証券会社の楽天証券で、ロボアドバイザーのサービスが始まっているのをご存知でしょうか。
楽天証券のロボアドバイザーサービスの名称は「楽ラップ」です。
最近、ロボアドバイザー系のサービスがいろいろと増えてきていますが、楽ラップは他のサービスと比べてどうなのか気になりますよね。
このページでは、楽天証券の楽ラップについて詳しくみていきます!
他のサービスと比べてのところも紹介しますね。
楽ラップの特徴まとめ
このページでは、楽ラップについて説明していきますが、忙しくてじっくり読めないこともあるかと思います。
まずは要点だけをまとめましたので、参考になればうれしいです!
- 10万円から投資できる
- 手数料は最大0.990%で1%未満に
- 16問の診断アンケートに答えるだけで運用プランが決まる
- 解約は1〜2ヶ月後ならいつでもできる
- 楽ラップを使うには楽天証券の口座が必要
私の楽ラップ運用実績
楽ラップに運用を任せてからの結果をここで紹介しますね。
最初が100,588円からのスタートでした。
▼運用開始から1ヶ月後のデータがこちら。
387円増えてますね!
▼2017年8月末(2017年9月4日)時点のデータはこちら。
その後元本を10万円追加しています。プラス1,965円になってますね!
▼2017年9月末(2017年10月2日)時点のデータはこちら。
またさらに10万円追加しています。プラス6,883円になってますね!
▼2017年10月末(2017年11月2日)時点のデータはこちら。
またさらに10万円追加しています。プラス15,915円になってますね!
▼2017年11月末(2017年12月1日)時点のデータはこちら。
またさらに9万円追加しています。プラス17,181円になってますね!
▼2017年12月末(2018年1月1日)時点のデータはこちら。
月に10万円積立設定しています。プラス23,103円になってますね!
▼2018年1月末(2018年2月2日)時点のデータはこちら。
プラス30,249円になってますね!
▼2018年2月末時点のデータはこちら。
プラス10,590円になってますね。プラスの幅は小さくなりましたが、今の段階では気にすることではありません。
▼2018年3月末時点のデータはこちら。
マイナスになってしまいました・・・。
ただ、今の段階では特に気にする必要もないと思っていますので、今後どうなるかでしょうか。
▼2018年4月末時点のデータはこちら。
またプラスになりましたね!
▼2018年5月末時点のデータはこちら。
▼2018年6月末時点のデータはこちら。
プラスは維持していますが、少しプラスの金額が減りましたね。
▼2018年7月末時点のデータはこちら。
プラス19,558円になりましたね!
▼2018年9月6日時点のデータはこちら。
プラス9,362円になりましたね!
▼2018年10月2日時点のデータはこちら。
プラス43,662円になりました。
▼2018年11月1日時点のデータはこちら。
マイナス36,727円になりました。
株価が下がった影響でマイナスになっていますね。
▼2018年12月2日時点のデータはこちら。
マイナス11,133円になりました。
▼2019年2月1日時点のデータはこちら。
マイナス30,026円になりました。
▼2019年3月1日時点のデータはこちら。
プラス6,319円になりましたね。
相場が少し戻ったのかプラスになっています!
▼2019年4月1日時点のデータはこちら。
プラス23,174円になりましたね。
▼2019年5月1日時点のデータはこちら。
プラス51,629円になりました。
▼2019年6月1日時点のデータはこちら。
マイナス12,597円になりました。
▼2019年7月1日時点のデータはこちら。
プラス47,038円になりました。
▼2019年9月1日時点のデータはこちら。
プラス43,480円になりました。
▼2019年10月1日時点のデータはこちら。
プラス98,591円になりました。
▼2019年11月1日時点のデータはこちら。
プラス155,047円になりました。順調に伸びてますね!
▼2019年12月1日時点のデータはこちら。
プラス190,477円になりました。
▼2020年1月4日時点のデータはこちら。
プラス224,246円になりました。
▼2020年2月1日時点のデータはこちら。
プラス224,246円になりました。
▼2020年3月1日時点のデータはこちら。
プラス67,813円になりました。
▼2020年4月1日時点のデータはこちら。
マイナス191,078円になりました。
コロナウイルスの影響で経済が冷え込んだ影響ですね。
▼2020年5月3日時点のデータはこちら。
マイナス102,556円になりました。
▼2020年6月1日時点のデータはこちら。
マイナス26,634円になりました。
▼2020年7月1日時点のデータはこちら。
プラス11,391円になりました。
▼2020年8月1日時点のデータはこちら。
プラス45,181円になりました。
▼2020年9月1日時点のデータはこちら。
プラス139,051円になりました。
▼2020年10月1日時点のデータはこちら。
プラス93,056円になりました。
▼2020年11月1日時点のデータはこちら。
プラス93,056円になりました。
▼2020年12月1日時点のデータはこちら。
プラス298,534円になりました。
▼2021年1月1日時点のデータはこちら。
プラス383,884円になりました。
▼2021年2月1日時点のデータはこちら。
プラス426,221円になりました。
▼2021年3月1日時点のデータはこちら。
プラス482,226円になりました。
▼2021年4月1日時点のデータはこちら。
プラス609,019円になりました。
▼2021年5月1日時点のデータはこちら。
プラス667,710円になりました。
▼2021年6月1日時点のデータはこちら。
プラスが70万円を超えましたね!
▼2021年7月1日時点のデータはこちら。
78万円のプラスになっています。
▼2021年8月1日時点のデータはこちら。
78万円のプラスになっています。
▼2021年9月1日時点のデータはこちら。
84万円のプラスになっています。
楽ラップとは? 10万円から投資できるのがおすすめ
楽ラップとは、ロボアドバイザーに自動的に投資・運用してくれるサービスのこと。
口座にお金を入れて使い始めると、国内外の株式や債券などに投資してくれますよ。
最低10万円あれば、楽ラップでの運用を始めることができます。
そこまで大きな金額でもないため、気軽に始められますね。
また、楽ラップが他のサービスと異なるのは、ETFではなく投資信託が投資対象になっていること。
一般的にはETFのほうが手数料が安いのですが、あえて投資信託を選んで全体的な手数料を抑えています。
投資信託は、信託報酬が低い「たわらノーロード」シリーズと「ステート・ストリート インデックス・オープン」シリーズを選んでいますよ。
楽ラップの手数料
楽ラップは、ロボアドバイザーに自動的に投資してもらえることもあり、手数料がかかります。
ロボアドバイザー系のサービスで一番気になるのは手数料なんですよね。
手数料の相場は1%前後なのですが、楽ラップの手数料は低めに設定されています。
手数料の内訳は以下のようになっていますよ。
- 運営・管理費用:最大0.702%
- 投資運用にかかる費用:最大0.288%
- 合計:最大0.990%
どちらも「最大」となっているので、基本的には1%かかりません。
また、運営・管理費用に関してもさらに内訳があります。
運用資産の時価評価額 | 運用管理手数料 (税込・年率) |
---|---|
1,000万円以下の部分 | 0.540% |
1,000万円超5,000万円以下の部分 | 0.486% |
5,000万円超1億円以下の部分 | 0.432% |
1億円超の部分 | 0.378% |
1,000万円を超えてくると、運営管理の手数料が下がってくるんですよね。
さすがに1億円となると気が遠くなりますが、1,000万円までいくのは普通にありえるかと思うので、手数料が安くなるのは大きなメリットです。
また、ロボアドバイザーを動かすときに、投資顧問料の手数料で「固定報酬型」か「成功報酬併用型」かを選ばないといけません。
固定報酬型は手数料が一律で0.162%(税込)です。
対して成功報酬併用型は、0.054%(税込)ですが、成功報酬を払う基準を上回ったときには、運用益に対する5.4%(税込)が手数料になります。
仮に50万円の運用益が出た場合は、27,000円も手数料がかかるので、ちょっと引っかかるところではありますね。
* * *
最初に紹介した運営管理費用の0.702%は、0.540%と0.162%の合計ですね。
こういう感じなので、楽ラップの手数料はわかりやすいほうだと思いますよ!
実際にかかった楽ラップの手数料
▼ちなみに、運用開始後に引かれていた手数料は以下のような感じです。
100,588円に対して14円でしたね。
▼元本が590,588円のときの楽ラップの手数料は以下の通り。
1ヶ月あたり337円でした。年間換算すると4,044円ですね。
単純計算したら、手数料の比率は年率0.68%でしたよ。
診断結果にしたがって運用方針を決めてもらえる
楽ラップは、運用を始める前にお金の貯め方や使い方など、性格的なところを診断してもらうところからスタートします。
お金の話になると難しそうに思うかもしれませんが、お金のことに詳しくなくても回答できる質問ばかりですよ!
診断の質問は以下の通りです。(2017年6月に試しました)
- あなたの性別を教えてください。
- あなたの年代を教えてください。
- 交流会に参加したところ、知り合いが1人もいませんでした。あなたはどうしますか?
- 少し体の調子が悪いと感じました。どうしますか?
- 年始にデパートに行ったら福袋が売られていました。どうしますか?
- あなたの使っているスマホの新作が出ました。どうしますか?
- 懸賞に参加するとしたら、あなたならどちらを選びますか?
- 市況が変化していく中で、長期投資で成功するためにあなたの考えに近いのはどちらですか?
- 野菜を買う時に、どのように選びますか?
- 初対面で人の性格を見分けることが得意ですか?
- 100万円の「臨時収入」がありました。あなたならどのくらい貯金しますか?
- 金融商品に対する投資によって期待する収益の額としてどれが一番近いですか?
- 将来のあなたの所得は以下のイメージでどれが一番近いですか?
- あなたは現在の仕事に不満があります。どうしますか?
- あなたの投資歴を教えてください。
- 金融商品に対する投資は総資産のどれくらいの比率が適切だと感じますか?
全部で16問ありました!
ちなみに、回答結果は中立的なタイプとのこと。
自分の性格がそんな感じなので当たってる感じがしますね〜!
▼ということで、肝心の運用コースを見てみましょう。
▼次のページで運用コースについての説明をしてもらえますよ。
もちろん、診断結果を通して自分に合ったコースを提案してもらえます。
運用コースの配分は、国内株式・外国株式・外国債券の比率が高くなりましたね。
▼下にある「この運用コースで申し込む」ボタンから次へ進むことにします。
楽ラップに申し込む流れ
ここからはいよいよ楽ラップに申し込む流れになります!
買付余力があることを確認して、10万円以内であればまずは入金手続きしましょう。
▼入金できていれば、申込金額のところに10万円以上1円単位で金額を入力します。
今回、手数料コースは固定報酬型を選びました。
▼続いて、楽ラップ申込にあたっての確認事項が出てきます。
契約書類に目を通して、納得できたら次へ進みましょう。
▼続いて、申込内容の確認画面になります。
これで問題なければ、暗証番号を入力して申し込みを完了させましょう!
▼これで楽ラップの申し込みができましたね!
あとは運用してもらっての結果をときどきチェックする感じになります。
ちなみに、楽ラップは時間帯に関係なく申し込みできますよ。
私は23時台に申し込みしましたが、普通に申し込みできちゃいました!
積み立ての設定もできます
楽ラップは以前まで積み立てができないのがデメリットでした。
しかし、2017年11月から積み立て設定ができるようになったので、そのデメリットも解消されましたね。
積み立ての設定は楽ラップのページから手続きできますよ。
▼楽ラップのトップページにある「積立(自動増額)」を押しましょう。
▼申込画面では毎月の積み立て金額を入力して、書類に目を通しましょう。
大丈夫なら「同意して確認」のボタンを押して次に進みます。
▼確認画面で先ほどの入力内容に間違いがないかチェックしてください。
問題なければ「申込」ボタンを押しましょう。
▼これで積み立て設定できましたね。
1分あれば終わりました。
増額のやり方について
楽ラップでは、積立だけでなく、自分で増額する手続きもできます。
そのやり方をここから説明していきますね。
まずは楽天証券にログインして、楽ラップのページを開いてください。
▼右側にある「増額・減額申込」のボタンを押しましょう。
▼次の画面で、増額する金額を入力します。
10万円以上からになりますよ。
▼入力ができたら、確認画面に進みます。
これで大丈夫なら取引暗証番号を入力して、申込ボタンを押しましょう。
▼これで楽ラップの増額手続きができましたね。
4つのステップだけで終わったのでとても簡単でした!
楽ラップはキャンペーンが充実している
楽ラップは、まだサービス開始からそれほど時間が経っていないこともあり、これから始める方に向けてのキャンペーンが充実しています。
楽ラップを始めるのと、申込金額に応じて楽天ポイントがもらえますよ。
もらった楽天ポイントは、楽天証券で投資信託を買うときに使えば、再投資になっておすすめです。
ウェルスナビやTHEOと比較してみた感想
私は楽ラップだけでなく、他のロボアドバイザーのサービスであるウェルスナビやTHEOも運用しています。
それぞれと比較してみて、運用結果がどうだったのかが気になりますよね。
ほぼ同じ時期に運用を開始していますが、伸び率で考えるとウェルスナビやTHEOのほうが上です。
ウェルスナビは8%・THEOは6%・楽ラップは3.76%でした。
(THEOは開始時期が他の2つより1〜2ヶ月遅い)
毎年同じような結果になるかと言われると不明ではありますが、実際にやってみてのデータがこうなったのは事実です。
解約はいつでもできます
楽ラップで運用し始めたはいいけど、いずれは解約するときが来ますよね。
そのときに気軽にできるかどうかが気になるところだと思います。
楽ラップは、運用開始日の翌月末最終営業日以降であればいつでも解約できますよ。
例えば、2017年6月20日が運用開始日なら、2017年7月31日よりあとならいつでも解約できるというイメージです。
最初だけ資金が拘束されますが、拘束されるのは1ヶ月〜2ヶ月程度。
1〜2ヶ月ですらお金が拘束されるのがいやなのであれば、おすすめできません。
また、すぐに使うかもしれないお金を楽ラップに入れるのはやめておきましょう!
さいごに:楽ラップを始めるには楽天証券の口座が必要
ここまでの内容で、楽ラップを始めてみようと思ったのであれば、まずは楽天証券の口座を作るところから始めましょう!
もし、既に楽天証券の口座を持っているのであれば、楽ラップのページから手続きしてみてくださいね。
資産運用はロボアドバイザーに任せておいて、本来やるべき仕事やプライベートのことにより時間を使えるようにしていきましょう!
積立の設定もできるようになったため、よりほったらかしでの運用ができるようになりました。
私は毎月初めにどれぐらい伸びたのかを確認していますが、こうやって記事を書いていなければ、確認すらしていないと思います。
楽ラップを使って、資産運用はほったらかしで行えるようにしていきましょう。
おまけ:他のロボアドバイザーについて
ノマド的節約術では、楽ラップだけでなく他のロボアドバイザーも利用しています。
それぞれ比較してみたい方はチェックしてみてくださいね。