こんにちは!
不労所得に強く憧れていた時期がある、ノマド的節約術の松本です。
不労所得って響きがいいですよね。
何もせずにお金が入ってくる状態が作れたらいいなあと思いませんか?
私もそう思いますし、20代だった頃は今以上に不労所得があればいいなあと思っていました。
不労所得を得られたらと思っていろいろと試行錯誤してきて、独立後は会社員の頃と比べるとほんの少しは不労所得に近づけたかもしれません。
ということでこのページでは、不労所得をえるためできることや実際にいろいろトライしてみて気づいたことなどをまとめて紹介していきますね。
不労所得なんてものはない
まず前提としての話になりますが、働かずしてお金が入ってくるような状況を作ることはそもそもできないと思ってください。
どんなラクそうに見えることであっても、それを実現するためには何かしらのアクションを起こしています。
それがうまくいった結果として不労所得のように見えることもあるでしょうけど、どんなことであっても、何もせずにお金が入ってくるようなことはないと思ってください。
また、不労所得が入ってきているように見えたとしても、それは時間差で入ってきていることが多く、華やかそうに見える人であっても、見えないところでは信じられないほど努力しているものです。
多くの人に役立った結果としてお金が入ってくるので、その大原則を理解しておいてくださいね。
不労所得の方法をまとめて紹介します
あらかじめのところがわかったということで、ここからは実際に不労所得に近い形のことができる方法をまとめて紹介していきますね。
あくまで方法ということで、全部が全部おすすめというわけではありませんので、その点理解した上で読んでいただけたらと思います。
株の配当金をもらう
現実的な方法で不労所得が欲しいのであれば、配当の出る株を買って配当金をもらうのがおすすめです。
また、配当金のメリットは税率が低いこと。
支払う税金も少なくできるため、不労所得を目指す場合にもってこいだと思います。
仮に配当金の利率が3%だとしたら、1億円持っていると単純計算で年間300万円も配当金で入ってきますよ。
もちろんいきなり1億円を持つのは難しいかもしれませんが、こつこつ貯金して、その一部で配当がもらえる株を買い増していくようにすれば、少しずつ配当金だけの不労所得生活に近づけます。
時間はかかるかと思いますが、もっとも現実的な方法の1つですね。
株主優待をもらう
配当金に関連して知っておくとお得なのが株主優待のこと。
企業によっては配当金だけでなく株主優待を提供しているところもあります。
株主優待にもいろいろと種類がありますので、どれがいいのか気になりますよね。
個人的におすすめなのは、生活する上で必要になる優待です。
例えばイオンだとイオンオーナーズカードであとでキャッシュバックを受けられますよ。
他にもクオカードやおこめ券などの有効期限のない金券がもらえる企業もあり、これも生活費が減らせる分だけ結果的に所得が増やせます。
不労所得というとちょっと逸れるかもしれませんが、株を持ち続けているだけでもらえるため、これもおすすめです。
私も長期保有している株がいくつかありますので、配当金と合わせて毎年株主優待をもらっていますよ。
参考:おすすめの株主優待まとめ
銀行の金利が高いところに預けて少しでも利息をもらう
また、地味な方法を紹介すると、銀行にお金を預けていると利息が入ってきますよね。
今はマイナス金利で全然大したことがないように思うかもしれませんが、これも銀行によって差があります。
預けているお金が大きくなればなるほど、小さな金利差でも利息の金額は数千円も変わってくるため、無視できないところですよ。
普通預金金利もイオン銀行やマネーブリッジを使った状態の楽天銀行を使えば最大で0.10%にできるため、毎回結構な金額が利息で入ってきます。
また、ボーナス時期になると定期預金金利も高くなりますし、そのときにお得な定期預金を使い続けていくと地道ではありますが、着実に不労所得にできますよ。
参考:夏のボーナス定期預金金利
参考:冬のボーナス定期預金金利
これも調べて預けるというアクションが必要ではあるものの、普通の労働と比較すると明らかに簡単です。
地味すぎる方法と思われるかもしれませんが、こういったことの積み重ねこそ個人的には大切だと思っていますので、できるのなら金利の高い銀行を使うようにしましょう。
誰でもできる確実な方法の1つですからね。
投資信託を積み立てる
確実に増えるわけではなく、リスクもある方法になりますが、投資信託を毎月積み立てていくこともおすすめです。
相場の変化によってプラスになることもありますので、長い目で見て不労所得を作っていきたいのであれば、投資信託の積立は堅実な方法ですよ。
ドルコスト平均法と呼ばれる仕組みで長期的に積立を続けるとプラスになりやすいです。
資産形成していく上でもおすすめの方法になります。
私自身も投資信託を長く積立し続けているため、その期間で100万円以上はプラスになっていますよ。
1回積立の設定をしただけで、特別なことはしていません。
ロボアドバイザーで積み立てる
投資信託の銘柄選びすら面倒なのであれば、お金さえ入れておけば同じように運用してくれるロボアドバイザーもおすすめです。
積立の設定をしておけば、投資信託と同じような運用のしかたができます。
こちらも当然値下がりのリスクはありますけど、長い目で見て運用するもののため、不労所得が増える可能性もありますよ。
iDeCoで積み立てる&節税する
老後が心配なのであれば、確定拠出年金(iDeCo)を使うのもおすすめ。
毎月掛け金を捻出して投資信託などを積立していく感じになるのですが、掛け金が全額所得控除になるため、節税にもなります。
60歳になるまで引き出せないデメリットはありますが、将来に向けて備えているという安心感が大きいサービスですね。
節税できる金額に関しては1回やるだけのため、不労所得みたいなものです。
またiDeCoはほとんどの場合、投資信託で運用するため、こちらの結果がよければそれもまた不労所得みたいなものになりますね。
FXの自動売買を使う
FXでは単純な売り買いだけでなく、システムを使った自動売買もできます。
こちらをうまく利用すればあとはシステムが勝手に売買してくれて、お金を増やすことも可能です。
一見、精度が高そうに思えるFXの自動売買ですが、こちらも完全というわけではありませんので、定期的にチェックしておきましょう。
IPO投資をする
そこそこの確率でプラスになるIPOの投資。
もし不労所得を目指したいのであれば、利用したい方法の1つですよ。
新規に上場する株を抽選で申し込んで、当選すれば株を購入できます。
一般的にIPOの銘柄は抽選で取得した価格より上場後に上がることが多いため、その差額で利益を得やすいです。
ただ、100%上がるわけではないですし、下がる可能性も当然あるため、その点は理解した上で利用しましょう。
宝くじを当てる
街のいたるところで、宝くじの案内や販売があると思います。
少なくとも1回ぐらいは宝くじが当たったらいいなあと思ったことはないでしょうか。
万が一宝くじの1等前後賞なんかが当たったら、それだけでずっと生活することもできますね。
今回紹介する方法でもっとも不労所得に近いかもしれません。
ただ、宝くじなんてまず当たることはないと思いますので、宝くじを買うお金があるのなら、他のことに使ったほうがよっぽど有意義ですよ。
不動産投資をする
不労所得の代表的なところで名前が上がりやすいのが不動産投資だと思います。
物件を買って、人に住んでもらうことで家賃収入を得て、それを不労所得にするイメージですね。
そこまでたどり着いてさらに満室になれば不労所得になるでしょうけど、そこに行くまでが大変です。
物件を手に入れたからといって確実に入居者が入るわけでもないため、入居者が増えるような努力が必要になります。
安定さえすればかなり強いとは思いますが、そこまでの努力が必要になることを忘れずに取り組みましょう。
もっとも気軽に不動産投資を始めるなら投資信託のREITを買うのがわかりやすいですね。
ただ、REITの場合は物件を買うわけではなく金融商品を持つだけとなります。
アフィリエイトを始める
不労所得というと、よくアフィリエイトのことも聞くのではないでしょうか。
確かに時間差でお金が入ってくるため、うまくいけば不労所得になるような感覚はありますが、その裏側ではそれを維持する努力が相当あります。
不労所得のイメージが強いですが、実際のところは相当な仕事量をこなして、自分で試行錯誤を繰り返した上での結果でしかありませんので、あまり大きな期待をしすぎないほうがいいと思いますよ。
「ほったらかしで月100万円」みたいな甘い言葉でお金を払うことでいろいろ教えてくれるようなサービスがあった場合は、疑ってかかるようにしましょう。
アフィリエイトは無料で始めることができて、初期費用が一切かかりません。
参入障壁が異常に低いこともあり、気軽に始めることはできますが、その代わりうまくいくのが難しい方法といえます。
仮想通貨のマイニングを行う
今はビットコインなどの仮想通貨があり、マイニングという方法を使えばビットコインなどを少しずつ増やすことができます。
これをあとで日本円に交換したらお金になりますよね。
ただ、仮想通貨は税金がややこしいし、高くなりがちなので、おすすめしづらいですが・・・。
自分のビジネスが自動的にまわる仕組みを作る
完全に不労所得を目指すのであれば、自分で起業してある程度まで成功させたあとに、自分がやっていたことを人にすべて任せてしまえば、不労所得が実現できます。
ただ、人の協力が必要になるため、その仕組みを作るまではとても時間がかかるし、苦労するところです。
おまけ:まずは気軽に副業から始めるのも1つの方法です
いろいろと不労所得になるかもしれない方法を紹介しましたが、いきなりうまくいくのは難しいもの。
もし今、会社員なのであれば気軽にできる副業から始めてみるのもいいですよ。
自分のできることから始めて、感覚をつかむことも大切です。
不労所得の前にムダな支出を減らしておきましょう
いろいろと不労所得の方法を紹介してきましたが、いくら増やしたとしても、お金の使い方が改善されなければ、増えたら増えた分だけすぐに散財してしまいがちです。
不労所得が欲しいと思った場合はまずムダな支出を見直して減らせるようにしておきましょう。
自分の中で使うべきお金とそうでないお金をしっかりと切り分けておけば、不労所得ができたときでも安定した生活になるかと思います。
さいごに
「不労所得」的な方法は数多くありますが、結局は自分がアクションを起こして始めないことには不労所得という結果も得られません。
もし不労所得が少しでも欲しいと思うのであれば、なまけるのではなく、自分の頭で考えて自分でしっかりと行動していきましょう。
そうしなければ、不労所得なんてものを得ることはできませんからね。