こんにちは!
楽天カードを使っている、ノマド的節約術の松本です。
楽天カードはクレジットカードになるため、分割払いにも対応しています。
分割払いするときに気になるのが、分割払いの手数料のことですよね。
このページでは、もし楽天カードで分割払いすることになった場合の手数料や、なるべく分割手数料を払わずに済ませられるようにできることを紹介していきます。
分割払いでも2回だと手数料無料
分割払いだと、手数料が必ず発生してしまうようなイメージがあるかもしれませんが、そうでなくて手数料無料になる分割払いの方法もあるんですよ。
それが2回払いですね。
楽天カードの知られざる大きなメリットとして、2回払いをした時に手数料が掛からないという点があります。
これを知っているかどうかで、ちょっと支出が苦しい時に大きな助けになるのではないでしょうか。
大きな買い物をする時に2回払いが使える
仮に、月の収入が20万円だったとしましょう。
20万円の収入なのに、特別出費で30万円の買い物をしたとします。
この場合、支払いが苦しくなりますよね。
ある程度貯金があるのであれば、何の問題もなく一括払いにすればいいのですが、そういう訳にもいかないという場合もあります。
その時は、2回払いで買い物することです。
そうすれば、1ヶ月あたり15万円の支払いで済みます。
上の例だと、これでも苦しいかもしれませんが、一括払いでも2回払いでも手数料が掛からないので、この使い方だと利息を払わずに済みますよ。
何回も分割払いにしてしまうと、その分だけ利息を払わないといけなくなるので、1ヶ月あたりの支払額は少なくなったとしても、長い目で見ると損をすることになります。
少々支払いが苦しい時は、楽天カードの2回払いがおすすめです。
楽天カードの支払日は27日です。
2回払いだと、翌月と翌々月の27日に引き落としがあります。
この2ヶ月の間にしっかり返済してしまいましょう!
2回払いでも楽天ポイントはちゃんと貯まる
楽天カードで2回払いにしても、一括払いした時と同じで、楽天ポイントはしっかりと貯まります。
上の例だと30万円の買い物なので、3,000円分も楽天ポイントが貯まりますね。
分割払いにしてしまうと、利息がそれ以上に高くなってしまいます。
せっかくもらったポイントの意味がなくなってしまいますので、一括払いもしくは2回払いにしましょう。
楽天ポイントを貯める方法とお得な使い方は、以下のページが詳しいですよ。
2回払い時は、買い物しすぎに気をつけよう
2回払いにすると、1ヶ月あたりの負担は半分になります。
その分だけ生活にゆとりが出るので、ついついたくさん買い物してしまいがちです。
一括払いであろうが、2回払いであろうが、トータルで支払う金額は全く同じですよね。
カードで使ってもいずれは出ていくお金という認識を持って、うまく2回払いの良さを使いこなしてくださいね。
ちなみに、楽天カードの締め日は毎月月末で、支払いは毎月27日になります。
3回以上の分割払いになると分割手数料が必要になる
分割払いで手数料無料になるのは2回払いまで。
3回以上の分割払いになると手数料が必要になります。
しかも、年率換算すると10%を軽く超えるほど手数料が高いです。
楽天カードの分割払い手数料を一覧にしてみました。
支払回数 | 支払期間 | 年率 | 100円あたりの手数料 |
---|---|---|---|
3回 | 3ヶ月 | 12.25% | 2.04円 |
5回 | 5ヶ月 | 13.50% | 3.4円 |
6回 | 6ヶ月 | 13.75% | 4.08円 |
10回 | 10ヶ月 | 14.50% | 6.8円 |
12回 | 12ヶ月 | 14.75% | 8.16円 |
15回 | 15ヶ月 | 15.00% | 10.2円 |
18回 | 18ヶ月 | 15.00% | 12.24円 |
20回 | 20ヶ月 | 15.00% | 13.6円 |
24回 | 24ヶ月 | 15.00% | 16.32円 |
30回 | 30ヶ月 | 15.00% | 20.4円 |
36回 | 36ヶ月 | 15.00% | 24.48円 |
ちなみに、分割したことによって出た1円未満の端数は、初回の支払いに加算されます。
最大で36回払いまで対応しているんですね。
3年かけて返済するのはなかなか大変です。
このように、利息で支払ってしまう金額が大きくなりすぎるため、分割払いはおすすめしません。
仮に100万円を36回払いすると、利息で支払う金額が244,800円にもなってしまいます。
利息とは思えない金額ですし、1〜2ヶ月分ぐらいの給料に匹敵する金額です。
一括払い、2回払いだとこのような手数料を一切払わなくていいため、必ず2回払い以内で済ませましょう。
「あとから分割払い」もおすすめしません
楽天カードでは、最初一括払いにしておいたけど、やっぱり分割払いしたいときのための方法として「あとから分割払い」というサービスが用意されています。
楽天e-NAVIで手続きができますよ。
ただ、あとから分割払いを利用すると、3回払い以上への変更になるため手数料が必要です。
そのため、あとから分割払いは使わずにそのまま一括払いにしておくほうが結果的にトータルの支払額は少なくなりますよ。
翌月以降に節約すればやりくりはできると思いますので、分割払いは使わないようにしておきましょう。
分割払いしたときの返済シミュレーション
実際に楽天カードで分割払いしたときに、どのような返済の流れになるのかが気になるかと思います。
分割払いを使うことはないにしても、手数料がこれだけ必要になることがイメージできたら、ムダ使いになってしまうことがイメージしていただけるのではないでしょうか。
回数 | 支払元金 | 手数料 | 支払合計金額 | 支払後残高 |
---|---|---|---|---|
1回目 | 7,797 | 929 | 8,726 | 92,203 |
2回目 | 7,892 | 1,133 | 9,025 | 84,311 |
3回目 | 7,989 | 1,036 | 9,025 | 76,322 |
4回目 | 8,087 | 938 | 9,025 | 68,235 |
5回目 | 8,187 | 838 | 9,025 | 60,048 |
6回目 | 8,287 | 738 | 9,025 | 51,761 |
7回目 | 8,389 | 636 | 9,025 | 43,372 |
8回目 | 8,492 | 533 | 9,025 | 34,880 |
9回目 | 8,597 | 428 | 9,025 | 26,283 |
10回目 | 8,702 | 323 | 9,025 | 17,581 |
11回目 | 8,809 | 216 | 9,025 | 8,772 |
12回目 | 8,772 | 107 | 8,879 | 0 |
ざっくりとした計算ではありますが、楽天カードで10万円を12回分割払いで返済したときの手数料は合計で7,855円でした。
一括払いや2回払いだとこの7,855円を払う必要はなかったので、分割払いの手数料の高さが明らかになりますね。
リボ払いも手数料が高い
楽天カードでは、毎月の支払いを一定金額にできるリボ払いにも対応しています。
こちらもカード利用額が大きくなると、手数料が高くなってしまいますので、おすすめはできません。
楽天カードはボーナス払いにも対応しています
また、楽天カードではボーナス払いにも対応しています。
ボーナスが出たときに一括で払うかもしくは2回払いかにできますよ。
詳しくは以下のページで紹介していますが、ボーナス払いを使う場合は1回払いにすれば手数料無料で、2回払いだと利息が高くなるのでおすすめしません。
仮にキャンペーンがあっても乗っからないのが無難
私が確認したときはありませんでしたが、もし分割払いにのキャンペーンが開催されていたときは、無理に乗っからないほうがおすすめです。
理由はこれまで説明した通りで、分割払いすることによって支払うことになる手数料のほうが、キャンペーンでもらえるポイントなどよりも大きくなってしまうから。
楽天カードのキャンペーンは入会時のものが一番おすすめです。
さいごに:楽天カードは怖くない
このページでは、楽天カードを分割払いで使ったときに手数料がたくさん必要になる話をしましたので、少し怖くなったかもしれませんね。
でも、楽天カードは一括払いと2回払いの場合は手数料無料です。
特に2回払いで手数料無料になるのは大きな魅力の1つですので、うまく使いこなせば助かることもあるはず。
とはいえ、基本的には一括払いで済ませられるように使っていくのが一番ですよ。
楽天カードはポイントが貯まりやすいおすすめのクレジットカードですので、一括払いにして手数料を払わないように使っていきましょう。
おまけ:楽天カードを使いこなす方法
楽天カード、ややこしく感じるかもしれませんが、楽天が泣くぐらい使い倒して、お得に活用しましょう!