こんにちは!
夫婦共働きしている、ライターのなつみとです。
お金の管理には袋分けや家計簿、ネットバンキングを活用するなど、いろいろな方法がありますよね。
わたしは年々、家計管理がシンプルになっています。
家計管理に流行も何も無いのかもしれませんが、わたしは今の時代は家計管理にかける手間暇を減らす方がいいと思っています。
お金の管理を簡潔にすべき理由と、具体的な管理の方法について詳しく解説しますね。
お金の管理を簡潔にするべき理由
今は、収入を増やそうと思えば、ある程度は増やせる時代です。
クラウドソーシングを使って収入を増やす
わたしはクラウドソーシングという仕組みを使って、3年前から在宅フリーランスとして働くようになりました。
時間や場所にとらわれずに働けるので、わたしのようにガツガツと働いてもいいですし、休日を利用して副業で仕事をすることもできます。
わたしの場合はwebライターという仕事を選びましたが、ほかにもデザインやweb制作、それから事務的な仕事など、いろんな職種が選べるのも魅力です。
こういった働き方が出てきたことにより、今まで以上に収入を増やしやすくなっているわけですね。
未経験から始められるような簡単なお仕事もたくさんありますし、月に1万や2万といった副業収入を得るハードルはかなり下がっていますよ。
もちろん本業並みに稼ぐとなるとそれなりにスキルや努力も必要になりますが、1か月数千円程度稼ぐぐらいなら内職感覚でできます。
スーパーのはしごで100円200円の節約をするぐらいなら、クラウドソーシングで稼いだほうがプラスになるはずですよ。
つらい節約をする必要性が減っている
一昔前までは、収入を増やすというのは難しかったです。
わたしには子供もいますから、昼間働いて、夜はファミレスの深夜アルバイトをする、というような副業はできませんでした。
正社員として働いていても、昇給するスピードはゆるやか。
収入を増やしたくても、簡単に5万も10万も増やす方法というのはほとんどありませんでした。
だからこそ、節約しなければならない人は多かったはずです。
わたしも、収入を増やすことはできないから、という理由で節約生活をしていました。
もちろん、今でも節約した方が使えるお金は増えます。
でも、「生活費がカツカツだから節約せざるを得ない」というより、「より良いお金の使い方をしたいから」という理由で、無理なく節約できるようになりましたよ。
お金の管理をシンプルにして働く
お金の管理って、時間をかけようと思えばいくらでもかけられますよね。
細かく家計簿をつけようと思えば毎日30分ぐらいはかかるでしょう。
それ以外にも、家計の振り返りをしたり、銀行に行ったりする時間も必要です。
でも、家計管理に使う時間を減らし、空いた時間でちょこちょこと仕事をした方が、家計全体の収入を増やせます。
わたしは細かく家計管理をする時間があるなら、その分仕事をした方がいいと思うようになったので、家計管理を極力シンプルにすることにしました。
お金の管理を簡潔にする方法「定額化」「自動化」
家計管理を簡潔にする具体的な方法には、2つのポイントがあります。
それが、定額化と自動化です。
定額化で面倒な計算がなくなる
定額化とは、金額を固定してしまうことを言います。
収入が少なく生活がカツカツのときには、毎月の支出を1円単位で細かく管理していました。
「電気代とガス代を足して○円だから、○円を銀行に入金しに行く」
みたいなことをしていたんですね。
これを、「光熱費はだいたい毎月○円だから、毎月○円を入金する」という具合に金額を固定するのです。
光熱費のように季節によって変動が大きい支出については、あらかじめ多めに入金しておくことで、残高不足になるのを防げますよ。
家賃のような固定費と同じように、変動費についても定額化することにより、細かく計算する必要がなくなります。
自動化で家計管理の時短に
以前は、「給料日に銀行に行き、必要な金額をおろして各銀行に入金していく」といったことをしていました。
でも、今は銀行の自動振り込み機能を使っています。
毎月決まった金額が決まった日に振り替えられるようになっているのです。
また、家計簿サービスの「マネーフォワード」を使っているので、家計簿も自動化しています。
スマホアプリもあるので、わざわざパソコンを開かなくてもスマホから家計管理ができるというのはうれしいですね。
自動化できるところは自動化してしまった方が、お金の管理にかける時間は減らせますよ。
定額化する準備としての「家計簿」
家計をできる限り定額化することで、自動化もしやすくなります。
ただ、その前にしておきたいことが2つあります。
- 家計をきちんと把握しておく
- 節約体質を身につけておく
この2つの準備をするためには、やはりきっちりと家計簿をつけておくことが大事だと思っています。
家計をきちんと把握しておく
毎月、何に、いくら使っているのか?
それが分からないことには定額化はできません。
わからない状態で定額化してしまうと、お金が足りなくなったり、逆に多すぎて無駄遣いしてしまったりしますよね。
必要な期間はまちまちですが、少なくとも1か月ぐらいはしっかり家計簿をつけて、お金の流れを把握することをおすすめします。
すでに何年も家計簿をつけている方なら、すぐに定額化に移行できるはずですよ。
節約体質を身につけておく
「お金があればあるほど使ってしまう」という人だと、定額化したところでお金がうまく使えません。
そういう人は、週ごとの袋分けをするなどして、お金の使い方を身につけておく必要があるでしょう。
わたしは長年家計簿もつけてきましたし、袋分けもしてきました。
その中で「無駄遣いはしない」「必要なものにはちゃんとお金を使う」というお金の使い方をマスターしてきました。
あればあるほど使ってしまう人は、まずは袋分けや家計簿を取り入れて、無駄遣いはしない「節約体質」を身につけておくのがおすすめです。
その際にはクレジットカードの使用も中止して、お金の使い方を練習するといいですよ。
お金の管理を定額化・自動化する方法
ここからは、具体的に我が家がどのようなやり方をしているのかを紹介しますね。
我が家で定額化しているところ
定額化しているのはこんなところです。
- 引き落とし口座への入金額
- 現金やりくり費
- 小遣い
引き落とし口座への入金額
基本的には、夫婦それぞれの給与口座から直接引き落とされるようにしています。
ただ、中には「○○銀行じゃないとダメ」という引き落としもありますよね。
そういった口座が我が家では2つあります。
それぞれ、過去の引き落とし額の平均を計算し、それより少し多い金額を固定費として決めています。
現金やりくり費
我が家はほとんどの支出はクレジットカードや銀行引き落としにしていますが、現金での支出もあります。
食費、日用品費、など細かく分けることはしていません。
細かく分けなくても、無駄遣いしなければいいだけですからね。
現金やりくり費も、過去の実績を参考にして固定費を定めています。
小遣い
夫婦+息子の小遣いも定額制です。
夫は飲みに行くのが好きで、あればあるほど使ってしまうタイプなので、定額の方がいいと言っています。
本来なら「生活費と貯金額を引いた残りを小遣いにする」というのが正しいのですが、我が家では小遣いを定額化して、残りが貯金という感じになっています。
共働きで生活コストが低いので、貯金額を必死に確保しなくても勝手に貯まるようになっている、というのが大きいですね。
小遣い額は「収入が少ない月」をもとに算出しています。
それにより、収入が少ない月でも一定以上の貯金ができ、収入が多い月はさらに貯金額が増やせる、という仕組みになっていますよ。
我が家で自動化しているところ
自動化しているところはこんなところです。
- 銀行への振り込み
- 貯金
- 家計簿
自動振り込み機能は便利!
わたしは楽天銀行を使っています。
楽天銀行では利用実績に応じて、毎月最大3回まで、他行振込が無料になります。
引き落としはなるべく夫が使っているゆうちょ銀行か、わたしの楽天銀行にまとめています。
それ以外の銀行を指定されている引き落としだけ、自動振り込みで振り込むようにしていますよ。
他行振込の手数料が無料のネットバンクを使えば、わざわざ銀行に行かなくてもよくなります。
楽天銀行もスマホアプリがあるのでとても便利です。
ちなみに、現金やりくり費は夫のゆうちょ銀行から引き出して管理しています。
ゆうちょ銀行ならどこにでもあるので便利ですしね。
貯金も定額化&自動化
貯金も、「自動積立定期預金」を使えば自動化できます。
わたしはこれも楽天銀行を使っていて、毎月一定額が定期預金口座に入るようにしています。
ただ、これは少しだけ。楽天銀行は普通預金でも利率が高いので、わりとそのままにしていますね。
ちなみに、楽天銀行だと楽天証券の口座を持っていてマネーブリッジという仕組みを利用していれば、預金利率が高くなります。
家計簿はマネーフォワードで
何にいくら使ったか、ということは細かく記録する必要がありません。
ただ、「今どこの銀行にいくらあるかな?」とか「最近どれぐらいお金使ってるのかな?」といったことは知りたいですよね。
細かくお金を管理しなくても、やはり家計簿的なものは必要です。
わたしはマネーフォワードをずっと使っていて、ほとんどの口座を連携させています。
銀行からの引き落としや引き出しなど、取引履歴はすべてマネーフォワードで取得できます。
わたしはフリーランスで帳簿を付ける必要もあるので、マネーフォワードの会社が運営しているマネーフォワード クラウド確定申告も利用していますよ。
銀行口座だけでなく、クレジットカードや交通ICカードの履歴もすべて取得できるので、帳簿作成もかなり楽しています。
マネーフォワード クラウド確定申告はアプリがないのが残念・・・。家計簿の「マネーフォワード」はアプリがありますよ。
まとめ:お金の管理に使う時間は30分の1に
細かく家計管理をしていたころには、毎日家計簿をつけていましたし、おそらく1か月あたり15時間ぐらいは家計管理に費やしていました。
少しずつ簡略化を進めていたときでも、定額化や自動化をしていなかったときには1か月あたり5時間ぐらいは使っていました。
今は、おそらく1か月あたり10分ぐらいではないでしょうか。
少し前と比べても30分の1、昔に比べると90分の1です!
やることと言えば、これぐらいです。
- 手元の現金がなくなったら引き出しに行く
- 移動中などにスマホのアプリでマネーフォワードをチェックする
お金の管理が時短できた分、仕事に充てる時間が増やせます。
もちろん、「別に収入を増やさなくていい」という人でも、余暇の時間が増えるので自分のやりたいことができるようになりますよ。
おまけ:
逆にしっかりと向き合って管理しようと思うなら、以下の記事が参考になりますよ。