普段はイオンで買い物しているけど、旅行や帰省などでJALを利用することはありませんか?
JALを使うと、航空券を買うのにお金がかかりますよね。
LCCでもないので、飛行機代も高くなりがちです。
めったに飛行機を使うことはないけど、旅行・帰省などで一定の間隔で使う機会があるなら、イオンJMBカードを使うのがおすすめです。
年会費無料でJALマイルを貯められるカード
通常のJALカードって、どのカードも年会費が必要になるのですが、イオンJMBカードは年会費無料で持てます。
JALマイルを貯めようと思っているけど、どうしても年会費を払いたくないと思っている場合にもおすすめです。
年会費は、初年度だけでなく2年目以降もずっと無料です。最悪、カードを作ってまったく使わなかったとしても、お金がかかることはありません。
家族カードやETCカードも同様に年会費無料ですよ。
JALマイルは税込200円ごとに1マイル貯まる
年会費無料なのはうれしいけど、その分だけ機能面で劣ってしまうのではないかと不安になるかもしれませんね。
最も気になるのは、イオンJMBカードを使ったときにどれぐらいポイントが貯まるかだと思います。
イオンJMBカードは、名前にJMB(JALマイレージバンク)が入っているので、普段の利用でもJALマイルが貯まりますよ。
税込200円ごとに1マイル貯まる仕組みです。
年会費無料のカードの割には貯まりやすい部類だと思います。
1マイル1円というのはまずあり得ないので、還元率にすると悪くありません。
1マイル2〜3円ぐらいが相場だと思うと、還元率は1〜1.5%程度になります。
WAONと一体型で、WAON利用でもマイルが貯まる
イオンJMBカードは、電子マネーのWAONも使えるようになっています。
しかもクレジットカードと一体型になっているので、細かな設定や用意するものは特になく使えますよ。
WAONを使ったときにもJALマイルが貯まるようになっているので、普通の支払いとWAONの使い分けはあまり気にしなくても大丈夫です。
WAON利用の場合も税込200円ごとに1マイル貯まります。
ただ、1つだけ使い分けすることでお得になるケースも。
イオングループで毎月5日・15日・25日は「お客さまわくわくデー」となっており、この日に限ってはWAON払いすると税込200円ごとに2マイル貯まります。
普段の2倍マイルが貯まるので、買い物するのなら、5のつく日に集中させるとマイルが貯まりやすいです。
ただ、税込200円未満の分はマイル付与対象外なので、細かくこだわるならなるべく200の倍数に近づけましょう。
また、イオンカードなので、他のカードと同様にときめきポイントやWAONポイントが貯まるように思うかもしれませんが、イオンJMBカードはJALマイルしか貯まりません。
クレジットカードチャージではJALマイルが貯まらない
ただし、イオンJMBカードからWAONにクレジットカードチャージ・オートチャージした場合にはJALマイルが貯まりません。
この点はちょっと惜しい・・・!
クレジットカードへのチャージでもJALマイルが貯まったらより完璧なカードになったんですけどね。
WAONへのクレジットカードチャージについては、以下の記事が詳しいですよ。
Web明細(環境宣言)を利用することで請求月は5マイル貯まる
イオンJMBカードのお得なところの1つに、Web明細に登録しておくことがあります。
Web明細にしておくだけで、カード利用があった月は5マイルもらえるんです。
毎月請求があるのなら、これだけで年間60マイル貯まりますよね。
請求額に関わらず5マイルもらえるので、サブカードとして使って少額決済しておくとマイルを貯めやすいですよ!
【デメリット】搭乗時のボーナスマイルはありません
普通のJALカードであれば、JALカードで支払うことでボーナスマイルが貯まるようになっています。
でも、イオンJMBカードの場合は残念ながらボーナスマイルはないんですよね。
そのため、頻繁にJAL便を利用するのであれば、イオンJMBカードではなく、普通のJALカードを持っておくのがおすすめです。
JALカードなら、持っているカードの種類によって、10〜25%もマイルが上乗せされます。
JALマイルをWAONに交換できるけどおすすめしません
ここまではマイルを貯める話ばかりしてきましたが、使わなければ意味がありませんよね。
JALマイルは、JALの特典航空券への交換に利用できます。
それ以外の用途で使うのなら、電子マネーWAONへの交換という手もありますよ。
この場合、10,000マイルが11,000WAONになります。
一見お得なように見えますが、1マイル2〜3円の価値があるので、レートとしてはかなり悪いです。
全く飛行機に乗ることがない場合は、WAONへの交換はおすすめできません。
WAONに交換するぐらいなら無理やりにでも旅行する予定を立てて、マイルとして利用するほうがいいですよ。
旅行で得られる経験を考えると、WAONにするよりも価値が高いです。
イオンカードなので、イオングループでの特典も充実
イオンJMBカードは、マイル以外のメリットも数多くありますよ。
「イオン」の名称が入っているので、イオングループでの特典がかなり充実しています。
イオンカードを持っていることによる共通特典がいろいろあり、イオングループでの割引が多いですよ。
- 毎月20・30日の「お客さま感謝デー」で5%OFF
- (55歳以上のみ)毎月15日はG.G感謝デー5%OFF
- イオンシネマで300円割引
- 施設での優待割引
- ショッピング保険が180日も有効
お客さま感謝デーの5%オフは魅力的ですよね!
あと、ショッピング保険が180日有効なのはイオンカードだけのサービスです。
共通特典の詳細は、以下の記事にまとめました。
JALタッチ&ゴーサービスが使えて搭乗がスムーズ
イオンJMBカードの細かなサービスですが、飛行機に乗るなら知っておきたいサービスに、JALタッチ&ゴーがあります。
カードをタッチするだけで搭乗手続きできるので、時間短縮につながりますよ。
ほんのわずかの差でしかないんですが、手間を省けるメリットがあるので、飛行機に乗る場合は意識して使ってみましょう。
海外旅行傷害保険はありません
飛行機系のクレジットカードということで、海外旅行時の保険に対応しているのかと思っていたのですが、イオンJMBカードは残念ながら対応していません。
もし、海外旅行を検討しているのであれば、海外旅行傷害保険が自動付帯になっているクレジットカードを持っておくようにしましょう。
これだけで、海外旅行時に空港でわざわざ保険を申し込む必要がなくなります。
ゴールドカード以上のクレジットカードや、エポスカードがおすすめですよ。
参考:自動付帯・利用付帯の違いをわかりやすく説明した記事はこちら
要点のまとめ
これまでイオンJMBカードについていろいろと説明してきましたが、最後に改めて要点をまとめておきました。
イオンJMBカードの特徴は以下の通りです。
- 年会費無料
- 税込200円ごとに1マイル
- WAON払いでも税込200円ごとに1マイル
- 5・15・25日はWAON払いで税込200円2マイル
- Web明細で毎月5マイル
- JALタッチ&ゴーサービスが使える
- JALマイルをWAONに交換できる
- イオンカード共通特典が使える
イオンJMBカードは、年会費無料でJALマイルを貯められる貴重なカードですので、絶対に年会費を無料にしたい場合の有力な選択肢になります。
また、Web明細にしておくことで毎月5マイル貯まるのは、イオンJMBカードだけです。
これが一番のメリットと言ってもいいぐらい。
個人的には、イオンJMBカードをサブカードにして、毎月少しだけ利用して5マイルをコツコツ貯めていくのが効率よくマイルを増やせると思います。
もちろん、イオングループでの共通特典も充実しているので、JALカードをメインにしていて、イオンカードをまだ持っていない場合のサブカードとしてもおすすめです。