前払い式で、使いすぎる心配が少ないau PAY プリペイドカード(旧：au WALLET)。
以前はauのサービスを契約していないと申し込みできませんでしたが、現在はau IDとauじぶん銀行の口座があれば発行できる仕組みになっています。
特にau PAYの利用を考えている場合は、au PAY プリペイドカードを発行するか迷うかもしれません。
そこでこのページでは、au PAY プリペイドカードが必要かどうかや、メリット・デメリットについて解説していきますね。
au PAY プリペイドカードなしでもau PAYが利用可能に
スマホにQRコードを表示させて支払いができる、au PAY。
au PAY プリペイドカードと同様に、auのサービスを契約していなくても、au PAYを利用することは可能です。
auユーザーの場合、以前はau PAYを利用するにあたり、au PAY プリペイドカードへの申し込みが必須でした。
しかし、現在はau PAY プリペイドカードを発行しなくても、au PAYが使えるようになっていますよ。
au PAY プリペイドカードは必要？メリットをチェック
au PAY プリペイドカードの発行が必須ではないとなると、申し込みするか悩みますよね。
サービスの特徴を知れば、au PAY プリペイドカードが必要なのか判断しやすくなると思います。
ここでは、QRコード決済のau PAYにはない、au PAY プリペイドカードのメリットを紹介しますね。
Mastercardの加盟店で使える
au PAY プリペイドカードのカードブランドはMastercardです。
Mastercardの加盟店であれば、クレジットカードやデビットカードと同じような感覚で使えますよ。
つまり、au PAY(QRコード決済)が使えないお店でも、クレジットカードが使えれば支払いが可能。
au PAY残高で支払えるシーンが多くなる分、Pontaポイントをより貯めやすくなりますね！
ポイントアップ対象店をよく利用するならお得に
au PAYとau PAY プリペイドカードを併用することでPontaポイントが貯まりやすくなりますが、どのくらいお得になるのか気になるところです。
au PAY プリペイドカードの基本的な還元率は0.5%。
税込200円ごとに1ポイント貯まりますよ。
あまり還元率が高いとはいえませんが、見逃せないのはポイントアップ対象店があること。
主な対象店と、200円ごとに貯まるポイント数は以下の通りです。
すべてのポイントアップ対象店は、au PAYの公式サイトで確認できます。
ちなみに、au PAY(QRコード決済)の場合はポイントアップ対象店が少なめ。
普段よく利用するお店がau PAY プリペイドカードのポイントアップ対象なら、カード支払いでお得にできますよ！
au PAY プリペイドカードのメリットは、以下のページでも詳しくまとめていますので、あわせてチェックしてみてくださいね。
au PAY プリペイドカードはいらない？デメリットもチェック
au PAYにはない、au PAY プリペイドカードのメリットを説明しましたが、発行する前にデメリットも知っておきたいと思うかもしれません。
クレジットカードと同様に使えるとはいえ、プリペイドカードゆえのデメリットがあるのも事実です。
ここからは、au PAY プリペイドカードのデメリットを紹介しますね。
使えないお店やサービスがある
まず知っておきたいのは、au PAY プリペイドカードが使えないお店やサービスがあること。
au PAY プリペイドカードでの支払いができない主なものは以下の通りです。
- 携帯電話や固定電話の料金
- インターネット使用料などの月次課金料金
- 一部の電子マネーへのチャージ
- カーシェアリングの利用料金
- 生命保険や損害保険の保険料
利用できないお店やサービスの一覧は、公式サイトにて確認できます。
au PAY プリペイドカードで支払おうと思っているお店やサービスがないか、事前にチェックしておきましょう。
3Dセキュア非対応のため一部ネット通販では使えない
au PAY プリペイドカードは、街のお店だけでなくネット通販での買い物にも使えます。
ただし、本人確認のための3Dセキュアには非対応です。
クレジットカードが使えるサイトでも、3Dセキュアでの認証が必要な場合は支払えないことになります。
Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどは3Dセキュアの認証がいらないため、問題なく使えますよ。
海外利用の際は4%の手数料がかかる
Mastercardの加盟店であれば、au PAY プリペイドカードは国内に限らず、海外でも利用可能。
海外で使う際に注意しておきたいのが、4%の海外決済手数料がかかる点です。
一般的なクレジットカードやデビットカードの海外決済手数料は1.6%程度なので、比較すると4%は高く感じますよね。
海外での利用を考えているなら、クレジットカードまたはデビットカードを1枚持っておくのがおすすめです。
ちなみに、クレジットカードのau PAY カードもありますよ。
解約は不要なのでとりあえず発行するのもあり
au PAY プリペイドカードの入会金や年会費は無料です。
そのため、とりあえず発行して使わない状態でもお金はかかりませんよ。
プリペイドカードのため、解約の手続きも必要ありません。
ただし、カードを処分するのはau PAY残高を使い切ってからにしましょう。
「残高があるけど、しばらく使わない」という場合は、一時停止の手続きもできますよ。
参考：au PAY プリペイドカードの一時手続き方法(公式サイト)
さいごに
au PAYにはないau PAY プリペイドカードのメリットや、デメリットとして挙げられる点を紹介してきました。
自分が利用するシーンを考えながら、au PAY プリペイドカードを発行するかどうか判断しましょう。
入会金や年会費がかからないため、「とりあえず持っておく」という選択もありだと思います。
au PAY プリペイドカードの概要をより詳しく知りたい方は、以下のページを参考にしてくださいね。