こんにちは!
ネット銀行の口座はなるべく全部作るようにしている、ノマド的節約術の松本です。
最近はネット銀行を使うことで、ポイントがもらえるところが増えてきました。
セブン&アイグループが運営するセブン銀行もその一つ。
nanacoポイントを貯める目的で、セブン銀行の口座開設を考えている場合が多いかもしれません。
新たに銀行を使うときには、口コミや評判が気になりますよね。
そこでこのページでは、セブン銀行を実際に使ってみてわかったメリット・デメリットを紹介していきます!
【メリット・デメリット】セブン銀行に口座開設するか悩んでいる方へ
ここからセブン銀行をお得に使うために知っておいたほうがいいことを紹介していきますが、どうしても長くなってしまいます。
そこで、はじめにセブン銀行のメリット・デメリットを一覧でまとめてみました。
まず、メリットは以下の通りです。
- 口座開設無料・維持手数料も無料
- 全国のセブン銀行ATMでお金を下ろせる
- 他行口座への振込手数料が安め
- デビットカードとキャッシュカードが一体型にできる
- 一部の銀行取引でnanacoポイントがもらえる
- デビットカードの利用でnanacoポイントが貯まる
次に、デメリットは以下の通り。
- セブン銀行同士でも振込手数料は有料
- 7:00〜19:00以外の時間帯はATM引き出し手数料が掛かる
- 普通預金・定期預金の金利が低め
- デビットカードからnanacoチャージしてもポイントはもらえない
利点とそうでない部分がはっきりしている銀行ですので、使い方を工夫することでいいとこ取りできますよ!
お得な使い方について、以下で詳しく解説していきますね。
セブンイレブンなどにATMがあって便利
セブン銀行は、他のネット銀行と同じように、パソコンやスマホアプリからログインして使う仕組みです。
貯めたお金を引き出すときは、セブン銀行のキャッシュカードを使って、セブン銀行ATMなどから下ろせますよ。
セブン銀行ATMは、全国のセブンイレブンやイトーヨーカドーにあり、使い勝手の面ではかなり優秀です。
その他にも、ショッピングモールやオフィスビルにセブン銀行ATMが設置されていることもありますよ。
参考:セブン銀行ATM検索
振込手数料はどこの銀行宛でも有料になる
セブン銀行から他の銀行に振込する場合や、セブン銀行同士で振込するときがあると思います。
そのときの手数料っていくら掛かるのか気になりますよね。
残念ながら、セブン銀行ではどこの銀行宛に振り込んだとしても手数料が掛かります。
振込手数料は以下の通り。
- セブン銀行:55円
- 他行口座:一律165円
無料ではない代わりに、めちゃくちゃ高くもありません。その点はまだ救いですね。
他行口座であっても165円なのは良心的なほうだと思います。
また、セブン銀行から他行に振り込む場合ですが、インターネットバンキングだけではなく、セブン銀行ATMからも手続きができますよ。
ネットからの振込方法がよくわからない場合はATMからも振込できます。選択肢があるのはいいところですね。
ATM引き出し手数料は7:00〜19:00だけ無料
セブン銀行にお金を預けて、そのお金を使うときにはATMからお金を下ろしたいですよね。
預けているお金はセブンイレブンに設置されているセブン銀行ATMから下ろせます。
他のネット銀行だと、ATMがずっと無料で使えるところもありますが、セブン銀行の場合は意外とそうではありません。
預け入れはいつでも無料ですが、引き出しに関しては7:00〜19:00だけが無料になって、それ以外の時間帯は110円の手数料が掛かります。
いつでも無料でお金を下ろせるわけではありませんが、7:00〜19:00の間であれば何度引き出しても手数料は掛かりません。
早朝や夜間にATMでお金を下ろさないのであれば、セブン銀行はお得に使えますね。
【おすすめ】他のネット銀行と併用して無料で資金移動する方法
これまで紹介してきたように、振込手数料やATM手数料がどうしても掛かってしまいますので、セブン銀行から無料で資金移動するときは、ATMを利用することになります。
もし、他の銀行からセブン銀行にお金を入れて、その後もとの銀行にお金を戻す場合は以下の手続きをする流れになりますね。
- 他行宛振込手数料が無料の銀行からセブン銀行へ振込
- セブン銀行ATMで7:00〜19:00の間にお金を下ろす
- セブン銀行ATMからの入金手数料が無料の銀行に入金する
これなら1円も掛かりませんよ!
銀行に手数料を払ってしまうのはもったいないので、1円も払わないようにしましょう。
ATM手数料の節約には以下のページがおすすめです。
普通預金・定期預金の金利は高くない
セブン銀行の定期預金金利は、他のネット銀行と比べると少し見劣りしてしまいます。
参考:セブン銀行の金利一覧
個人的な意見だと、わざわざ定期預金に預ける必要はないですね。
金利が高い銀行もありますので、定期預金に関しては他の銀行を活用するのがいいと思います。
また、普通預金の金利もマイナス金利の影響で0.001%と低いです。
セブン銀行で高額な貯金をするのは向いていないといえますね。
セブン銀行を使ってnanacoポイントを貯める方法
セブン銀行は、同じグループのサービスであるnanaco(ナナコ)との相性がいいです。
セブン銀行口座で対象の取引をすることで、nanacoポイントが貯まります。
これを知っているのと知らないのでは大きな違いになってきますので、詳しく解説していきますね。
給与振込口座にすると500ポイントもらえる
セブン銀行口座で給与または賞与を受け取ると、nanacoポイントが初回のみ500ポイントもらえます。
500ポイント付与の対象になるための条件は以下の通り。
- 取引明細表に「給与」もしくは「賞与」と記載されていること
- 20,000円以上の入金があること
会社員やアルバイト・パートの方であれば、基本的に条件は満たせるかと思います。
以前は2回目からもnanacoポイントが1件につき10ポイントもらえていたのですが、残念ながら2018年11月から初回のみとなりました。
2回目以降の振込ではポイントがつきませんので、他の銀行の特典と比較しながら給与振込先に指定するか決めることをおすすめします。
セブンカード・プラスの支払い口座にすると500ポイントもらえる
クレジットカードのセブンカード・プラスも同じグループのサービスなので、優遇がありますよ。
セブンカード・プラスの支払い口座をセブン銀行に指定することで、nanacoポイントが500ポイントもらえます。
こちらも1回だけですが、他の銀行だともらえないポイントなので、セブンカード・プラスを持っている方はセブン銀行もあわせて使うようにしましょう。
セブンカード・プラスをどうやってお得に使うかについては、以下のページも読んでみてくださいね。
デビットカードを利用すると0.5~1.0%還元に
セブン銀行では、デビットカードも用意されています。
デビットカードを使って買い物すれば、nanacoポイントが0.5%還元になりますよ。
JCBブランドになるため、JCBマークがあるお店で利用できます。
また、セブン&アイグループのお店だと、還元率が1.0%になりますよ!
nanacoポイントが1.0%還元になるお店やネット通販は以下の通り。
- セブンイレブン
- セブンネットショッピング
- 西武・そごう
ポイント付与の単位は1,000円ごとになります。
0.5%の場合は1,000円ごとに5ポイント、1%の場合は1,000円ごとに10ポイントという形ですね。
クレジットカードを持てない場合でもデビットカードは選択肢になりますし、この還元率ならクレジットカードと遜色ありません。
また、すでにセブン銀行の口座を持っている方でデビットカードに対応していない場合でも、切り替え手続きすればデビットカードを持てますよ。
デビットカードからのnanacoチャージはポイントがつかない
セブン銀行のデビットカードはnanacoと一体型になっています。
もちろん、nanacoへのチャージにも対応していますよ。
ただ、デビットカードからnanacoにチャージしたとしても、nanacoポイントは貯まりません…。
その点がちょっと惜しいですね。
nanacoチャージでポイントを貯めるのであれば、クレジットカードのセブンカード・プラスを使うようにしましょう。
デビットカードをnanacoと一体型にせず、別のnanacoカードやモバイルnanacoと連携させる形も選べます。
セブンカード・プラスからnanacoにチャージするのであれば、あえてデビットカードとnanacoを一体型にしない選択肢もありますよ。
セブン銀行の特徴まとめ
さいごに、ここまで説明してきたセブン銀行の特徴についてまとめておきますね。
- ATMが全国のセブンイレブンやイトーヨーカドーにあり便利
- 7:00〜19:00の間はATM引き出し手数料が無料
- 同行・他行ともに振込手数料は有料だが比較的安め
- キャッシュカードにデビットカード機能がつけられる
- 対象の銀行取引でnanacoポイントが付与される
- デビットカードの利用でnanacoポイントがもらえる(nanacoチャージは対象外)
7:00〜19:00の間であれば何度でもATM引き出し手数料が無料なので、早朝や夜間以外で頻繁にお金を下ろしたい方にはメインバンクの選択肢となりそうです。
また、デビットカードの利用でnanacoポイントが貯められる点も魅力。
何らかの理由で「クレジットカードは持てないけど、nanacoポイントを貯めたい」という場合におすすめですよ。
nanacoは税金支払いに使えるのが大きいですからね。
私もnanacoを使っていつも節約しています!
口座開設のやり方・初期設定のやり方は以下のページが詳しいですよ。
おまけ:他の銀行と比較される方へ
他の銀行と比較される方は気になる銀行の説明をチェックしてみてください。
銀行の手数料や利息ごとの比較もしています。