JALプラチナカードには、以下の2種類のクレジットカードがあります。
- JAL・JCBプラチナカード
- JALアメリカン・エキスプレス・カード プラチナ
どちらもプラチナカードであることには代わりないですが、どちらのカードがおすすめなのかや、違いがあるのかどうかが気になるかと思います。
そこでこのページでは、JALプラチナカードの違いを比較したり、どちらがおすすめなのかを紹介していきますね。
結論:JAL・JCBプラチナカードがおすすめ
先に結論からいっておくとJAL・JCBプラチナカードのほうがおすすめです。
ランキングにすると、1位:JAL・JCBプラチナカード、2位:JALアメリカン・エキスプレス・カード プラチナですね。
JAL・JCBプラチナカードをおすすめする理由はいくつかありますので一覧にしてみました。
- 電子マネーのWAON・QUICPayにも対応している
- Apple Payに対応している
- 海外旅行傷害保険が優れている
- カードデザインがいい(好みの問題ですが・・・)
どちらもクレジットカードとしての特徴はほとんど同じなのですが、JCBブランドのほうが電子マネーのWAONやQUICPayに対応していることやApple Payに紐付けできるのが魅力的ですね。
特にWAONとの連携は、JMB WAONにクレジットカードチャージすることでJALマイルが貯まるのでかなりおすすめできるところです。
JMB WAONを使ってミニストップでWAONで税金支払いもできるため、税金支払いで間接的にJALマイルを貯めることができるんですよね。
JAL・JCBプラチナカードならではの特典
先に結論から紹介してしまいましたが、それぞれのプラチナカードごとの特典について詳しく見ていきますね。
まずはJAL・JCBプラチナカードから。
先ほどもざっくりとJAL・JCBプラチナカードがおすすめできるところを紹介しましたが、それ以外にもJAL・JCBプラチナカードならではのサービスもありますよ。
このあとで1つ1つ紹介していきますね。
以下のページでは、JAL・JCBプラチナカードのメリットやデメリットの要点を全部紹介していますよ。
JCB Lounge 京都が使える
京都駅ビルの京都劇場方面に行くと「JCB Lounge 京都」があり、JAL・JCBプラチナカードを提示すると無料で入れますよ。
京都に行く用事ができて、たまに空き時間ができたときはこのJCB Lounge 京都を利用していますが、快適に過ごせますし、ちょっとした仕事をするのも便利です。
また、18時までなら無料で荷物を預かってもらえるため、京都駅を起点にして日帰りの観光をする場合にもJCB Lounge 京都が便利ですね。
ドクターダイレクト24が使える
JAL・JCBプラチナカードを持っていると、日本国内においての医療や育児・介護などの相談や、医療機関の紹介を無料電話でもらえるサービスがあります。
医師や看護師などが、無料で相談に乗ってくれますよ。
これもJALアメリカン・エキスプレス・カード プラチナにはないサービスとなっています。
グルメ・ベネフィットで1名分の食事が無料に
JAL・JCBプラチナカードを使うと「グルメ・ベネフィット」という優待サービスが使えます。
これは、日本国内の有名レストランの所定コースメニューが、2名以上の予約で1名無料になるサービスです。
デートするときや接待するときなどに使えますよね。
高級なお店で使えるので、より得した気分になると思いますよ。
使い方は、電話予約したあとにプラチナ・コンシェルジュデスクから予約結果が連絡されます。
もし店舗に行けることになれば、当日は食事を楽しみましょう。
料金の支払いはJAL・JCBプラチナカードでする必要があります。
海外旅行傷害保険、家族でも日本語で24時間救急サービスが使える
JAL・JCBプラチナカードとJALアメリカン・エキスプレス・カード プラチナの海外旅行傷害保険はほとんど違いがないのですが、1つ大きな違いがあります。
海外旅行中の日本語での24時間救急サービスが、家族特約対象者も使えますよ。
これはJAL・JCBプラチナカードだけ。
JCBプレミアムステイプランが使える
JAL・JCBプラチナカードでは「JCBプレミアムステイプラン」という、日本全国の人気があるホテルや旅館にスペシャルプライスプランで宿泊できるサービスもあります。
会員限定特典がある施設も多いですよ。
こちらは1人でも利用できるため、グルメ・ベネフィットよりも使いやすいと思います。
もし使う場合は、JAL・JCBプラチナカードを手元に用意してからプラチナ・コンシェルジュデスクに電話しましょう。
もちろん支払うときはJAL・JCBプラチナカードになります。
ディズニーデザインが選べる
JAL・JCBプラチナカードは、普通のカードデザインだけでなくディズニーデザインを選ぶこともできます。
もしディズニーデザインのほうがいいのであれば、こちらを申し込むようにしましょう。
ただ、JALグローバルクラブ(JGC)を目指している場合は、ディズニーデザインと併用できないため、また別のJALカードを作らないといけなくなってしまいます。
ディズニーデザインは、JGCにこだわりがない方のみにおすすめです。
JALアメリカン・エキスプレス・カード プラチナならではの特典
続いて、JALアメリカン・エキスプレス・カード プラチナならではの特典も紹介していきますね。
プラチナ・グルメセレクションが使える
JALアメリカン・エキスプレス・カード プラチナは、プラチナカードにあたるカードです。
また、発行元がMUFGとなっているため、プラチナ・グルメセレクションというサービスが使えます。
対象のレストランのコースメニューを2名以上で使った場合に1名分のコース料理が無料になるサービスです。
JCBではグルメ・ベネフィットというサービスでしたが、アメックスの場合はプラチナ・グルメセレクションになりますね。
スーペリア・エキスペリエンスの特典で割引などの優待が使える
また、JALアメリカン・エキスプレス・カード プラチナでは、「スーペリア・エキスペリエンス」と呼ばれる優待プログラムも使えます。
国内・海外の一流ホテルやダイニング・スパ・エステなどを優待料金で利用できたり、特別なサービスを受けられたりするものですよ。
これもプラチナカードならではの特典ですよね。
ホテルで朝食サービスやアーリーチェックイン・レイトチェックアウトに対応しているのもうれしいところ。
ハーツレンタカーのハーツGoldプラス・リワーズが年会費無料に
JALアメリカン・エキスプレス・カード プラチナを使うと、ハーツGoldプラス・リワーズ会員になるための入会金・年会費が無料になります。
また、トヨタレンタカーもハーツGoldプラス・リワーズ会員優待料金で使えますよ。
レンタカーの割引にも使えます。
2枚のプラチナカードの違いまとめ
ひと通りそれぞれのJALプラチナカードにしかないサービスを紹介しましたので、ここで改めてまとめておきますね。
まずはJAL・JCBプラチナカードから。
- 電子マネーのWAON・QUICPayにも対応している
- Apple Payに対応している
- 海外旅行傷害保険が優れている
- JCB Lounge 京都が使える
- ドクターダイレクト24が使える
- グルメ・ベネフィットで1名分の食事が無料に
- JCBプレミアムステイプランが使える
対して、JALアメリカン・エキスプレス・カード プラチナならではの特徴は以下の通り。
- プラチナ・グルメセレクションが使える
- スーペリア・エキスペリエンスが使える
- ハーツレンタカーのハーツGoldプラス・リワーズが年会費無料に
こうやって比較してみると、それぞれに違いはあるものの、JCBのほうがオリジナルの特徴が多いですね。
2枚のプラチナカードで共通する部分
まずは2枚のプラチナカードの違いを紹介してきましたが、当然ながら共通しているところもあります。
というか、今まで紹介してなかったところは共通していると思っていただいて大丈夫です。
1つ1つ紹介していると長くなりすぎるので、まずは知っておきたい要点だけを紹介しますね。
- 年会費は34,100円
- アドオンマイルでJAL利用時の還元率4%に
- 入会・毎年初回搭乗でボーナスマイルがもらえる
- ショッピングマイル・プレミアムに自動入会
- プライオリティパスが無料で付帯
- 国内主要空港のラウンジが使える
- 海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険が自動付帯
- プラチナ・コンシェルジュが使える
- 機内販売で10%割引
- BLUE SKYなどの空港店舗で5〜10%割引
- JALビジネスクラス・チェックインカウンターが使える
- ホテルニッコー・JALシティの割引特典がある
- JALパックで最大5%割引
- JALビジネスきっぷが使える
- JALグローバルクラブ(JGC)を目指せる
特に知っておきたいのが、JAL飛行機を使うときにカード払いすると、アドオンマイルも含めると100円ごとに4マイル貯まります。
これを使うとびっくりするほどJALマイルが貯まるため、プラチナカードを使う大きなメリットになりますよ。
また、毎年の初回搭乗ボーナスで2,000マイルもらえるのもうれしいところ。
入会後の初回搭乗ボーナスだと5,000マイルなので、1年目はお得ですね!
どちらのプラチナカードもプライオリティパスが無料で使えるのも見逃せないところです。
それぞれ詳しく見ていきたい場合は、解説した記事をチェックしてみてくださいね。
さいごに
これまで、JAL・JCBプラチナカードとJALアメリカン・エキスプレス・カード プラチナを比較してきました。
どちらを選ぶのかは自分のライフスタイルに合うほうでいいと思います。
年会費も同じですからね。
また、どちらのJALプラチナカードもJGCになれます。
ただ個人的にはJAL・JCBプラチナカードのほうが使えるサービスが多く、実際に使っていることもあって気に入っていますよ。
電子マネーの使い勝手まで考えるのであれば、JAL・JCBプラチナカードを使ってみてはいかがでしょうか。