こんにちは!
年に1回以上は海外旅行する機会がある、ノマド的節約術の松本です。
外国に旅行する時は日本円が使えないので、外貨に両替する必要がありますよね。
外貨に両替すると、両替手数料が思ったよりもかかるもの。
知らず知らず結構な金額を損してしまいがち・・・。
国は違えど、同じお金です。
できる限り等価に近いレートで交換したいですよね。
私も過去に何度も海外に行ったことがありますが、外貨両替の手数料はなんとかならないのかといつも思います。
高すぎると感じる外貨両替手数料ですが、安くする方法はもちろんありますよ!
意外にも、トレードで有名な「FX(外国為替証拠金取引)」の業者を使って安くすることができるんですよね。
このページでは、FXを使って外貨両替する方法やサービスの一覧を紹介していきます。
FXを使って外貨両替できる!
FXというと、トレード・投資・ギャンブルといったイメージがあると思います。
FXは外貨を使っての取引ですよね。
FXでの外貨両替はその外貨を自分の手元に引き出そうという考え方です。
銀行で日本円を外貨両替すると、信じられないほど高い手数料がかかるのをご存知でしょうか?
米ドルだと片道2〜3円ほどの手数料が必要です。
マイナーな通貨になればなるほど、さらにコストがかかります。
ユーロですら片道4円かかるぐらいですから。
どの通貨であっても、帰国後に日本円に戻そうとするとまた同じ手数料がかかり、かなり目減りしてしまいます。
銀行に限らず、空港でも手数料が高いです。
普通に外貨両替するとどうしても高くなりますが、FXを使うことで劇的に両替手数料を安くできますよ。
ちなみに、FXのサービスごとに外貨両替の仕組みが異なるので、ここからは1つ1つ見ていきましょう!
外貨両替・出金できるFX業者
【一番おすすめ!】マネーパートナーズ
まず最初に紹介するのは、FX業者の中でも老舗の部類に入るマネーパートナーズです。
マネーパートナーズでは以下の通貨を外貨両替できますよ。
両替した外貨は、空港で受け取れます。
外貨を受け取れる空港は以下の4ヶ所です。
他にも外貨両替できる業者はありますが、空港で外貨を受け取れるのはマネーパートナーズだけです。
マネーパートナーズでの外貨両替にかかる手数料は、1通貨あたり0.2銭+500円だけ。
ただし、小額だとかえって損するので、多めに両替するのがおすすめです。
私が利用したときは、700ユーロを両替して受け取ったので、合計で640円の手数料で済みました。
これが銀行や空港での両替だった場合は、1ユーロあたり4〜5円かかるため、2,800〜3,500円になります。
比較すると相当安くできてるのがわかりますよね。
マネーパートナーズは、外貨を受け取りやすい上に両替手数料がかなり節約になるので、海外旅行する機会が今後あるのであれば、絶対に口座開設しておきましょう!おすすめです!
口座開設自体は無料ですし、口座を維持するのにもお金は一切かかりません。
とはいえ、どんな手順で外貨両替すればいいのかわかりづらいと思うので、実際にやってみた手順も記事にしています。
マネーパートナーズFXについても、以下のページで記事にしていますよ。
別に運営している旅行系のサイトでもおすすめしてるほど。
参考:外貨両替の手数料をお得に!マネーパートナーズの空港受取サービスで現地通貨が増える – ふらっと
GMO外貨
GMO外貨でもFXから外貨両替ができます。
まとまったお金を外貨出金したいときにおすすめの業者ですよ。
GMO外貨の外貨両替はほとんどの手数料が無料です。
- 両替手数料無料
- 取引手数料が無料
- 出金手数料1,500円
- 出金先の銀行によってはリフティングチャージ手数料が発生する場合も
銀行だと1通貨で2〜3円かかる両替手数料が無料になるのが素晴らしいですね。
両替できる通貨は以下の9種類です。
- 日本円(外貨から日本円に両替)
- 米ドル
- ユーロ
- 豪ドル
- NZドル
- 英ポンド
- スイスフラン
- カナダドル
- 香港ドル
両替の手順は公式ページに書かれていますので、参考にしてください。
1,000通貨単位(香港ドルは10,000通貨単位)からの両替に対応していて、銀行の外貨預金口座に入金されます。
ちなみに、1,000米ドルをGMO外貨で両替した場合にリフティングチャージ手数料も無料と仮定した場合の1米ドルあたりの手数料は1.5円です。
10,000米ドルを一気に両替した場合は、1ドルあたり0.15円になり、大きなお金を一気に両替するほどお得になりますね。
出金手数料はどの通貨でも一律1,500円ですし、外貨預金するときの手数料が大きくなりがちなマイナー通貨ほど両替手数料がお得になりやすいですよ。
リフティングチャージについて
気になる手数料はリフティングチャージです。
リフティングチャージとは、外貨を受け取る時にかかる手数料のこと。
外貨両替の時に1ドルあたり2〜3円となっているのが無料になる分、受け取る時に手数料がかかります。
シティバンクの口座を持っているとリフティングチャージを無料にすることができます。シティバンクを使うと海外のATMを使ってお金を下ろせるので、ATMの手数料だけで両替できることになります。
外貨預金口座にお金が入り、そのまま外貨として使うことが考えるのであれば、GMO外貨からソニー銀行に入金するのがおすすめですよ。
ソニー銀行への被仕向け送金手数料は0円ですし、ソニー銀行のデビットカード「Sony Bank WALLET」は決済時に手数料が無料で節約になります。
セントラル短資FX
続いて紹介するのは「セントラル短資FX」というFX業者。
こちらでもFXから外貨預金の口座に出金できます。
セントラル短資FXを使って外貨両替するときの手数料は以下の通り。
- 受渡手数料500円(10,000通貨あたり)
- 送金手数料1,500円(三井住友銀行・みずほ銀行は無料)
- 出金先の銀行によってはリフティングチャージ手数料が発生する場合も
対応している通貨は以下の通り。
- 日本円(外貨から日本円に両替)
- 米ドル
- ユーロ
- 豪ドル
- NZドル
- 英ポンド
- スイスフラン
- カナダドル
GMO外貨とやり方は似ていますが、10,000通貨からしか両替できず、ハードルが高いですね。
マネックス証券 FX PLUS
マネックス証券のFXサービス「FX PLUS」でも、外貨両替に対応しています。
マネックスFXで外貨両替する場合の手数料は以下の通りです。
- 出金手数料一律2,000円
- 出金先の銀行によってはリフティングチャージ手数料が発生する場合も
通貨は米ドルとユーロにしか対応していません。
GMO外貨よりも手数料が高くなってしまいますし、どうしてもマネックス証券のFXを使うべき理由はそこまでないかなと思います。
外貨両替や出金の手数料などを比較
ここまで複数のFX業者を紹介してきましたが、それぞれを比較してみました。
マネーパートナーズ | GMO外貨 | セントラル短資FX | マネックスFX | |
---|---|---|---|---|
外貨両替手数料 | 片道20銭 | 無料 | FXのスプレッド | 片道20銭 |
両替単位 | 1通貨から可能 | 1,000通貨単位ごと (香港ドルは10,000通貨ごと) | 10,000通貨単位ごと | 1,000通貨単位ごと |
出金手数料 | 無料(月1回まで) | 1,500円 | 500〜2,000円 | 2,000円 |
リフティングチャージ | – | 銀行によって発生 | 銀行によって発生 | 銀行によって発生 |
受取場所 | 空港 | 外貨預金口座 | 外貨預金口座 | 外貨預金口座 |
比較してみると、マネーパートナーズの手軽さが際立ちますね。
空港で直接外貨を受け取ることができるのはとても便利です。
外貨預金口座に移動することによるリフティングチャージなどの手数料が掛かることもありませんからね。
余計なことを考える手間が省ける点が素晴らしいと思います。
ただ、GMO外貨も使い方によってはマネーパートナーズよりお得にできますよ!
大きなお金を一気に両替する場合は、GMO外貨のほうが1通貨あたりの手数料を安くできますからね。
海外旅行や出張の場合はマネーパートナーズを使うのが一番です。
もし、海外に住んでいるのであれば、GMO外貨を使って一気に両替してしまうことで節約になります。
状況に応じてFXの口座を使い分けるのがかしこいやり方だと思いますよ。
どちらを使うにしても、口座開設は必ず必要になるので、まずは口座開設しておきましょう。
おまけ:海外キャッシングやATMでの出金もおすすめ
両替手数料を安くする方法として、海外キャッシングもおすすめです。
キャッシングと聞くと、借金で利息がかなり高くなるイメージがありますよね。
でも、すぐに返済すれば、ごくわずかの金利だけで現地通貨を下ろせますよ。
キャッシングが怖い場合は、ATMを使う方法もあります。