書留サービスのひとつに、簡易書留があります。
この簡易書留ですが、送るときに料金はいくらかかるのかが気になりますよね。
一般書留と比べて、どのぐらい安くなるのかも気になるところ。
また、簡易書留を出したいなと思ったときに、書き方や出し方の流れを知っておくと便利です。
このページでは、簡易書留にかかる料金や安く送る方法、出し方について詳しく説明していきますね。
簡易書留とは?
簡易書留とは、書留サービスのひとつ。
一般書留よりも安く出せるのが魅力的です。
日曜日や休日も配達してくれる上、追跡サービスで配達状況を確認することもできますよ。
もちろん、書留なので、郵便物が届かなかったり壊れたりした場合は、損害要償額の範囲内で実損額を賠償してくれます。
簡易書留の賠償額は、原則5万円までとなっています。
簡易書留の料金について
簡易書留を送るときに、いくらかかるのかが一番気になる部分かと思います。
また、一般書留で送ったときとどれぐらい差額があるのかも気になりますよね。
郵便物の種類によって、料金はちがってきますよ。
たとえば、定型郵便物を送った場合の簡易書留と一般書留の差額は、以下の通り。
定型郵便物110円+一般書留480円=590円
また、定形外郵便物を送った場合の簡易書留と一般書留の差額は、以下の通り。
定形外郵便物140円+一般書留480円=620円
郵便局のサイトにある手紙(定形・定形外)の料金計算サービスを使えば、事前に料金を調べることができます。
▼送りたい郵便の重さや種類などを選びます。速達など、つけたいオプションも選べますよ。
▼定形郵便を簡易書留で送りたいときの料金が出ました!
ちなみに、簡易書留の料金は切手払いすることもできますよ。
切手と現金を併用することもできるので、送料の節約にもなります。
簡易書留を安く送る方法
ここからは、簡易書留を少しでも安く送る方法について紹介していきますね。
オプションをつけるときは必要なときだけ
簡易書留には、いくつかオプションをつけることもできます。
併用できるオプションとそれぞれの料金は、以下の通り。
併用できるオプション | 料金 |
---|---|
速達 | 300円 |
代金引換(引換額30万円以下のもの) | 290円 |
配達日指定 | 平日42円/休日270円 |
簡易書留は土日祝も配達されるので、最短で翌日には届きます。
届くスピードは普通郵便と同じなので、配達する距離が遠ければそれだけ日数もかかりますよ。
どうしても早く届けたい場合は、簡易書留に速達オプションをつけるようにしましょう。
また、配達証明を使えば相手に届いたときに連絡してくれますが、簡易書留はそもそも追跡ができるもの。
追跡サービスを使えばいい話なので、確実に届いた証が欲しいとき以外は、配達証明をつける必要はないと思います。
送料を切手で払う
ほかの書留と同じく、簡易書留の料金も切手で支払うことができます。
もし切手が余っていれば、支払いに使うことで送料を節約することにもつながりますよ。
また、金券ショップでも安く切手が売られていますので、それでも安くできますね。
切手と現金を併用できるので、少しでも安く送りたいというときに便利です。
簡易書留の出し方は郵便局に持っていくだけ。コンビニは使えません
送り方がわかったら、あとは実際に簡易書留を出してみましょう。
といっても、出し方はいたって簡単。
簡易書留として出す郵便物が用意できたら、あとは郵便局の窓口に出すだけです。
土日でも、ゆうゆう窓口から簡易書留を出すことができますよ。
ちなみに、簡易書留はコンビニのポストからは送れません。
簡易書留として送りたいときは、必ず郵便局で手続きしましょう。
実際に簡易書留を送ってみた手順や送り方については、こちらで詳しく説明しています。
簡易書留はどのくらいで届く?
簡易書留を送ったら、いつ相手に届くのかが気になりますよね。
差出時間や宛先によっては最短で翌日に届きますが、届くスピードは普通郵便と変わりません。
宛先や差出元が北海道・沖縄・離島にある場合は、届くまでに日数がかかると思っておいたほうがいいですね。
ちなみに、お届け日数は郵便局の公式サイトからも調べられます。
▼郵便局の公式サイトから、「お届け日数を調べる」を選びましょう。
▼差出元と宛先の住所を入力します。
▼東京から大阪に出す場合、翌日に届くことが多いです。
簡易書留の受け取り方
簡易書留は、宛先本人に届けられるため、受け取った人の署名が必要になります。
もちろん、署名ではなくハンコでも大丈夫ですよ。
簡易書留に限らず、書留の場合、不在だったときは郵便受けには入れてもらえません。
不在票にしたがって、再配達してもらう流れになります。
受け取るために特別何かをしなくてはいけないということはないので、安心して受け取ってくださいね。
簡易書留として送れるもの
どんなものに簡易書留がつけられるのかも、気になる部分ですよね。
簡易書留として送れるものは、以下の通り。
ちなみに、現金を簡易書留として送ることはできません。
現金を書留として送りたい場合は、必ず現金書留を使って送りましょう。
さいごに
簡易書留は、一般書留よりも安く送れるのに5万円までの補償つきなのがうれしいところ。
送料を安く送る方法や出し方を覚えておくと、いざ使いたいと思ったときに便利です。
追跡サービスを使って配達状況を確認したいけど、なるべく安く送りたいという場合は、一般書留ではなく簡易書留を使ってみてくださいね。
おまけ:他の配送方法について
ノマド的節約術では、他にも数多くある配送方法の使い方や料金について詳しく紹介していますよ。
気になる場合はチェックしてみましょう。