子育てするお金がなくて不安な方へ。産まれて3年間の収入と支出を比較したらプラスだった!

2014年6月で子供が3歳になりました。

このページでは、3年間で育児にどれぐらいお金がかかったのか、その間各種手当でいくら収入があったのかを計算してみます。

経済的に余裕がなくて子供をあきらめてしまっている方の助けになれば幸いです。

子供が産まれてから3年間の収支

もし、これから出産予定の方であれば、以下のページも一読をおすすめします。

子供が産まれたことで入ってきたお金

まずは3年間で入ってきたお金から。子供がいるだけで、国からそれなりの金額が支給されます。ホントありがたいですよ。

出産育児一時金

出産する時に一時金がもらえる制度が用意されています。出産育児一時金という制度です。これを利用すると42万円が支給されます。42万円ですよ!

出産時の入院費用の大半をこれでまかなえるので、かなり助かります。

児童手当(子ども手当)

さらに、中学生以下の子供がいる場合に、児童手当が支給されます。私の子供が産まれた時は民主党政権だったので、当時は子ども手当でした。

途中で制度が変わったので、計算がややこしくなります。

記録しているのを見る限りでは、児童手当で375,000円、子ども手当で39,000円受け取っています。実際のところはもう少し受け取っているはずです。

身内からのお祝い

国からの補助以外でも、私や妻の両親・祖父母からお祝いということでいくらかお金をいただきました。
祝ってくれる気持ちだけでも嬉しいのに、お金までいただいて恐縮です…。

詳しい金額をメモしてないので、ハッキリと覚えていませんが、30万円ほどいただいたと思います。

この額は家庭によって異なるし、0円でもおかしくないので、気にしないでください。ここで紹介したのはあくまでうちの例です。

出産後に使ったお金

次は子供が産まれてから使ったお金です。

あひるちゃん

出産費用

出産の時に入院した費用が569,550円でした。このうち42万円は出産育児一時金で相殺されるので、実際に払ったのは149,550円です。

近くの産婦人科では、クレジットカード払いに対応していたので、ポイントで美味しい思いができました。

その後、2人目の子供が産まれ、その時の入院費用もクレジットカードの一括払いで、2,000円以上のポイントをもらってラッキーです!

Orico Card THE POINT(オリコカードザポイント)は、入会から半年間はポイント還元率2%なので、出産費用の支払いに合わせてカードを作っておくと、戻ってくる金額も大きくなりますよ。

おむつ・おしりふき・被服費・雑貨など

子供が産まれてから買ったもので使ったお金は、計算してみたら108,027円でした。

内訳のほとんどがおむつ代です。おむつ代はスギ薬局の株主優待を使うなどしてそれなりに節約していましたが、積み重なるとすごい金額になりますね・・・。

最近はで買うようにして、時間もお金も両方節約しています。

早くおむつを卒業するのが一番の節約術ですが、道のりは遠い・・・。

おしりふきに関しては、親戚から出産時のお祝いで大量にいただいてたので、2歳になるまで1度しか買わずに済みました。いろいろいただいたお祝いの中で一番助かったかも・・・。

子供服もほとんど買っていません。私の母が人づてで、もう子供服がいらない家から子供服をもらってきて、それを着せていました。また、私の家の近所の方からも服をいただいたことで助かりましたね〜。

子供服にほとんどお金をかけずに済んだのはラッキーだったとしか言えません。もし子供服を買う場合は、西松屋チェーンなどを使うのがいいと思います。
参考:西松屋での買い物金額を節約する方法

その後、不要になった子供服は買取サービスに出したので、リサイクルもできました。
参考:子供服買取のブランキッズ(BranKids)の買取が評判・口コミ通りか試してみた結果と感想

家族での記念写真は、スタジオアリスの株主優待を使うことで、無料にできました。ついつい優待の範囲外である他の写真も注文してましたが、大した金額ではありません。

スタジオアリスの株主優待券

おもちゃは3歳まで買わなかった

子供が遊ぶためのおもちゃは買っていません。おもちゃは親のエゴだと思っています。子供は自分で勝手になんでもおもちゃにして遊びます。

うちの子供は電車が好きで、電車のおもちゃがなかった時はラップの芯を電車代わりにして遊んでいました。子供って想像力豊かです。

それを見てから、子どもにおもちゃを与える必要はないと思うようになりました。たまにしか会わない母や義母が見かねて電車のおもちゃを買ってくれましたけどね・・・。

両親は孫がカワイイのか、よくいろいろとプレゼントしてくれます。ありがたいです。

その後、3歳になるまでは1度も子供のためにおもちゃを買うことはなかったですね。3歳になったら、プラレールを買ってあげましたが^^;

保育園は2014年4月から

子供を保育園に預けている家庭もあると思います。私の家では、2014年4月から保育園に預けることができました。2013年の所得が0なので、月々の保育料が信じられない安さで抑えれています。

さすがに来年は上がると思いますが、今年1年安く済ませれるのはありがたいですね。会社員だとどうしても所得が多くなるので、自営業で良かったと思える瞬間の1つでした。

保育料の節約にもつながる節税対策は、以下のページが詳しいです。

出産後のざっくり収支

収入のまとめ

  • 出産育児一時金:420,000円
  • 児童手当と子ども手当:414,000円
  • 身内からのお祝い:300,000円

合計:1,134,000

支出のまとめ

  • 出産費用:569,550円
  • 育児にかかる費用:108,027円

合計:677,577

ざっくりとして計算なんですが、3年間合計するとプラスになりました。40万以上もプラスですね。

余計なことにお金を使わなかったのが一番大きいと思います。
自分たちであらかじめ用意しなくても人づてがあれば、なんとかなったりします。

他の家では不要な子供服をいただけたのが何気に大きかったです。見た感じ全然違和感ないのもラッキーでしたね〜。古すぎる服ではなかったので。

あと、おしりふきも助かりました。出産祝いのプレゼントで大量にもらえたのはラッキーでしたね。
自分たちで買いに行く手間も省けたし、その分のお金も節約できたので、一石二鳥です。

子供の貯金は高校卒業までは投資しながら運用するつもり

プラスになった分のお金ですが、子供のために一応貯めています。

私はSBI証券の未成年口座を作って、そこに資金を移動させています。インデックス投信を毎月積み立てたり、株主優待と配当金目的で長期投資したりしています。

何もしなかったとしてもMRFで普通預金よりも金利がいいです。毎月少しずつ数十円ずつ増えていってます。

それ以外はまだ対策が取れていないですが、ひふみ投信鎌倉投信セゾン投信などで積み立てていくのもいいかな〜と思っているところです。

子供用の貯金が本当に必要になるのは、大学進学の時になると思っているので、それまでの18年間は貯金だけでなく、投資しながら運用していく方がいいかと思っています。

この考え方は人それぞれなので、真似をする必要はありません。投資なので、当然元本を下回る可能性もあります。

でも、投資はちょっと怖いと思うかもしれませんね。
投資ではなく、学資保険を検討している場合は、一度ファイナンシャルプランナーさんに相談してみるのもいいと思います。

さいごに:最初の3年はそんなにお金が掛からない!

もし子育てのお金について不安に感じてる方がいれば、産まれてから3年間は大してお金がかからないし、いろいろな制度のおかげで、プラスにできます。食費もそれほどかからないので、なんとかなります。

逆に言うと、この時期に貯金を加速させていくのも大事です。
貯めやすい時期なので、余裕があると思って、お金を使い過ぎてるとあとで痛い目を見る可能性があります。

先のことを見据えつつ、冷静にお金を使っていきましょう。

貯金が増えない、収入が少ないと嘆いているなら、このサイト(ノマド的節約術)のあらゆる記事を読んで、まずはムダな支出を減らしましょう。

節約は今すぐにでもできるお金を増やす方法ですよ!

お金のことはしっかり準備することで、ある程度はなんとかなるものです。

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この記事を書いた人

このサイト「ノマド的節約術」の運営者。節約アドバイザー・クレジットカードアドバイザー。会社を辞めて子どもが産まれるタイミングで家を買いました。収入ゼロから始まった節約生活の日々で身に付けたお金の知識を紹介しています。そもそも論から考えるミニマリスト的な節約術、クレジットカード、ポイントやマイル、株主優待、投資信託、移動を安くする方法に詳しいです。

松本 博樹のプロフィール