こんにちは!
ノマド的節約術の松本です。
法人や事業用のクレジットカードを作るとき、せっかくならいいクレジットカードを持ちたいと思うのではないでしょうか。
事業用に使うカードとしておすすめできるのが「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード(以下:アメックスビジネスカード)」です。
年会費が高いデメリットはあるんですが、逆にそこさえ気にならない方であれば、かなりいいカードになりますよ。
このページでは、アメックスビジネスカードの特徴を詳しく見ていきますね。
要点のまとめ
細かく説明しようとすると、どうしても長くなってしまいます。
まずは、アメックスビジネスカードの要点だけをまとめておきますね。
- 年会費13,200円
- 追加カードは6,600円
- 100円ごとに1ポイント貯まる
- ポイントはマイルへの交換がおすすめ
- 空港ラウンジが無料で使える
- 手荷物宅配サービスが無料
- 海外旅行傷害保険は利用付帯
- ビジネス向けのサービスが無料で使える
起業したてでも親身になってもらえると評判
会社を起こしたばかりだと、全然信用がないですよね。
そんな状態で法人のクレジットカードを作るのは普通に考えたらかなり難しいです。
でも、アメックスビジネスカードの場合は、信用がない状態でもカードを申し込んだときに親身になってもらえると評判になっています。
もちろん、審査に通るかどうかはやってみないとわからないのですが、どちらにしろ早めに結果がわかるので、やってみる価値はありますよ。
個人事業主になったばかりの方にとっての選択肢にもなります。
年会費について
では、ここからアメックスビジネスカードの特徴について紹介していきますね。
まずは気になる年会費から。
アメックスビジネスカードの年会費は、13,200となっています。
クレジットカードの年会費に13,200は少し高く感じるかもしれませんね。
ただ、個人事業主や法人の代表になっているのであれば、これぐらいの費用を気にしているようでは難しいかもです・・・。
あと、もちろん年会費は経費として計上できるので、実質的には年会費を割引できるようなものですよ。
追加カードの年会費はいくら?
また、アメックスビジネスカードでは、従業員がいるなどでカードを追加したい場合にも対応しています。
1枚追加するごとに年会費が6,600円かかりますよ。
本カードの半額ですね。
追加カードで支払った分は、本カードの利用分とまとめて引き落とされるので、余計な手間が増えることはありません。
経費の管理も楽になりますので、従業員が増える場合に追加カードを持ってもらうのはおすすめです!
ETCカードは発行手数料無料、年会費有料
付帯でETCカードを発行した場合の年会費も気になるところですよね。
アメックスビジネスカードでETCカードを発行するときの手数料は無料です!
その代わり、年会費は550円かかってきます。
仕事で車を利用することが多いのであれば、ETCカードも作っておき、まとめて経費にしておくと管理が楽になりますよ。
ポイントは100円利用ごとに1ポイント貯まる
法人カードといえど、カードを使うごとに貯まるポイントのことが気になるのではないでしょうか。
ポイントはより多く貯まるに越したことはないですからね。
アメックスビジネスカードを使うと、100円利用ごとに1ポイント貯まります。
ちなみに貯まるポイントの名称は「メンバーシップ・リワード」です。
ポイント還元率を高めるにはマイル交換がおすすめ
ポイント還元率自体は、ポイントの使い方によって大きく変わります。
カード代金の支払いに充てたり、他のポイントに交換したときの還元率は0.3〜0.4%ぐらいしかありません。
それよりもおすすめしたい交換方法は、航空会社のマイレージに交換すること。
- ANAマイル
- SAS ユーロボーナス
- アジアマイル
- アリタリア イタリア航空 クラブ・ミッレミリア
- エティハド航空 エティハド ゲスト
- エミレーツ航空 エミレーツ・スカイワーズ
- エールフランスKLM フライング・ブルー
- カタール航空 プリヴィレッジクラブ
- シンガポール航空 クリスフライヤー
- タイ航空 ロイヤルオーキッドプラス
- チャイナエアライン ダイナスティ・フライヤー・プログラム
- デルタ航空 スカイマイル
- フィンエアー フィンエアー・プラス
- ブリティッシュ・エアウェイズ エグゼクティブ・クラブ
- ヴァージンアトランティック航空 フライングクラブ
通常は2,000ポイントを1,000マイルに交換できますよ。
年会費が別途かかるメンバーシップ・リワード・プラスに申し込むことで1,250ポイントを1,000マイルに交換できるようになります。
ANAマイルの場合は1,000ポイント1,000マイルですね。
(ただし、移行手数料が必要)
国際線を利用する機会が多いのであれば、これらのマイルに交換するほうがお得になりますよ。
また、ブリティッシュ・エアウェイズなら東京から大阪間の航空券が入手できるのでこちらもおすすめです。
ちなみに、毎年ポイントをマイルに交換する予定がないのであれば、ポイント交換するときだけメンバーシップ・リワード・プラスを使うようにすれば、年会費をそのときだけ払えばOKになります。
旅行向けのサービスが充実している
ポイントでもマイルに交換するのがおすすめなように、アメックスということもあって旅行向けのサービスが充実しています。
仕事で出張が多くなる場合はよりお得にできますので、知っておくといいですよ。
手荷物無料宅配サービスが使える
海外旅行や出張したあと、空港から自宅までの移動も大変ですよね。
それ自体が旅行のような感じになると思います。
そんなときに荷物がたくさんあると、より疲れてしまうのではないでしょうか。
であれば、アメックスビジネスカードのサービスである「手荷物無料宅配サービス」を使うのがおすすめです。
成田国際空港・中部国際空港・関西国際空港から自宅まで、スーツケース1つを無料で配送してもらえます。
私自身も過去に手荷物宅配サービスを無料で使ったことがありますけど、ものすごく楽でしたよ!
空港ラウンジが無料で利用できる
アメックスビジネスカードを持っていると、国内の主要な空港ラウンジを無料で利用できるようになります。
海外だと、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港と韓国の仁川国際空港のラウンジが使えますよ。
アメックスビジネスカードがあることで、フライト前の時間をゆったりと過ごすことができますよ。
私もフライト前に空港ラウンジを使うことがありますが、無料で使えるのは助かっています。
逆にお金を払ってまで使おうという気にはならないので、この部分はアメックスビジネスカードさまさまですね。
海外旅行傷害保険は利用付帯
海外旅行や海外出張するときに気になるのは、何かトラブルに巻き込まれてしまったときの保険があるかどうかですよね。
アメックスビジネスカードはの海外旅行傷害保険は、利用付帯となっています。残念ながら自動付帯ではありません。
国際線の航空券やツアー代金をアメックスビジネスカードで支払うことで初めて保険の対象になります。
利用付帯だと、仕組みがややこしいことが多く、理解するのも大変かと思いますので、別に自動付帯のクレジットカードを持っておくのがいいと思います。
個人のクレジットカードでもエポスカードであれば、年会費無料なのに海外旅行傷害保険は自動付帯になっていますよ!
アメックスビジネスカードならではのサービス
ここからは、アメックスビジネスカードならではのサービスについて紹介していきますね。
ビジネスに役立つ情報を無料で使える
ビジネスカードということもあり、仕事する上で役立つ情報を無料で提供してもらうこともできます。
特にいいと思うのが、「ジー・サーチ」や「ビジネス情報調査代行サービス」を無料で使えること。
ジー・サーチは、企業情報や新聞や雑誌記事などに幅広く対応したビジネスのデータベースです。市場調査する上で使えますよね。
ビジネス情報調査代行サービスは、企業の信用情報などを自分の変わりに調べてもらった結果をまとめてレポートで送ってもらえるというもの。
これも、今後の仕事に活かせるサービスですよね。
福利厚生の「クラブオフ」が無料で使える
また、アメックスビジネスカードでは、全国にある約75,000以上の施設を特別料金で利用できる福利厚生サービスの「クラブオフ」が無料で使えるようになります。
家族や恋人などとのお出かけが多い方にとっては、割引できる機会が多くなるはず。
本人カードだけでなく、追加カードの会員も使えるのがうれしいところですね。
アメリカン・エキスプレス・セレクトで優待割引が使える
これは他のアメックスのクレジットカードでも対応しているんですが、アメリカン・エキスプレス・セレクトというサービスを知っておくと、レストランやホテルでの優待割引が使えますよ。
高級なところで対応しているのが多く、例え10%割引であったとしても効果は大きいです。
接待などでちょっと普段よりも高くなるお店を利用するときは、アメリカン・エキスプレス・セレクトで割引になるお店をチェックするのもおすすめですよ!
さいごに
このページでは、アメックスビジネスカードについて紹介してきましたが、他の法人カードにはない特徴も多く、年会費が1万円以上するだけのサービスはあります。
特に、ジー・サーチなどはうまく活用すれば、年会費が信じられないぐらい安さに思えるのではないでしょうか。
仕事をよりいい方向に進めるためのクレジットカードであるアメックスビジネスカードをぜひ活用して、仕事を軌道に乗せていきたいですね。
法人カードは、他にもいろいろありますので、比較してみようと思うのであれば、以下のページも合わせてチェックくださいね。
おまけ:関連する記事
他のアメックスや個人向けのアメックスと合わせて比較する場合は、以下のページがおすすめです。