの支払金額にポイントを使って、支払額を減らすのがおすすめです。

例えば20,000円のカード支払いがあるときに1,000ポイントを使えば、口座引き落としされる金額を19,000円に減らせます。

ポイントを現金に交換しているのと同じなので、かなりお得なVポイントの使い方と言えますね。

あまりないケースだとは思いますが、カード支払額よりもポイントのほうが多い場合は、キャッシュバックに交換した分の有効期限が3ヶ月しかないことに気をつけてください。

OliveだとVisa加盟店での買い物にVポイント利用できる

三井住友カードのOliveを使っているなら、Oliveフレキシブルペイのポイント払いモードにしていることでVisa加盟店の買い物でVポイントが1ポイント1円から使えます。

Oliveならではのメリットで、Vポイントがかなり使いやすくなりますね。

SBI証券の投資信託買付にVポイントを使う

個人的におすすめだと思うVポイントの使い方は、SBI証券の投資信託買付に使うことです。

自分で投資信託を買うときにVポイントを使えば、その分だけは現金支出が減りますね。あとで投資信託を売却すれば、もちろん現金で受け取れます。

有効期限切れが近いVポイントがあったら、投資信託の買付に使うのがおすすめです。

Vポイントを使うならSBI証券の口座はあったほうがいいですよ。

SBI証券の株式購入にVポイントを使う

もう1つおすすめのVポイントの使い方は、SBI証券で株式購入するときに使うことです。

株の購入代金にVポイントをあてることができるため、節約しながら株を買うことができます。

私は投資信託か株にしかVポイントを使っていません。

他にもいろいろと使い方はあるものの、長期的なリターンを最大化することを考えると投資信託か株に使うのが一番いいと思っています。

株の場合は配当金もありますので、使ったVポイントからごくわずかとはいえお金を生み出せるようになってより資産が増やしやすくなります。

Vポイントを他社ポイントへ交換する

Vポイントは、他社のポイントやマイルにも交換できます。
他のポイントにできたらいいなと思いますよね。

以下で主なポイント交換先を紹介しています。

ポイント名交換レート
WAON POINT1P=1P
JRキューポ1P=1P
ANAマイル1P=0.5マイル
Joshinポイント1P=0.8P
Pontaポイント1P=0.8P
ビックポイント1P=0.8P
ヨドバシカメラゴールドポイント1P=0.8P
楽天ポイント1P=0.8P
PiTaPaショップdeポイント1P=8P
電子マネーWAONポイント1P=0.8P
Gポイント1P=0.8P
nanacoポイント1P=0.8P
スターバックスカード1P=0.8円
タリーズカード1P=0.8円
フライングブルーマイレージ1P=0.5マイル
ブリティッシュ・エアウェイズエグゼクティブクラブ Avios1P=0.5Avios
AIRDOポイント1P=0.05P
ソラシドスマイルクラブ1P=2マイル

他社ポイントへの交換は、ほとんどの場合でレートが下がってしまいます。他社ポイント交換なら、WAON POINTが1ポイントから等価交換できるのでおすすめです。JRキューポも等価交換できますね。

WAON POINTに交換するメリットは、ウエルシアで20日のポイント価値が1.5倍になるからです。

マイルでお得といえるのが、ソラシドエアのソラシドスマイルクラブに交換することです。

東京から沖縄の特典航空券だと往復で18,000〜26,000マイルで特典航空券にできるため、飛行機代の節約に使いやすいですね。

コンビニなどで支払って貯めたVポイントをソラシドエアの特典航空券に交換するのがお得な使い道です。

Vポイントの有効期限

せっかっく手に入れたVポイントのポイントも、使わなければまったく意味がありません。

Vポイントの有効期限は、ポイントの最終変動日から1年間です。

貯める・使う・交換などしてポイントに変動があれば、その都度有効期限が更新されますので、普段からVポイントを貯めたり使ったりしているなら気にならないと思います。

また、ANA VISAカード/ANAマスターカード、ANA銀聯カードで貯まる「ANAマイレージ移行可能ポイント」の有効期限は以下の通りです。

ANAプラチナカードポイント獲得月から4年間
ANAゴールドカードポイント獲得月から3年間
ANA一般カード / ANA銀聯カードポイント獲得月から2年間

さいごに

Vポイントはいろいろな使い方ができますが、お得な使い道を知っておかないとそこまでお得にならない場合が多いです。

キャッシュバック充当・SBI証券の投資信託買付・ソラシドスマイルクラブへの交換などでお得にVポイントを使っていきましょう。

これらの方法にVポイントを使えば、確実に節約や資産を増やすことにつながりますよ。

他のクレジットカードも知りたい方は、一覧から探してみてはいかがでしょうか。
参考:クレジットカードでの節約術

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この記事を書いた人

このサイト「ノマド的節約術」の運営者。節約アドバイザー・クレジットカードアドバイザー。会社を辞めて子どもが産まれるタイミングで家を買いました。収入ゼロから始まった節約生活の日々で身に付けたお金の知識を紹介しています。そもそも論から考えるミニマリスト的な節約術、クレジットカード、ポイントやマイル、株主優待、投資信託、移動を安くする方法に詳しいです。

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