フリーランスでWebライター・ライティング講師をしているなつみとです。
家事は、できれば楽に、効率的にやりたいですよね。
なおかつ、節約になれば一石二鳥です。
わたしはフリーランスとして在宅で仕事をしているので、「なるべく家事に手間をかけず、仕事の時間を増やしたい」と思っています。
また、家事にかかるお金についても、わりとシビアに考えてしまうほうです。
仕事に比べるとあまり家事は好きではないので、時間をかけるのもお金をかけるのも嫌なんですよね。
このページでは、そんなわたしが家事の時短・節約のために実践していることを、紹介していきますね。
家事の時間を減らすほど収入も増える
時短家事は、家事にかかる水道光熱費を節約できるだけではありません。
わたしはフリーランスとして働いているので、収入を増やすことにもつながります。
効率よく家事を済ませれば、浮いた時間を仕事に充てられますよね。
仕事をすればするほど収入が増えるので、家事に使う時間にもこだわっているほうだと思いますよ。
ここからは、家事の時間を減らすために使える効率のいいテクニックを紹介していきますね。
1. 魚の処理はスーパーでしてもらう
アジや鯛など、一匹丸ごとで売られている魚を買うときには、下処理が必要です。
でも、これはスーパーでやってもらいましょう。
三枚におろすなど、簡単な下処理であれば無料でしてもらえますよ。
自分で下処理をする場合、こんな問題があります。
- 時間がかかる
- 食べられる部分が減る
- 水道代がかかる
- ゴミが増える
時間がかかる
わたしの力不足もありますが、やはりプロのスピードにはかないません。
スーパーなら下処理してもらっているあいだにほかの買い物もできます。
自分でやると、下処理する分だけ料理にかかる時間が増えてしまいますよね。
食べられる部分が減る
これもわたしの力不足と言えばそうなのですが、どうしても無駄になる部分が増えてしまいます。
3枚におろすにしても、骨の周りの身が多くなってしまうんですよね。
特に小さい魚の場合は、身がモロモロになってしまうこともあります。
やはり、プロにやってもらったほうがいいですね。
水道代がかかる
魚をさばくと、まな板やシンク、包丁が汚れますよね。
もちろん、魚自体も洗わなければなりません。
このときにかかる水道代は微々たるものですが、こうした小さい積み重ねが節約の基本だと思っているので、やはり抵抗があります。
自分で釣ってきた魚ではなく、スーパーで買う魚なら、お店でさばいてもらったほうがいいでしょう。
ゴミが増える
魚をさばいたときに出るゴミの問題もあります。
ゴミ自体が増えるだけでなく、生魚のニオイや虫にも悩まされることになります。
我が家では生ごみは冷凍庫で冷凍することにしていますが、それでも家庭ごみはなるべく減らしたいものです。
2. キッチンばさみを多用する
わたしはなるべくまな板を使いたくありません。
まな板って場所をとりますよね。大きいので洗うのも面倒です。
だから、キッチンばさみで切れるものはなんでも切ってしまいます。
ネギはもちろんのこと、小松菜などの葉物野菜はだいたいハサミでカットしています。
肉類もたいていキッチンばさみで切れますし、パッケージの開封など通常のハサミとしても使いますよ。
ちなみに、我が家ではまな板が2枚あります。
1つは一般的なまな板で、もう1つは薄っぺらくて少し小さいタイプです。
そして、普段は薄い方ばかり使っています。
大きいほうを使うのは焼き立てのパンなど、熱いものを切るときだけです。
薄いまな板だと、熱いものを置いただけで曲がってしまうんですよね。
そんなわけで、我が家では大きなまな板をほとんど使っていません。
調理時間の短縮に加え、洗う手間も減って水道代の節約にもなります。
3. 料理中にキッチンの片付け・掃除をする
料理中に使った調理器具を洗っていく……というだけの話ではありません。
わたしは、料理中に洗濯物をたたんだり、キッチンの壁を掃除しだしたりと、いろんな家事を一緒にやってしまいます。
同時進行で家事をすることにより、当然時短になりますよね。
それだけではありません。
料理中は「あと少しで煮物の味付けをする」など時間との戦いがあります。
時間が限られている中で家事をすることにより、「それまでにここの掃除だけ終わらせちゃおう」と集中できるんです。
タイムトライアルの感覚で家事ができるので、普段以上に素早く家事を終わらせることができますよ。
4. アルカリ洗濯をする
我が家では、石けん洗濯とアルカリ洗濯を併用しています。
石けん洗濯とは、粉石けんや液体石けんを使って洗濯すること。一般的な合成洗剤は使いません。
アルカリ洗濯とは、セスキ炭酸ソーダ(アルカリウォッシュ)などのアルカリ剤を使って洗濯することです。
わたしの肌が弱く市販の合成洗剤を避けているので、この2つの方法を実践しています。
それぞれの違いはこんな感じです。
- 石けん洗濯:汚れ落ちが良いがコスパが悪い
- アルカリ洗濯:汚れ落ちはマイルドだが費用が抑えられる
アルカリ洗濯のほうが節約になるのですが、アルカリ洗濯を続けていると、落ち切らなかった汚れが徐々に溜まる気がします。
だから、アルカリ洗濯と石けん洗濯をだいたい半々で洗濯していますよ。
アルカリ洗濯は浸け置きが必要ですが、夜のうちに仕込んでおけば問題なし。
また、自宅で1日過ごす日には昼間に浸け置きしておくことも可能です。
ただし、肌が弱いなどの問題がなければ、一般的な合成洗剤が一番節約になります。
すすぎ1回で済むタイプの洗剤を使うのが最強ですね。
5. 干す・たたむは大きいものから
これはただの精神論なのですが……。
洗濯物を干すときにもたたむときにも、バスタオルや夫の衣服からというやり方をしています。
見た目のボリュームを減らすためです。
たくさんの洗濯物が目の前にあると、それだけでやる気がなくなりませんか? わたしはついだらだらしてしまいます。
大きなものから手を付けると、すぐにボリュームが減り、「あとちょっとだ!」という気持ちになります。
そして、勢いに乗って最後まで家事を遂行できる、というわけです。
順番としては、こんな感じになります。
- バスタオル
- 夫の衣服
- フェイスタオル
- 自分の衣服
- 子供の衣服
- 下着など小さいもの
ちなみに、バスタオルを使うのは夫だけです。
わたしと子供はフェイスタオルで体を拭いています。
バスタオルよりも小さいですし、乾きやすいのでやはり時短・節約になりますよ。
髪が長い女性でも大丈夫なのですから、成人男性でもフェイスタオルで十分拭けますよ。
ただし、「それでもバスタオルで拭きたい」という人もいますし、家族に強要しないことは大事だな、と思います。
6. 移動ついでに片づける
片付けって面倒ですよね。
わたしは「なるべくモノを所有せず、すっきりと暮らしています」みたいなことを言っていますが、それは片付けが嫌いだからです。
だから、片付けのための時間をとるのはやりたくありません。
片付けをするなら「移動ついで」です。
仕事に集中しているときは特に、ついモノが周りに散乱してしまいます。
その都度片づけるのではなく、ほかの家事やトイレに立つときなどに、何か1つ2つ手にもって、移動ついでに片づけるようにしていますよ。
これでもどうしても散らかるときはありますが、少しずつでも片づけていれば、片付けにかかる時間や頻度は減らせます。
7. 雑巾は使い捨てる
掃除に使う雑巾は、基本的に使い捨てです。
あまり汚れていないものは洗って再利用しますが、たいていは使い捨てていますね。
もちろん、雑巾を買うなんていうことはしません。
すべて、ボロボロになったタオルやシャツです。
仕事で疲れたときなどに、気分転換でチョキチョキと切り刻んでいます。
これ、ストレス解消にもなりますよ。
手のひらサイズに小さく切っているので、しっかり掃除に使って、ぽいっと捨てられます。
専用の雑巾や掃除シートを買うよりは断然節約になりますね。
さいごに:あまったお金・時間を有意義に使おう
家事に使うお金は水道光熱費だけではありません。
たとえば洗濯に使う洗剤や、掃除に使う道具などにもお金はかかっていますよね。
家事でこうしたお金を節約できれば、その分もっと有意義なことにお金が使えるようになります。
貯金してもいいですし、おいしいものを食べてもいいでしょう。
わたしのようなフリーランスの方だと、浮いた時間を仕事に充てることもできます。
また、フリーランスでなくても、家事を効率的に終わらせれば家族との時間をゆっくりとれたり、自分のための時間を作ることもできますよね。
会社員であっても、浮いた時間で資格の勉強をするなど、収入アップにつながる活動もできるでしょう。
家事は毎日のことなので、「昔からずっと同じやり方をしている」という人も多いものです。
でも、少しやり方を変えると時短・節約になることもあるはずですよ。