私は節約に関するこのサイト「ノマド的節約術」を運営していることもあって、普段からあまりお金を使わない生活です。
普段はあまりお金を使わないですが、使う時は迷いなく一気に使うこともあります。
「節約家がお金を使う?」
そのことに疑問を感じるかもしれません。
ですが、節約って、自分の好きなことによりお金を使えるようにするためにするものです。
このページでは、私がどんなことにお金を使っているのかをまとめてみました。
いずれも収入が低かった頃からやっていたことです。
調味料はいいものを使う
普段の生活で、食事は欠かせません。
体に入れるものだから、下手なものを入れるのは避けたいと思っています。
食材を高くするのは少しハードルが高いので、まずやったのは料理を作るときに使う調味料をいいものにしました。
スーパーで売っているような普通のものではなく、添加物がなく、素材にこだわっているものばかり揃えるようにしましたね。
ざっくりと、調味料は以下のものがあるかと思います。
- しょうゆ
- みりん
- 砂糖
- 塩
しょうゆは井上醤油店の「古式じょうゆ」を10年前からずっとリピートして使い続けています。
参考:Amazonで探す
みりんは「福来純」を使っていて、こちらも10年前からリピートし続けてますね。
参考:Amazonで探す
これらの調味料を使い始めてから、食事のクオリティが明らかに上がり、美味しくなりました!
体に悪いものが入ってこない状態にできますし、食事の満足度が上がっていることで、お金をかける価値があると思います。
砂糖や塩も、精製されていないものを使っていますね。
これだけやっておき、あとは普通にスーパーでいつものように食材を買って調理して食べてみると、違いを感じると思います。
いい食材を取り始めた
節約するとなると、まずは食費を削ろうと思われるかもしれません。
もしそう考えているのなら、改めたほうがいいかもです。
食事は、自分の体調に影響してくるもの。
無理して食費を下げる必要はないと思います。
私の家では今、らでぃっしゅぼーやという食材宅配サービスを使って、素材のいい野菜などを食べるようにしています。
自営で仕事をしていることもあって、毎日元気でいることが一番大事なので、体に取り込むものにはこだわるように意識しますね。
それによる効果は分かりませんが、食生活は豊かになったと思います。
毎日食べるご飯が明らかに美味しくなりましたし。
食に関しては、多少お金が掛かってもいいと思っています。
その後、9ヶ月間使い続けた感想をまとめました。
食材が明らかに美味しいので、満足度も高いです!
睡眠環境には徹底的にこだわるのがおすすめ
食事とともに大切になってくるのが睡眠です。
人生の3分の1は睡眠というぐらいなので、いい眠りができるかどうかは体調に大きく関わってきますよね。
それならば、いい睡眠環境を作るためにはお金をかけてもいいと思いませんか?
私は昔から睡眠環境にはお金をかけたいと思ってて、いろいろと試行錯誤して、いい環境を作るための努力をしてきました。
ベッドのマットレスは自分の体にフィットするものを選ぼう
私が今、睡眠時に使っているマットレスは、結婚して間もない頃に値段を度外視して、自分の体にぴったりフィットするものを選びました。
10万円をゆうに超えるマットレスが結果的に自分の体にぴったりでしたが、それが一番良かったです。
今もそれを使っていますが、睡眠時に不快に思うこともないので、いい買い物をしたと思いますね〜。
当時は、1ヶ月分の給料ぐらいになる出費だったので、不安も大きかったですけど、長年使い続けていると、結果的に安い買い物だったといえます。
10万円以上したとしても、毎日使い続けていくものなので、日数で割ると長持ちすればするほど、1日あたりのコストはどんどん安くなりますよね。
引っ越した先では、コアラマットレスを使っています。
枕も採算度外視で自分の体に合うものを選ぼう
同じ理由で、枕も値段を気にせず自分の体に合うものを選んだ方がいいです。
人生の3分の1である睡眠のためには、多少お金がかかっても、自分の体に合う枕を使った方が快適ですよ。
値段重視で選んで、自分の体に合わなかった場合、体調が悪くなったりしてしまうと、別に医療費がかかったりしてしまいます。
それを考えると、買うタイミングで多少負担が大きくても、いいものを選んだ方がいいですよね。
私はいくつか枕を試してみましたが、低反発まくらが合っていました。
確か楽天市場で買ったのですが、どこで買ったのかやどの型番なのかは全く覚えていません…。
枕も長年使っているし、そろそろ新しくしてもいいかも…と思い始めています。
布団にもこだわって、体の負担にならないものを選ぼう
あと、睡眠に必要なのは布団ですよね。
これも徹底的にこだわっています。
私の体型は痩せ型なので、布団が重たいと、体に負担がかかるんですよね。
なので、なるべく軽く・温かいものを選びました。
これも結婚したタイミングで、大奮発して高級な羽毛布団を買ったのを覚えています。
マットレスと合わせて、1ヶ月分の給料以上は睡眠環境に使ったと思いますけど、今となってはいい買い物だったと思えますね〜。
今は、0.35kgとめちゃくちゃ軽い布団を使っています。
アーロンチェア
私はWebに関係する仕事をしているので、デスクワークがメインとなります。
座っている時間がどうしても長くなるので、快適に作業できる環境が必要です。
昔は全然このことを意識していなかったのですが、時間が長くなるにつれて、仕事の環境を良くするのがとても重要だと気付きました。
将来への投資の意味を兼ねても、机やイスは自分が使ってて心地良いようにしておかないと疲れのたまり方が変わってきます。
イスはいろいろと試した結果、アーロンチェアを使うことにしました。
アーロンチェア、私が買った時は17万円ぐらいだったかな。
高い買い物なので、ショールームにまで行って座り心地を確認したのを覚えています。
オカムラのスタンディングデスク「Swift」
机に関しては、つい最近まであまりこだわっていなかったのですが、高さが合っていないと疲れてしまうことに気付いて、自由に高さ調節ができるものを買いました。
健康のことも考えて、スタンディングデスクにもできる机にしました。
これまた高い買い物なので、ショールームに行ったり、使っている方に直接話を聞いたりして、自分に合うものを選べましたよ。
机も17万円ぐらいしたと思いますが、今も使い続けていますので、元は十分取れています。
パソコン
私の場合、パソコンは商売道具で欠かせないものです。
ここをケチってしまうと、仕事の早さにも関わってくるので、買う時には性能が最高のものを選ぶようにしています。
その時は多少高くても、仕事が早くなれば、その分だけリターンも大きくなるので、結果的に安い買い物になるんですよね。
自分に合うかどうかを第一の基準にして、値段に関してはほとんど気にしないようにしています。
もちろん、買いたい商品を決めた時には、その商品を最大限安く買う方法は探しますけどね。
旅行
余裕があまりないときはやりづらいのですが、旅行するのもおすすめです。
お金をかけないとやりづらいですし、旅行することで得られる経験を考えると、お金をかけるべきところかなと思っています。
今では年間で半分以上旅行するようになってしまいましたが、そこまでしなくても年に1回は時間をとるなどするだけでも違うと思いますよ。
人づきあい
いろいろな人との関わりがないと生きていけないものです。
グチばかりの飲み会に参加するのはおすすめできないですが、ランチやお茶をするといった人との時間にはお金をかけていいと思っています。
以前の私は、人づきあいが苦手で誰とも関わりたくないぐらいに思っていましたが、それでは無理だと気づいてから、コミュニケーションの機会にはお金もかけるようになりました。
お金をかけなくてもできることはあるので、そちらをおろそかにしないことが大切ですね。
あくまでお金があれば選択肢が増えるという考え方です。
さいごに:こういう時のために普段からムダ使いしないようにしておく
ここまでの流れを見ると、節約家なのに散財しまくりではないか?と思われたかもしれません。
ですが、私はこういう時のために、普段あまりお金を使わない生活をしています。
将来的な投資にならないような出費はほとんどしないんですよね。
その時は多少出費が多くなっても、長い目で見たら安くなるようなお金の使い方を心掛けています。
そうすることで、仕事にも好影響が出るし、節約にもなります。
お金を使う時は、長い目で見るようにすることで、トータルの支出を減らすことができると思うので、おすすめですよ〜!
続編:支出は投資である
私がお金を使う時に心掛けているのは「投資」なのだと思います。
無意識に出た発言で、そう思えるようになりました。