こんにちは!
2014年からセゾン投信に積立し続けている、ノマド的節約術の松本です。
直販型の投資信託で名前が知られている「セゾン投信」。
そんなセゾン投信のことが気になっていて、これからどうしようか迷っているけど、実際のところはどうなんだろうと気になりませんか?
運用結果が出るのかどうかが一番気になるところですよね。
最初にも言った通り、私は2014年から毎月セゾン投信にコツコツ積立しています。
そこでこのページでは、セゾン投信を実際使ってみての結果や、セゾン投信の投資信託の特徴や手数料について詳しく紹介していきますね。
セゾン投信に4年間積立し続けた結果
ではいきなりですが、セゾン投信に積立を続けた結果どうなったのかを紹介しますね。
普段はセゾン投信に投資していることをすっかり忘れているのですが、ふと思い出したときにログインして、どうなっているのかを確認しています。
そのときに、上がってた下がってたというのを知る感じですね。
長期的に投資するものなので、それぐらいの感覚でいいのかなと思っています。
▼ということで、まずは運用開始してから1年半ぐらい経った2015年の年末のデータから。
プラス15,000円とちょっと増えていますね。
▼運用開始から2年ほど経った時点の2016年5月のデータはこちら。
なんと、この時点だと掛け金よりも少なくなっていますね。
▼2017年11月時点だと、大幅にプラスになっていて、199,453円もプラスになっていますね。
掛け金1,190,000円に対してだから、16.76%も伸びています。
1年あたり、約5.5%の利回りという感じでしょうか。
▼2018年4月時点の結果が189,563円のプラスですね。
こうやって途中経過を紹介していますが、この間特に何もしていません。
最初にセゾン投信の積立設定をしただけで、あとは勝手に毎月買い付けてくれてたという感じですね。
その結果こうなっているのですから、放ったらかしでできる積立投資っていいなあと思わされます。
ここからはこのような結果になっているセゾン投信について詳しく紹介していきますね。
セゾン投信とは?
セゾン投信は、長期的に資産形成する人向けの投資信託です。
他の直販型投資信託を比較して、特徴的なのが、毎月5,000円から積み立てできること。当然、口座開設や投資信託の買付の手数料は無料ですよ。
5,000円以上であれば、1,000円単位で金額を変更できますし、年2回までなら特定月に増額することもできます。ボーナスに対応するためですね。
極端な話、口座開設だけして、全く買付しなかったとしてもお金は一切かかりません。もちろんそんな使い方はしないですけどね・・・。
ちなみにセゾン投信には、以下の2種類のファンド(投資信託商品)があります。
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドとセゾン資産形成の達人ファンドの2種類。
これから、それぞれのファンドの特徴について説明していきますね。
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
まず1つ目のセゾン・バンガード・グローバルバランスファンド(以下:セゾン・バンガード)は、株と債券のバランスが50:50になっていて、バランスがとれています。
一般的には株価が上昇している時は債券の価値が下がって、株価が下がると債券の価値が上がるようになっていますので、このファンドを買うことがリスク分散になります。(もちろん100%ではない)
またセゾン・バンガードを買うことで日本も含めた世界各国に分散投資することができます。セゾン・バンガードは30ヶ国以上の株式に投資しているんですよ。
30ヶ国の内訳のほとんどが先進国ですが、新興国も少し含まれています。
信託報酬は0.69%からプラスマイナス0.03%で、信託財産留保額は0.10%です。これだけ分散させながらなのに、最大で0.82%と低コストで運用できるのがセゾン投信のメリットですね。
セゾン・バンガードの特徴をまとめると以下の通りです。
- 株と債券のバランスが50:50
- 月5,000円から積立可能
- 信託報酬は0.69%プラスマイナス0.03%
- 信託財産留保額は0.10%
- 30ヶ国以上の株式、10ヶ国以上の債券に分散投資
- バランス良く投資したい方向け
- バンガードの8本のインデックスファンドに投資(良くも悪くもバンガードに依存)
以前は信託報酬が0.74%でしたが、2015/9/10から0.69%に引き下げになりました。
上がらずに下がるってところが良心的でうれしいですよね!
セゾン資産形成の達人ファンド
セゾン資産形成の達人ファンド(以下:達人ファンド)は、株式のみに投資しているファンドです。達人ファンドではアメリカ・ヨーロッパ・日本・新興国の株式に分散投資しています。
セゾン・バンガードよりも大きなリターンを求めたいという方向けのファンドです。
株式のみなので、値動きがセゾン・バンガードよりも大きくなると思われるので、マイナスになった時は、セゾン・バンガードよりも下がるでしょうね。その点理解した上で購入するようにしてください。
値動きが大きいのはメリットでもあり、デメリットでもあります。
信託報酬(手数料)は1.35%プラスマイナス0.2%で、信託財産留保額は0.1%です。最大で1.65%のコストがかかることになります。ちょっと高い感じがしますね・・・。
達人ファンドについてまとめると以下の通りです。
- 株式に投資
- アメリカ・ヨーロッパ・日本・新興国の株式に分散投資
- 信託報酬は1.35%プラスマイナス0.2%
- 信託財産留保額は0.1%
- 大きなリターンを求めたい方向け
セゾン投信で運用していると運用報告書が届く
セゾン投信でずっと積み立てしていて運用しているため、年に1回運用報告書が届きます。
▼私は2つとも投資しているので、2種類の投資信託の運用報告書が届きましたよ。
開くと、1年間の運用実績が細かく書かれています。
▼より詳しく運用実績を知りたかったり、今後の方針を知りたい場合は、セゾン投信の運用報告会に参加してみるのもいいと思いますよ。
案内が届いていましたし、全国各地で開催されています。
こども口座もあり(愛称:カンガルーぽけっと)
セゾン投信では、未成年の子供に対して口座を作ることもできます。
長期投資する特性を生かして、まだ小さいうちから将来に向けて積み立てておくと、貯蓄を兼ねて増やすことができるかもしれません。
元本よりプラスになっている確率が100%とはいえませんが、資本主義が続く限りはプラスになるのではと楽観的に考えてます。
個人的には学資保険よりも投資信託に積み立てた方がいいと思って、既に子供用にインデックス投信を毎月購入中。子供向けに投資信託の積み立てができるのは、とてもいいことだと思いますね。
これは人それぞれ考え方が違うので、あくまで私の意見として参考程度に留めていただければ幸いです。
NISAやつみたてNISAにも対応
セゾン投信では、購入額120万円までの利益が非課税となるNISAにも対応しています。
もし、まだNISA口座を持っていなくて、長期投資しようと思ってるのであれば、NISAでセゾン投信を始めるのも悪くない選択肢です。
私はもう既にNISA口座を持っているので、セゾン投信でNISA口座を作れないですが・・・。
また、2018年から始まったつみたてNISAにも対応していますよ。
年間40万円以内をガッツリとセゾン投信に投資しようと思っているのであれば、セゾン投信でつみたてNISAを使うのもありだと思います。
iDeCoには対応していません
NISAやつみたてNISAに対応していることで、iDeCoにも対応していたらいいなあと思うのではないでしょうか。
しかし残念ながらセゾン投信ではiDeCoに対応していません。
ただ、楽天証券のiDeCoでは、セゾン投信の2つのファンドを購入できますよ。
もしセゾン投信の商品をiDeCoで運用したいのであれば、楽天証券のiDeCoを使いましょう。
掛け金を変更する場合の手続きは書面が必要
セゾン投信の毎月の掛金を変更したいと思った時はどうすればいいのかが気になりました。
実際にやってみたのですが、ネット上だけでは手続きが完結できないんですよね。
管理画面から書類を取り寄せて、掛金変更することを書かないといけません。
解約するときはどうする?
セゾン投信を使い続けていてもいつかは解約するときが来るものです。
解約したいときは、セゾン投信のページから売却注文しましょう。
特定口座で源泉徴収ありにしている場合、解約時に譲渡益があった場合は20.315%の税金が引かれます。
このように税金が引かれてしまうため、非課税になるつみたてNISAがおすすめというわけですね。
さいごに:長期投資を楽しもう!
口座開設して、一度積み立ての設定をしてしまえば、ほったらかしで毎月買付することができます。
とてもシンプルな仕組みなので、買ったことを忘れてしまうこともあるでしょう。
でも、時々はチェックしてどれぐらい買付できているのかを見てみると楽しいですよ!
増えた、減ったを時々見ておくのは現状把握の意味でも大事だと思います。
買い続けているうちは価格が下がってくれる方がうれしいものです。
なぜなら、同じ金額で多く買付できるから。
本当に手元にお金が必要になった時に上がってくれればいうことなしです!
私はこのような感覚で長期投資を楽しんでいます。
将来、どれぐらいのお金が積み立てられてるのかが楽しみです!
セゾン投信を説明から使い方までの一連の流れをまとめていますので、気になるところからチェックしてみてくださいね。
この順番に読み進めていけば、セゾン投信が使えるようになっています。
セゾン投信を含めて、貯金をもっと増やしていきたいと思っている方は、以下のページも必見です!
おまけ:他の投資信託を検討している方へ
セゾン投信だけなく、他にもいろいろと投資信託はあります。
どれがいいのか悩んでいる方は、以下のページも合わせてチェックしてみてくださいね。