
こんにちは!
普段は神戸に住んでいる、ノマド的節約術の松本です。
東京に来て電車移動していると、たいていどこの駅でも普段見慣れないATMを見かけます。
東京駅や横浜駅などの大きな駅でなくても見かけるのでびっくりしたほど。
東京に住んでいる方であれば当たり前のようにあるものだと思いますが、地方出身者には新鮮でした。
そのATMが「ビューアルッテ(VIEW ALTTE)」という端末です。
青が目印で、いたるところで見かけます。
このビューアルッテ、ATMだけでなくSuicaへのチャージや設定などいろいろな方法で使えるのが特徴です。
実際にビューアルッテを使う機会がありましたので、そのときの手順も交えつつ、ビューアルッテの使い方や設置場所、使えないときの対処法について詳しく紹介していきますね。

ビューアルッテは何ができる?機能をまとめて紹介
まず気になるのが、ビューアルッテにはどんな機能があるのかではないでしょうか。
どんなことができるのか気になりますよね。
一覧でビューアルッテの使い方をまとめてみました。
- Suicaへのチャージ
- ポイントでSuicaにチャージ
- ビックポイントをSuicaにチャージ(ビックカメラSuicaカードのみ)
- JALマイルをSuicaにチャージ(JALカードSuicaのみ)
- オートチャージ設定・変更・停止
- Suicaのリンク設定
- Suica残額の払い戻し
- ATM出金
- ビューカード代金の支払い
- リボ払いの繰り上げ返済
- キャッシングサービス
改めて見ると、たくさんのサービスがありますね。
ビューカードならではのサービスが多いのがビューアルッテの特徴です。
いろいろと使い方があるので、私自身もこの機会に改めて知ることができました。
ここからは、1つ1つの機能について詳しく見ていきますね。

ビューカードからSuicaへのチャージができる
ビューアルッテでは、手持ちのビューカードからクレジットカード決済でSuicaにチャージができます。
ビューアルッテが使える時間帯であればいつでもチャージできますよ。
その際に、ビューカードの暗証番号を入力しないといけません。
チャージできる金額は以下の通り。
- 1,000円
- 2,000円
- 3,000円
- 4,000円
- 5,000円
- 10,000円
Suicaは20,000円までしかチャージできないため、そこを超えない金額ならチャージ可能です。
JRE POINTからSuicaにチャージできる・手順を紹介
ビューアルッテでは、貯めたJRE POINTをSuicaにチャージすることもできます。
この使い方は実際にビューアルッテの端末を操作してみましたので、詳しいやり方を紹介しますね。
ビューアルッテの端末の前に立つと、以下のような画面になります。左側のボタンを押してください。
または、「Suicaチャージ」というボタンを押します。

次の画面を開いたら「JRE POINTによるチャージ」を選びましょう。

次は、チャージしたいSuicaのカードを入れましょう。
Suicaと一体型になっているクレジットカードでも大丈夫ですよ。

カード差込口にSuicaのカードを入れます。
今回は手持ちのビックカメラSuicaカードを入れました。

ビューカードを入れた場合は、暗証番号を聞かれるので4桁の番号を入力してくださいね。

暗証番号を入力したら、JRE POINTとの紐付けを読み取れますので、Suicaにチャージしたい金額を入力しましょう。
1円からチャージできますよ。ただし、Suica残額が20,000円を超えるチャージはできません。

今回は100円チャージすることにしました。
問題なければ、右下にある「確認」ボタンを押しましょう。

取引が完了すると、今回の内容が一覧で表示されます。
チャージ金額、ポイントの残高が出てきますね。
この取引の明細を発行するのであれば、左下のボタンを押しましょう。

Suicaカードと明細票が出てきますので、受け取りましょう。

これでJRE POINTからSuicaにチャージする手順は完了です!

▼明細票はこちら。
ちゃんと100円チャージしているのが書かれていますね。

ちなみに、JRE POINTからSuicaへのチャージは、ビューアルッテを使わずにウェブサイト経由でも手続きできますよ。
そのやり方は以下のページで詳しく紹介しています。
ビックポイントをSuicaにチャージできる![使っているビックカメラSuicaカード]()

ビックカメラSuicaカードを持っている方限定になりますが、ビックカメラのポイントであるビックポイントをSuicaにチャージすることもできます。
一見うれしいサービスのように思えますが、ポイント交換レートが良くないのがデメリットですね。
1,500ポイントが1,000円分としてチャージできるため、3分の2のレートまで下がっています。
ただ、ビックカメラを使う予定がまったくないという場合は、そのままポイントを持っていても意味がないので、Suicaに交換して有効活用するのはいい使い方だと思いますよ。
JALマイルをSuicaにチャージできる
JALカードSuicaを持っている方限定になりますが、JALマイルをSuicaにチャージすることもできます。
1マイル1円からチャージできてお得なように思えますが、1マイル1円というのは安いのでこれまたおすすめの方法ではありません。
過去JALマイルを国内線の特典航空券に交換したときは、1マイル4円になったことがあったので、それを思うと安いですよね。
マイルの有効期限が切れてしまいそうで、特典航空券に交換する予定もない場合にだけ使える方法です。
オートチャージ設定・変更・停止ができる
一部のビューカードでは、クレジットカードとSuicaが一体型になっていてオートチャージにも対応しています。
オートチャージの金額を設定したり変更したりするのにビューアルッテが使えますよ。
また、ビューカードを解約する場合は、オートチャージを停止する手続きも必要です。
いずれにしても、最初の画面で「オートチャージ設定」を選べばいいですよ。

ビューアルッテはATMとしても使える
ビューアルッテはいくつかの銀行口座に対応していて、対応している口座があればお金を下ろせます。
提携している銀行は以下の通り。
- みずほ銀行
- ゆうちょ銀行
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
- 山梨中央銀行
- 横浜銀行
- 千葉銀行
- 千葉興業銀行
- 常陽銀行
- きらぼし銀行
- 京葉銀行
- 東日本銀行
- 武蔵野銀行
- 北海道銀行
- 荘内銀行
- 北都銀行
- 足利銀行
- 神奈川銀行
- 青森銀行
- 楽天銀行
- イオン銀行
- 住信SBIネット銀行
- SBI新生銀行
- 信用金庫
- 信用組合
- 労働金庫
この中でATM手数料無料で使える可能性があるのは、楽天銀行・住信SBIネット銀行・SBI新生銀行だけですね。
SBI新生銀行は、ステージがゴールド以上なら何回でも手数料無料ですよ。
ほかだと、横浜銀行ときらぼし銀行が平日の8:45〜18:00は手数料無料でお金を下ろせます。
それ以外の銀行だと、時間内は110円、時間外は220円の出金手数料が必要です。ATMにお金を使うのはもったいなく感じてしまいますね。
Suicaのリンク設定ができる
ビューアルッテでは、Suicaカードのリンク設定ができます。
ビューカードとSuicaカードを紐づけることで、オートチャージが使えるようになるので便利ですよ。
ただし、リンク設定できるSuicaは記名式Suicaのみ。
Suicaのリンク設定をするときには、ビューカードの暗証番号が必要になります。
Suica残額の払い戻しができる
ビューアルッテでは、Suica残額の払い戻しもできます。
Suicaを更新するときや退会するときに、残額の払い戻しができるので便利ですよ。
Suica設定から「Suica付ビューカードの更新/退会」を選ぶと、手続きできます。
ただし、払い戻しをするとSuicaとしてはもう使えなくなるので注意してくださいね。
クレジットカードでのキャッシングができる
ビューアルッテでは、クレジットカードでのキャッシングもできます。
ビューカードの場合は、0:00〜0:20の間はキャッシングが利用できないので注意しましょう。
また、2009年4月1日以降の新規契約したビューカードはキャッシングに使えません。
ビューアルッテの設置場所はどこ?
ビューアルッテは、JR東日本の駅を中心に設置されています。
東京・埼玉・千葉・神奈川・群馬のほか、青森・秋田・山形・福島・新潟・長野などでもビューアルッテを見かけますよ。
基本的にJR東日本の駅であれば設置されていると思っていいですね。
ニューデイズなど、駅のコンビニにも設置されていますよ。
駅以外だと、ビックカメラやルミネにビューアルッテがあります。
札幌・名古屋・福岡にもビューアルッテがあります
基本的にはJR東日本エリアにしかないビューアルッテですが、一部違うエリアにも広がっていますよ。
札幌・新千歳空港・函館・名古屋・福岡天神にもビューアルッテがあります。
ビューカードはSuicaと一体型なら、JR東日本以外の地域でも持っておく価値があるクレジットカードになるため、このように他の地域にもあるとJRE POINTをSuicaにチャージできるから便利ですよね。
ビューアルッテの利用時間は何時まで?
ビューアルッテを利用するときに、何時まで使えるのかが気になりますよね。
ビューアルッテの取り扱い時間は、利用するサービスによって異なります。
サービス | 利用時間 |
---|---|
クレジットカードによるチャージ | 初電から終電まで(年中無休) |
JRE POINTによるチャージ | 6:00〜23:00 |
オートチャージの設定 | 6:00〜23:00 |
Suicaのリンク設定 | 6:00〜23:00 |
Suica残額の払い戻し | 6:00〜23:00 |
預貯金のお引出し | 初電から終電まで(年中無休) |
クレジットカードでのキャッシング | 初電から終電まで(年中無休) |
ビューアルッテの設置場所によっては、利用時間が異なることもあります。
とはいえ、朝から夜遅くまで利用できるので便利ですね。
ビューアルッテが使えないときの対処法
ビューアルッテが使えないときは、以下のような理由が考えられます。
- 利用時間外に使おうとしている
- 入金しようとしている
- キャッシュカードの暗証番号を間違えている
- カードが磁気不良・IC不良になっている
ビューアルッテは、サービスによって利用できる時間が異なります。
取り扱い時間を過ぎている場合は、ATMが使えないので注意しましょう。
また、ビューアルッテでは入金できません。
どの提携銀行であっても対応しているのは引き出し(出金)のみで、預け入れ(入金)はできないので気をつけてくださいね。
どうしても入金したいときは、コンビニATMを利用するのが手っ取り早いです。
キャッシュカードの暗証番号を間違えてロックがかかってしまった場合や、カード自体が磁気不良・IC不良になっている場合はカード会社に問い合わせましょう。
思い当たる節があるなら、原因を解消してみてから再度チャレンジしてみてくださいね。
さいごに
ビューアルッテはSuicaへのチャージはもちろん、ポイント交換やATMとしても使えてとても便利です。
特にビューカードを使っているのであれば、ビューアルッテのお世話になることが1回は出てくると思います。
そのときに有効活用できるように、このページをまた参考にしていただけたらうれしいです。