コンビニの中にはATMがありますよね。
そのATMから「銀行振込はできないのだろうか」と考えることがあると思います。
急に口座振込することになった場合、コンビニから振込できたら便利ですよね。
コンビニのATMって、入出金だけにしか使えないと思っていましたが、実は銀行振込にも対応しています。
このページでは、コンビニATMでの銀行振込のやり方・手数料・使える時間帯について詳しく紹介していきますね。
主に以下のコンビニATMを使った振込の仕方を紹介します。
コンビニATM以外での銀行振込の方法は以下のページが詳しいですよ。
他行宛振込手数料が無料になる銀行を使って振込手数料を無料にしよう
このページは、コンビニATMで銀行振込する方法をあとで紹介しますが、振込するときに手数料無料にする方法もあります。
コンビニATMで銀行振込すると、時間もお金もかかるしもったいないですよね。
そんなコンビニATMでの振込手数料やATM利用料を無料にしたいのであれば、ネット銀行を使って振り込むようにしましょう。
そうすることで、わざわざコンビニに行く手間も省けるし、お金も節約できて一石二鳥です。
次回以降手数料をかけないためにも、検討してみるのがいいですよ。
他行宛振込手数料が無料にできる銀行は主に以下の通りになります。
この中だと、住信SBIネット銀行や条件付きとはいえ楽天銀行がおすすめですよ。
それぞれ、証券会社のSBI証券や楽天証券から同時に口座開設できて、連携していることで銀行もお得に使えます。
コンビニATMから銀行振込をすることができるキャッシュカード
コンビニのATMから銀行振込する場合、銀行のキャッシュカードを使っての振込になります。
自分の口座にあるお金を使って、キャッシュレスで振込をするイメージです。
現金での振込には対応していませんので注意が必要ですね。
あと、そもそも口座にお金がないと振込ができないので気を付けましょう…。
また各コンビニによって、使える銀行のキャッシュカードに違いがありますので実際に見てみましょう。
▼セブンイレブンのATMからの振込に対応している銀行は以下の通りです。
▼ローソンのATMからの振込に対応している銀行は以下の通りです。
- みずほ銀行
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
- 北海道銀行
- みちのく銀行
- 荘内銀行
- 肥後銀行
- 琉球銀行
- 西日本シティ銀行
- 愛媛銀行
- 群馬銀行
- 岩手銀行
- 秋田銀行
- 武蔵野銀行
- 北洋銀行
- 青森銀行
- 常陽銀行
- 北陸銀行
- 福井銀行
- 紀陽銀行
- 山陰合同銀行
- 中国銀行
- 阿波銀行
- 伊予銀行
- 東邦銀行
- 千葉銀行
- 第四銀行
- 八十二銀行
- 栃木銀行
- 山形銀行
- 百十四銀行
- 横浜銀行
- 北國銀行
- 宮崎銀行
- 愛知銀行
▼ファミリーマートのATMからの振込に対応している銀行は以下の通りです。
- 三菱UFJ銀行
- みずほ銀行
- 三井住友銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
- 北海道銀行
- 北洋銀行
- 青森銀行
- 秋田銀行
- 岩手銀行
- 山形銀行
- 荘内銀行
- 東邦銀行
- 常陽銀行
- 足利銀行
- 群馬銀行
- 武蔵野銀行
- 千葉銀行
- 横浜銀行
- 八十二銀行
- 北陸銀行
- 北國銀行
- 福井銀行
- スルガ銀行
- 愛知銀行
- 百五銀行
- 紀陽銀行
- 山陰合同銀行
- 中国銀行
- 阿波銀行
- 百十四銀行
- 伊予銀行
- 愛媛銀行
- 西日本シティ銀行
- 肥後銀行
- 宮崎銀行
- 琉球銀行
セブンイレブンは数が少なく、ローソンとファミリーマートは多いですね。
常に3つのコンビニから銀行振込をやりたい!と思えば、メガバンクの場合『三菱UFJ銀行』の口座を持っていれば、バッチリです。
コンビニATMが使える時間帯の例
3つのコンビニで銀行振込が可能な、三菱UFJ銀行でコンビニATMが使える時間帯を紹介しますね。
銀行名 | 時間帯 | 備考 |
---|---|---|
三菱UFJ銀行 | 原則24時間 | 毎月第2土曜日の21時~翌日の7時は利用不可 |
利用が少なくなるであろう土日の深夜以降にかけて、使えない時間帯がありますね。
一方で、地方銀行によっては日中にしか使えないところもありますよ。
楽天市場やヤフオクでの支払いでもコンビニATMが使える
楽天市場やヤフオクなどで買い物したときの決済方法を銀行振込にした場合、コンビニATMから銀行振込しようと思うのではないでしょうか。
土曜日や日曜日、祝日でもあいてるコンビニは便利ですよね。
コンビニのATMを使えば、楽天市場やヤフオク代金の支払いもできます。
ただ、あとでも説明しますが、毎回コンビニATMを使うのはおすすめしませんので、この記事をさいごまで読んだり、以下のページを合わせてチェックしたりしましょう。
コンビニATMから銀行振込するときのおおまかな流れ
各コンビニのATM操作には細かい違いがあります。
でも実際に3つのコンビニATMを試したところ、おおまかな流れがだいたい同じであることに気づきました。
しかも、ATMの操作はそんなに難しくありません。
▼コンビニATMから銀行振込するおおまかな流れは以下の通りです。
- ATMにキャッシュカードを入れる
- 「カード振込」の項目を選ぶ
- 手数料の画面を確認
- 振り込め詐欺の注意喚起を確認
- キャッシュカードの暗証番号を押す
- 振込金額を入力する
- 振込先金融機関を選ぶ
- 振込先銀行の頭文字を選ぶ
- 振込先銀行を選ぶ
- 振込先銀口座名の頭文字を選ぶ
- 振込先口座を選ぶ
- 振込先口座種別を選ぶ
- 振込先口座番号を入力する
- 自分の連絡先電話番号を入力する
- 確認画面をしっかり確認する
- 振込が完了したら明細書とキャッシュカードを受け取る
文章で書くと長いですが、実際操作をすると数分で終わります。
それぞれのコンビニATMごとに写真付きで細かな手順を紹介していますので、これから使うコンビニATMでの振込手順を参考にしてみてくださいね。
コンビニのATMから振込した場合は、二重で手数料が発生する
コンビニのATMを使って振込したときの手数料の仕組みが、どうなっているのかも知っておいたほうがいいと思います。
実はコンビニのATMを使って振込すると、以下の2種類の手数料が必要です。
- ATM利用手数料
- 振込手数料
振込手数料はイメージできるかと思いますが、それだけではなく、ATM自体を使ったことによる手数料として別途費用がかかります。
つまり、二重で手数料を払わないといけないんですよね。
明らかにこれはもったいないです・・・。
▼実際に通帳の動きがどうなっているのかをお見せしますね。
378円の手数料が2つにわかれていますね!
なお消費税率が8%のときの画像です。
- 為替手数料(振込手数料)
- 手数料(ATM手数料)
▼内訳は以下のとおりです。
ATM利用手数料 | 110円 |
---|---|
振込手数料 | 275円 |
これらの手数料は、使う銀行によって異なりますよ。
例:三菱UFJ銀行のATM利用手数料と振込手数料
▼例として、三菱UFJ銀行のATM利用手数料と振込手数料はどうなっているのでしょうか。見てみましょう。
振込先 | 振込手数料 | ATM利用手数料 | 合計 |
---|---|---|---|
三菱UFJ銀行本支店あて 三菱UFJ信託銀行あて じぶん銀行あて 30,000円未満 | 110円 | 110円 | 220円 |
三菱UFJ銀行本支店あて 三菱UFJ信託銀行あて じぶん銀行あて 30,000円以上 | 110円 | 110円 | 220円 |
他銀行あて30,000円未満 | 275円 | 110円 | 385円 |
他銀行あて30,000円以上 | 440円 | 110円 | 550円 |
振込先 | 振込手数料 | ATM利用手数料 | 合計 |
---|---|---|---|
三菱UFJ銀行本支店あて 三菱UFJ信託銀行あて じぶん銀行あて 30,000円未満 | 110円 | 220円 | 330円 |
三菱UFJ銀行本支店あて 三菱UFJ信託銀行あて じぶん銀行あて 30,000円以上 | 110円 | 220円 | 330円 |
他銀行あて30,000円未満 | 275円 | 220円 | 495円 |
他銀行あて30,000円以上 | 440円 | 220円 | 660円 |
振込先 | 振込手数料 | ATM利用手数料 | 合計 |
---|---|---|---|
三菱UFJ銀行本支店あて 三菱UFJ信託銀行あて じぶん銀行あて 30,000円未満 | 110円 | 440円 | 550円 |
三菱UFJ銀行本支店あて 三菱UFJ信託銀行あて じぶん銀行あて 30,000円以上 | 110円 | 440円 | 550円 |
他銀行あて30,000円未満 | 275円 | 440円 | 715円 |
他銀行あて30,000円以上 | 440円 | 440円 | 880円 |
すごく複雑ですね。
日中の三菱UFJ銀行あて振込(30,000円未満)が一番安く220円。
その反対で他銀行へ土日に振込(30,000円以上)すると880円もの手数料が必要なんですね。
その差、660円!!
振込をするのであれば、できるだけ安くできる時間帯を選びたいですね。
自分が利用する銀行のATM利用手数料が気になる場合は、各コンビニの『ATM利用手数料』の項目を見ておきましょう。
また振込手数料の場合は、各銀行のホームページに『振込手数料』等という項目がありますよ。
さいごに
コンビニのATMを使って銀行振込する手順はわかりましたが、手数料はどうしても高くなりますよね。
急いでいる場合は、すぐに振込ができるので便利だとは思いますが、今後振込がある場合は、あらかじめネット銀行に口座開設しておき、今回みたいに余計な振込手数料やATM手数料を払わないように意識してみましょう。
利子が数円しかつかない世の中で、振込手数料に数百円払うのってもったいないですよね。
手数料を払わない方法もあるので、銀行は上手に使っていきましょう。
ちなみにノマド的節約術では、3つのコンビニATMで銀行振込するやり方も紹介しています。
利用する場合は参考にしてくださいね。
コンビニATMでは、お金を下ろすときにも使えますよね。
手数料無料にする方法も詳しく紹介していますよ。