こんにちは!
2011年から投資信託を積み立て続けている、ノマド的節約術の松本です。
2018年からつみたてNISA(積立NISA)が始まって、自分もこの機会にやってみようと思うのではないでしょうか。
でも、どうやって始めたらいいのかがわかりにくいですよね。
今後しっかりと積み立てを始めて資産運用できるように、このページではつみたてNISAの始め方を順番に詳しく説明していきます。
つみたてNISAを始める手順と流れを紹介
まずは、つみたてNISAを始めるためにどのような手順で進めていけばいいのかを紹介しますね。
ざっくりとでも流れを知っておくと進めやすくなりますよ。
- 証券会社の口座開設を行う
- つみたてNISAの口座開設を行う
- 証券会社とつみたてNISAの口座開設が完了するまで待つ
- 証券会社に入金する
- 買いたい投資信託の商品を探す
- つみたてNISAで投資信託の積立設定を行う
- 定期的に状況を確認する
このあとで、それぞれの手順を詳しく紹介していきますが、買いたい投資信託の商品を探すことはいつでもできますので、つみたてNISAを始める前に参考にしておくといいと思います。
証券会社の口座開設を行う
つみたてNISAを始めるためには、まず証券会社の口座が必要になります。
証券会社を通して投資信託を購入していく形になるため、ここがないと始まらないんですよね。
証券会社の口座開設には時間がかかるため、先に手続きしておくのがおすすめです。
どの投資信託にするかを考えるのは、口座開設手続きから完了するまでの時間で考えてもいいですからね。
仮にまだつみたてNISAを始めるかどうか迷っているという場合も、とりあえず証券会社の口座開設さえ済ませておけば、いざつみたてNISAを始めるとなったときも所要日数を短縮できます。
単純な証券会社の口座開設だけなら複数でも大丈夫です。
つみたてNISAができるのは1つの証券会社だけですけどね。
個人的には、SBI証券や楽天証券がおすすめで、最初はこちらから始めるのがいいかと思います。
既に証券会社の口座を持っていた場合はこの手順を飛ばしても大丈夫ですよ。
ただ、新しく証券会社の口座を作りたい場合は手続きしてもいいと思います。
つみたてNISAの口座開設を行う
証券会社の口座開設と同じタイミングで、つみたてNISAの口座開設もできます。
やり方は全然難しくなく、申込み手続きの途中で「つみたてNISAを口座開設しますか?」みたいなことの入力欄にチェックを入れるだけ。
ポチッとやるだけで口座開設と同時につみたてNISAの口座開設ができますね。
▼楽天証券の場合はチェックするだけでした。
もし、既に証券会社の口座を持っていて、追加でつみたてNISAの口座開設をしたい場合も、ログインしたあとに手続きするだけという簡単さです。
▼楽天証券の場合は以下のような画面から手続きを行います。
どちらの場合でも難しく考えることなく、つみたてNISAの口座開設ができますよ。
証券会社の口座開設のほうがよっぽど大変ですので、つみたてNISA自体の口座開設は手間の少なさにびっくりすると思います。
ただ、口座開設手続きをしてから完了するまでの時間は税務署に書類を提出する関係上、2ヶ月ぐらいは見ておいたほうがいいですよ。
口座開設完了までに時間が必要になるため、つみたてNISAを始めたいならすぐに手続きすることが大切です。
証券会社の口座開設後は入金手続きする
無事に証券会社の口座開設ができれば、証券会社に入金しておきましょう。
つみたてNISAの年間限度額は40万円のため、とりあえず40万円入れておくと1年間は何もしなくても大丈夫になりますよ。
もし仮に40万円入金した場合は、1年に1回40万円入金する手続きが必要になるため、忘れないための工夫が必要です。
メモ帳に忘れずに記録しておくか、Googleカレンダーでメモしておくなどすれば忘れずに済みそうですね。
ノマド的節約術では、証券会社ごとに入金のやり方を詳しく記事にしていますので、参考にしいていただければと思います。
買いたい投資信託の商品を探す
証券会社の口座開設とつみたてNISAの口座開設が終われば、あとは投資信託の積み立て設定を行うだけですね。
でも、どの投資信託がいいのかが迷いどころではないでしょうか。
初めてだと、それぞれの投資信託の商品の違いがわからないと思います。
かといって、投資信託について勉強する時間も取りにくいもの。
そんなときにおすすめしたいのが、市場全体に投資する考え方です。
インデックス投信と呼ばれる、手数料(信託報酬)が安いものがおすすめですよ。
ちなみに個人的には以下の投資信託がおすすめです。
- ひふみプラス
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
他にもおすすめの投資信託を知りたい場合は、以下のページも参考になると思います。
つみたてNISAで投資信託の積立設定を行う
買いたい投資信託が決まれば、あとはいよいよ積立設定を行うだけ。
証券会社の投資信託のページから、買いたい投資信託を選んでつみたてNISAを通して積立するようにしましょう。
楽天証券のページを例にすると、以下のようにつみたてNISA用の注文がわかりやすく書かれていますよ。
あとはこのまま画面の流れの通りに進んでいけば、つみたてNISAでの注文が完了します。
定期的に状況を確認する
つみたてNISAの設定が終わり、無事に購入できるようになれば、定期的に運用結果がどうなっているかを見るようにしましょう。
証券会社の口座にログインすれば、どれぐらい積み立てできているのかや、上がったか下がったかを確認できます。
確認したからといって、特別何かしなくても大丈夫ですが、現状を見ておくことも大切ですよ。
今よりもいい投資信託の商品が出てきて、そちらに魅力を感じるのであれば、つみたてNISAの投資信託の配分を変更してもいいと思います。
さいごに
ここまでのことがひと通りできれば、あとはほとんどつみたてNISAのことを気にすることなく生活できるようになっています。
まずは口座開設を進めたあと、どの投資信託にするのかを考えて、あとは積立設定を終わらせるだけで、その後は放ったらかしでも大丈夫です。
個人的にはSBI証券か楽天証券のどちらかでつみたてNISAを始めれば間違いないと思っています。
これから老後資金をどうにかしたいと思っていたり、将来への備えのために投資を始めたいと思っているのであれば、つみたてNISAは手軽でおすすめできる方法のため、ぜひやってみて欲しいです。
つみたてNISA専用の口座を作る場合は、以下のページも参考になりますよ。
おまけ:iDeCoと比較される方へ
ノマド的節約術では、つみたてNISAとiDeCoを比較した記事もあります。
もし気になった場合はあわせてチェックしてみてくださいね。