こんにちは!
資産運用はコツコツ派な、ノマド的節約術の松本です。
レオス・キャピタルワークス(以下:レオス)の代表である藤野さんがテレビ番組の「ガイアの夜明け」に出演したことがきっかけで、レオスの投資信託がすごく人気になっています。
でも、自分も投資信託を買ってみたいと思ったときにどうしたらいいのかわからないのではないでしょうか。
レオスの代表的な投資信託は「ひふみ投信」です。
でも、ひふみ投信は専用の口座を作らないと買い付けができないんですよね。
他の投資信託も含めて検討したい場合は、普通の証券会社に口座を持っておくほうがいいです。
証券会社からレオスの投資信託を購入できるのかが気になるところですが、実は数多くの証券会社や銀行でレオスの投資信託を購入できます。
それが今回紹介する「ひふみプラス」ですね。
このページでは、ひふみプラスの特徴や知っておきたい手数料のこと、具体的にどうやって買えばいいのかについて紹介していきます。

ひふみプラスとは?
ひふみプラスは、2012年5月から運用を開始した投資信託の商品になります。
レオスはお客さんに対して「ためて、ふやして」もらいたいと思っていて、なるべく基準価格の変動が起きないような運用を心がけているとのこと。
相場の時期によっては現金の割合を増やすなどして、守りながらもしっかり運用してくれます。
また、私がとてもいいと思っているのが投資しようと思っている企業に実際を足を運び、話を聞いた上で投資するかどうかを判断していること。
人をすごく大切にしている考え方が個人的にはすごく好きで、自分のビジネスにも活かしています。
こういったレオスの考え方は、ひふみプラスに限らず、ひふみ投信やひふみ年金といった他の商品でも同じですよ。
藤野さんの著書もおすすめなので、ぜひ読んでみて欲しいです。
ひふみプラスの運用推移について
では、ひふみプラスがどのように運用されてきて、基準価格がどうなっているのかが気になるのではないでしょうか。
ひふみプラスを運営しているレオス・キャピタルワークスのホームページに基準価格のチャートがありますので、確認してみるのがいいですよ。
▼運用開始から2017年6月時点までのチャートだと以下のような感じです。

このチャートを見ると、今のところは順調に運用できているように見えますが、100%プラスになるとは絶対に言えません。
国内外の経済状況や政治リスクなど、いろいろな要因によって株価が下落することは当然ありえる話です。
そういったリスクも踏まえた上で、ひふみプラスを利用してくださいね。
この話はどの投資信託や株を買う場合でもまったく同じですが・・・。
むしろ、急激に下がっているときは買い増しするチャンスでもあったりするので、短期での価格変化に一喜一憂するのはやめたほうがいいかと思います。
販売手数料は販売会社ごとに異なる
ひふみプラスを銀行や証券会社から購入する場合は、販売会社によって手数料がかかることもあります。
最大で3.24%(税抜3.00%)の手数料が設定されており、この手数料は販売会社によって異なりますよ。
文字通り手数料になるので、手数料は1円も払わないほうがいいに決まっています。
販売手数料が0円(ノーロード)になる証券会社や銀行を選びましょう!
販売手数料を払うと、その分だけマイナスからのスタートになってしまいますからね・・・。
仮に3%の手数料がかかった場合、100万円分購入するだけで3万円も手数料で取られてしまいます。
もちろん運用も97万円からのスタートになるので、購入した時点で3%もマイナスからですね。
これを見ると、販売手数料が0円であるのがいかに大切かわかっていただけるのではないでしょうか。
ひふみプラスの信託報酬と監査費用について
ひふみプラスを持っていると、自動的にレオス側に渡す手数料である「信託報酬」が発生します。
ひふみプラスの価格には、信託報酬が反映されていますので、普段は信託報酬のことを考えることはありませんよ。
実際に私も投資信託を購入してしまったあとは、信託報酬のことをほとんど気にしていません。
ただ、信託報酬が安ければ安いほど、こちらにとってはメリットが大きいので、投資信託を買う場合はなるべく信託報酬が低いところを選ぶようにしましょう!
ちなみに、ひふみプラスの信託報酬は1.078%が基準です。
ひふみプラスの資産が増えていくごとに信託報酬が安くなるというメリットがありますね。
こういった信託報酬のルールになっていることはほとんどなく、レオスは良心的な設定をしていると思えます。
ちなみにこの信託報酬のルールですが、仮に純資産が1,200億あった場合は以下のようになりますよ。
- 〜500億:1.078%
- 500〜1000億:0.968%
- 1000〜1200億:0.858%
全額に対して信託報酬が安くなるわけではないことをなんとなくでいいので知っておきましょう。
あと、もう1つ意識しておきたい費用が「監査費用」です。
ひふみプラスの監査費用は、税抜で年0.005%となっています。
10万円預けて5円かかる程度の手数料ですので、そこまで気にしすぎなくてもいいですけどね。
投資信託の手数料については、以下のページが詳しいですよ。
ひふみ投信とひふみプラスの違い
どちらでも大きな差がないように思えるひふみ投信とひふみプラスですが、決定的に違うのは長期的に保有したときの信託報酬の差です。
ひふみ投信の場合は、保有年数が長くなればなるほど信託報酬が下がるんですよね。
保有期間 | 信託報酬 |
---|---|
〜5年 | 1.078% |
5年〜10年 | 0.858% |
10年〜 | 0.638% |
また、10年以上になるとひふみプラスよりも信託報酬が低くなるのは大きなメリットです。
信託報酬が低くなればなるほど、その分だけマイナスが減りますからね。
他には、ひふみプラスの場合は銀行や証券会社によって販売手数料がかかるのもデメリットです。
ひふみ投信の場合は販売手数料が0円ですからね。
0円のほうがいいに決まってるので、ひふみプラスを買うのであれば、販売手数料が0円のところを選びましょう。
もし、これまでの内容でひふみ投信が気になった場合は、以下のページもチェックしてみてくださいね。
ひふみ投信に口座開設する方法もあります
ここまではひふみプラスのことを紹介してきましたが、証券会社を通さずにレオスの投資信託を買うのであれば、ひふみ投信に口座開設してもいいと思いますよ。
投資に関する方針や投資する銘柄はひふみプラス・ひふみ投信ともに同じです。
私自身はひふみ投信専用の口座を作ってそれで運用しています。
ひふみ投信であれば、販売手数料は確実に0円なので、信託報酬・監査費用以外のお金はかかりませんよ。
ひふみプラスに投資できるネット証券会社の一覧
一旦、ひふみ投信の話題になっていましたが、ここからはまたひふみプラスの話題に戻りますね。
ひふみプラスは、ネットの証券会社からも購入できます。
いろいろな手間や時間のことを考えると、ネットから買うのが一番楽ですよ!
ひふみプラスが購入できるネット証券会社・銀行と販売手数料の一覧は以下の通りです。
どの証券会社から買うかは、個人の好みになるのでおすすめなどはありません。
ただ、それぞれの証券会社ごとに特徴やサービスが微妙に異なります。
ひふみプラスはSBI証券や楽天証券での購入がおすすめ
個人的におすすめなのはSBI証券と楽天証券ですね。
楽天証券は楽天ポイントを使って投資信託を購入できますので、余ったポイントを投資に回すこともできちゃいますよ。
SBI証券は常に機能改善を行っていて、サービスがどんどんよくなっている印象があるためとりあえず作っておきたい口座です。
また、ノマド的節約術からSBI証券の口座を作ると、条件を満たせば2,000円プレゼントのキャンペーンもありますよ。
岡三オンライン証券は、条件を満たせば3,500円プレゼントのキャンペーンがあるため、こちらもおすすめです。
ひふみプラスの買い方・購入方法
ひふみプラスを購入できる証券会社や銀行がわかったけど、口座開設したあとにどうやって買えばいいのかがわからないですよね。
ここからは、ひふみプラスを実際に買う手順を紹介していきますね。
今回は楽天証券を例にして紹介します。
楽天証券でひふみプラスを探して、詳細ページを開くと以下のような画面になりました。
▼買付金額のところで、欲しい金額分を入力しましょう。
今回、持っている楽天ポイントを全部突っ込んで投資信託を買うことにしてみます。

▼確認画面でもちゃんとポイント利用が反映されていますね。
その後、投資信託を購入しておきました。

▼ひふみプラスを購入した履歴は以下の通りです。

積立も設定できる
また、証券会社によってはひふみプラスの積立購入にも対応しています。
その都度買うのは効率がよくないし、余計な感情が入ってしまってためらってしまいがちですので、積立購入するのがおすすめです。
ということで、ここからはひふみプラスの積立設定のやり方をSBI証券を例に紹介しますね。
▼SBI証券のひふみプラスのページを開くと、「積立買付」のボタンがあります。
つみたてNISAでひふみプラスを買いたい場合は「つみたてNISA買付」でも大丈夫です。

▼積立設定の画面を開くと、積立コースや積立金額・ボーナス月の対応についての設定を行います。
ひと通り入力できたら取引パスワードを入力して「設定確認画面へ」を押しましょう。

▼先ほど積立設定した情報が出てきますので、間違いがないかチェックしてくださいね。
大丈夫なら「設定」ボタンを押しましょう。

▼これでひふみプラスの積立設定ができました。
そんなに難しい設定ではなかったですよ!

ちなみに、SBI証券なら毎月ではなく毎日積立ができます。
1ヶ月に1回ではなく、毎日小さな金額をコツコツ積み上げていきたいなら、おすすめですよ。
さいごに
ここまでひふみプラスについて紹介してきましたが、改めて要点をまとめておきますね。
- 信託報酬は1.0584%
- 信託財産の総額によって信託報酬が下がる
- 銀行・証券会社から購入できる
- 販売手数料をチェックしておくのが大事。0円のところを選ぼう
- ひふみ投信とは最低の信託報酬に差がある
ひふみプラスを買う場合は、ネット証券会社から買うのが一番手軽でおすすめな方法ですよ。
毎月一定額を積み立てながら買っていくのがおすすめです!
証券会社の口座を作っておくと、株式売買や投資信託など他にもできることが増えますからね。
もちろん、証券会社の口座開設にお金はかかりませんし、維持するのにもお金がかかりません。無料ですよ!
- SBI証券
- 楽天証券